2017/11/06 月曜日
11月に入って初めての月曜日です。今週からアメリカが夏時間から標準時、いわゆる冬時間となります。アメリカの指標発表時間が1時間遅くなりまして、今まで夏時間の時には日本時間で午後9時半に多かったアメリカの指標発表が午後10時半に、午後11時発表だったものは深夜0時にと言う感じで変更になりますが、まあ指標発表時間などはいつも指標一覧表なんかを見て確認しているでしょうから、時間変わろうがさして問題は無いかとは思います(笑)。
夏時間に関しては、先週ちょこっと書いてますので、よろしければ⇩
さて今週の指標ですが、重要指標が本当に少ない週です。ハードカレンシーに関係するところでは、明日7日の火曜日に、ドイツの鉱工業生産、ユーロ圏の小売売上高、そして10日の金曜日に英国の鉱工業生産がありまして、そのくらいじゃないでしょうか。あとは、毎週恒例の米新規失業保険申請件数、それにミシガン大オレオレ消費者信頼感指数があります。ミシガン大の件は「しつこい」と言われるかもしれませんが、重要指標に仕立てたくて、どこかが強引に頑張った結果[要出典 ]です。
あと、私的にはあまり重要視していない通貨になるのですが、一応取引している通貨としまして、豪州中銀(RBA)による政策金利(キャッシュターゲット)の発表が7日の火曜日にあります。今回は現状の1.5%維持と言う市場予想ですが、多分発表直後に何かあるでしょう。もう一つ、8日の水曜日にニュージーランド中銀(RBNZ)による政策金利(オフィシャルキャッシュレート)の発表があります。こちらも現状の1.75%維持と言う市場予想でして、キウイの金利は、私が持っている69円台のロングが毎日吐き出してくれるスワップポイントに影響があるので金利による値動きは関係無くても、金利そのものが非常に重要です(笑)。
今週は、指標よりも要人による発言の方が注意しないとならないかもしれません。本日と明日の2日間に渡りEU財務相会合がありまして、今回は非公式協議となっておりますが、ユーロ圏の財務大臣でしたらそのうち1人がボソっと呟いても市場が反応する力を持ってますから、その大臣たちが会合するんです。伝わってくる内容によっては、大きく市場を動かす可能性もございます。
日本時間で水曜日早朝には、早々と内定した次期FRB副議長のクオールズ氏の講演が予定されてまして、ちょっとした指標なんかより注目されてます。
また、8日水曜日と9日木曜日の2日間APECの閣僚級会議が、10日金曜日と11日土曜日の2日間APEC首脳会談が行われます。当然、トランプ大統領も首脳会談に出席する事になっております。が、開催地であるベトナムのダナンが台風に襲われまして、現在凄い事になっているようです。これは、どうなっちゃいますかね・・・・・・
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あと、日本時間で9日木曜日の早朝、10日金曜日の早朝に、それぞれ米国10年債、30年債の入札がありまして、これもどうなるのか。即何か市場に大きなインパクトは与えないでしょうが、債券市場に影響を与える事で金融市場全体に波及するものですから、特に米国の長期債、超長期債はこの金利上昇している中で注意して見ておく必要があるかと思います。
さあ、しっかりと11月に入りました。
これから年末に向かうにしたがい、
気温が安定せず、暖かい日があったり寒い日があったりして体調を崩しやすい時期ですから十分に気をつけ、今週も元気に頑張っていきましょう。
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