FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/04/20 戦績

 2019/04/20 土曜日 戦績

USDJPY         +37,400円

EURUSD         +25,177円

GBPUSD         +48,201円

AUDUSD               0円

USDCAD         +13,645円

USDCHF         +42,380円

EURJPY          +5,400円

GBPJPY         +16,300円

AUDJPY          +7,500円

CADJPY         +24,200円

CHFJPY         +85,200円

EURGBP               0円

EURCHF            +801円

TOTAL         +306,204円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +5,220,640円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +15,829,008円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL      +99,893,987円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,373,811,559円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

この一週間、ドル円が近年稀に見る動きの無さで、どこまで動かないのか逆に楽しみになってきまして、日本時間で土曜日早朝のニューヨーク時間終了を待ってました。実際には、起きたら終わってましたが(笑)。

 

この前の月・火と日米貿易交渉が実質スタートしまして、為替操作を防ぐための条項いわゆる為替条項について話し合うと言う事前情報がありました。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

一般の方が普段の生活から為替レートを感じる事はまず無いでしょうが、外国為替を取引してる我々は、一般の方よりは為替レートに敏感だと思います。それでも、日本円が操作されていると言うところまで、日々感じる事はありますでしょうか?

為替条項をアメリカが入れたいと言ってきていると言う事は、日本が為替操作をしていると示唆しているわけです。為替操作をしていないと言う立場の日本としたら、為替条項なんて入れてもらってもヘッチャラですよとお答えしなければなりません。

 

これ⇩1993年5月からの週足チャートです。

バックが赤くなっている部分が安倍政権の期間になってまして、ドル円は比較的落ち着いている様子が分かります。それにしても、安倍政権は長いですね。政権が安定する事は重要なので、結構な事ではあります。

 

アメリカの提起している為替条項と、この安定しているドル円相場、別に「だから為替操作をしている」と言いたいわけではありません。政権の安定も為替相場のファンダメンタルズには重要な指標ですので、為替相場をするまでもなく政権の安定が為替相場の安定につながっている部分も大きくあるでしょう。

日本としたらその点をアメリカに強くアピールし、仮に受け入れても大丈夫な内容であったとしても、内政執行を制限される可能性のある為替条項は極力受け入れないようにしなければなりません。ただ、為替条項を受け入れることで、他の国内産業に重大なダメージが発生しそうな交渉を回避できるのであれば、通商協定の枠組みとは別に、財務相会談への交渉移行を盛り込む事までは有りかと思ってます。

いずれにせよ、受け入れ可能であっても相手が望むまま「いいよいいよ」と受け入れたところで、余った時間は別の話し合いに費やされてしまうでしょうから、せっかくアメリカが為替条項なんて言う話し合いやすい餌をぶら下げてくれたんです。有効活用しない手はありません。

 

と、そんな事を、全く動かなかったこの一週間のドル円を見ながら考えておりました。私が考えたところで、話し合いに影響があるわけでは無いんですけど(笑)。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(2019年04月16日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 31,807 118,913 -87,106 -15,586
EUR (099741) 144,867 242,890 -98,023 +4,175
GBP (096742) 45,932 45,010 +922 +7,438
CAD (090741) 18,256 67,418 -49,162 -5,960
CHF (092741) 6,571 39,155 -32,584 -4,438
RUB (089741) 41,059 6,761 +34,298 +1,100
BTC (1330E1) 1,435 2,469 -1,034 +224
金Gold (088691) 183,213 126,940 +56,273 -49,091
原油 (067651) 616,110 110,852 +505,258 -11,404

 

IMMポジション(2019年04月09日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 19,914 91,434 -71,520 -8,779
EUR (099741) 140,401 242,599 -102,198 -3,014
GBP (096742) 36,260 42,776 -6,516 +3,415
CAD (090741) 24,681 67,883 -43,202 +1,121
CHF (092741) 7,285 35,431 -28,146 -1,880
RUB (089741) 39,215 6,017 +33,198 -814
BTC (1330E1) 1,597 2,855 -1,258 +85
金Gold (088691) 199,507 94,143 +105,364 +10,808
原油 (067651) 621,766 105,104 +516,662 +35,301

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

 

先週、こんな事⇩を書いてました。

このIMMポジションの集計は毎週火曜日のニューヨーク時間終了ですので、円が比較的買われてダラダラしていた頃、ちょうど上の4月9日分の集計だったわけです。その後の強引な円売り展開はご存知かと思いますが、来週の集計が楽しみです。

仮に週明けに月曜日から円買い相場に突入したとしても、IMMポジションは急には動けませんから、この一連の円売りがIMMポジションに反映するような層(投資家)が動いたものなのか、あるいは噂であったような実需筋のものなのか予想ができると言う事です。もしIMMポジションの動きがあまりなく、実需筋メインだったのであろうと予想が傾いた場合、これは暫く円高方向へ思ったほど動かないかもしれません。実需くらい為替相場で発言力のあるモノはありませんから。

円ショート、一気に15,000ロットも増えてました。ちなみに、1ロットはどれくらいの単位かと言いますと⇩1,250万円 と書いてあります。

https://stat.ameba.jp/user_images/20190421/06/fx-sengyo/04/df/p/o0750036014394847689.png

と言う事は、前週と比べて1,875億円分の円が売られたわけです。

ここで重要なのが、IMMポジションの「Non-Commercial = 投機筋」でそれだけの売りが入っていると言う事は、近いうちに買い戻される可能性が高いと言う事で、FXの超大型版と言ったところなわけです。つまり、実需と違い、未来永劫円安に向かう材料とはならないと言う事なわけです。

じゃ、一体いつ買い戻されるのかと言えば、そんなのは分かりません(笑)。ただ、売買差引だけではなく、買い建ても売り建ても全体的にボリュームが上がり、取引自体が上向きになっているようです。10万ロットを超える売りポジションですから、ちょっとしたニュースで反応しやすいと思われますので、このポジションで現在の相場ですと、もしかしたら上値は限定的になりやすいのかな~と思ったり、思わなかったり・・・・・・ ダイナミックに適当(笑)。 


 

本日は復活祭当日、イースターです。キリスト教のお祭りで、イエスキリストが復活した日のお祝いですから復活祭です。

イースターと聞いて、イースターバニーやイースターエッグを思い浮かべた方、もうそれだけで自慢できるほどイースターに関して十分よく知っております。日本はキリスト教がそれほど広く信じられているとは言えず、そんな日本でもクリスマスは非常にメジャーなお祭りです。じゃイースターはと言えば、イースターバニーやイースターエッグを知っているだけで十分ですと言えるほど、あまり浸透しておりません。

最近、イースターを商機としてショッピングモールやデパートが頑張っていると言う記事を見ますと、「キリスト教の信者はそんな事して欲しいと思ってないと思う」と言うような感想コメントを見ますが、いいえ、知ってもらえるだけでありがたいので、ぜひどうぞと言うのが私の考えです。

クリスマス時期になりますと、ローマカトリック教会が「クリスマスの俗世化が~」と嘆いているという記事を毎年見かけますが、あれはカトリック教徒に対して言っているであって、キリスト教の信者で無い皆さんがお祭りして盛り上がるのは大いに結構だと私は思ってます。ローマカトリック教会さんがどう思ってるのかまでは、本心は分かりませんけど。

私のブログをご覧になられている皆さんは、ここ数日の記事で「聖木曜日に最後の晩餐やって、聖金曜日にキリストさんがなくなって、日曜日に復活したんだな」と頭にインプットされたかと思います。もう、それだけで、日本国民の数パーセントの方しか知らない知識を持っていると言えます(笑)。

ゴールデンウィーク前でもありますし、財布の紐も凄い勢いで固く締めておく必要がある時期でしょう。もし本日やる事が無いようでしたら、教会行って~とかまでは言いませんので、「今日はイースターなんだってな~、イエスキリストが復活した日なんだってな~」とゆで卵でも作って食べながら思っていただければと思います。

少しづつ布教作戦(笑)。


【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら