2018/05/21 戦績
USDJPY +75,500円
EURUSD +65,199円
GBPUSD +95,618円
AUDUSD +7,906円
USDCAD 0円
EURJPY +45,500円
GBPJPY +21,200円
AUDJPY +32,800円
CADJPY +41,900円
EURGBP +13,652円
TOTAL +399,275円
週間戦績(当週)
TOTAL +399,275円
月間戦績(05月)
TOTAL +16,078,230円
年間戦績(2018年)
TOTAL +139,101,926円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,039,430,242円
昨日、日本の貿易収支が発表になり事前の市場予想より上回ったものの、数字的には順当かなと思える程度でして、市場の反応も限定的で特に目立った動きはありませんでした。日本の指標で目立った動きが無いのはいつもの事ですが(笑)。
日本国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
貿易収支 | +7970億円 | +4400億円 | +6260億円 |
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内容的には、噂の米国向け輸出超過が2ヶ月ぶりの増加となり、輸出が1兆2863億円で15ヶ月連続の増加、輸入が6706億円で14ヶ月連続の増加です。一部報道で、自動車の輸出が金額ベースで10.0%の伸びだったため、トランプ大統領の反応が~みたいな事を書かれてましたが、敵さんは中国にいま注力している最中ですので、余計なチャチャを周りの皆さんが入れない限り興味すら持たないでしょう(笑)。
米国向け自動車の確かに輸出が増えておりまして、増減に対する構成比、増減寄与度は2.9%ありますが、航空機の輸入が前月比で60%減の増減寄与度-2.7%と、もし敵さんから何か言われたら「飛行機買う、飛行機買うからちょっと待ってろ」と言っておけばOKです。どうせ品目毎の影響より、目立った部分での差引しか見てません(笑)。ちなみに日本が飛行機買えば日本から米国向けの航空機関連輸出も増えるので、2.9-2.7=0.2とはならないんですけどね。
世界経済が好調な事で、日本も中国も輸出が増加しております。これ、相手側から「欲しい欲しい」と言われるために「どうぞどうぞ」と輸出しているわけで、ゴリ押しで「買えよ買えよ」と言っているわけではありません。セールスを行ってオススメしている事はゴリ押しではありませんから、どこかの敵さんのように恐喝まがいの押し売りとは違います。最終的には、買いたいと思う魅力的な商品を作れば自然と売れるわけでして、日本では関税率が0である自動車を見てみれば簡単な話しです。
自動車関連の方で「大排気量に対する自動車税が非関税障壁」と言う指摘をする方がおられますが、それこそ敵さんの言いなりなわけで、米国産の自動車に対してだけ掛けているわけでは無く、もっと大きな括りで言い始めますと「消費税」もWTOの規定する非関税障壁になりえるわけです。だとすると、日本より高い消費税や売上税のあるアメリカの州は多くあるわけで、日本からの自動車の輸入に2.5%の関税を掛け10%以上の消費税を課税する州の場合、日本車に対する非関税障壁となってます。
アメリカさん、1万ドルくらいで売れるアメ車の得意な頑丈な軽自動車作ったら、日本で売れまっせ!
それにしても、ここ最近は気持ち悪いくらい「強いドルは国益」発言が登場してまして、いかに対輸出だけ考えてドル安を容認する事が、基軸通貨たる米ドルにとって不利になるかと言う事に気がついたようです。だって、米ドルも輸出商品ですからね、その価値が高い方がいいに決まってます。
一貫して強いドルは国益と言い続けて来ているトランプ大統領、そう言う部分ではある意味よく分かってるとも言えます。
111円台半ばまで上昇して垂れてきたドル円、若干の円安バイアスが掛かったままとは言え、ユーロも対ドルに対してはほぼ同じ動きをしてまして、クロス円の値動きは微妙な感じです。もっと微妙なのは英ポンドでして、対米ドルだけで無く円に対しても弱くなってきており、今日の財政収支発表、明日の物価指数発表、明後日の小売売上高などの指標でどの程度まで反応できるのか、あるいはボロクソな数字が出てノックアウトされるのか(笑)。
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