2018/06/12 戦績
USDJPY +29,200円
EURUSD +109,185円
GBPUSD +137,658円
AUDUSD +13,169円
USDCAD +5,449円
EURJPY +45,400円
GBPJPY +82,300円
AUDJPY +4,200円
CADJPY +7,700円
EURGBP +26,414円
TOTAL +460,675円
週間戦績(当週)
TOTAL +1,062,072円
月間戦績(06月)
TOTAL +10,805,163円
年間戦績(2018年)
TOTAL +164,124,157円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,064,452,473円
勝手に期待していたんですが、よく言われるような「市場の織り込み度」が今回のトランプ・金正恩会談でも高かったようで、「無難な結果=動意に繋がらず」となったようです。
政策金利の上昇期待とかであれば、織り込み度は数字で測定できるのでしょうが、さすがに会談の結果なんてのは数字で測定はできません。しかも、会談の行方によって鬼が出るか蛇が出るかも分からず、今後もリスクイベントととしてやり過ごす方策を練るしか無いのかなと思います。
今回、私も対円通貨で可動する自動取引のトレードシステムを停止し、急変動へ備えました。過去何度も行った事ですので、やり方的には何も問題は無いのですが、実際に止める時になりますと「このまま動かしておいても大丈夫なんじゃないだろうか」と頭をかすめます。実際、過去に何度もリスクイベント前にシステムを停止し、急変動で難を逃れた事なんて数えるほどしかありません。その急変動で難を逃れた際にも、テスト目的で可動させておいた別のシステムでは利益が取れている事がほとんどです。要するに、石橋叩いているだけなんですよね。
ただ、金融の世界には魔物が住んでると言われるように、10万年に1回発生するほどの確率の事が比較的記憶に新しい中で何度も発生しております(笑)。10万年に1回ほどの確率の事が、我々の生きている間に何度も発生する事があるなど、実際に魔物が住んでいるに違いありません。
魔物がいるかどうかとか言ってるくらいですから、そりゃこの平成も終わろうかと言うご時世になっても、ネス湖にネッシーがいるのか最新の環境DNA鑑定で白黒付けようと言うような事を行うハズです。
リンク切れ時 ⇨ アーカイブ
リンク先の毎日新聞の記事は有料記事の冒頭部分だけでして、いつもならそう言う記事は避けて全文見られる記事を引用する事が多いんですけど、日本語でこの内容を伝えているのが他に スポニチ とか 東スポ とか GIGAZINE とか GIZMODO とかそんなのばっか(笑)。
とにかく、何度オオカミ少年が現れようと、その度その度「またか!」とせずにリスクイベントに対処してくことも、決めた事を決めた通りに行うと言うシステムトレードの一部であると認識して、今後もオオカミ少年にお付き合いして行くしかありません。
全然また関係無い話しなんですが、このオオカミ少年の童話は日本では「狼に少年が食べられるパターン」「狼に飼っている羊が食べられるパターン」の2種類がありまして、原作では後者の羊が食べられるパターンなのですが、嘘をつく事への戒めとしてより強烈な少年が食べられるパターンになったものかと思われます。英語圏でも欧州の古い本では羊が食べられるパターンばかりのようですが、アメリカでは少年が食べられるパターンのお話しもありまして、もしかすると日本語からの輸入では無いかとも言われます。口語言い伝えからギリシャ語からラテン語を経て欧州言語で書かれ、日本語から再度英語になったとすると非常に面白いです。言葉が変わると文化的な要素で脚色され内容が改変されますが、現代では原典が簡単に手に入ってしまう世の中で、今後はこのような事はなかなか今後発生しないのかなとも思いますし。
勝手に期待はずれとか言っております昨日の相場ですが、とりあえず対円通貨以外のペアに関してはそのまま自動取引のシステムを可動させておりました。
最近値動きがグッチャグチャなポンドですが、米朝会談での為替市場の動きが特に見られないと言う事で、ポンドへ興味が移るのかなと思っておりましたところ案の定。欧州時間に入りユーロ以上に大きく買われたポンド⇩
ですが、日本時間で昨日午後5時半にありました雇用関連指標の結果⇩
英国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
失業保険受給者数 | +28,200人 | +12,000人 | -7,700人 |
失業率 | 2.4% | 2.4% | 2.4% |
英国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
🚩ILO失業率 | 4.2% | 4.2% | 4.2% |
英国4月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
週当たり平均賃金 前年比(手当込み) |
2.6% | 2.5% | 2.5% |
週当たり平均賃金 前年比(手当なし) |
2.9% | 2.9% | 2.8% |
失業率は事前の市場予想通りだったものの、失業保険受給者数はプラス予想からマイナス7,700人と大きく減少しました。が、なぜか⇩
ロンドンフィキシングを前に、英下院において「EU離脱法修正案」が否決される見通しとなりまして、これはメイ首相が進めてきた方針を維持すると言う事になりますのでポンド買い材料となります。でも、せっかくなのでロンドンフィキシングまでは売りを継続し(笑)。その後ポンドが買われたのですが、実際に否決されると市場は満足したのか「やっぱ売り」とか(笑)。
ぶっちゃけ、ドル円が全然動かない中で動いて頂いてありがたいんですけど、それでももうちょっと落ち着いた値動きをしてもらえませんと、損切り損切りばかりで利益残らずに困りますんで、若干のご配慮をよろしくお願いします。
他にもありました昨日の指標ですが、く◯ったように数字が悪かった欧州のZEWを受けまして、ユーロは軽くスルー(笑)。
ドイツ6月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
ZEW景気期待指数 | -8.2 | -14.0 | -16.1 |
ユーロ圏6月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
ZEW景気期待指数 | 2.4 | 0.1 | -12.6 |
だって、さすがに⇧これでスルーって「どうよ?」とは思いますよね?スルーどころか指標発表後若干ユーロが買われる始末。
アメリカの消費者物価指数(CPI)もありまして、こちらも若干の上下はありましたが大きく目立った方向感を作る事はありませんでした。
米国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) | +0.2% | +0.2% | +0.2% |
消費者物価指数コア(前月比) | +0.1% | +0.2% | +0.2% |
米国5月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前年比) | +2.5% | +2.8% | +2.8% |
消費者物価指数コア(前年比) | +2.1% | +2.2% | +2.2% |
ZEWもCPIも動く時は徹底的に動くのに、動かないとなったら梃子でも動きません。この梃子でも動かないと言う言葉、FXですと文字通り梃子=レバレッジを掛けてるわけでして、ある資金に対して10倍のレバレッジなら10pips動いたら10倍の100pips動いたのと同じ効果なわけでして、梃子でも動かないと言うのは適切では無いのかもしれませんんね(笑)。書いててそう思った。
こうやって、ひとつひとつリスクイベントをこなして行き、またいつもの平常を取り戻し、コツコツドカンとやっていくしか無いんでしょうね。
いずれにしても、米朝会談が大きな問題もなく終了しました事、喜ばしい事だと思っております。間違いなく、大きく歴史のページが変わる瞬間を目撃したわけで、将来2018年6月12日の米朝会談がポジティブに語られる事を期待しております。
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