FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/04/16 戦績

 2020/04/16 木曜日 戦績

USDJPY         +94,700円

EURUSD        +126,275円

GBPUSD        +189,979円

AUDUSD         +30,299円

NZDUSD         +19,640円

USDCAD         +66,782円

USDCHF         +57,038円

EURJPY        +102,300円

GBPJPY        +140,600円

AUDJPY         +22,200円

NZDJPY         +15,600円

CADJPY         +51,600円

CHFJPY         +72,400円

EURGBP          +8,544円

EURCHF         +33,153円

TOTAL       +1,031,110円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,818,292円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +16,520,026円

 

年間戦績(2020年)

TOTAL     +199,872,078円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +393,965,567円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,773,965,582円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午前3時、米FRBより地区連銀経済報告いわゆるベージュブックが公開されました。これが次回のFOMCのたたき台となるわけですが、現状では地区ごとの経済状況を細かく精査しながら金融政策を決めているような場合ではなく、ほとんど地区連銀惨状報告のような感じでした。

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

どれくらい惨状報告だったのかと言うと、ベージュブックに「COVID」が登場した回数は62回、「coronavirus」が登場した回数は25回と言うくらいの厳しさ。もう、この登場回数だけで察する事ができると言うものです。

特に何か大きく反応する事もなく、ベージュブック公開をクリアしたと言う事実だけで終わった早朝3時の公開時間でした。 

 

午前10時には豪州=オーストラリアの雇用関連指標が発表になり、就業者数の増減は事前の市場予想がマイナスであったにも関わらず、プラスの5,900人と大健闘しました。当然のことながら失業率の上昇も市場予想ほど悪化せずと言う結果でした。

オーストラリア3月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 +25,600人
+26,700人
 -40,000人  +5,900人
失業率 5.09%
5.10%
5.50% 5.23%

この結果を受け、発表直後は若干ですが豪ドルが買われたものの⇩

やはり、連日伝わっている豪州各地の都市閉鎖や失業者の動向などから、この雇用関連指標の集計期間を過ぎてからの悪化具合に対する懸念が強く、世界中で悪化する雇用情勢とも合わせ、多少の雇用状況維持程度の指標で大きく豪ドルが買われる事はありませんでした。 


 

昨日、こんな記事がありました⇩

www.sankei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ P1 P2 P3

記事中に「「地元企業をしっかりと支援していただきたい」。3月中旬、各地銀トップの電話に金融庁幹部からこうした要請が相次いだ。」と言う部分がありまして、正直言って「金融庁は何言ってるんだ?」って感じです。地銀などの経営が厳しい現状は、金融庁の都銀と同じような感覚での縛り付けも大きな原因で、極端に自由度を制限していたため、地元の中小企業を救済するためには「金融庁からの指導と言う名の制裁」も覚悟しなければ進まないことも多かったでしょう。そこを急に「しっかりやれ!」的な要請とか。

事実上、金融庁からある程度の黙認を押し売りで取り付けられた状況になったのでしょうが、なんとももう少し違った物言いはできないものでしょうか。「地元企業の支援を何卒よろしくお願いします」くらい政府や日銀に代わり、行政機関である金融庁からお願いしたとしても、腰が低すぎとは思えないところです。日銀から、地銀や第二地銀、信金中央金庫などの系統中央機関に、もっともっとジャブジャブ資金ツッコんでもいいくらいだと思ってます。

この大変な時ですが、地銀など地域金融機関には、どうか頑張ってもらいたいと思います。


 

いつもと同じように、既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。

英国3月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売売上高(前比)  -0.6%  -5.5%  -3.5%
オーストラリア3月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 +25,600人
+26,700人
 -40,000人  +5,900人
失業率 5.09%
5.10%
5.50% 5.23%
労働参加率 65.97%
65.99%
65.90% 65.98%
オーストラリア3月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
雇用者数 フルタイム +0.55万人
+0.67万人
 -3.50万人  -0.04万人
雇用者数 パートタイム +2.02万人
+2.00万人
 -1.00万人 +0.64万人
ドイツ3月
1500JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+1.4% +1.4% +1.4%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.3% +1.3% +1.3%
ドイツ3月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
卸売物価指数(前比)  -0.9%  -1.2%  -0.4%
卸売物価指数(前比)  -0.9%  -2.3%  -1.5%
ユーロ圏2月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
+2.3%  -0.2%  -0.1%
鉱工業生産
(前比)
 -1.7%
 -1.9%
 -2.0%  -1.9%
米国3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数(年換算) 156.4万件
159.9万件
130.0万件 121.6万件
住宅着工(前比)  -3.4%
 -1.5%
-18.7% -22.3%
米国3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設許可件数(年換算) 145.2万件
146.4万件
130.0万件 135.3万件
建設許可(前比)  -6.3%
 -5.5%
-10.5%  -6.8%
米国4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Philly連銀製造業指数  -12.7  -32.0  -56.6
米国 週次
04/16 2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 661.5万件
660.6万件
510.0万件 524.5万件
失業保険継続受給件数  744.6万件
 745.5万件
1400.0万件 1197.6万件
カナダ2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業出荷(前比)  -0.7%
 -0.2%
 -0.1% +0.5%
カナダ3月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ADP雇用報告
(前比)
+0.72万人  -1.50万人 -17.73万人

 

=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(04/10分)

2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比) +38Bcf +64Bcf +73Bcf

 


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