FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2022/02/23 市況

2022年02月23日、水曜日の市況です。

昨日午前10時、ニュージーランド中銀のニュージーランド準備銀行が今後の金融政策を発表しまして、政策金利は事前の市場予想通り3会合連続での引き上げ⇩

ニュージーランド準備銀行
(中央銀行)

02/23 1000JST
現状 市場予想 結果
オフィシャルキャッシュレート
(政策金利)
+0.75% +1.00% +1.00%

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また、金融政策については、買い入れた国債の再投資を今後は行わず段階的に債券保有額を減らして行くと示唆し、

jp.reuters.com

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www.nikkei.com

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NZ中銀の発表した通り「量的引き締め(QT) 」として伝える金融系通信社や経済系新聞社が大半でしたが、借金返済していくだけのようなものですので、量的緩和の縮小と言う方が正しいでしょう。カードローンの借金返済するのに「ATMでお金預ける」と言ってるようなものです(笑)。

正直言って、今回のNZ中銀による発表は予想の中道でして、奇を衒う作戦が得意なNZ中銀としては逆に珍しい発表だった感じです。それだけ現状の世の中では、サプライズで狙って市場を動かくほどの余裕が無いと言う事なのでしょう。

この発表を受け、外国為替市場の動きは⇩

火曜日から続く米ドル売り=NZドル上昇の流れが金融政策発表直前に少し落ち着き、それをクリアすると再度NZドル上昇の流れに復帰したような感じです。いわゆるイベントクリア状態です。

まあ、ドル円と比べたら動いてくれているだけマシでしょう(笑)。

 

ウクライナ情勢もどうなるのか分かりません。あまり備えたくないところではありますが、そう言った精神論や希望的観測で動いているとマーフィーさんがやってきて法則を発動なさるので、そろそろ少しだけ真剣に備えておかなければならないようにも思います。

www.nikkei.com

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備えて使わなければよし、機会ロスだけならよし、そう考えるしかありません。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

= 一般経済指標 =

豪州第4四半期(10-12月)
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
労働賃金指数(前比) +0.6% +0.7% +0.7%
労働賃金指数(前比) +2.2% +2.4% +2.3%
ドイツ3月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
GfK消費者信頼感指数  -6.7  -6.3  -8.1
フランス2月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
INSEE企業信頼感指数 112.8
112.4
112.0 111.8
INSEE企業景況総合指数 107.2
106.7
109.0 112.3
スイス2月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
CFA/期待指数  +9.5  +9.0
ユーロ圏1月
1900JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.3% +0.3% +0.3%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+5.1% +5.1% +5.1%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.5%  -0.5%  -0.5%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+2.5% +2.5% +2.4%

 


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