FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/06/21 戦績

 2018/06/21 木曜日 戦績

USDJPY        +238,700円

EURUSD        +146,578円

GBPUSD        +206,223円

AUDUSD          +8,377円

USDCAD          +3,175円

EURJPY        +126,300円

GBPJPY        +240,900円

AUDJPY          +2,200円

CADJPY         +25,100円

EURGBP         +51,762円

TOTAL       +1,049,315円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,864,124円

 

月間戦績(06月)

TOTAL      +21,900,212円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +175,219,206円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,075,547,522円

 

最近なんか昼間眠くて仕方ないんですが、今日は朝から起きるのが辛いほどになってきました。原因はコイツしか考えられません⇩

www.fifa.com

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ワールドカップは長丁場ですので、全部見ていたら大変な事になってしまいます。そろそろ、選んで見ていきませんと体がもちません(笑)。 


 

さて、昨日の重大イベント2つ、スイス中銀と英中銀による金融政策発表がありました。まずは時間的に早かったスイス中銀から。

日本時間で午後4時半に発表になりましたスイス中銀(SNB)の金融政策と政策金利ですが、政策金利は据え置き、金融政策自体は特に今までと変わった部分も無く、先日IMFがスイス中銀に対して金融政策への注文を付けてましたが、どうせこうなる事は分かってた上で「まるでIMFに従ったような風に見せるために」あえてあのタイミングで発言を行ったのでしょう。IMFが「まるでヤ◯ザ」と言われる所以(ゆえん)のひとつが、こう言う部分です。

スイス国立銀行(中央銀行) 現状 市場予想 結果
政策金利(目標レンジ) -1.25~-0.25% -1.25~-0.25% -1.25~-0.25%
政策金利(中心値) -0.75% -0.75% -0.75%

市場の反応的には金利据え置きが予想通りのだった事もあり、発表直後は若干の値動きくらいで終わり、SNB総裁の発言が徐々に伝わる中で「スイスフランは依然高く評価されている」と言う内容が出ると余計にスイスフランが買われると言う、若干SNB総裁が可哀想な展開に(笑)。

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実際には、ユーロの値動きに同調して動いていただけと言うのが正解のような気もしますが。

 

そして、日本時間の午後8時に発表になりました英中銀(BOE)の金融政策と政策金利ですが、政策金利自体は据え置きで、政策金利と並び注目されておりました資産購入枠も現状維持となりました。 

イングランド銀行(中央銀行) 現状 市場予想 結果
政策金利 0.50% 0.50% 0.50%
資産購入枠 4350億ポンド 4350億ポンド 4350億ポンド

最近の流れからしますとボンドの失望売りともなりかねない発表内容だったんですが、なんと昨日はビューン(笑)⇩ 

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若干、発表直前からフライング組が登場しておりますが、ポケモン風で言えば「キミにきめた!」的なノリで突っ込む層はいつもでおりますので気にしません。

これ、なんで昨日はポンド買いビューンだったのかと言えば、ここ最近はBOE金融政策(MPC)委員会にて委員の9人中2人が毎回利上げを支持していたのですが、今回はそれが3人にパワーアップしたんです。多くの委員が利上げを支持すれば、そのうち多数決で利上げが可決される事は明らかですから、BOEの利上げが近づいて来たと言う事です。なにせ最近は、利上げ=正義のような感じになってますので、利上げ期待があればその通貨が買われると言うのは仕方ありません。

 

あと、昨日は普通の指標もパラパラとございました。英国の財政収支はいつもあまり気にされませんが、今回の金融政策発表前に発表されたため完全スルーと思いきや、これが理由かどうか分かりませんが発表後に若干ポンドが売られました。ええ、財政収支の赤字幅は縮小しているのにポンドが売られたと言う事は、指標関係無いでしょう。

英国5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
財政収支 -53億ポンド -49億ポンド -34億ポンド

 

そしてアメリカの指標、日本時間で午後9時半に発表になりました2つの指標、失業保険申請件数に関しては毎週の事なので数字も前回値とピッタリ、市場予想にも近いのでなんとも言えませんが、 

米国週次 前回値 市場予想(中心値) 結果
新規失業保険申請件数 21.8万件 22.0万件 21.8万件

フィラデルフィア連銀製造業指数が非常に悪い結果となり、 

米国 6月 前回値 市場予想(中心値) 結果
Philly連銀製造業指数 34.4 39.0 19.9 

久しぶりに指標でドルが売られる結果となりました。 


 

昨日は久しぶりにまともに動いてくれた通貨もありましたが、その一方で全くな通貨もありまして、全体的にバランス良くお願いしたいと思います。

と言う事で、若干の寝坊もあり大急ぎで本日のブログはこれまで(笑)。


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2018/06/20 戦績

 2018/06/20 水曜日 戦績

USDJPY         +95,300円

EURUSD        +117,238円

GBPUSD        +142,918円

AUDUSD         +17,075円

USDCAD         +20,363円

EURJPY        +167,600円

GBPJPY        +180,600円

AUDJPY         +21,100円

CADJPY         +18,200円

EURGBP         +36,197円

TOTAL         +816,591円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,814,809円

 

月間戦績(06月)

TOTAL      +20,850,897円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +174,169,891円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,074,498,207円

 

いやあ~、全っ然っ動かないのさ。上の数字のほとんどは、火曜日からホールドしていたポジションの精算分です。もしも昨日が月曜日でしたら当然その前日からのポジションはありませんから、すると20万円もいきません。いや、午前6時から深夜12時までの18時間ではドル円ですらマイナスとなる計算になりまして、昨日ボラ上がるおまじない写真を貼ったのに(笑)。

実際には、ドル円以上に動かなかったのはユーロドルやポンドドルでして、チャートの動きを過去の事例で参照しますと、クリスマス時期に比較的近い値動きになってます。何かの指標や発表待ちと言うより、単に市場にやる気が無い雰囲気なのは伝わって来ます。方向性が分からずに動けないと言うのでは無く、本当にやる気が無い感じです。

 

原因はコイツしか考えられません⇩

www.fifa.com

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FIFA公式ページ、誰もはてなブックマークしてなかったのが驚き。

アメリカでは近年までサッカー人気はそれほど高くなかった感じでもありますが、欧州ではブッチギリの人気スポーツで、昔の日本の男子小学生が将来の夢で「野球選手」を上げていたように、欧州では昔からサッカー選手を夢見る少年で溢れておりました。「おりました」と言っても、私は少年時代を欧州で過ごしてませんので、知識でしかありませんが(笑)。

日本人に分かりやすく、欧州人にとってどれくらいワールドカップが盛り上がるのかと言えば、プロ野球全盛時代の日本で「4年に1回、全プロ野球チームが突然トーナメント戦をやるようなもの」くらいです。それが今回はロシアとは言え、久しぶりに欧州での開催となれば盛り上がるのも必然でしょう。

と、こんな事を書くくらい、昨日は全くの動意無い状態でした。


 

唯一ユーロが一瞬反応したのが、日本時間で午後5時過ぎにありましたこちら⇩

www.bloomberg.co.jp

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これはね(笑)。⇦ 笑ってる場合じゃないんですが、欧州中央銀行(ECB)の政策委員であるオーストリア中銀総裁が言っちゃあねえ。それにしても、アメリカより金利が低いだけで通貨安に誘導できるユーロは、円を発行している日銀からしたら羨ましい限りでしょう。 


 

あと、一応指標も表作っちゃったんで貼っておきましょうか。 

日本時間で午後9時半に発表になりましたこちら⇩ 

米国第1四半期(1-3月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
経常収支

-1161億ドル

-1290億ドル -1241億ドル

事前の市場予想より赤字幅が減って良かったね~、と言った感じなんですが、前回値も修正されまして、修正前の前回値 -1282億ドルから今回の数値を予想していた皆さんは微妙な気分です。結果、何も無いスルー状態となりました。どうせ、サッカー観てて指標なんて見てなかったんでしょうけど(笑)。

この経常収支の赤字ですが、何度も何度も書いてる通り「米国がドル刷って、ドル輸出してるから」でして、これを本気で解消しようなんて誰も思わない = 市場での影響は軽微と言う事になるのは仕方ありません。

 

それと、日本時間で午後11時なんて言う悩ましい時間に発表になるこちら⇩ 

米国5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
中古住宅販売件数 546万件 552万件 543万件
中古住宅販売件数(前月比) -2.5% +1.1% -0.4%

こちらに関しては、もう正直言って「表作ったから貼った」って感じです。それでも、たまに上段の中古住宅販売件数のユニット数の方では市場が反応しているので、昨日はそう言う地合いでは無かったのでしょう。やはり、サッカー観てて指標なんて見てなかったんでしょう(笑)。

 

為替とは別物なんですが、指標と言えば昨日はこんな指標がありました。

米国 週次燃油在庫集計 前回値 結果
原油在庫 -414.3万バレル -591.4万バレル
ガソリン在庫  -227.1万バレル  +327.7万バレル
中間留分在庫(暖房用含む) -210.1万バレル +271.5万バレル
クッシング原油在庫  -68.7万バレル -129.6万バレル

発表時間は日本時間で午後11時半なんですが、相変わらず指標発表直前に動き出す原油相場(笑)。


 

さて、本日はスイス中銀(SNB)と英中銀(BOE)の金融政策発表があります。スイスはもしかしたら、円も影響が出るかもしれないとワクワク警戒しております。ユーロが実質的なマイナス金利を脱すると言う状況が見えて来た現在、まともな通貨で今後もしばらくマイナス金利続ける予定なのが円とスイスフランだけになってきてまして、今回のスイス中銀の決定内容によっては、何かあった際の有事の何とかでスイスフランが機能しなくなる可能性も出てきます。可能性としては低いのですが、そうなった場合にとりあえずお試し円買いが発生する可能性もありまして、ワクワク警戒は必要かと思います。なにしろ、先日IMFがSNBに対して「このまましばらくダラダラしてろよ!勝手な事すんなよな!」と発言するくらいですから(笑)。

www.forexlive.com

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何れにせよ、今日はボラが上がりますように。


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2018/06/19 戦績

 2018/06/19 火曜日 戦績

USDJPY        +176,900円

EURUSD        +200,544円

GBPUSD        +271,280円

AUDUSD         +25,312円

USDCAD         +35,742円

EURJPY        +319,900円

GBPJPY        +426,500円

AUDJPY         +79,600円

CADJPY         +63,900円

EURGBP         +21,553円

TOTAL       +1,621,231円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,998,218円

 

月間戦績(06月)

TOTAL      +20,034,306円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +173,353,300円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,073,681,616円

 

とりあえず、ワールドカップの事はひとまず置いておきまして、このブログの趣旨の金融市場の関係からいきたいと思います。

 

昨日は大した指標も無く、月曜日の値動きの延長戦上でいくのかなと思っておりましたところ、東京時間の朝っぱら、東京株式市場が開く前から怒涛の円買いが始まりました。理由はこちら⇩

www.nikkei.com

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トランプ大統領の理論からしたら「やられたから、やり返す」なんでしょうけど、米国の関税に対して対抗措置をしてきた中国に対し、さらにやり返しと言う(笑)。現時点で中国としては、アメリカの課してきた関税額とほぼ同額の関税を対抗措置として課税してるだけでして今後はアメリカを上回る金額で課税してきたとしたら、一体これはどこまで続くのか。随分と昔、ヤ◯ダ電機とコ◯マ電気が値引き合戦していた時のような体になってきました。もういっそ「両方とも潰れてしまえ」みたいな感じもあるんですが、そうなると世界も潰れそうなので悩ましいところです。

ユーロやポンドなどのハードカレンシーは、早朝に発生した怒涛の円買いには巻き込まれませんでしたが、今回の騒動でアメリカが正面切って喧嘩吹っかけてる相手が中国(オセアニア)であるため、オーストラリア(オセアニア)も一緒に巻き込まれておりました。⇦ ここ、今回は笑いません。

 

さて、東京株式市場がオープンしまして、為替相場の方は一応一段落したかのように思えました。中国(オセアニア)に巻き込まれた感じのオーストラリア(オセアニア)のオーストラリアドルも大勢を立て直しまして、日本時間で午前10時半にありました「豪州中銀RBA議事録」の公開を迎えます。内容的には大した事もなく、大きく動く値が動くこともありませんでした。予想通りです。

 

ところが、そこから約20分後の午前10時50分をちょっと回ったくらいに、また円買いそして豪ドル売りが再燃します。理由はこちら⇩

jp.reuters.com

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やっぱりこれ、もういっそ「両方とも潰れてしまえ」みたいな感じを激しく持つんですが、そうなると世界も潰れそうなので非常に悩ましいところです。 

東京時間後場に入りますと、それまで動意が薄かった対ドルでのユーロやポンドもクロス円に引きずられるように売られ始めまして、結局は「みんなで円を飼いたかった買いたかった」だけのようです(笑)。

 

ところが、欧州時間に入りまして、ユーロやポンドの売りが止まるかと思ったら全然止まりません。日本時間で午後4時前後からユーロ圏の経常収支が発表された午後5時くらいまでは若干ご休憩タイムだったようですが、

ユーロ圏4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
経常収支(季節調整済) +328億ユーロ +303億ユーロ +284億ユーロ

⇧この指標が悪かったからなのか、あるいはクロス円の価格節目を超えながら引きづられるがままに対ドルでも下落したのか分かりませんが、とにかくその後はユーロに関しては欧州でお昼を迎えるくらい、ポンドに関しては更にニューヨーク時間が始まるくらいまで止まる感じがありませんでした。

 

昨日、唯一と言っていいくらいの米国の指標はこちら⇩ 

米国5月 前回値 市場予想(中心値) 結果
住宅着工件数 128.7万件 131.0万件 135.0万件
建設許可件数 136.4万件 135.0万件 130.1万件

この発表後は、どの通貨ペアも激しく動く事もあまりなかったのですが、唯一対円ではこちらの指標が確定した後⇩ 

2018 FIFA World Cup  Columbia  Japan
 Group H ・ M/D 1 of 3 1 2

ドル円が 30pips 程度、ユーロ円が 20pips 程度、ポンド円が 50pips 程度円高方向へ振れておりまして、これは日本を評価した結果なのか、コロンビアが負けたため有事の円買いが発生したのか、専門家の評価を待たなければなりません(笑)。


 

最後は半分冗談なんですが、「じゃ半分は本気なのかよ?」と言うツッコミは皆さんいい大人でしょうからお止めください(笑)。正直、貿易戦争とか言う理由で円買いが勃発してもあまり嬉しくは無いのですが、それでも実際に弾が飛び交うドンパチよりはマシ、なんでしょうかねえ・・・・・・

貿易戦争じゃ人は死なないような事を言われる方もおられますが、いや、これが世界経済を押し下げる原因にでもなれば、その日の糧を得る事ができずに亡くなる方も大勢発生する事になるでしょう。願わくば、「指標がどうの~」とか「誰々の発言が~」とか、誰かが不幸になるべくならないような理由で値が動いて欲しいものです。まっ、もちろん理想論ですけどね。その理想論を願わなくなったら、単なる金の亡者になってしまうような気がします。

久しぶりに、コレ⇩貼っておこうかな。

f:id:fxse:20161030002524j:plain

誰も信じてくれないんですが、この写真をここで貼ると、割とボラが高くなるんですよ。割とって言うのは、割とでして、あえて数字で追わないのが必要だったり、あるいは割とで誤魔化すのが重要ってこともあるんです(笑)。 


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2018/06/18 戦績[追記あり]

 2018/06/18 月曜日 戦績

USDJPY         +33,600円

EURUSD         +53,847円

GBPUSD         +95,553円

AUDUSD               0円

USDCAD         2,656

EURJPY          +6,600円

GBPJPY        +141,200円

AUDJPY          +5,300円

CADJPY         +26,300円

EURGBP         +17,243円

TOTAL         +376,987円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +376,987円

 

月間戦績(06月)

TOTAL      +18,413,075円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +171,732,069円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,072,060,385円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。後ほど追記いたします。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日の朝発生しました関西地方を中心とした地震で被災された皆様に、お見舞い申し上げます。 


2018/06/19 12:06 追記

 

数字ご覧頂ければ分かるのですが、本当に動かなかった。いや、ポンドで若干の動きがなければ全滅に近い日でした。やはり、先週があまりにもイベント過多であった反動で、今後どう動いていいのか判断出来ないと言うところでしょう。アメリカの対中貿易問題も一つの材料にはなるでしょうが、それだけでは動きづらそうです。

為替市場参加者的には、特に今回の大阪での地震を意識した取引と言うのは見られず、東京株式市場の前場にかけて若干の円高に向かったのも、株式市場に連動したためと言った方がどちらかと言えば正解でしょう。 

 

対中貿易問題と言えば、こんな記事がありまして、

www.reuters.com

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簡単に言えば「アップルのクック船長CEOがホワイトハウスを訪問して、中国で組み立ててる iPhone に関税掛けられるとヤバイんですけど」と伝えたところトランプ大統領が「で、あるか。しからば、iPhone は対象外でよかろう」と述べたと(笑)。重要な部分としては「関係筋の話し」「アップルからもホワイトハウスからも現時点でコメントなし」「記事書いたのは飛ばし屋としても、反トランプとしても有名なニューヨーク・タイムズ」ってところですかね。

この記事ではよく分からないので、他にいろいろと検索してみたところ「Designed in California 」カリフォルニアでデザインしたから米国製、ただ組み立てたのが中国と言うだけなんだそうです。そんな理論が通用するなら、新日鉄もJFEも神戸製鋼も、アメリカでデザインしてもらった鉄板作ってアメリカの鉄板会社に納品したら、「Designed in USA 」って事になるんじゃないですかね?

と言うのを、今後はニューヨーク・タイムズが反トランプで使って行くんだと思います。つまり、まず最初は「アップルだけ関税回避して卑怯だ」に煽動し iPhone にも関税を掛けることになると今度は iPhone の価格が急上昇、すると若者が「関税政策フザケンナよ」になり反トランプの完成です。もし仮に、アップルが「関税分は商品価格に転嫁しません」と言うと、今度はアップルの株価が下落し投資家から訴えられかねません。世界価格に反映させたら、日本以外では非常に苦戦を強いられているアップルが更に売上を落とす事になるでしょうし、日本でもこれ以上価格転嫁したら、しかもアメリカで販売する分の価格転嫁分を日本で吸収しようとしたら、次世代 iPhone は日本では20万円を超えそうな勢いになってきます。

じゃ、iPhone をアメリカで組み立てればいいんじゃね?となるかもしれませんが、恐らく今のアメリカで iPhone をアップルの希望通りの品質で組み立てられる会社は無いでしょう。さあ、これからどうなるのか、若干いや凄くワクワクします。


 

地震に関しては、お見舞い申し上げる事しか出来ず歯がゆい気分なんですが、こればかりは仕方ありません。それぞれが出来る事、仕事なり学業なり日常をこなし、変に自粛して結果として被災した方々の仕事を減らす事にならないようにと思ってます。


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2018/06/18 月曜日

6月も後半に片足突っ込み掛けた第4週、金融市場の始まり月曜日です。今週は注目指標が非常に少ない週でして、毎日ちょろちょろっとしかございません。

 

純粋な指標ではありませんが、今週一番の注目と言えば日本時間で21日木曜日午後8時にあります英中銀イングランド銀行(BOE)金融政策委員会(MPC)の政策金利発表と金融政策発表でしょう。今回、事前の市場予想では政策金利は現状維持の0.50%、政策金利と同時に注目されております資産購入枠も4350億ポンドで据え置きとなっておりますが、先週発表されました欧州中央銀行(ECB)のテーパリングがMPC委員に心理的な圧力になり、資産購入枠だけでも若干変更がある可能性も否定できないと、あえて難しい言葉でお茶を濁しておきます(笑)。

同じ21日午後4時半にスイスの中央銀行であるスイス国立銀行(SNB)が金融政策発表予定になっております。悪魔の所業とも言えるスイスフランショックを既に忘れ、せっせとスイスフランの取引を行っている方も多いようですが、一時期に比べればかなり割安になってきているスイスフランは4月下旬に対ユーロで例のあの価格帯1.20を回復したものの、その後先月5月には一気に500pipsほど高くなり1.15水準と荒い動きです。普段スイスフランなんて関係無いと言う方も、SNBの変な金融政策変更がありますとユーロに激しく波及、その結果ハードカレンシー全部がグッチャグチャなんて事もありえますので、注意はしておいた方がいいかと思います。

あと今週は、日本時間で明日19日火曜日午前10時半に豪中銀(RBA)6月の理事会議事録が公開されますが、どうせ前回と同じく会合直後の声明文と大きく変化が無い内容だろうと思われます。他にも、ノルウェーやメキシコ、タイ王国、フィリピン、ブラジル、ボツワナなども金融政策や政策金利の発表があるようですが、この辺りはお好きな方はどうぞと言った感じです。

 

通常の指標では、どうせあまり影響は無いとは思うのですが、本日18日月曜日朝8時50分に日本の貿易収支が発表になります。21日木曜日午後9時半にフィラデルフィア連銀製業業指数が発表になりまして、先週のニューヨーク連銀の数字が良かったので今回このフィラデルフィア連銀の数字も良かった場合、いつもよりは期待感が高くなるかもしれません。同じ時刻に米新規失業保険申請件数の週次数値も発表になりますので、最近の傾向として事前の市場予想より下回って来る事も多く、先週も若干ですが減少していたのでフィラデルフィア連銀の数字と合わせてダブルで良かった場合、ドル買いトリガーになるかもしれません。

22日金曜日は朝8時半に日本の消費者物価指数(CPI)が発表になります。今回は前年比数字ですが、他の国なら前月比数字と見間違えるであろう0ポイント台の伸び率でしょうから、次回日銀金融政策決定会合に利上げ判断で使われる可能性は乏しく、発表スルーは確定的かと思います(笑)。⇦ ここは、笑っちゃうところでしょう。

同じ日、午後3時45分にはフランスのGDP確定値午後4時にはフランスのPMI午後4時半にはドイツのPMI午後5時にはユーロ圏のPMIがありますが、恐らく何も影響が無いかと思われるんですが、たまに何かに触れてしまいスイッチ入る事もあるのがPMIなので、システムトレードをしている方は、できればこの時間の急激な値動きだけは対処しておいた方がいいかもしれません。どうやって対処するのかは、各自のご判断でお願いします(笑)。⇦ いや、ここは笑っちゃうところじゃ無いでしょう。

最後、これは私的に比較的注目の指標なんですが、日本時間で22日金曜日午後9時半にカナダの小売売上高とCPIが発表になります。何番煎じか分かりませんが、最近は随分とカナダの指標で動くカナダドルに助けられてまして、1回当りの利益は数万円から多くて十数万円でも、指標の度にキレイに動いてくれてきっちり数字が取れ、しかもその回数が多くなるとバカになりません。しかも、時合がいいと他の資源国通貨へも影響を与えてくれると言う画期的なカナダの指標となっております。

 

他にも、今週はOPEC総会があったり、政治的なぐでたまグダグダが米朝会談で区切りが付いたかと思えば先週末から再度貿易戦争を仕掛けた大バカ者某大統領がいたり、指標が薄いからこそ、外野の一つ一つが市場に影響を与えてくる可能性が高く、そっちもよく見ておく必要があるかと思います。

つまり、中東の方々が何考えてるのかイマイチ分かりにくいので噛み砕いて英語で伝えてくれるアルジャジーラと、某大統領が噛み砕き過ぎて伝えてくれるために余計に分かりにくくなる Twitter をチェックしておけって事ですね(笑)。⇦ ここはもう、笑っちゃう場合じゃ無いでしょう。苦笑いくらいでお願いします。


 

昨日は父の日でしたが、皆さんは何かされたでしょうか。お子さんがおられる方は自分がお父さんで父の日だったかもしれませんし、まだ自分のお父さんへの父の日だったかもしれません。我が家でも父の日のパーティーをしてもらいまして、まあ、パーティーの準備の買い物にはお父さんも一緒に行ってお金を払ったわけですが。

日本では、割と家庭内でしいたげられてるイメージが色濃いお父さんですが、年に1回くらいは父の日で主役にさせてもらってもバチは当たらないかと思います。いや、随分と低姿勢ですが、要求度合いはこれくらいにしておいた方が変に期待してガッカリするよりマシだと、40年以上男性をやってきて学びました(笑)。

 

さて、今週は梅雨の様子が最高潮クライマックスって感じの天気予報ですが、そんな雨模様の毎日にも負けず、父の日もやってもらって気分も良くしたところですし、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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