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FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

文鎮にUSB接続したらどうなるのか。3

前回までのエントリー : 要約

先日ある筋から入手した、システムアップデートに失敗したと言う、俗に言われる文鎮化した ASUS ZenFone 5 - 18台。リカバリモードでも起動せず、充電だけは LED 点灯で確認出来てたと思ったら、実はバッテリー周りの故障の可能性が急浮上。故障原因切り分けのため、完動品(中古)と交換用バッテリーを購入し入れ替えてみてみよう。

fxse.hatenablog.jp

まず、一番最初のエントリーで書きました技適云々です。電波法や附属規則、技適認証を行う法人さんの説明なんかをよく読みまして「 "裏蓋を開けること=即技適が無効" では無い」と判断しました。

まず、最近出来た制度で、技適のある携帯電話やトランシーバーなどの簡易な修理をする業者の登録制度があります。

www.tele.soumu.go.jp

これ、電波法の欠格事由に該当しない限り、登録には一切の資格や経験は必要無く、業務遂行が可能であろう自己申告により登録となります。つまり、ある程度の内容までに関しては、業としてでも裏蓋を開けて何かを施す事は技適が無効になるような事では無いと総務省が認めている事にほかなりません。

また、電波法の附属規則である無線設備規則には携帯電話の条件として「一の筐体に収められており、かつ、容易に開けることができないこと。」と言う文言がありますが、開けてはならないと言う記載は無く、特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則(いわゆる技適に関する規則)には「無線設備が一の筐体に収められていることを条件とする場合~」と言う記載が随所にありまして、簡単に言えば開けた状態で使う事を想定していない無線機のことであろうと言う事で、これ以外の筐体を開けたら技適が無効と言う記載は一切発見できませんでした。

電波法によりますと、一度付けた技適証明が無効になるのは「電波法第三十八条の二十三」に定めてある場合のみのようでして

(表示が付されていないものとみなす場合)
第三十八条の二十三  登録証明機関による技術基準適合証明を受けた特定無線設備であつて第三十八条の七第一項又は第三十八条の四十四第三項の規定により表示が付されているものが前章に定める技術基準に適合していない場合において、総務大臣が他の無線局の運用を阻害するような混信その他の妨害又は人体への危害の発生を防止するため特に必要があると認めるときは、当該特定無線設備は、第三十八条の七第一項又は第三十八条の四十四第三項の規定による表示が付されていないものとみなす

つまり、改造や電波の質に影響のある部分をイジる以外ですと、裏蓋を開けたと同時に技適が無効になると言う事は無いようです。 

 

と言う、非常に回りくどい事を調べたわけですが、つまりは自分で言い出した技適云々を回避し、自己修理をどうにか正当化出来ないかと言うことです(笑)。忙しいのに、ここまで調べてもらいまして、大司法書士の (元)輸出専業(id:yuan2) 先生、ありがとうございました。えっ「自分で調べたんじゃないんだ?」って?こんな高度な微妙な言い回しばかりの日本語、僕に分かるわけが無いじゃないか(汗)。

 

では、肝心の本題に入りたいと思います。

さっそく、アマゾンさんからやって来ました、まずはバッテリー単体を使って実験してみました。

動かなかった ZenFone 5 の1台を慎重にバラしまして、電波の質に影響がありそうなシールド部分は触れないように(重要)慎重に慎重に、バッテリーを取り外します。両面テープのような物で、びっちり貼り付いておりましたので、慎重に思いっきり外します。ええ、ヒートガンとか使う方法もありますが、携帯とかスマホは熱に弱い部分もあろうかと、慎重に思いっきり外す方を選択しました。

そして、アマゾンさんから到着した新品のバッテリーを装着しまして、USBケーブルを接続しましたところ…… なにやら、嫌な匂いがしてきまして、これは過去に何度も嗅いだことのあるケミコン(電解コンデンサ)内部が溶解しているような匂いです(汗)。

バッテリーを接続してあるコネクターを辿り、USBの外部コネクターまでの間を見ますと「なんとなくこれかな?」 と言うチップタイプのタンタルコンデンサを発見しまして、念のためサーモグラフィー(昔、秋月電子で買ったキットですけど、なにか?)で見てみますと、やっぱり高い熱を持っておりました。

 

この状態ではバッテリーを接続しても電源はやはり入りません。充電もされませんし、バッテリーからの電気も本体に供給されていないようです。つまり、このコンデンサが内部でショートしているのでは無いかと。

一番簡単な検証方法、ニッパでパチっとコンデンサをカットします。電源回路の途中にあるコンデンサは、およそ電流の平滑かバッファに使っているだけですので、短い時間でしたらコンデンサそのものが無くても問題ありません。

そして、このタンタルコンデンサをカットしてバッテリーを接続し、電源ボタンを押しましたら…… 

 

ああ、全然普通に起動すんのね?(笑)。

 

ちなみに、元々入っていたバッテリーを接続してみたところ、やはりうんともすんとも言いません。後から、別の単体充電器にケーブルを直接接続して充電してみようとしたところ、バッテリーエラーのランプが点灯しましたので、バッテリーと充電回路の両方が壊れていたと言う事になりました。 

 

ちなみに、中身は全然そのままでして、どこら辺が事前にクリアしてからアップデート作業をしたのか全く分かりません。ただ、画面ロックは掛かってますので、クリアして使う事にはなります。

私の予想としては、何か理由があってハード的な故障原因を上に報告できず、システムアップデートの失敗として報告したのでは無いかと。その時に、ただアップデートしたと言うと問題になりそうだったので、内部はクリアしてからアップデートしたと報告したのでしょう。

 

このスマホ買った会社さんの情報部門、最悪(汗)。

 

ちなみに「捨てるんだったら、1個500円で売ってやんよ」と、そんな感じで言われたくらいのお付き合いがある先ですんで、どうすっかな…… 今回のこの件は、言うべきか、言わざるべきか。もう、このスマホ買った代金で、この会社の社長さんと飲み食いに行っちゃったしなあ、全然足りなかったけど(笑)。

 

この故障内容からして、おそらくは「過電圧での充電」だと思うんですよね。最近流行りのクイックチャージ2かなんか対応してる12Vとかの急速充電器で、中華製の12Vでしか電圧が出てこない恐ろしいUSB充電器をこれに繋いだとか、そんな事では無いかと。

まあいいや、過電圧でコンデンサとバッテリー破壊したなら、逆に内部は大丈夫でしょうから、今回買った1台を合わせて19台、もう1台買って20台にして(元)輸出専業(id:yuan2) 先生の会社でなんかするって言ってる実験に使ってもらおう。って、まだ1台確認しただけで、残り17台は手付かず。しかも、チップコンのハンダ付けなんて言う面倒な作業が残ってるんで。

 

とりあえず秋月電子行って、部品でも買ってくるか。いや、千石かラジオデパートの上か。どっか、そこらへん(笑)。