FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/03/07 戦績

 2019/03/07 木曜日 戦績

USDJPY         +43,600円

EURUSD        +232,762円

GBPUSD        +164,229円

AUDUSD         +28,655円

USDCAD        +180,343円

USDCHF        +120,526円

EURJPY        +268,600円

GBPJPY        +213,900円

AUDJPY         +16,400円

CADJPY        +143,300円

CHFJPY        +130,200円

EURGBP         +34,336円

EURCHF         +48,643円

TOTAL       +1,625,494円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,282,052円

 

月間戦績(03月)

TOTAL       +7,145,069円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +58,886,486円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,332,804,058円

 

今から約27時間半前の、昨日3月7日午前4時に米国の地区連銀経済報告いわゆるベージュブックが公開されました。このベージュブックが何なのかは、過去に何度も何度も書いておりますので詳細は省略しますが、このベージュブックが次回FOMCで議題のたたき台になるため、利上げ予想が難しい時などにはこのベージュブックでドッカ~ンと動く事もあります(ここまでいつものコピペ修正)

そんで、そのベージュブックの発表がありました午前4時ですが「ちった~動けよ!」くらいの反応なし。ちなみに、どうせそんな事だろうと思っておりましたので、午前4時に起きる事も起きようとする事もせず、爆睡のまま朝を迎えたので、こちらも完全勝利となりました(笑)。

 

ちゃちゃっと時は経過しまして午後9時45分、欧州中銀ECBが金融政策を発表しまして、政策金利については事前の市場予想の通り据え置き⇩ 

欧州中央銀行(ECB)
2145JST
現状 市場予想 結果
政策金利  0.00%  0.00%  0.00%
預金ファシリティー金利 -0.40% -0.40% -0.40%

声明文中にて「2019年末まで金利据え置き予定」との記載があっため、最近では珍しく総裁会見を待たずにユーロが売られる反応となりました。発表の瞬間は動きが無くワンテンポ遅れて急激に売られたのは、声明文を見てからの動きっぽさがあり今回は事前に漏れてなかったなと確認できたかな(笑)ここで勝負に出られた皆さんはきっと大儲けだった事でしょう。私?私はほら、システムの中の小人さんたちに「いけ~、やれ~、つっこめ~」って言ってるだけのお山の大将ですから(笑)。

その後、午後10時半から予定しておりました通り、ECBのマリオちゃんドラギ総裁の会見がありまして「インフレは1.2%の見通し!」と強気で発言があったものの、聞いてた皆さんは「前は1.6%って言ってたよな~」と前回の件を覚えておりましてユーロ売り。前回のECB政策理事会で決まらなかった TLTRO(貸出条件付き流動性供給オペ)の期限問題に関しては「TLTRO 第3弾やるで~」と発表しまして、これに関してもユーロ売り。

 

結果については、ロイターがめずらしくキレイにまとめてありました⇩

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

ちなみに、 テルトロ = TLTRO(貸出条件付き流動性供給オペ)に関しては、どう言うものなのか、なぜ延長する必要があるのかと言う事は、前回のECB金融政策発表があった際に書いてありましたので、ご参考にどうぞ⇩

fxse.hatenablog.jp

 

予想以上に、欧州中銀の金融政策発表で反応していた通貨がスイスフランでした。午後9時45分の金融政策発表時には一瞬だけユーロ売りに押されたものの、なんとか元に戻り、その後ユーロ売り圧力の中でジリジリ下がったものの、なんとか1.1350ラインで持ちこたえました。しかし、ドラギ総裁の会見が始まりますとユーロ売り圧力に耐えられず撃沈。

スイス中銀の皆さんの血圧が上がらない事を、お祈り申し上げておきます。⇦ 意外とワラエナイ。

 


 

他にも指標的にはいくつかありましたが、オーストラリアが9時半に発表した指標で豪ドルが僅かに振れた件と、カナダが午後10時半に発表した住宅関連指標で少しカナダドルが振れた以外は、さほど影響はなかったようです。それにしても昨日は、外貨準備高デーですね(笑)。

日本国2月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 1兆2793億米ドル 1兆2818億米ドル
オーストラリア1月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +37.69億豪ドル
+36.81億豪ドル
+30.00億豪ドル +45.49億豪ドル
オーストラリア1月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -0.4% +0.3% +0.1%
日本国1月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気先行指数(CI)速報値  97.5  96.1  95.9
景気一致指数(CI)速報値 101.8  98.9  97.9
スイス2月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 2.8% 2.7% 2.7%
失業率(季節調整済み) 2.4% 2.4% 2.4%
スイス2月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 7423.9億CHF
7415. 億CHF
7450.0億CHF 7387.5億CHF
中国1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 3兆0879.2億
米ドル
3兆0900.0億
米ドル
3兆0901.8億
米ドル
ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
域内総生産(GDP)確定値
(前比)
+0.2% +0.2% +0.2%
域内総生産(GDP)確定値
(前比)
+1.2% +1.2% +1.1%
ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
雇用者数
確定値(前比)
+0.3% +0.3% +0.3%
雇用者数
確定値(前比)
+1.2% +1.2% +1.3%
米国1月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業人員削減数(前比)
(チャレンジャー社)
 18.7% 117.2%
企業人員削減人数
(チャレンジャー社)
5.30万人 7.68万人
米国第4四半期(10-12月)
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門生産性
(前比)
+2.2% +1.6% +1.9%
カナダ1月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可(前比) +6.4%
+6.0%
 -5.0%  -5.5%
米国 週次
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 22.6万件
22.5万件
22.5万件 22.3万件
失業保険継続受給件数 180.5万件 177.5万件 175.5万件

 

あと、毎度のアメリカさん燃油集計⇩ 

米国 EIA週間燃油在庫集計
03/07 0030JST
前回値 結果
原油在庫(前比)   -864.7万バレル  +706.9万バレル
ガソリン在庫(前比)   -190.6万バレル   -422.7万バレル
中間留分在庫(前比)    -30.4万バレル   -239.3万バレル
クッシング原油在庫(前比)  +162.8万バレル   +87.3万バレル

 

それと英国のブリグジット関係については、今後もう指標扱いで(笑)。

英国 結果
ブリグジット進捗状況 特に目ぼしい変化なし
若干、英国法務長官がEU側をぷちキレさせた模様

 


 

さて、本日はアメリカさんの雇用統計&カナダさんの雇用関連指標の発表が待っております。指標で反応するいい感じの市場になってきておりますので、もしかしたら、発表される数字によってはガシ~ンと言う状況があるかもしれません。ガシ~ンがどう言う状況なのかは、雰囲気で察して下さい。

どうか雇用統計で素敵な乱高下がありますように、期待しております。素敵な乱高下って新しいな(笑)。


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