FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/05/04 戦績

 2019/05/04 土曜日 戦績

USDJPY         +44,700円

EURUSD         +85,483円

GBPUSD        +244,382円

AUDUSD          +6,814円

USDCAD         +21,046円

USDCHF         +17,974円

EURJPY         +31,300円

GBPJPY        +308,900円

AUDJPY          +4,400円

CADJPY          +9,800円

CHFJPY         +20,400円

EURGBP         +22,338円

EURCHF          +5,747円

TOTAL         +823,284円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,960,607円

 

月間戦績(05月)

TOTAL       +4,768,618円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +22,017,464円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +110,851,061円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL       +4,768,618円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,384,768,633円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

この一週間、東京時間はほとんど動かずの状況でしたが、そこそこの数字が出ていると言う事は、もう東京時間いらない子?(笑)。それにしてもドル円は、またしても上下100pips動かない狭いレンジ内での取引で終わりまして、しかも上は112円下は111円を抜けないと言う美しいチャートです。


この極狭無双状態、一体どうしたいんですかね?(笑)。

明日の月曜日以降に期待しております。

 

ドル円の動く要素としては、こんなのも週末になって報道されておりました。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

先日の日米首脳会談の席でも、トランプ大統領が5月訪日までに合意の可能性を示唆しておりまして、その時にこのブログでも書いたんですが⇩

水面下である程度の提案を日本が行い、それに対してトランプ大統領が満足している、あるいは、満足まで行かなくても受け入れられる内容なのではないでしょうか。

fxse.hatenablog.jp

やっぱり、そうなのかな~?と思ってしまう、今回のクドローNEC委員長の発言です。もし日米貿易交渉が合意となれば、恐らくは農業分野での対米開放があるでしょう。それが、TPPの範囲内であれば良し、それを越えるようならさすがに日本も受け入れはしないでしょう。しないですよね?しなければいいな。信じてる・・・・・・

国際間での交渉は、必ずプラス面とマイナス面があり、プラス面だけで許されるのは開発途上の国だけです。国全体として、トータルで成長できるような合意される事を期待しております。

 

そして、ドル円の値動きが良くなる事も期待しております。⇦ こっちが本命


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます。

そして、今回の更新日付は4月30日になっておりますので、
平成最後のIMMポジション
です(笑)。

実は、もう何週間か前に「IMMポジションの更新、4月30日になるんじゃね?」と発見しておりましたので、平成最後のIMMポジションと書こう書こうと待ち構えておりました(笑)。ただ、これやりだすと、2019年4月の指標発表も、更には2018年の年計指標の発表も、全部その指標にとっては平成最後になってしまうので、そろそろ平成最後も終わりにしたとは思ってます。

 

IMMポジション(2019年04月30日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 20,578 120,177 -99,599 -5,185
EUR (099741) 153,821 259,365 -105,544 -126
GBP (096742) 51,577 56,245 -4,668 -2,833
CAD (090741) 19,445 66,190 -46,745 +748
CHF (092741) 14,239 53,985 -39,746 -2,210
RUB (089741) 42,690 9,096 +33,594 -2,479
BTC (1330E1) 1,298 2,341 -1,043 +100
金Gold (088691) 177,275 111,056 +66,219 +28,824
原油 (067651) 638,298 114,195 +524,103 -23,256

 

IMMポジション(2019年04月23日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 28,121 122,535 -94,414 -7,308
EUR (099741) 148,331 253,749 -105,418 -7,395
GBP (096742) 54,522 56,357 -1,835 -2,757
CAD (090741) 23,222 70,715 -47,493 +1,669
CHF (092741) 9,639 47,175 -37,536 -4,952
RUB (089741) 42,495 6,422 +36,073 +1,775
BTC (1330E1) 1,422 2,565 -1,143 -109
金Gold (088691) 176,691 139,296 +37,395 -18,878
原油 (067651) 644,670 97,311 +547,359 +42,101

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

円ですが、先週予想していたように、やはり取組高自体が減っておりました。そして、これも予想していたように売買差引はマイナスを積み増ししており、取組高減少のウェイトが高いのはロングポジションでした。リスク回避のためにポジション落とすとして、仮にロングもショートも同じ率だけで落とすと売買差引はプラスになります。当然、色々な思惑で取引している多くの機関投資家の皆さんが持っているポジションですから、リスク回避すらも作戦のうちで単純には比較できません。あとは、金(GOLD)増えたり原油減ったりの普通な動きで、大して面白くもない(笑)。


 

今日はこどもの日、祝日法では「こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」となってます。

世の中的には、やはり端午の節句と言う事で男の子のお祝いをする地域やご家庭が多いのではないでしょうか。それでも、こどもの日と言う事で、当然女の子も含めてお祝いしていいでしょうし、最近では3月3日に男の子も一緒にお祝いするところが多くなってきてるらしく、男女平等で結構な事です。

ところで、祝日法に書かれているこどもの日の定義の末尾「母に感謝する。」これ、誰も食いつかないんでしょうか?もし「父に感謝する」なんてどこかの法律に書いてあったとしたら大騒ぎになりそうな現代ですから、これも「両親に感謝する」とかに出来ないものでしょうか?

父親としては若干寂しい法律なので、よろしくおねがいします。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2019/05/03 戦績

 2019/05/03 金曜日 戦績

USDJPY        +132,200円

EURUSD        +160,343円

GBPUSD        +451,714円

AUDUSD         +25,082円

USDCAD         +71,692円

USDCHF         +70,208円

EURJPY        +154,200円

GBPJPY        +180,600円

AUDJPY         +17,700円

CADJPY         +32,900円

CHFJPY         +97,500円

EURGBP         +13,668円

EURCHF         +52,103円

TOTAL       +1,459,910円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,137,323円

 

月間戦績(05月)

TOTAL       +3,945,334円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +22,017,464円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +110,027,777円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL       +3,945,334円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,383,945,349円

 

雇用統計が無事に終わりました。中には、無事に終わらなかった方もおられるかもしれませんが。⇦ 他人様の事でもワラエナイ

私の場合、雇用統計は無事に終わりましたが、若干どころじゃなく昨晩は飲み過ぎたためブログはさらっと書きたいと思います。

 

まず、午後9時半の雇用統計発表時の値動きを確認します。

1分足のチャート⇧です。発表の瞬間から最初の1分間は、なんの躊躇(ためらい)もなく急上昇しているように見えますが、半分くらい上ヒゲな事からも分かりますように、指標数字を受けた一本上げではありませんでした。

今回の雇用統計ですが、注目点はこの🚩付けた2つ⇩

米国4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数 +18.9万人
+19.6万人
+18.5万人 +26.3万人
🚩失業率  3.8%  3.8%  3.6%
🚩U6失業率  7.3%  7.3%

一番上は、ほとんど先代のタイトルロールでした非農業部門雇用者数です(笑)。

 

非農業部門雇用者数の大きな伸びと、失業率の 0.2ポイントもの大きな低下を受け、以前イエレン女史がFRB議長だった時代でしたら確実にドル買い、しかも 100pipsじゃ済まないような激しい一本上げを見せてくれた事でしょう。ただし、あの当時の失業率は「完全雇用に近い」と言われながらも 4%台でした。

今はもう失業率は 3%台に入り、中央銀行(制度)として雇用問題に取り組んでいたFRBとしては、もうコレ以上は雇用問題に取り組めないと言う水準、すなわち、マクロ経済的な完全雇用状態になったと言えます。今後、可能なら完全雇用を維持すべく中央銀行として取り組んだ方がいいのでしょうが、現在は景気の先行きも若干ながら雲行きがあやしくなって来ております。

なぜ、U6失業率を注目点に上げたのかと言いますと、U6失業率は非常に広い失業者を含んでます。通常の失業率では含まれない、家事や介護、育児などで働けない人や、フルタイムになりたいけどパートタイムでとりあえず働いている人、求職活動をやめた人なども含みます。失業率が急激に低下しているのに、U6失業率が横ばいの理由として最も高いと考えられるのは、表面的な求職活動を行っていた者が「求職活動を止めて、ひとまずパートタイムとして働き始めた」と思われます。

完全雇用状態になったとしたら、もう今後は雇用状況が更に良くなる期待感は無く、長期的に見たら逆に雇用情勢悪化に向かう事しかありません。どんなに最善でも、現状維持だけです。つまり、

雇用統計の結果を受けた逆張りが始まった。 

私の深読みが当たるかどうかは、少なくてもあと1年後くらいにならないと分かりません(笑)。ただ、平均時給の伸びがどうのと言う理由よりは、分かりやすいのかなと思います。

ウニクレディト(ニューヨーク)の主任米国担当エコノミスト、ハーム・バンホルツ氏は「雇用の伸びは堅調で、経済の力強さを巡る不安を一掃するものだが、同時に賃金はFRBに利上げを強いるほど伸びていない」と指摘した。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

米国4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
平均時間賃金(前比) +0.2%
+0.1%
+0.3% +0.2%
平均時間賃金(前比) +3.2% +3.3% +3.2%

 

理由は何でもいいので、どうせ為替なんて丁半博打なんだから、丁半が当たればいいんですよ!当たれば!しかも壺振りは多数決ときてるもんだから、なんて民主的な丁半博打なんでしょう(笑)。

 

雇用統計が終わり、もうひとつの注目でした🎯を付けてあります「ISM非製造非製造業景況指数」は、非常にボロボロの数字でドル売り加速器としての役目を大いに果たして下さいました。博打打ちとしては大変結構な事です(笑)。 

あとポンドが大健闘した感じですが、所詮はポンドです。ドル円は111円をどうしても割り込みたく無いのがヒシヒシと伝わってきました。


 

他の指標、と言ってもあまりありませんでしたが。ユーロ圏の指標はガン無視でした。いつもの事なんで別にいいんですけど。 

オーストラリア4月
05/03 0800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数 49.3 50.5 50.1
(複合)購買担当者景気指数 49.5 49.5 50.0
オーストラリア3月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比) +19.1%  -12.0%  -15.5%
住宅建設許可件数(前比)  -12.3%
 -12.5%
 -25.0%  -27.3%
スイス第2四半期(4-6月)
1445JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数  -4  -3  -6
スイス4月
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI
+0.5% +0.2% +0.2%
消費者物価指数(前比)
CPI
+0.7% +0.7% +0.7%
英国4月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数 48.9 50.4 50.4
(複合)購買担当者景気指数 50.0 50.0 50.9
ユーロ圏3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.4% +1.6% +1.7%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.8% +1.0% +1.2%
ユーロ圏3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.1%   0.0%  -0.1%
生産者物価指数(前比) +3.0% +3.0% +2.9%
米国4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩非農業部門雇用者数 +18.9万人
+19.6万人
+18.5万人 +26.3万人
🚩失業率  3.8%  3.8%  3.6%
平均時間賃金(前比) +0.2%
+0.1%
+0.3% +0.2%
平均時間賃金(前比) +3.2% +3.3% +3.2%
米国4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数 +17.9万人
+18.2万人
+17.9万人 +23.6万人
製造部門雇用者数   -0.6万人
  -0.6万人
 +1.0万人  +0.4万人
週間平均勤務時間 34.5 34.5 34.4
U6失業率  7.3%  7.3%
労働参加率 63.0% 62.9% 62.8%
米国4月
2245JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
サービス業購買担当者景気指数 52.9 52.9 53.0
(複合)購買担当者景気指数 52.8 52.8 53.0
米国4月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🎯ISM非製造業景況指数 56.1 57.2 55.5
  ISM非製造業雇用指数 55.9 56.0 53.7

 


 

アメリカさんの株高、凄いですね。日本時間で本日早朝に終わったニューヨーク市場では、ナスダックが史上最高値を更新してました。ナスダック公式サイト⇩

Historical high reached as NASDAQ Composite Index closes at 8,164.

ナスダック総合指数が終値で 8,164ポイントを付け、史上最高値を更新

www.nasdaq.com

アーカイブ ⇨ 5月4日時点

あやかりてえ、あやかりてえけど、怖くて買えねえ・・・・・・

 

ゴールデンウィークもいよいよ今週末だけとなりました。ただし、月曜日が振替休日のロスタイムみたいなものなので、あと3日あります。サザエさんシンドローム対策のために日本国政府が用意してくれたように思えます(笑)。

ゴールデンウィーク最終戦、皆さんもどうぞお楽しみ下さい。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2019/05/02 戦績

 2019/05/02 木曜日 戦績

USDJPY        +181,900円

EURUSD        +273,409円

GBPUSD        +240,563円

AUDUSD         +32,994円

USDCAD        +106,438円

USDCHF         +82,163円

EURJPY         +73,300円

GBPJPY        +129,100円

AUDJPY         +22,200円

CADJPY         +43,500円

CHFJPY         +65,700円

EURGBP          +6,343円

EURCHF         +34,619円

TOTAL       +1,292,229円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,677,413円

 

月間戦績(05月)

TOTAL       +2,485,424円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +22,017,464円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +108,567,867円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL       +2,485,424円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,382,485,439円

 

昨日は、早朝から随分とFOMCで盛り上がりまして、その後は予定されていたようにダラダラの展開となりました。パウエル議長の発言を受け、市場の皆さんは利下げが後退したとの見方をしたらしく、報道でもそのように出ております。

パウエル議長は会見で、インフレの下押し要因による影響は一時的である可能性に言及した。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

パウエル議長がいくら「影響は一時的だ」と言ったところで、今後発表されてくる指標数値がどんどん悪化していった場合、この見解自体はFOMC1回分の先送り程度しか影響が無いかと思います。

むしろ、超過準備預金金利(IOER)をFF金利誘導目標(政策金利)上限との乖離幅を大きくすると言う小手先テクニックを見出してしまった事の方が、表面的に見える政策金利の引き下げを先送りする効果があるのではないでしょうか。
超過準備預金金利(IOER)の詳細は、昨日のブログ参照

 

IOERをどんどん下げるとどうなりますか?そのうち、政策金利の下限まで到達します。過去には、IOERが政策金利の下限だった時代もあるので、ここまでは強引に持っていっても問題無いでしょう。

更に進めるとどうなるかと言えば、政策金利の下限を下回ります。ここまで来たら、アメリカの民間銀行は法律で定められた以上の金額をFRBに預金するよりも、銀行間で融通しあった方が高い金利で貸し出せる状態でしょうからFRBに預けなくなります。つまり、市場に金があふれるわけで、日銀が日銀当座預金にマイナス金利を掛けているのと同じ効果が期待できます。日銀がやってるマイナス金利が効果あるのかどうかは別問題としまして(笑)。

ところで、この状況になると困るところがあります。民間銀行では無い政府系金融機関はFRBに預金してIOERの恩恵を受ける事が出来ないため、それが更に市場で金余り状態になると、今まで足元見られて低い金利で貸し出していたものが、更に低い金利で貸し出さないとならなくなるか、あるいは貸し出し自体が困難になってしまいます。実際にはFRBに預ける事は出来なくても、FRBに資金を貸すと言う名目で事実上預ける事は可能で、民間銀行以外の金融機関がFRBに資金を貸す時の金利が設定されてます。それが翌日物リバースレポ金利(ONRRP = Overnight Reverse Repo Rate)と言うものです。

通常は、ONRRPは政策金利下限値より更に低く設定されているので、もしIOERが政策金利下限値より下回ると、更に低い金利になるでしょう。どうせ、その状況になったらなったで、またトランプ大統領が文句を言ってくるでしょうから、ONRRPの利率はそのままにしておき、IOERだけ引き下げると言う方法も考えられます。

つまり「表面的な政策金利は維持し、銀行への優遇策を止めて実質政策金利は低下させ、政府系金融機関などへの支援はそのままにする」どっかの国で聞いた事ある金融政策ですよね?

日銀で、アメリカのFF金利に相当するのが長期金利誘導目標で 0%程度、同じくIOERに相当するのが補完当座預金制度で -0.1%、政府系金融機関には日銀当座預金にマイナス金利を付してません。

 

ところでこれ、ここまで長々と書いておいて、アメリカの法的に可能かどうかまでは検証しておりません。 


 

昨日、英国の中央銀行であるイングランド銀行(BOE)が金融政策委員会のを終えまして、今後の金融政策を発表しました。予想通り、全部そのまんま⇩ 

イングランド銀行
(中央銀行)

05/02 2000JST
現状 市場予想 結果
政策金利 0.75% 0.75% 0.75%
資産購入枠 4350億ポンド 4350億ポンド 4350億ポンド

当然値動きもこんなもの⇧で終了です。よっぽどFOMCの方が値動きデカかった。

 

同時に公開されました四半期に1回のインフレレポートでは、あれだけ、ブリグジットでどうのこうのと過去には言っておきながら、さらっと本年以降の国内総生産(GDP)成長を上方修正したりしてまして、一体そのGDP上方修正の自信はどっから来るのでしょうか(笑)。

特に面白いのは世界経済の欄で、

Global growth slowed over 2018, but appears to have stabilised in recent months.

世界の成長率は2018年は全体的に鈍化傾向でしたが、ここ数カ月で安定したようです。

ほんとかよ!

In China, the authorities announced further fiscal measures to support activity, including significant cuts in taxes and increases in infrastructure expenditure.

中国では、当局が大幅減税やインフラ投資への増加など、さらなる財政支援策を発表しました。

中国様頼みかよ!!

詳しくはBOEのホームページにインフレレポートがあるのでご覧下さい。

www.bankofengland.co.uk

 


 

指標は、ほんとぉ~~~~~ぅに、こんなもん。もう昨日の早朝あったFOMC発表なんて忘却の彼方のような感じですが、日本時間で区切った時の昨日5月1日としては、やはりFOMCデーだったなと言う印象です。

ドイツ3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +0.5%
+0.9%
 -0.4%  -0.2%
小売売上高(前比) +4.4%
+4.7%
+2.9%  -2.1%
スイス3月
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)   0.0%
 -0.2%
 -0.4%  -0.7%
スイス3月
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)   0.0%
 -0.2%
 -0.4%  -0.7%
英国4月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設業購買担当者景気指数 49.7 50.4 50.5
米国4月
2030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業人員削減数(前比)
(チャレンジャー社)
  0.4%  10.9%
企業人員削減人数
(チャレンジャー社)
6.06万人 4.00万人
米国第1四半期(1-3月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門生産性
(前比)
+1.3%
+1.9%
+2.2% +3.6%
米国第1四半期(1-3月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門生産性
(前比)
+1.3%
+1.9%
+2.2% +3.6%
単位労働コスト
(前比)
+2.5%
+2.0%
+1.5%  -0.9%
米国 週次
05/02 2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 23.0万件 21.5万件 23.0万件
失業保険継続受給件数 165.4万件
165.5万件
165.9万件 167.1万件
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業受注(前比)  -0.3%
 -0.5%
+1.5% +1.9%
製造業受注・輸送機器除く
(前比)
+0.3% +0.6% +0.8%
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
耐久財受注
(前比)確定値
+2.7% +2.7% +2.6%
耐久財受注・輸送機器除く
(前比)確定値
+0.4% +0.4% +0.3%
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非軍事資本財受注
航空機除く(前比)確定値
+1.3% +1.3% +1.4%
非軍事資本財出荷
航空機除く(前比)確定値
 -0.2%  -0.2%   0.0%

 

=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
05/02 2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比)  +92Bcf  +99Bcf +123Bcf

 

製造業購買担当者景気指数に関しては、祝日の影響で発表日が何日かにズレておりましたので、昨日発表で無かったものも再度掲載して一覧を完成させてあります。ただ、日本だけは未発表です。

=別表= 製造業購買担当者景気指数(製造業)

オーストラリア4月
05/01 0800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 52.0 51.0 50.9
アイルランド4月
05/01 0901JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 53.9 53.9 52.5
中華民国(台湾)4月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 49.0 49.0 48.2
製造業購買担当者景気指数 -続きを展開⇩- 合計35ヶ国・地域

 

グローバル(全世界)4月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 50.6 50.6 50.3

 

ゴールデンウィークが10日ありますが、やっぱり長いですね。嫌な意味での「長い」と言う印象ではなく、どこに行っても分散しているから比較的人の数が少ないような印象があります。もちろん、改元前後で神社に行ったりしたら大変でしょうから、そう言うのは除いてのお話しです。

今日も含めてあと4日、いよいよ後半戦と言ったところです。通常の週末も重なりますので、若干は人が増えるのでしょうか。それとも、最後の方は皆さん家でのんびりとするため、もっと人出が少なくなるのでしょうか。予想しながらお出かけするのも楽しいです。予想がハズレたら即撤退です(笑)。 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2019/05/01 戦績

 2019/05/01 水曜日 戦績

USDJPY         +73,200円

EURUSD        +114,167円

GBPUSD        +235,088円

AUDUSD         4,459

USDCAD         +83,619円

USDCHF         +67,443円

EURJPY         +51,000円

GBPJPY        +290,900円

AUDJPY         +26,600円

CADJPY         +78,400円

CHFJPY         +92,300円

EURGBP         +25,035円

EURCHF         +59,902円

TOTAL       +1,193,195円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,385,184円

 

月間戦績(05月)

TOTAL       +1,193,195円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +22,017,464円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +107,275,638円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL       +1,193,195円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,381,193,210円

 

このブログは「日本時間で前日の出来事を書く」と言うのがいつものスタンスですので、本来でしたら深夜に日付が変わってから朝までの出来事は、明日のブログ更新での内容となります。ただ、さすがに明日のブログ更新で「昨日、FOMCが~」とか書いても随分と古いネタになってしまいます(笑)。早朝にFOMCのような金融イベントや事件があった場合のみスタンスを変更し、深夜に日付が変わってから朝までの出来事を書かせていただく場合もございます。

 

昨日は、令和初日で全部白星にしたかったところですが、こればっかりは運的な要素も多分に含んでいる相場物ですので仕方ありません。いっそ、豪ドルを無い事にしてしまおうかとも思ったんですが止めときました(笑)。

最近、令和大好きなので、累計でも令和になってからを集計することにしました。いつまでやるかは分かりませんが、せっかく集計フォームに突っ込んだ以上は抜く方が手間なのでこのままになるかと思います。せっかくと言っても、集計させる時にもう一回ループさせる処理入れただけなんですけど。


 

さて、本日早朝3時に発表されましたFOMCの結果ですが、政策金利に関しては現状維持の据え置きとなりました。ただし、民間銀行がFRBに預ける準備預金の基準超過分に与えられる金利である超過準備預金金利(IOER)が、事前の市場予想に反して0.05%の利下げとなりました。

連邦準備制度(FRS)
(中央銀行制度)

05/02 0300JST
現状 市場予想 結果
FF金利誘導目標
(政策金利)
2.25~2.50% 2.25~2.50% 2.25~2.50%
超過準備預金金利
(IOER)
2.40% 2.40% 2.35%

どんな性質の金利なのかは、日本語の漢字でなんとなくお分かりになるかと思いますが、アメリカの市中銀行が、最低限FRBに預ける事を決められている金額以上の預金をFRBに対して行いますと、その預金に対して付く金利です。つまり、銀行は1%とかの金利でお客さんからお金を集めてFRBに預金すると、放置しておくだけで今まで2.40%の金利が付いていたものが、2.35%になってしまうと言う変更です。大して変わりませんね(笑)。

本来は、政策金利のFF金利誘導目標の上限値で構わないのですが、最近は短期金利が上昇しているため実効FF金利(EFFR)が上昇しやすく、これを越えないようにマージンを残したいために若干の低い金利を設定してました。

 

実は、前回のFOMC直後からこのIOERをEFFRが上回ってまして⇩

www.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

遂には、EFFRが 2.45%にまで到達しております。


ニューヨーク連邦準備銀行 実効FFレート推移一覧ページ (05/01現在アーカイブ)

現状では、FF金利上限より低い金利をIOERに設定していても、その意味が機能しておらず、ここでIOERを引き下げる事でこのままEFFRが上昇してFF金利誘導目標の上限まで達してしまうのを防ぎたいと言う、FRBの強い意思の現れでしょう。

到達されたら困るFF金利誘導目標を設定しており、実際に到達されそうな現状で誘導目標変更以外の手法を使って上を抑える。

つまり、これ、事実上の利下げです。

 

午前3時にFOMC声明文が発表されるも、金利に関しては据え置き、文言に関してはいくつか修正があったものの現状の言い訳のために修正した程度が多く、声明文と同時に公開された「実行決定書(Implementation Note) 」に突如IOERだけ引き下げると書かれていたため市場が混乱した結果がこちら⇩

FRBパウエル議長の会見では、いつものように「経済成長は凄いから、大船に乗った気でいろ」発言から始まり、トランプ大統領の利下げ要求に対応するため「金利、下げる根拠は無い。ただし、上げる根拠も無いけど」と利上げ根拠も無いのをサラッとながし、今回の注目ポイントになってしまったIOER引き下げに関しては「技術的な調整だから、政策変えたんじゃないし」と、発言したところでドル買いの頭打ちだったわけです。

つまり事実上の利下げじゃ無いと言い張ったわけです。

誰が信じるの?それ?(笑)。 

 

え~、FOMCの声明文ですが、前回との差異はこんな感じでした⇩

 

左側 ⇦ が前回分で、右側 ⇨ が今回分です。スマホで見ると上下になるでしょうし、大きくならないでしょうから、パソコンで見ないとちょっと厳しいでしょう。

右側の今回分で太い赤線引いてある部分が金利に関しての決定を書いてある部分で、前回と全く同じです。と言うか、第一段落で細い赤線引きまくってある部分や、四角く囲ってある部分以外は全部同じでした。2ページ目以降も全部同じでした。ページ数が違うのは、単に今回の分から文字間と行間を狭くしてあるだけです。

本当は、変更になっている部分を全部説明しようかと思ったんですが、FOMC終わって眠くなったので止めておきます。何点かだけ、まずの部分、前回分では「四半期ベースの成長からやや減速」となってますが、今回は「堅調な上昇をみせた」と変更されてまして、本当かよ!(笑)。

あとの部分、前回分で「2月に雇用情勢の変化が見られた」と言う書き出しだったものが削除されてますが、これは前回のFOMC以降で雇用情勢の変化傾向が変わっていないため削除されたものなので、雇用に関する注目度が下がったと言うわけではありません、たぶん。

もうひとつ前回のと今回のの違い、ここ大きいんですが、前回は「食品とエネルギー以外のインフレは2%水準」だったものが、今回は「食品とエネルギーもだめだった~」と言う事です。

 

ちなみに、IOER引き下げが書いてある「実行決定書(Implementation Note) 」ってFRBのホームページにアップされてまして、こんな感じ⇩

 

パウエル議長の発言に関しては、ロイターが簡潔にまとめてありました。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

 


 

次に、令和初日でした日本時間で昨日の事です。

さすがに、アジアのほとんどのメイン市場がお休みだった昨日5月1日は、普段は東京時間と呼ばれる日本時間で午後3時くらいまで、動いているんだか動いてい無いんだかも判断出来ないような状況となり、欧州市場でもロンドンを除いてほぼ全て休場となるため、日本時間で午後4時、ロンドンで午前8時のいつも英国勢が動き出す辺りになってからの始動でした。

ポンドが一番分かりやすい動きで、こんな感じ⇩

その後、指標的にはいろいろあったんですが、注目指標としていたのは2つ、アメリカの🎯ADP雇用レポートと🚩ISM製造業景況指数です。

まずADPさんの方は非常に良い数字が出まして、ただ最近は雇用統計が極端な前回値修正や毎回の増減繰り返しでこのADPさんが先行指標としてはあまり役立っていない感じのため、敢え無くスルー。

🎯ADP全米雇用報告
(前比)
15.1万人
12.9万人
18.0万人 27.5万人

もうひとつの注目指標でしたISMの方に関しては、非常に悪い数字が出たため、若干のドル売りが入ったようです。

🚩ISM製造業景況指数 55.3 55.0 52.8

上のチャートのポンドドルでは、直前までもドル売りポンド買いであったため目立ってませんが、ユーロドルなんかでは直前まで若干のドル買い方向感があったので観測しやすいチャートになってます。

 

その他の指標はこんな感じで⇩ 英国の指標が割と多めでしたが、特に目立った値動きに結びついた指標は無かったようです。本来の経済指標として見ると、午後3時に発表された4月度の住宅価格上昇が、午後5時半に発表された住宅ローン貸付残高の上昇によってもたらされたのかな?とか考えると、昨日はポンドだけ順調に上昇していたのは、この辺りの安心感もあったのかもしれません。英国の株価指数FTSE100なんかは、ダダ下がりだったようですけど。

オーストラリア4月
0800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 52.0 51.0 50.9
英国4月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売価格指数(前比) +0.9% +0.6% +0.4%
英国4月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国住宅価格指数
(前比)
+0.2% +0.2% +0.4%
全国住宅価格指数
(前比)
+0.7% +0.7% +0.9%
英国3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高 +12億ポンド
+11億ポンド
+10億ポンド  +5億ポンド
住宅ローン貸付残高 +33.1億ポンド
+34.6億ポンド
+35.4億ポンド +41.2億ポンド
英国3月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM4
(前比)
+0.3%  -0.1%  -0.5%
マネーサプライM4
(前比)
+1.3%
+1.2%
+2.2%
英国4月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 55.1 53.0 53.1
米国4月
2115JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🎯ADP全米雇用報告
(前比)
15.1万人
12.9万人
18.0万人 27.5万人
カナダ4月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 50.5 51.5 49.7
米国4月
2245JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 52.4 52.4 52.6
米国4月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩ISM製造業景況指数 55.3 55.0 52.8
ISM製造業雇用指数 57.5 55.5 52.4
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設支出(前比) +0.7%
+1.0%
+0.1%  -0.9%

 

=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
05/01 2330JST
前回値 結果
原油在庫(前比) +547.9万バレル   +993.4万バレル  
ガソリン在庫(前比) -212.9万バレル   +91.7万バレル  
中間留分在庫(前比) -66.2万バレル   -130.7万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +46.3万バレル   +26.5万バレル  

 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら

2019/04/30 戦績

 2019/04/30 火曜日 戦績

USDJPY        +122,900円

EURUSD        +160,463円

GBPUSD        +103,511円

AUDUSD            +780円

USDCAD         +42,266円

USDCHF         9,136

EURJPY         +38,200円

GBPJPY        +134,300円

AUDJPY          +4,900円

CADJPY         +55,300円

CHFJPY         +63,400円

EURGBP         +33,563円

EURCHF         +42,159円

TOTAL         +792,606円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,191,989円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +22,017,464円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +106,082,443円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,380,000,015円

 

上の数字、平成最後の更新です。

何度も書いてるんですが、損益がドルやポンドなどの円以外で管理している口座の数字は、日付が変わった直後くらいのレートで換算しているものを円で積み上げているので、どこかの帳簿と合うことは全く無い数字で、しかも経費とか他で必要なお金とかじゃんじゃん出金しているので、利益がそんなに残っているわけではありません。それでも、よくもまあ、毎日毎日ちょこちょこと積み上げながら、ここまで来たなと思います。

秒速で億稼ぐ人とか、放置してたら脱税で捕まった主婦の方とかに比べたら、まだまだ足元にも及ばないんですけど(笑)。

 

昨日は平成最後の日と言う事で、私の知り合いもこの記事⇩と同じように御朱印帳へ朱印を授かりに明治神宮まで行っており、果たして御朱印いただけたのかどうか。 

www.jiji.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

 

やっぱり、予想通りに平成駅は大盛況だったようで⇩

mainichi.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

記事中の方のコメントが執念を感じさせます。

平成の元号が発表された89年1月7日午後2時36分と同じ「14:36」と刻印された入場券を手に「昭和最後の日も昭和駅(川崎市)を訪れた。令和が終わる時代まで生きていたら、その時は『令和駅』に行きたい」と笑顔で話した。

もういっそ、この方のために令和駅をどこかに作ってさしあげて下さい(笑)。 

そう言えば、大正駅・昭和駅はありますが、明治駅は明治神宮前駅を代わりにするしか無いようでして、どこか地方のローカル線の駅とかを明治駅にでもしたら、しばらくは流行るんじゃないでしょうか。

いや、だったら日本中の駅に副駅名で過去全ての元号を付けたらどうです?まあ、慶應駅はあそこで決まりでしょうけど。それとも、なんちゃらゲートウェイがどうのこうのと騒いでいる問題の駅を、慶應駅にしてしまったら(笑)。それはそれで何か言われそうな感じもありますが。

 

と、日本人はこの手のイベント事が好きと言うか、なんでもイベントにして盛り上がるのが大好きで、御朱印授かりに行くのにも、元号駅名に出かけるのにもお金がかかるわけでして、こうなって内需消費の拡大に改元が果たした役割は大きいかと思います。単なる物価上昇とも違い、楽しむために消費すると言う最も財布の紐が緩みやすい結構な事でもあります。

原油価格が低迷しているから消費者物価指数が伸びないとか、増税への警戒から消費事態が低迷とか言われますが、抑えたら反発するのは道理なわけで、天の岩戸作戦で楽しい事を見せた方が景気回復には効果があるのかもしれません。

いつもはマクロ的な政策側に立った事を書く事が多いのですが、令和初日と言う事もあり、たまにはミクロ的な消費者側に立った事を書いてみました。


 

月末月初を挟む週なので、とにかく指標が集中するする。特に昨日は欧州の国々で細かく指標が発表されたりと多い日で、表作るだけで大変(笑)。これでもEU加盟国は主要国だけに抑えているので、取引ペアの中でユーロに影響する国の指標としては少ないくらいです。もっとも、オーストリア(豪州にあらず)やハンガリーの生産者物価指数(PPI)とか、ポーランドやポルトガルの消費者物価指数(CPI)、ラトビアの小売売上高と国内総生産(GDP)とかが、どこまでユーロ相場に影響するのかと言えば、ほとんど影響は無いでしょう。

いつものように、注目の指標には🚩旗付けたりしてるんですが、これらもあまり市場に影響がなくいわゆるスルー状態でした。やはり今週は、自動売買フレンドリーな相場のようです(笑)。いや、ひとつだけ、ひとつと言うより1つの組み合わせだけ大きな影響があるのが「中国の指標で豪ドル」もうこれは仕方ありません。豪ドルが人民元のオルタナティブ通貨みたいなものなんで(笑)。

英国4月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
GfK消費者信頼感指数 -13 -13 -13
中国4月
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数
(中国国家統計局)
50.5 50.5 50.1
非製造業購買担当者景気指数
(中国国家統計局)
54.8 54.9 54.3
(複合)購買担当者景気指数
(中国国家統計局)
54.0 54.0 53.4
オーストラリア3月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
民間与信
(前比)
+0.3% +0.3% +0.3%
民間与信
(前比)
+4.1% +4.0% +3.9%
中国4月
1045JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業購買担当者景気指数 50.8 51.0 50.2
フランス第1四半期(1-3月)
1430JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.3% +0.3% +0.3%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+1.0% +1.1% +1.1%
ドイツ3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸入価格指数(前比) +0.3% +0.3%   0.0%
輸入価格指数(前比) +1.6% +2.1% +1.7%
ドイツ5月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
GfK消費者信頼感指数 10.4 10.4 10.4
フランス3月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
予算収支 -369億ユーロ -407億ユーロ
フランス3月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比)
PPI(フランス国内)
+0.4%  -0.1% 0.0%
フランス3月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
個人消費(前比)  -0.4% +0.5%  -0.1%
フランス4月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.8% +0.3% +0.2%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+1.1% +1.2% +1.2%
フランス4月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.9% +0.4% +0.3%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.3% +1.3% +1.4%
スペイン第1四半期(1-3月)
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.6% +0.6% +0.7%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+2.3% +2.4% +2.4%
スペイン4月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.4% +1.1% +1.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+1.3% +1.5% +1.5%
スペイン4月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.4% +0.6% +1.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.3% +1.5% +1.6%
スイス3月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
KOF 先行指数 97.1
97.4
96.9 96.2
ドイツ4月
1655JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業者数(増減)  -0.7万人  -0.6万人  -1.2万人
失業率 4.9% 4.9% 4.9%
ユーロ圏3月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 7.8% 7.8% 7.7%
ユーロ圏第1四半期(1-3月)
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩域内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.2% +0.3% +0.4%
🚩域内総生産(GDP)速報値
(前比)
+1.2%
+1.1%
+1.1% +1.2%
イタリア4月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.3% +0.3% +0.2%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+1.0% +1.3% +1.1%
イタリア4月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+2.3% +0.8% +0.6%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.1% +1.2% +1.2%
イタリア第1四半期(1-3月)
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
-0.1% -0.1% +0.2%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.6% -0.1% +0.1%
ドイツ4月
2100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.4% +0.5% +1.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+1.3% +1.5% +2.0%
ドイツ4月
2100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.5% +0.6% +1.0%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.4% +1.7% +2.1%
米国第1四半期(1-3月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
🚩雇用コスト指数 +0.7% +0.7% +0.7%
カナダ2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
+0.3% +0.1%  -0.1%
国内総生産(GDP)
(前比)
+1.6% +1.4% +1.1%
カナダ3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業製品価格(前比) +0.3% +0.9% +1.3%
鉱工業製品価格(前比) +1.2% +1.3% +1.5%
原材料価格(前比) +3.0%
+4.6%
+2.8%
原材料価格(前比)  -2.1%
 -0.6%
 -1.5%
米国2月
2200JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ケースシラー住宅価格
総合指数(前比)
+4.14%
+3.58%
+2.95% +3.00%
ケースシラー住宅価格
総合指数(前比)
+0.09%
+0.11%
+0.20% +0.20%
ケースシラー20都市圏
住宅価格指数
212.27
212.41
213.08 212.70
米国4月
2245JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
シカゴ購買部協会景気指数 58.7 59.0 52.6
米国3月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
中古住宅販売保留(前比)  -1.0% +1.5% +3.8%
中古住宅販売保留(前比)  -5.0%  -4.0%  -3.2%
米国4月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数 124.2
124.1
126.0 129.2

 

指標、多いわ!(笑)。 


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら