FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/08/09 戦績[追記あり]

 2018/08/09 木曜日 戦績

USDJPY        +136,500円

EURUSD         +53,968円

GBPUSD        +117,027円

AUDUSD         +16,112円

USDCAD         +78,919円

EURJPY        +150,600円

GBPJPY        +187,700円

AUDJPY         +35,200円

CADJPY         +93,600円

EURGBP         +57,249円

TOTAL         +926,875円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,440,238円

 

月間戦績(08月)

TOTAL       +9,294,001円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +217,901,029円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,118,229,345円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。後ほど追記いたします。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

日米通商協議なんかも気になり、変にモンモンとしてしまい夜更かししたところ、朝起きられないこのザマです(笑)。 

ところで、この日米通商協議なんですが、日本のマスコミでは「FFR」とか言い出しておりまして「TPP」と同じような何らかの英語略称が欲しかったんだと思います。FFRとは、free, fair and reciprocal の頭文字で構成され、最初の2つは自由と公平だとわかりやすいかもしれませんが、最後の reciprocal は「相互」または「相互主義」と訳されます。

相互と言えば、もっと全然な単語「mutual」が思い浮かぶかもしれませんが、この2つの単語に通常の使用で明確に差異があるのかと言えば微妙な感じです。日本語で言えば、「察する」と「忖度」の違いみたいな感じでしょうか。「忖度って何?」って言う人に「察しろって言う意味だよ」と言うのと同じように、reciprocal と言う単語の言い換えに mutual を使うくらいですので。しかし、国会の答弁で「察したってこと~?」とか質疑で発言したら「何だあいつ?」となるように、国と国との間の通商協議において、mutual より reciprocal の方がより適していると言う事。

それと、実際には細かい部分では違いがありまして、mutual の含む相互の意味には「一緒にやれる相互」が含まれ、reciprocal の含む相互の意味には「一緒にやれる相互」は含まれません。ですので、恋人時代の相互は mutual で、夫婦になると相互は reciprocal になるのかなみたいな(笑)。つまり、国と国の貿易に関する取決めなので、相互と言ってもお互いの国益の相反の中での相互になるので、reciprocal なわけです。

そして、英語の頭文字でFFRですから、さぞアメリカじゃ報道でFFR!FFR!と言われているんだろうな~と思いますよね?いや、全然全くに近いくらい。

www.reuters.com

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英語圏の Google で FFR を検索しても、フラッシュのゲームか、心臓カテーテル検査とかしか出てきません(笑)。今回の日米通商協議に関しての記事は、ほとんどがこの上のリンクのように「US-Japan trade talks」日本語にしますと「米日通商協議」または、単に「US-Japan talks」日本語にしますと「米日協議」です。ええ、そのまんまです。

 

この、最近やたら日本のマスコミが使う「FFR」なんですが、TPPのように制度自体の省略形では無いのは「free, fair and reciprocal の頭文字」と言う事で分かると思うんですが、本来は今回の日米通商協議の概念と言ったらいいんでしょうか。

これ、原因と言うか犯人は日本国外務省だと思うんですよね。この協議を行うと決まった時の外務省の発表文で、外務省が通商協議自体を FFR と省略するかのような発表をしてしまってるんです⇩

両首脳は,今後,「自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議」(FFR)の場で議論していくこと

The two leaders confirmed that both sides would continue discussion in the talks for free, fair and reciprocal trade deals (FFR)

www.mofa.go.jp

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「in the talks for free, fair and reciprocal trade deals 」を FFR って、また随分と凄い省略の仕方です。ちなみに、合衆国政府の持つドメイン gov のサイト内に限定して FFR を検索したところ、今回の通商協議の目的で FFR と省略形を使っている文章は、発見出来ませんでした。英語のニュースなどで今回の通商協議の記事に FFR が使われているものは、日本発の英語記事からのものだと思われます。ロイターの記事でさえ、日本語でしかほとんど FFR は出てきませんから。

 

さあ、前文が長くなりました。実はこの上の文は前文です(笑)。とりあえず、いつもと同じように、既に作ってあります指標の表だけは表示しておきまして、後ほど何か追記しましたら、タイトルに追記と入れておきます。


ニュージーランド準備銀行
(中央銀行)

0600JST
現状 市場予想 結果
オフィシャルキャッシュレート
(政策金利)
1.75% 1.75% 1.75%

 

日本国6月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
機械受注(前比)  -3.7%  -1.3%  -8.8%
機械受注(前比) +16.5% +9.5% +0.3%
米国7月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.3% +0.2%   0.0%
生産者物価指数コア(前比) +0.3% +0.2% +0.1%
米国7月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +3.4% +3.4% +3.3%
生産者物価指数コア(前比) +2.8% +2.8% +2.7%
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 21.9万件 22.0万件 21.3万件

 


2018/08/10 15:04 追記

 

昨日の相場、特にこれと言って何かあったわけじゃないんですけどね。逆に、何か無かったからこそ、日米通商協議なんか待ってモヤモヤしてしまったみたいな。

さて、日本時間で昨日の早朝6時、日本人に大人気通貨であるNZドルを生産発行するニュージーランド準備銀行が政策金利を発表しまして、事前の市場予想通りに現状維持と言う結果でした。 

ニュージーランド準備銀行
(中央銀行)

0600JST
現状 市場予想 結果
オフィシャルキャッシュレート
(政策金利)
1.75% 1.75% 1.75%

私としては、通常の取引ではNZドルの取引は行っていないため、豪ドルに波及する程度でしか影響は無いのですが、随分と前からずっと持ち続けているポジションが一つだけあります。

何回かここでも書いているのですが、今から2年とちょっと前、英国がEUを離脱すると住民投票で可決した際に発生したあの急激な変動の中で、豪ドルやNZドルドルも買っておりました。急激な円高の中で、最初に買ったのは豪ドルでして、当時なんとなく豪ドル現金を使う機会があったため、豪ドル買いのポジションを取ってから円で現引きしたんです。それに気をよくしてNZドルも現引きしようとしてポジション取ったら、なんと現引き出来なかった(笑)。

そこから2年とちょっと、こんなに長く持つつもりでは無かったのですが、NZドルが対円で80円超えていた時もなんとなく売れずに持ち続けてまして、はからずもNZドルでのスワップ投資を実践しております。

今回のこのニュージーランド準備銀行の金融政策で73円を切ろうとしておりますが、私のこのポジション、買値の69円台でストップロスを入れてありまして、どこかで反転して上昇するのか、あるいはストップロスがヒットするのか。ここまで持ち続けておりますと、まるで我が子のような気分にもなってきてます。我が子は言い過ぎですが、少なくてもペットと同じ感じになってますので、もし、仮にこのポジションがストップロスヒットしたら、ペットロスと同じような気分になるのかもしれません。

 

今回の政策金利発表では現状維持の決定だったのに、こんなにNZドルが売られているのかと言えば、こちら⇩

jp.reuters.com

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記事中にありますように「2020年終盤まで同水準で維持すると表明した。」と「利上げまたは利下げのリスクは極めて均等にバランスしているとの認識を示した」 の2点でして、まず前者に関しては、5月の発表時には2020年までに2.0%への利上げを見込んでしたのにも関わらず、それが無くなった事。後者に関しては、簡単に言えば「利上げどころか、利下げもあるかもね」と総裁が発言したと言う事です。

それにしても、現時点ではまだ1.75%の金利があるわけでして、ちょっと過敏すぎるくらいの下落だと思いませんか?

NZドル、先進国であり高金利だと言うメリットを享受していたのは、何も個人で取引している我々のスワップ投資と言われる手法だけでは無く、プロの皆さんも同じように金利目的でNZドルを買ってるんです。それが、よく言われるキャリートレード、有名なところですと「円キャリートレード」がありますが「低金利通貨を売って高金利通貨を買い、金利を得る」と言うところでは、スワップ投資もキャリートレードも同じようなものです *1

すると、金利に敏感なプロの皆さんが「とりあえず売っとこうか」と言う雰囲気になったりして、一気に崩落みたいな⇩

可哀想なのは、明らかに巻き込まれた豪ドルですが、豪中銀からすると「アメリカに文句言われずに豪ドル安になってラッキー」くらいに思ってるかもしれません(笑)。資源国としたら、輸出を考えたら自国通貨を安くしたいでしょうから。

 

それ以外に昨日発表になりました指標、上に結果は書いてありますが、どれもこれも発表された数字も市場の反応もパッとしませんで、あのクソほど非常に悪い数字だった日本の機械受注の発表直後には何故か円高に振れ、もうどうにでもなってくれと言う感じでしたし。値動きがいいのはありがたい事ですが、もうちょっと理論的にお願いしたいと思います。 


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*1:実際には、FXでのスワップポイントは名称の通り金利では無く、2通貨の金利調整で発生するものなんですが、結果としたら同じ意味合いなりますので「同じようなもの」と言う表現をしております

2018/08/08 戦績

 2018/08/08 水曜日 戦績

USDJPY         +70,900円

EURUSD        +181,683円

GBPUSD        +230,790円

AUDUSD          +2,286円

USDCAD         +91,212円

EURJPY        +216,100円

GBPJPY        +333,600円

AUDJPY         +23,300円

CADJPY        +164,900円

EURGBP         +49,168円

TOTAL       +1,363,939円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,513,363円

 

月間戦績(08月)

TOTAL       +8,367,126円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +216,974,154円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,117,302,470円

 

昨日、一言で言えば「円一人勝ち相場」の日でした。日米通商協議も控えてますし中国の報復関税の報道もありました。

自分でシステムトレードやってる癖に、なぜかあまり色良く思ってない感じのテクニカル分析的に見ましても、ここでもう一段の円高タイミングが順当のように思われます。オカルトテクニカル的には、ドル円は110円の半ばを切った時に、そこでどうしたらいいのか考えればよくないですかね?(笑)。

 

昨日は、東京株式市場も前場の上昇を維持できず、大引けには若干の前日比マイナスで終了しました。為替よりも現実志向の強い株式市場の方が、まだ日米通商協議に関して「見てから考える」スタンスが強いのかもしれません。

大引け反落も、昨日に関してはドル円の下落に心理的に引かれた感じもあったように思えます。円高 ⇨ 日経平均指数下落 ⇨ 現物が仕方なく追従って感じに思える値動きでした。まあ、このところ上げていた銘柄は、ここぞとばかりに利益確定のためなのか売りも随分と入ったようですが、出来高が上がるのは結構な事です。 


 

さて、昨日も指標はあったんですが「事前に準備してあったから」と「指標書いたらスペース埋まる」と言う理由だけでお送りします。

一応、日米通商協議の直前ですので、日本の貿易収支と中国の貿易収支は重要だろうと言う事で注目はしておきましたが、完全スルーでした。中国の対米関税報復措置に関しては、ずっと「アメリカが対中関税発表してから24時間以内に中国からも発表される」と市場で言われておりましたから、もう朝から貿易収支の数字どころの話しではありません。

日本国5月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支     -3038億円    +8250億円    +8205億円
経常収支 +1兆9383億円 +1兆1958億円 +1兆1756億円
中国7月
1215JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +414.7億ドル +393.0億ドル +280.5億ドル

ところで、この完全に貿易戦争に突入した米中関係ですが、どちらの方が音を上げるのが先だと思います?ほとんどの方は「中国」と思っているかと予想しますが、私としたら最終的にはトランプ大統領が退任する時までダラダラと続き、次期大統領でスパッと終了するまで待たないとならない状況のような気がします。つまり、アメリカとしては音を上げてないと言う表向きの結果、中国としては身銭は切ったがアメリカに屈しなかったと言う実績、そこまで続くと予想してます。まっ、私の予想で当たった物なんて、滅多に無いんですけど(笑)。

ちなみに、午後2時に発表になりました景気ウォッチャー調査ですが、もう消しておこうかと思ったくらいで(笑)。それでも、せっかく作ったのでそのままにしておきました。 

日本国6月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気ウォッチャー調査
現状判断DI
48.1 48.0 46.6
景気ウォッチャー調査
先行き判断DI
50.0 49.9 49.0

 

このカナダの住宅建設許可⇩に関しては、最近の加ドルの指標反応の良さから期待してたんです。しかも、前回値が修正前で+4.7%のところ事前の市場予想が+1.0%と言う事で、こう言う市場予想になると言う事は、市場予想をする事自体が難しい地合いであると言う事でして、結果は -2.3%と言う非常に悪い数字でした。

カナダ6月
2100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可(前比) +4.8% +1.0% -2.3%

 

これを受けて動くのかと思ったら、今回は全然全く不動明王です⇩

 

なんだ、加ドルはダメだったかと思って加ドルのチャートから目を離しておりましたら、なんと⇩

この値動き指標は関係無く、最近問題になっておりましたカナダとサウジアラビアでの対立を原因としたこちらが理由でして⇩

www.bloomberg.co.jp

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ちなみにこの問題は実は非常に根が深いので、軽く触れただけでヤケドしそうですから、いつものように首突っ込むのはやめておきます。 

 

で、そのまま加ドルが売られるのかと思ったら⇩

 


 

台風が、どうにか常識的な移動をしてくれてます。あの、当初予報で出ていた「関東にぶつかったら直角に曲がる」予想、どう考えても無理がありそうなコースだったんですが、どうにか常識で理解できるカーブを描いてくれております。

https://stat.ameba.jp/user_images/20180809/04/fx-sengyo/f5/63/p/o0600045014244192249.png

別に通過したコースはどうでもいいと言えばいいのですが、問題はどこを通るのかと、いつ通るのかです。どうにか関東に上陸する事も無く、速度的には事前に言われていたよりも随分と早い速度で通過してくれておりまして、早く過ぎ去って欲しいと思っております。が、なにか天気図の真ん中下あたりに、不穏な予報円が・・・・・・

台風14号、アジア名「ヤギ」だそうです。日本が付ける台風のアジア名は、実はこれ全部星座の名前でして、地上で生きているヤギさんでは無く、天に輝く山羊座の方からの命名です。動物の名前を冠した名称を台風のアジア名にすると、もしその台風が甚大な被害をもたらした時にその動物がいわれのない迫害の目を向けられそうなので、できたら今度から命名する際には、動物では無い星座からお願いします。  


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2018/08/07 戦績

 2018/08/07 火曜日 戦績

USDJPY         +40,200円

EURUSD        +103,885円

GBPUSD        +127,103円

AUDUSD         +31,078円

USDCAD         +59,648円

EURJPY         +51,300円

GBPJPY         +86,600円

AUDJPY         +55,900円

CADJPY        +116,200円

EURGBP         +25,619円

TOTAL         +697,533円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,149,424円

 

月間戦績(08月)

TOTAL       +7,003,187円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +215,610,215円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,115,938,531円

 

なんだか、微妙にちょこちょこと手探りで動いているだけの外為市場ですが、いつもですとこんな感じで動く時には「何か待ち」と言う事が多いんですが、今週末には特に何か凄いのが予定されているわけではありません。アメリカの中間選挙の予備選挙にしても、今週末は青い州であるハワイ州だけですので、どうせって言う雰囲気もあり盛り上がりません(笑)。

 

そんな盛り上がりに掛ける金融市場の週に、ちょうど運良く政策金利決定のお話し合いをしておりました中銀がありました。カンガルーが国民より多い豪州⇩ 

オーストラリア準備銀行
(中央銀行)

1330JST
現状 市場予想 結果
キャッシュターゲット
(政策金利)
1.50% 1.50% 1.50%

結果は、事前の市場予想通りの据え置き 1.50%でした。もう2年も1.50%なんですけど、これは非常に長いです。

そして、今後の金融政策の見通しを示す声明文でも、特に以前と比べた変化が無く、これがもし金融市場の皆さんがやる気満々の時ですと「ハト派かよ!」「変化無しはネガティブじゃね?」とか言う話しになりまして、金融系通信社や新聞社もこぞって燃料投下し消化活動を妨害するんでしょうが、どうやらブルー△バーグや◯イターの記者の皆さんも大勢が休暇に入っているのか炎上記事を書く様子も無く、全く微動だにしないと言う結果に。

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

これ、ブルームバーグ⇧は「利上げはまだ先の見通し」と題しておりますが、豪州が利上げする必要性が生じる前に、昨今の意味不明なほどグチャグチャした世界情勢に巻き込まれて、このまま利下げ時期に突入するんじゃないでしょうね?

そんな豪州中銀の金融政策に無反応だった豪ドルですが、その後の欧州時間にドル売りの流れの中で豪ドルも買われまして、政策金利発表で無反応なのに、理由はハッキリしないようなドル売りには、一緒に流されてました。世の中そんなものか(笑)。 

 

指標ですが、まず日本時間で午後3時に発表がありましたドイツの指標、この中では鉱工業生産が注目されていた指標なんですが、結果は事前の市場予想がマイナスまで落としていたのに、更にそこから引っ張ってマイナス幅を拡大。でも、同時に発表になりました貿易収支が良かったのでチャラって事なんでしょう(笑)。この発表を受けてなのか、時間的になのか知りませんが、ここから昨日はユーロが上昇=ドル売りが開始してました。  

ドイツ6月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +2.4%  -0.5%  -0.9%
ドイツ6月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +196億ユーロ +209億ユーロ +218億ユーロ
貿易収支・季節調整 +204億ユーロ +214億ユーロ +193億ユーロ
経常収支 +133億ユーロ +210億ユーロ +262億ユーロ

 日本時間で午後3時45分って言ういつも思う中途半端な発表時間ですが、フランスの貿易収支が発表になりまして、結果はご覧の通りに事前に市場予想どころか前回値すらもクリアできない赤字幅拡大でした。ただ、この数字も「フランスだし、ドイツじゃないからいいや」なのか「赤字幅拡大したって事は、アメリカから攻撃された時の反撃材料になる」って事なのか、単に「今日はドル売りユーロ買いだぜ!やっほ~!」なのか分かりませんが、とにかくユーロ買いドル売り。

フランス6月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -60.19億ユーロ -55.0億ユーロ -62.48億ユーロ
経常収支 -29.00億ユーロ -20.0億ユーロ -23.00億ユーロ

他に目立った指標も無く、結局はニューヨーク序盤までユーロ買いドル売りの流れが継続し、ロンドンフィキシングタイムを前にようやくアメリカの株式市場の数字を見てドル売りが止まったように感じます。

ロイターなんかでは、凄い報道を確定的にしておりますが、「大丈夫なんかよ」と逆に心配してしまうんですけど。

jp.reuters.com

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ニューヨーク時間にあった指標では、唯一このIvey購買担当者指数が随分とインパクトを与えてくれました。

カナダ7月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ivey購買担当者指数 63.1 64.2 61.8

 欧州時間からニューヨーク序盤まで、加ドルも他の通貨と同じように対米ドルで上昇しておりましたが、ニューヨーク株式市場の強さを受けた米ドル買い戻しが始まると徐々に加ドルも売られまして、そんな中でこの弱い指標が発表されたため、いつものこの指標の持つ強さ以上の値動きをした感じです。

 

f:id:fxse:20180808075019p:plain

 


 

さて、今日のこのブログの更新は、ブラウザのURLをご覧いただければお分かりになりますが、2018年8月8日午前8時8分8秒です(笑)。特に意味はありませんが、なんとなく面白いので、こう言う機会にはよくやってます。

まあ、一番狙っているのは、2022年2月20日22時2分ですけどね。前にも書いたんですが、年月日時分までを数字だけで書きますと、完璧な回分なんです。

2022年02月20日22時02分を "分" までの数字12桁で表しますと……
202202202202
なんと、見事に回文なだけでは無く、真ん中から2つに分けても、202202 202202 とそれぞれが回文でして、更に真ん中から2つに分けても、202 202 202 202 と4つ全てが回文です。しかも、全ての数字が同じ 202 でして、この偶然は美しい。

fxse.hatenablog.jp

 

東京、昨日は思ったより台風の影響が無かったのですが、今日はさすがにずっと雨の予報です。午前中より午後の方がより強い降りになるようで、用事があったら午前中に済ませてしまう方がいいかもしれません。

台風には慣れているつもりでも、河川や海に近づかないなど、皆さんも十分にご注意ください。 


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2018/08/06 戦績

 2018/08/06 月曜日 戦績

USDJPY         +28,500円

EURUSD         +37,314円

GBPUSD        +170,965円

AUDUSD          +3,979円

USDCAD         +49,149円

EURJPY          +9,600円

GBPJPY        +117,200円

AUDJPY               0円

CADJPY               0円

EURGBP         +35,184円

TOTAL         +451,891円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +451,891円

 

月間戦績(08月)

TOTAL       +6,305,654円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +214,912,682円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,115,240,998円

 

もう全然。笑っちゃうくらいの動意無しさ加減、と言いながら、笑えないくらいの動意無しさ加減。先週土曜日早朝の週末処理の方が、遥かにお稼ぎになられておりました。こればっかりは、仕方ないですね。

特に何も無い週の始まり、しかも今週はあちこちの国で祝日やら祭日やらがゴロゴロとしておりまして、夏場に祝祭日が多いのは昔から「暑いから休め」と言うことだったんだと聞いた事があります。もっとも、そんな配慮しなくても、欧州の皆さんはちゃんとお休みしますからご心配なくと言う感じでしょうが(笑)。

 

そんな昨日の救世主は、やはり我らのポンド!Pound!スターリングパウンド! ⇦ 少しヤケ(笑)。特に目立った理由が無いのに関わらず、欧州時間開始から「もうどっちに行くんでもいいから状態」でキレイに売られた英ポンド。ただ、さすがに息継ぎで若干買い戻しの雰囲気が入り始めた、日本時間で午後7時ちょっと前に⇩

www.bloomberg.com

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え~、いつもと違って日本語版を探し出してくる元気がございませんでしたので、こちらでご勘弁ください。書いてある内容は超簡単で「欧州とクソ合意するくらいなら、合意なんて放棄してトンズラこいた方がいいわ」って感じです(笑)。

で、この発言を受けまして、ちょっと買い戻しに入ろうかなって感じでした我らのポンド!Pound!スターリングパウンド! ⇦ 少しヤケ(笑)。が更に売られまして、この全然動かない日に、欧州時間開始からニューヨーク序盤にかけ、ポンドドルで約80pipsほど動きを見せてくれました。

 

指標も目立ったものは、もう本当にコレだけ⇩ 

ドイツ6月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比) +2.6% -0.3% -4.0%

こう言う何も書く事が無い日は、いつもなら指標くらいはズラズラと並べるんですが、他に発表された指標なんかでフォーマットが準備しているのが無いので止めました。簡単に修正できそうなものでも、インドネシアのGDPとか台湾の外貨準備高とか、ここで書いても仕方ないでしょう(笑)。ちなみに、ドイツのこの指標が発表されても、特に何かが動く事はありませんでした。


 

台風がやってきます。既に東京は雨が降っております。 

前回の台風は、関東から南下する見たことも無いような進路でしたが、今回の台風もまた、関東から直角に上昇するような変な進路です。

https://web.archive.org/web/20180805172602im_/https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/1/15/159/1598/b/20180805183617/large.jpg
ん?おなじみなさんの皆さんは、昨日見た画像だって?リサイクルです(笑)。

多分、高気圧が日本海側から張り出しているとかの状況で、このような感じの進路になっているんだと思いますが、なんとか本土決戦にならないように、もうちょっと高気圧には頑張ってもらえないかなと。まあ、雨も水も必要ですから、必要なところに必要なだけ降るように、祈っているしかありません。

お盆に直撃にならなくてよかったと、思うことにしております。


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2018/08/06 月曜日

8月第2週がスタートです。先週、あれほどあった重要イベントや指標の数々、少しは今週に残しておけなかったのでしょうか(笑)。せめて雇用統計くらい今週であったら、また市場の雰囲気と言うかやる気も、随分と違ってきたのでしょう。

ただ、雇用統計が本当に今週になっていたとしたら、もうほとんどお盆休みにかかる日本に直撃するので、翌日から連休と言う皆さんがパソコンを前にして・・・・・・、あれ?それでも良かったのかな?まあいいや。とりあえず、カナダの雇用関係指標は今週金曜日になっております。


 

今週、とにかく注目なのはこちら⇩

www.nikkei.com

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もう週末にかかる9日木曜日、日本時間ですと9日木曜日の深夜時間にアメリカ東部における朝になりますから、本当に週末にかけての話し合いになると言ってもいいでしょう。予定としては1日または2日に渡る可能性もあると言うことですが、トップ会談としては1日で終わるのでは無いかと予想しております。アメリカも、さすがに全世界中を敵に回すわけにはいかないでしょうし、農業分野でいくつかの譲歩を示して決着するのではないでしょうか。そもそも日本は米国車に関税は掛けてませんし、非関税障壁として自動車税辺りの問題を出したら、それこそ全く解決出来なくなる可能性もあちらさんですらお分かりかと思います。

今回の交渉、貿易問題であるのに経済産業大臣である世耕氏では無く、内閣府特命担当大臣で経済財政政策担当大臣の茂木氏が当ります。これ、4月に安倍首相がトランプ大統領に提案して出来た交渉窓口の一つでして、一説によるとトランプ大統領から「キミとこの麻生くんと、うちのペンスくんの話し合いが進んでないから、どうにかしないか?」と言われて、安倍首相が秘蔵っ子の茂木氏を即答で出したとか。分かりませんけど(笑)。

 

茂木氏は東大卒、ハーバード大学ケネディスクールで公共学の修士を修め、泣く子も黙るコンサルティングファームのマッキンゼー出身、百戦錬磨のアメリカ人から見ても一蹴出来ないバリバリの人物です。

その茂木氏が、国益に反する合意をする必要は無いと⇩

www.nikkei.com

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国益に反しないって非常に難しく「短期的に見たら損だけど、長期的に見たらマアマアかな」と言うのも含まれるんですよね。例えば、どこかの近隣諸国が経済破綻状態に陥った時に将来の地域経済まで考えて支援を行うとかも、ひとつの国益に反しない行動であったりしますが、その場では国民の理解が得られにくいという部分もあったりします。

今回、交渉の総指揮者であり、直接交渉に当たるのが茂木氏なので期待はしております。期待はしております・・・・・・、期待・・・・・・


 

さて、普通の指標ですね。

指標の前に、日本でお馴染みの豪州とニュージーランドで、それぞれ今週は金融政策の発表があります。日本時間で8月7日火曜日午後1時半に豪州が、9日木曜日木曜日午前6時にニュージーランドが、それぞれ金融政策を発表しまして政策金利の変更についても含まれている予定です。

今回は、豪州は1.50%、ニュージーランドは1.75%の現状の政策金利を維持すると見られてまして、おそらくはその通りになるかと思われます。今回は、いつも以上に政策金利よりも公開される文章や会見などの発言が注目される、なかなか分かりにくい回になるかと思われますので、事前の値動きなども参考にして、場合によってはこの日時だけはポジションを外しておいた方がいいかもしれません。同じ資源国通貨としてつられやすい、カナダドルなんかも注意が必要です。

 

純粋な指標としては、日本時間で8月7日火曜日午後3時ドイツの鉱工業生産、翌日8日水曜日午前8時50分に日本の貿易収支、同じく8日火曜日時間が未定で中国の貿易収支も発表予定になっております。日米貿易協議を前にしまして、日本の貿易収支の数字だけでなく、中国の貿易収支の数字がドル円相場に影響を与える可能性も非常に高いと思われます。特に、中国の貿易収支がプラス方向に推移していた場合は、非常に注意が必要かと思われます。前回の発表より貿易収支の黒字幅は減少する市場予想になってまして、これは対中貿易の他の国の資料などを積み上げて出している値でしょうから、ある程度は正確かと思われます。ただ、事前の市場予想を反故にして黒字拡大の可能性も全く無いわけではありませんので、口座吹っ飛ばす覚悟が無かったら中国の貿易収支が発表されるまでは全力は避けた方が無難かも(笑)。

8月9日木曜日午前8時50分、日本で機械受注などを含むいろいろな指標が発表になりますが、どうせスルーです(笑)。最近、機械受注とかで動いてるところ見たことありませんもん。ただ、お盆前なので株式市場の利益確定売りが出やすいムードはあるでしょうから、機械受注の数字が悪くしかも前日の株式市場が軟調だった場合には、前場から日経平均が大きく下げドル円も巻き込まれる可能性もあります。よって、機械受注の数字は未来予想図とも言えますので、あれ?これ注目した方がいいのか?

その晩、9日木曜日午後9時半にはアメリカの生産者物価指数がズラズラっと発表になり、翌日10日金曜日午後9時半にはアメリカの消費者物価指数がズラズラっと発表になります。10日はその前にも朝からいろいろありまして、午前8時50分に日本のGDP午後5時半には英国のGDP、そしてアメリカの消費者物価指数の発表と同じ午後9時半にはカナダの雇用関係指標、失業率などが発表になります。

 

今週は比較的重要指標が少ないので、見るポイントはわかりやすい分、1つ1つが反応しやすいと言う事もあるかもしれません。ある時「なんでこんな指標で」と言うような反応もあるかもしれませんが、だいたいそう言う時は、動いた理由がよく分からずに経済系の通信社や新聞社が、その「なんでこんな指標で」と言う指標のせいにしておいただけです(笑)。

動いた原因を気にするよりも、そこから先の値動きを考えた方がより建設的なので、あまり細かい事までは追求しない方が精神的にはいいかもしれません。


 

毎日毎日クソ暑い日が続いておりますが、スイカが甘くなるためには日照が重要なんだそうでして、日照時間が長くて雨が少ないほど甘くなるそうなので、やっぱり大雨が原因なのかなとか考えてしまいます。特に日本でスイカの産地と言えば、南の方の九州とかを思い浮かべますし。実際に、今年はまだ甘いスイカにあまりめぐり逢っておりません。とは言っても、一時期の豪雨ばかりと言う時に比べますと、台風が来たりしなければ日本全国に晴れのマークを見られるようにはなってきました。

この暑さ、甘いスイカのためだと思ってどうにか乗り切り、もう少ししたら甘いスイカがお腹いっぱい食べられますようにスイカ資金を稼ぐべく、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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