FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/09/13 戦績

 2018/09/13 木曜日 戦績

USDJPY        +186,600円

EURUSD        +320,494円

GBPUSD        +435,103円

AUDUSD         +28,516円

USDCAD         +71,178円

EURJPY        +267,700円

GBPJPY        +513,000円

AUDJPY         +32,200円

CADJPY        +230,600円

EURGBP         +13,735円

TOTAL       +2,099,126円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +6,236,991円

 

月間戦績(09月)

TOTAL      +14,258,404円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +258,973,286円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,159,301,602円

 

昨日のメインイベントかつ今週最大の注目イベントでした、英中銀イングランド銀行と欧州中央銀行の同日金融政策発表がありまして、政策金利や資産購入枠などの数字については事前の市場予想通りと言う、大変つまらない結果となりました。そろそろサプライズ的に何かあってもいいかと思うんですけど(笑)。

イングランド銀行
(中央銀行)

2000JST
現状 市場予想 結果
政策金利 0.75% 0.75% 0.75%
資産購入枠 4350億ポンド 4350億ポンド 4350億ポンド
欧州中央銀行(ECB)
2045JST
現状 市場予想 結果
政策金利  0.00%  0.00%  0.00%
預金ファシリティー金利 -0.40% -0.40% -0.40%

 

午後9時半からありましたドラギECB総裁による会見では、同じ時刻に発表になりましたアメリカの指標結果が事前の市場予想より低く、特に生鮮食品などを除いたコア指数では前月比も前回値を下回るなどドルが売られる事により、結果としてユーロとポンドも上昇、その後ドラギ総裁の会見内容が伝わると今度はユーロ買いで反応しまして、ユーロ急上昇と言う結果になりました。

米国7月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.2% +0.3% +0.2%
消費者物価指数(前比) +2.9% +2.8% +2.7%
米国7月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数コア(前比) +0.2% +0.2% +0.1%
消費者物価指数コア(前比) +2.4% +2.4% +2.2%
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 20.5万件 21.0万件 20.4万件

 

更に、今度はポンドに材料が出たり、 

www.bloomberg.com

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トランプ大統領が対中関税を実行する示唆をしたり、

jp.reuters.com

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トルコ中銀が大統領の意向は完全無視して金利を一気上げしたところ、市場では非常に好感されてトルコリラ一気上げとか、

www.nikkei.com

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そして、もう遥か忘却の彼方のような感じですが、今から約28時間半ほど前の日本時間で昨日13日早朝3時に、米地区連銀経済報告いわゆるベージュブックが公表されました。このベージュブックが次回FOMCで議題のたたき台になると言う事で、利上げ予想が難しい時にはこの発表でドッカ~ンと動く事もありまして、ただ今月末に開催されるFOMCでは大半の市場参加者が既に利上げと予想しており、昨日段階で0.25%のFF金利(アメリカの政策金利)の織り込み度は 99.8%と言う超高水準に達しております。

こうなって来ますと、利上げが万一無くなるような厳しい経済状況の記載でも無ければ、ベージュブックの中身で市場が反応する事が無いと言うのは当たり前でしょう。今回のベージュブックの中身はほとんどがトランプ大統領の意向に沿った米国いい感じとの記載ばかりですから、市場と同じベクトルだったので無反応だったと言えるかと思います。

 

そんな感じで、ベージュブックはスルーだった事が一種の安定した状況とも言えるので、それはそれで良かったのかと。そうそう、ベージュブックがFOMCのたたき台になるからと言って、この記載内容が地区連銀やFRBの見解ではなく、あくまでも内部資料的なものを公開しただけです。最近「ソースはベージュブック」的な書き方をしているニュースもありますが、あくまでも「うちの地区はこんな感じだぜ~」と地区連銀の管轄範囲内での様子を資料にいたと言うだけです。

ベージュブックにもちゃんと書いてあるんですけどね⇩

FRBの公式見解ではございません。

えっ?どこにそんな文が掲載されているのかって?ちゃんとインデックスページにこんな感じで⇩ひときわ薄い字で、なるべく目立たないように(笑)。

 

あと他にも若干指標がありまして、表だけは作ってあったのでせっかくだから貼ってだけおきます。

日本国7月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
機械受注(前比)   -8.8%  +5.7% +11.0%
機械受注(前比)  +0.3%  +4.7% +13.9%

 

オーストラリア8月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 -4,300人 +15,000人 +44,900人
失業率 5.3% 5.3% 5.3%
労働参加率 65.6% 65.6% 65.7%
ドイツ8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+2.0% +2.0% +2.0%
ドイツ8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.4% +0.4% 0.0%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.9% +1.9% +1.9%
フランス8月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+0.5% +0.5% +0.5%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+2.0% +2.0% +2.0%
フランス8月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
-0.1% +0.6% +0.5%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+2.3% +2.3% +2.3%

 


 

それにしても、損益通貨(通貨ペアの右側の通貨)が何かとか関係なく、ドル円もユーロドルもポンドドルも、そしてクロス円も、全部が右上がりと言う無駄な力が働いたような荒れた値動きが凄いですね(笑)。こう言う荒れちゃった相場で迎える週末金曜日、何事も無くても荒れる傾向があるので、トランプ大統領の対中関税など気にしながら本日を乗り切りたいと思ってます。 


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