FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/08/07 戦績

 2019/08/07 水曜日 戦績

USDJPY         +76,100円

EURUSD         +92,242円

GBPUSD         +78,494円

AUDUSD         +73,146円

USDCAD         +85,314円

USDCHF         +63,847円

EURJPY        +165,500円

GBPJPY        +202,600円

AUDJPY         +81,700円

CADJPY        +172,300円

CHFJPY         +91,100円

EURGBP         +23,490円

EURCHF         +13,077円

TOTAL       +1,218,910円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,557,275円

 

月間戦績(08月)

TOTAL       +7,695,756円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +189,255,985円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL      +83,173,542円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,463,173,557円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、あちこちで大騒ぎしているように、ニュージーランド中銀RBNZが今後の金融政策を発表しまして、なんと政策金利を 50bp(ベーシスポイント)の一気下げ、お隣オーストラリアの政策金利と揃えました。

www.nikkei.com

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ニュージーランド準備銀行
(中央銀行)

08/07 1100JST
現状 市場予想 結果
オフィシャルキャッシュレート
(政策金利)
1.50% 1.25% 1.00%

ニュージーランドが政策金利を1%にすると言うのは過去にあったのでしょうか。端末カチャカチャすれば出てくるんでしょうが、先に記憶だけを辿っても思い浮かびません。そもそも 1.50%にした時に、散々「史上最低」とか書かれてましたし。

お隣のオーストラリアと政策金利と揃えた件はどこの通信社も新聞社も放置なんですが、ニュージーランドの貿易相手国として一番大きな国は輸出入とも中国で、その次はオーストラリアです。そのオーストラリアとの為替レート、AUDNZDがかなり1.00に近くなってきており、このまま放置したくない関係もあるのではないかと思っておりました。為替を直接操作する事なく、金融政策の立場的にごまかしながらNZドル高をこれ以上進行しないように回避させるには、豪ドルからのキャリーを止めなければなりません。そしたら金利合わせてしまえばいいと言う事は誰が考えても思いつくことでしょう。ただ、よく50bp一気下げしたなと関心しております。

トランプ大統領が絶賛するのでは無いかと思っておりましたら、まだそんな事は無いようで、ニュージーランド中銀の今回の金融政策発表には触れず「FRBは利下げするべきだ!」とだけ吠えておりました(笑)。

 

各国中銀、続々と利下げしてきます。昨日は、インド中銀が25bp引き下げの市場予想を上回り35bpの引き下げと言う、非常に計算高い利下げを発表しました。 

インド準備銀行(中央銀行)
(RBI)

08/07 1515JST
現状 市場予想 結果
政策レポ金利
(政策金利)
5.75% 5.50% 5.40%

また、タイ王国でもタイ中銀が25bpの利下げを行っております。

タイ銀行(中央銀行)
(BOT)

08/07 1605JST
現状 市場予想 結果
翌日物レポ金利
(政策金利)
1.75% 1.75% 1.50%

 

サプライズ的な利下げが多く発生しておりますが、市場で利下げの声が完熟してから利下げを行ったFRBが間違っていたり、あるいはトランプ大統領の言うように無能なのではありません。やはり、基軸通貨を発券する中銀制度としては、自らの考えをゴリ押ししてまで利下げと言うのは難しいかと思います。よく言われるのは「利上げはFRB主導、利下げは市場主導」でして、今回もその前例に倣い市場での利下げ意欲の高まりを受けて利下げしたわけです。

ただ、基軸通貨の金融政策 ≒ アメリカの金融政策をモロに受ける開発途上国、あるいは大国以外の国としては、アメリカが利下げを行った事を受けて自国も利下げを行わなければならない危機感のようなものが過去の事例を見るだけで発生するわけで、しばらくは各国中銀による利下が繰り広げられるのかなとも思います。

 


 

とりあえず、いつもと同じように既に作ってあります指標の結果だけは貼っておきます。昨日もまた指標は微妙なものが多く、外国為替市場に大きく影響を与えるような指標は特に見当たりませんでした。毎月第2週付近はこんな感じなので、政治がらみで値が動くように頑張ってもらいたいと思います(笑)。

日本国7月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 1兆3223億米ドル 1兆3165億米ドル
オーストラリア6月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅ローン残高
(前比)
 -0.4%
 -0.1%
+0.5% +0.4%
住宅ローン残高
居住用物件(前比)
 -3.0%
 -2.7%
 -1.0% +2.4%
住宅ローン残高
投資用物件(前比)
 -1.9%
 -1.7%
+0.5% +0.5%
ドイツ6月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比) +0.1%
+0.3%
 -0.4%  -1.5%
鉱工業生産(前比)  -4.4%
 -3.7%
 -3.1%  -5.2%
フランス6月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -32.78億ユーロ -40.00億ユーロ -51.87億ユーロ
経常収支  +3.0億ユーロ   -6.0億ユーロ   -8.0億ユーロ
スイス7月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 7591.11億CHF 7678.99億CHF
英国7月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
 -0.4%
 -0.3%
+0.3%  -0.2%
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+5.7% +4.4% +4.1%
中国7月
1730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 3兆1192.3億
米ドル
3兆1100.0億
米ドル
3兆1036.9億
米ドル
カナダ7月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ivey購買担当者指数 52.4 53.0 54.2

 

=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(08/02分)

08/07 2330JST
前回値 結果
原油在庫(前比) -849.6万バレル   +238.5万バレル  
ガソリン在庫(前比) -179.1万バレル   +443.7万バレル  
中間留分在庫(前比) -89.4万バレル   +152.9万バレル  
クッシング原油在庫(前比) -153.3万バレル   -150.4万バレル  

 


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