FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/11/20 月曜日

本当に寒くなって来ましたね。そりゃ、もう11月も終わりになってきたので、寒くなってもらわないと困ります。正直言えば寒くなってもらわなくても構わないのですが、季節的には寒くなってもらわないと困ると言うか・・・・・・

いや、寒くならなくても、いいなあ(笑)。

 


 

さて今週、指標はもう全然おもしろくもなんともありません(笑)。最も注目の指標と言うかイベントと言うかその類(たぐい)としては、日本時間で23日早朝4時にあります、FOMC議事録の公開くらいでしょうか。

いや、それ以外は重要指標と言われるようなものでも中程度のボスでして、パッと見た感じでは、お役所が発表する指標で重要指標としては、日本時間で22日水曜日午後10時半の米耐久財受注くらいじゃないでしょうか。他は、マークイット社が発表する欧州のPMIとか、全米不動産業者協会が発表する中古住宅販売件数とか民間企業系ばかりがずら~っと。別に今週になってから始まった事でも無いんですけど。

議事録関係ですと、明日22日火曜日に豪州中銀(RBA)、23日木曜日に欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨、なんかも公開されます。

 

今週は、要人の発言とか政治情勢とかでの値動きの方を注意しないとならないかもしれないですね。 システムトレードには、やや不向きな市況です。

 


 

いよいよ冬到来で、天気予報で本州にも雪マークも出てきました。風邪などひかぬように注意しまして、今週も年末に向けて頑張ってまいりましょう。

 

えっ、今日のブログはヤケに淡白?ちょっと寝坊しましてね(笑)。もしかしたら、後で若干追記するかもしれません。しないかもしれません(笑)。


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2017/11/18 戦績

 2017/11/18 土曜日 戦績

USDJPY        +131,700円

EURUSD        △13,676円

GBPUSD         +32,163円

AUDUSD          +5,086円

USDCAD         △8,622円

EURJPY        +175,500円

GBPJPY        +133,000円

EURGBP          +4,681円

TOTAL         +459,832円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,643,645円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +18,781,447円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +333,414,402円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +876,572,329円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

土曜日早朝分のポジション整理としては、まずまずの数字でした。最近、ポジション整理とは言えないほどの数字が出る土曜日が多かったので、若干不満と言えば不満ですが、贅沢は言えません。贅沢は敵です。本当は、贅沢は素敵です(笑)。 

 

これ、数字を見てもらえば分かりますように、対円通貨ペアに非常に偏ってまして、ロンドンフィキシング後に欧州通貨で円買いが加速、ドイツも英国も債券が買われるのと同時に円が買われたため、また 誰かさん が「リスク回避」とか言う流れを作ったのでしょう。欧州だけでは無くアメリカでも、米国債が買われて債券利回りは低下しドル円も下落する流れでしたが、ドルも対円以外ではさほど動いておらず、クロス円絡みだったと見た方が良さそうです。 

それにしても、ズルズル行って112円を久しぶりに割り込んだ111円台がニューヨーク時間の後半から見られるとは思いませんでした。ユーロ円は132円切れませんでしたが、ポンド円は148円を割り込んでおりましたので、今週このラインを切る事が出来たのは、来週以降の値動きを楽しみにさせてくれます。

 

そろそろ、年末年始の海外旅行で使う外貨を両替する方が出て来る頃かと思いますが、外貨両替は以前のように1回当りの手数料を取るところは日本国内では皆無ですので、ちょこっと円高に振れた時に数万円づつとか両替して行けば、ドルコスト平均法になって年末に向けて円安に振れても円高に振れても両替レートが平均化されていいのかなと思います。

最近、東京などではチケットショップの店頭で外貨両替しますと、±1円程度で円から外貨にも・外貨から円にもも両替が出来る感じでして、こうなるとクレジットカードの換算レートより良い感じです。お買い物の免税枠20万円と現地での飲食代とかでもう10万円の30万円くらいの両替でも、一か八かのクレジットカード使った時点でのレートより事前にドルコスト平均で買った外貨の方が安心ですしね。

日本人が良く行くような旅行先の場合、ある程度大きな金額でも店員さんが現金での支払いにも慣れてますし、実はアメリカなんかでも経営者からするとクレジットカードより現金の方が嬉しかったりもします。100ドル札も新シリーズになって偽造券も駆逐された感じですし。

こんな事書いてますが、私は年末年始には実家に帰るだけなので、別に外貨両替とかしないんですけどね。香港ドルなら売るほどありますし(笑)。

 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(11月14日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 49,347 185,346 -135,999 -8,151
EUR (099741) 200,023 115,437 +84,586 -869
GBP (096742) 53,147 57,680 -4,533 +4,665
RUB (089741) 20,598 4,812 +15,786 -1,868
金Gold (088691) 271,496 76,412 +195,084 -706
原油 (067651) 778,738 182,272 +596,466 +51,260

 

IMMポジション(11月07日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 54,336 182,184 -127,848 -8,979
EUR (099741) 181,335 95,880 +85,455 +13,358
GBP (096742) 50,403 59,601 -9,198 -10,443
RUB (089741) 28,738 11,084 +17,654 +1,757
金Gold (088691) 272,571 76,781 +195,790 +2,695
原油 (067651) 758,743 213,537 +545,206 +42,257
(前週分を一見してわかりやすくしておくため、青字にしてあります)

 

今回は面白い結果ですね。円のネットショート拡大とポンドのネットショート減少はおよそ予想通りなんですが、ユーロはもっとネットロングが減少しているかと思いましたら割りと粘っております。それと、原油(笑)。最近では、若干原油価格が足踏みしている感じですが、大口の市場参加者の皆さん的には買いが続くと言うお考えのようです。いや、マジ原油はわかんないですからね(汗)。

そしてコレ、ロシアンルーブルが、ここで集計を発表し始めてから初めて前週比マイナスとなりました。しかも、ロングもショートもポジション自体が大幅減となっております。まあ、この辺りは事情がある程度見えてますが、企業秘密って事で(笑)。

 

そうそうロシアと言えば、2018年のロシアW杯に出場する32カ国が決定しまして、ポット分けも終わったようです。運命の組み合わせ抽選は12月1日と言う事でして、果たしてどの国との対戦になるのか。第1ポットの中ですと、FIFAランクで見てフランスに当たるより、ポルトルガルの方がいいかな。フランスは、今回はガチでヤバそうですので。イングランドは、まあ、頑張って下さい(笑)。 

 


 

今週末、本当に冷え込みました。東京でも最低気温は一桁台が普通に出るようになり、全国の天気予報では北海道以外でも雪のマークがちらほら出てくるようになりました。どうか風邪などひきませんように、お出掛けの際はお気をつけ下さい。

どうか楽しい日曜日になりますように。 


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2017/11/17 戦績

 2017/11/17 金曜日 戦績

USDJPY        +219,600円

EURUSD         +88,339円

GBPUSD        +173,405円

AUDUSD         +43,431円

USDCAD         +61,792円

EURJPY         +93,800円

GBPJPY        +195,200円

EURGBP            △93

TOTAL         +875,474円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,183,813円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +18,321,615円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +332,954,570円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +876,112,497円

 

日本時間で昨日早朝、米下院が共和党の税制改革案を可決と言う報道がありまして、一瞬は米ドルが買われる展開もあったのですが上値を伸ばせるわけでは無く、東京時間開始と共に失速。

もともと今回のこの税制改革案の下院通過は予想通りで、しかもアメリカの法律認可プロセスは日本のように衆議院(下院)を通ればねじれ国会でも無い限りそのままの内容で参議院(上院)通過して法律成立と言うわけでは無く、上院で内容が大幅に修正される事もしょっちゅう発生するにちじょうちゃめしごとです。

 

これ、税制改革と聞こえはいいですが、減税による税収減により10年間で1兆4000億ドル(約160兆円)の財政赤字が予想されてます。ただ、なぜここまで財政赤字になっても減税を行うのかと言えば、それ以上にアメリカへの投資・企業進出に期待をするため、言ってみれば減税と言う費用負担を将来への投資にすると言う事でして、10年間で1兆4000億ドルの投資を行い将来50年100年とアメリカが発展する礎を築ければ安いものでしょう。しかも、100年経過したら1兆4000億ドルなんてインフレでどれだけの価値になっているのか。

第二次世界大戦を行った時の日本の戦費は、当時の金額で7000億円とも8000億円とも言われております。現代でしたら上場企業の時価総額で7000億円を超えている会社は200社を超えており、確かに大金なのですが日本国の予算として見たら屋台骨を揺るがす金額でもありません。これ、戦時中のインフレ調整した金額からGDP比で換算すると約9倍、今週発表になりました日本の名目GDP546兆円ですので、現在の価値で約4,900兆円の戦費だったと言う事になります。

つまり、長い時間を経過したら1兆4000億ドルの国債の価値なんて風に飛ぶほどの価値にしかならなくなりますので、目先の金額に囚われて税制改革を行わず=将来への投資を行わないのはバカと言う事に、ビジネスパーソンでもあるトランプ大統領の考えでしょう。トランプ大統領の政策で奇妙・奇怪なものは多いのですが、この政策に関しては私も完全に同意します。

今後上院での審議でどうなるのか不透明ですが、現時点案では連邦邦人税を20%に低減、州税と合わせて30%程度を目指すようでして、これ州税が無税なネバダ州やワシントン州(首都では無くシアトルがある方)などでは法人の最高税率が20%になると言う事でして、あのアメリカで企業活動を行って最高税率が20%で済むなら進出しよう、アメリカに戻ろうと言う会社は多くあるハズです。

ちなみに日本から一番近いアメリカ=グアムの場合、連邦税率がそのまま地方税率となり連邦税は免除になってますので、法人税35%のサイパンから今後はグアムに、中華系のアパレル企業の工場が移転するかもしれないなあと。サイパンでも、グアムでも、ここの工場で作ったら「メイドインUSA」になりますんで、どっちでもいいわけで、だったら法人税が安い方がいいに決まってます。そっちの方面で何か儲かる話しは無いか探してます(笑)。

 


 

さて、本日は最初から壮絶な脱線だったわけですが、市場関係いきますか。昨日の指標、重要なところではアメリカの住宅関連指標とカナダの消費者物価指数(CPI)くらいでした。まず、アメリカの住宅関連指標⇩

米国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
住宅着工件数 113.5万件 119.0万件 129.0万件
建設許可件数 122.5万件 125.0万件 129.7万件

「おお、凄え良いじゃん!」って事でしたが、ドル買いは発生せずドル売り基調でして、少し前には住宅関連に神経質なほど反応していたのが嘘のようです。

カナダのCPIは表にするほどでも無いのですが、と言いながら表⇩

カナダ10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(前比) +0.2% +0.1% +0.1%
消費者物価指数(前比) +1.6% +1.4% +1.4%

発表直後は予想通り悪化していたと言う事で若干の加ドル売りも入ったのですが、よく考えてみたら「事前に予想していたんだから織り込み済みだったわ」と思い出したようで加ドル買い戻して指標発表前水準まで戻し終了(笑)。 

 


 

昨日の値動き、チャートを見れば一目瞭然なのですが、米ドルの不安定さから対円での値動きに終始し、対ドルストレート通貨が対円でクロスしているような状況でした。正に基軸通貨日本円!

 

実際、基軸通貨と言うのは話し合って決めると言うわけでは無く、一定条件を満たしていれば勝手に任命されるわけです。よく言われるのが、

・軍事攻撃から耐えられる戦力

・生産力が高く、その国の通貨であらゆる物の購買が可能なこと

・対外取引に制限が無いこと

・開かれた金融市場を持ち、外貨交換が容易なこと

・通貨の価値が安定していること

この5つですが、実はもう1つ重要な事がありまして

・少額面の紙幣を発行していること 

つまり、基軸通貨として市場で流通すると、その通貨は自国で通貨発行や管理を行う能力に乏しい国において実質的に法定通貨として通用(通貨代替)するため、少額面の紙幣がどうしても必要なんです。これが、現在アメリカが1ドル硬貨と紙幣を併用している原因でして、少額面の紙幣が必要と言うのは理由が2つあります。 

まず1つ目、基軸通貨として通貨代替される場合、少額面の紙幣が無いと大きな決済でしか使えず、結局は現地で硬貨を作ると言う片手間になるからでして、硬貨を基軸通貨発行国から運搬するのには非常にコストが掛かります。それともう1点としては、基本的に硬貨は政府、紙幣は中央銀行が発行しており、通貨代替地域で大量に使用されるであろう少額面の貨幣が硬貨になると、中央銀行の関与しない大量の通貨をコントロールすると言う事態が発生するわけです。基軸通貨としての機能を放棄した国の場合、少額面の紙幣は廃止する事が出来ますので、英国でも現在は最低額面の紙幣は5ポンドとなってます。

別に、日本円が正式に基軸通貨となって欲しいとか願ってるわけではありませんし、実際になるのは無理でしょう。ただ、この条件を満たせる通貨と言うのは、世界中にそれほど多く無く、可能だとすると日本円くらいではないかと思います。ただし、少額面の紙幣、例えば100円札は用意する必要がありますが。もちろん、日本での流通は敢えて抑えておき、通貨代替している国でメインに流通するように調整する事は可能でしょう。

もし日本円が基軸通貨になったとしたら、基軸通貨の性質として経常収支は真っ赤っ赤の大赤字になりますから、多少貿易収支で黒字になっても経常収支として合計したら焼け石に水状態です。そしたら、どっかの国の花札だかプレイカードだか、そんな方から色々言われる事も無いのかな、みたいな(笑)。 


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2017/11/16 戦績

 2017/11/16 木曜日 戦績

USDJPY        +181,400円

EURUSD        +114,519円

GBPUSD         +84,211円

AUDUSD         +26,283円

USDCAD         +11,364円

EURJPY        +166,900円

GBPJPY        +263,400円

EURGBP         +22,483円

TOTAL         +870,560円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,308,339円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +17,446,141円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +332,079,096円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +875,237,023円

 

狭っまいレンジの中で、上ひげ下ひげピッピピッピ付けながら、グッチャグッチャ動きやがって、と(笑)。特に酷かったのがポンドドルでして、数日前まで利益の源泉であった高いボラティリティでキレイな値動きの見る影もありません。

ポンド円やユーロポンドの値動きは比較的キレイなお絵描き(チャート)をしておりまして、ポンド自体に主体性が無い取引なのは明らかです。ポンドは、もともと対ドルでの価格が高く資金効率が悪いんですから、ボラくらい高くなってくれませんと適いません。だかと言って、ボラタリティが高ければいいからと「ユーロキウイ(NZドル)」とか「ポンドオージー(豪ドル)」なんて人智を超えた値動きするペアを取引するのも怖いですし(笑)。

 

その人智を超えた値動きの豪ドルですが、日本時間午前9時半に豪州の雇用統計とも言える就業者数と失業率の発表がありまして⇩

豪州10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
就業者数 +2.66万人 +1.88万人 +0.37万人
失業率 5.5% 5.5% 5.4%

就業者数の伸びが前回値にも予想にも大きく届かず、しかし失業率は改善すると言う、まあアメリカでもよくある話しです。これで上へ下へと数分で130pipsほど乱高下をして下さいまして、いつもなら少ない利益を刈られてマイナスになるところを、今回は最初から試合放棄(事前に全ポジションを精算)していたため事なきを得ました。チャートですとこんな感じ⇩

https://stat.ameba.jp/user_images/20171117/06/fx-sengyo/86/31/p/o1000065014072048889.png

うん、無理(笑)。一気に急上昇、一気に急降下だけならイザ知らず、こう言うのは仮にスキャルピング専門のシステム作っても難しいかと思います。1分足のチャートなんでこんな感じで見ていられますけど、実際のこの時間の値動きなんてキャプチャーしてあった動画で確認しますとメチャクチャですからね。普通のFX業者では、スリッページ10や20pips容認したとしても入るかどうか。 

最近は、何かと豪ドルを叩いておけばいい感じが市場ではあるので、そのような方向性でブログ書いてみました(笑)。 

 

そして、話題に先に出したのにもかかわらず放置したポンドですが、昨日は英国の指標がある日本時間で午後6時半までは大人しくしているものだとばかり思っていたところ、欧州時間にはまだちょっと早い日本時間で午後4時のドイツ・フランスなど欧州の主要国ではまだ午前7時過ぎの早朝に「英国がEU離脱後に、貿易協定で特別扱いは行わない」と言う報道が伝わりますと、とりあえずポンドの一気下げ。今度は英国の指標が発表になりますと、

英国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
小売売上高・前月比
(自動車燃料含む)
-0.7% +0.2% +0.3%

事前予想を上回る結果であったため一気上げ。とは言っても、大きく上回る事はできず、狭いレンジを一段上げたに留まりました。

https://stat.ameba.jp/user_images/20171117/07/fx-sengyo/2f/f4/p/o1000070014072060812.png

それにしても、高ボラの代表格であるポンドが、一気下げに見えるチャートでヒゲまで入れても40pipsとは、どおりで地球温暖化[要出典 ]で北極の氷が溶けると物理の法則は無視して海面が上昇[要高次出典 ]するわけです(笑)。

まあ、いいや。 

 


 

ニューヨーク時間に入りまして、いつもの週刊ディアゴスティーニ発行新規失業保険申請件数で数字が悪化していたり、注目指標のフィラデルフィア連銀製造業指数が不調だったため⇩

米国 前回値 市場予想(中心値) 結果
新規失業保険申請件数 23.9万件 23.5万件 24.9万件
米国11月 前回値 市場予想(中心値) 結果
フィラデルフィア連銀製造業指数 27.9 24.6 22.7
米国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
鉱工業生産(前月比) +0.4% +0.5% +0.9%

欧州時間から売られていたドルが継続して売られておりました。ええ、鉱工業生産が良かった事はまるっと無視です。もちろん、前月比の指標より連銀指数が重要視されるのはもっともなんですが。

 

てな感じで、もっとドラスティックに動いてくれないと、ブログ書くのもつまらないなあ(笑)。いや、あまりにも酷い値動きで激しいマイナスにでもなったら、今度は書く気力が無くなりそうなので、この程度がいいのかもしれません。でも、たまに、たまにでいいので、ちょこっと大きく動いてくれると嬉しいかな(喜) ⇦ 新しく登場した括弧書き感情表現(笑)。 


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2017/11/15 戦績

 2017/11/15 水曜日 戦績

USDJPY        +235,200円

EURUSD        +316,883円

GBPUSD        +132,637円

AUDUSD         +16,075円

USDCAD         +29,107円

EURJPY        +287,700円

GBPJPY        +104,600円

EURGBP          +6,998円

TOTAL       +1,129,200円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,437,779円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +16,575,581円

 

年間戦績(2017年)

TOTAL     +331,208,536円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL     +874,366,463円

 

昨日11月15日午前10時、先月10月20日を最後に112円から上昇トレンドを狙いに旅立ち113-114円台のレンジで上を目指して頑張っていたドル円が「上に行かれないから、もう下行こうぜ」と、方向転換した瞬間です(笑)。

何がトリガーになってのかって、別に何も無かったと思われるのですが、仲値終わった午前10時と言うのがポイントなんでしょうかね。こればかりは、ここで売りを仕掛けたご本人様たちに聞かないとわかりません。東証の株安も巻き込みながら午後3時の後場終了直前までは頑張って再浮上を目指すも失敗、いや、失敗したのかどうかも、ここで買いを仕掛けたご本人様たちに聞かないとわかりません

 

ところで、東京時間前場中にもう一つ事件がありました。事件ってほどじゃ無いのですが、豪ドルが聞いたことも無い指標に反応し、一瞬で25pipsほど崩落する事件がありました。うん、やっぱり豪ドルで一瞬25pipsだと事件ですね(笑)。15分ほどで一気に40pipsほど駆け下りまして、聞いたことも無い指標でヤラれた割には珍しい値動きです。どんな指標かと言いますと、こちら⇩

豪州第3四半期(7-9月) 前回値 市場予想(中心値) 結果
賃金指数(季節調整済) +0.5% +0.7% +0.5%

ね?聞いたこと無いでしょ?(笑)。まあ、聞いたこと無いは若干言い過ぎで、マイナーな指標まで表示してくれるところですと出て来るのですが、逆に言えばメインの指標としては出て来ない、そんなところでしょうか。私も、日本語でこいつが報道されるところを見たのは初めてかもしれません。

オーストラリア政府統計局が発表しているちゃんとした指標です。

⇩オーストラリア政府統計局
Australian Bureau of Statistics, Australian Government

⇩ 賃金指数発表ページ直接リンク
6345.0 - Wage Price Index, Australia, Sep 2017

 

ところで、このオーストラリア政府統計局のホームページを見ていたところ、こんな調査結果が同じ日に発表になっておりました。

⇩オーストラリア政府統計局「豪州婚姻法に関する郵便調査結果」
Australian Marriage Law Postal Survey

https://images.marriagesurvey.abs.gov.au/Summary.gif

同性婚を認めるかどうかと言うもので、調査対象になったのはオーストラリア人の79.5%と言う非常に高いものです。もっとも、そのうち有効回答は61.6%だったようですが、それにしても政府の調査にしたら同性婚を問うと言う調査内容も驚きなのですが、有効回答も恐ろしく高い結果だと言うのが凄いです。これ、選挙が強制である豪州の政府機関が行った調査だからと言うのもあるのでしょうね。

有効回答のうち 61.6%の方は同性婚に賛成と言う事で、感覚でしか無いのですが、同じ調査をもし日本でやった場合は、賛否の率が入れ替わり賛成が38.4の方、いやもっと低くなるような気がします。いや、これは私の感覚ですので。

こう言う法改正に関する調査を政府機関がここまで大規模にするのは珍しいと思いますし、場合によっては調査結果を反映しない法改正になった時に問題になる事もあるのではないでしょうか。もし日本でやった場合は、いや、やろうとした段階で中止に追い込まれる事間違いないでしょう(汗)。 

 

東京時間のドル安の流れを受けて、ユーロもポンドも同じように買われていたのですが、またしてもポンド様だけ予想通りな指標結果に反応して売り浴びせとなり、最近は英国指標は極端に数字が良くないと市場関係者の評価は「ダメ」なようです。

英国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
失業保険受給者数 +1,700人 +2,300人 +1,100人
失業率 2.3% 2.3% 2.3%
英国9月 前回値 市場予想(中心値) 結果
ILO失業率 4.3% 4.3% 4.3%
英国9月 前回値 市場予想(中心値) 結果
週当たり平均賃金
前年比(手当込み)
2.3% 2.1% 2.2%
週当たり平均賃金
前年比(手当なし)
2.2% 2.2% 2.2%

 

そして、日本時間で午後10時半、今週一番の注目指標でしたアメリカの消費者物価指数(CPI)が発表になりまして⇩

米国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(前比) +0.5% +0.5% +0.1%
消費者物価指数コア(前比) +0.1% +0.2% +0.2%
米国10月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数(前比) +2.2% +2.0% +2.0%
消費者物価指数コア(前比) +1.7% +1.7% +1.8%

 一番重要なコア前年比が前回値、事前の市場予想を上回ったのですが、発表直後は指標を素直に受けて若干買われた米ドルも、昨日そこまでの流れからその後は売り優勢と言った感じで、もう指標は関係ありません。

つまり、「今日はドル売ってんだから邪魔すんなよ!」と言う気分的なもの、じゃないですかね。⇦ 昨日に引き続き4回目(笑)。

 

大丈夫かな?毎日毎日こう適当な事ばかり書いてて(汗)。 


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