FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/05/18 戦績

 2018/05/18 金曜日 戦績

USDJPY        +280,200円

EURUSD        +164,649円

GBPUSD        +121,119円

AUDUSD          +4,309円

USDCAD         +68,237円

EURJPY        +163,800円

GBPJPY        +144,100円

AUDJPY         +25,700円

CADJPY         +53,200円

EURGBP         +14,476円

TOTAL       +1,039,790円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,987,839円

 

月間戦績(05月)

TOTAL      +15,259,367円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +138,283,063円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,038,611,379円

 

日経平均株価、先週末金曜日の急伸から更に上昇して今週も終わりました。ドル円の上昇から見た時に、理想を言えば日経平均23,000円回復して今週終りに出来ればなお良かったんでしょうが、そう言うの言い始めると切りがありません。毎週毎週上昇して終わりますと、そのうち10万円とか100万円に到達しそうですんで(笑)。

そのドル円、110円の壁を超えられず何度もアタックしていた頃とは比べ物にならないくらいの上昇を見せておりまして、111円の壁も一応は超えて見せました。面白そうなのでと、私が指しておいた「111.111円売り」は入りませんでしたけど(笑)。昨年、下へ勢いが強かったユーロドルも「1.0000買い」入れておいたんですが買えず仕舞いだったんですが、何かこう、節目のポジションってお守りみたいに持っていたいですよね。

私が持つ現存する長気持ちのポジションとしては、ドル円の80円、88.888円、90円、99.999円、100円のそれぞれロングとショートとか。他にも色々とあったのですが、あのスイスフランショックの際にFX業者の大手であったアルパリが破綻し、ポジション自体と言うか口座が消滅しました。遊びで長気持ちの節目ポジションを作る際に、最も重要なのは「業者の永続性」それと「どれだけ小さいポジションを作れるのか」あと「売買スワップ差が小さいこと」です。私自身が一体何を目指してるのか、私自身にも分かりませんけど(笑)。

 

さて昨日の指標、いつもはガン無視鉄板な日本の早朝発表指標が、なんと昨日は機能しておりました。ギャグではありません。円売り地合いと言う事で、実際のところは指標が反応したのか、あるいは相場がスタートする時間になったと言うだけなのか分かりませんが、とりあえず日本時間で午前8時半にありましたこちら⇩

日本国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
全国消費者物価指数
(前比)
+1.1% +0.7% +0.6%
全国消費者物価指数
(前比)生鮮食料品除く
+0.9% +0.8% +0.7%

事前の市場予想と比べて落ちた、と言うよりも、やっぱり数字が低いですよね。消費者物価指数(CPI)は物価上昇を見る指標の代表格であるのも間違いありませんから、先日のGDPデフレーターの上昇があるにせよ、やはりCPIにも頑張ってもらいたいものです。

まあ、実はCPI上げる方法なんて簡単とまで言うと言い過ぎなんでしょうが、攻略方法は敵(総務省統計局)が公表してまして、統計のウェイト高くて上昇しやすいところに手を付ければ比較的容易と言えば容易なんですよね。

ウェイトは1万分比と言う表記で公表されてまして、大きな分類で食料が2,623、住居が2,087、水道光熱費が745、家具家事が348、被服履物が412、保険医療が430、交通通信が1,476、教育が316、教養娯楽が989などなど、あとは雑費とか食料の中で生鮮食品だけは別枠だったりもします。それぞれの大きな分類は小さな分類の積み重ねなんですが、実はこの大きな分類の中でひときわ大きなある分類のうちで小さな分類に細かくされてない異質な分類が1つだけあるんです。

そう住居の2,087、簡単に言えば家賃です。1万分比で2千を超えているこの項目、一般的な100分率に換算すると20%強と言う事になりまして、家賃がちょっと上昇するだけでCPIなんて "うなぎのぼり" に出来るんです。ただ、そんな事をしても実体経済が反映しているわけでは無いので日銀としては無理に家賃が上昇するように「地価が上昇する政策」は行わず、地道に市民生活の向上を目指して頑張っているわけです。が、その点を実は分かっている、優秀な成績で日本のトップ大学を卒業したような皆さんが攻撃してくるんですね、テレビとか新聞で(笑)。いや、笑うところじゃ無いな。

もし、日銀がこのままでは職責を果たせないと諦めたとしたら、職責を果たすために最低限言い訳が出来る状況、つまりは地価上昇によってCPIの上昇をある程度させた上で必要な政策を行うと言う事になりかねません。イコールそれは不要な物価上昇をさせると言う国益に背く行為になるわけですが、そうせざるを得ない状況になったとしたら、あるいはやらなくてはならないかもしれません。

 

書き出すと止まらない公爵講釈はこの辺りにしておきまして、昨日の指標で私が一番注目していたカナダの指標⇩

カナダ4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者物価指数
(前比)
+0.3% +0.3% +0.3%
消費者物価指数
(前比)
+2.3% +2.3% +2.2%
カナダ3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
小売売上高
(前比)
+0.5% +0.3% +0.6%
小売売上高・自動車除く
(前比)
  0.0% +0.5% -0.2%

さあ、来た!特に小売売上高の方は総合の数字は極めて良く、自動車除くとマイナス圏と言う「自動車よく売れたんですね」とマルっと分かりやすい指標です。購入スパンが長い耐久消費財に売上が流れると、市場の反応としてはこうなりますよね⇩

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「よし、狙ってたところ!」のハズだったんですが、どうやらシステムの中の小人さんたちは予想外だったのか、あるいは気に入らなかったのか、あまり数字が取れてない結果となっております。まあ、なかなか指標の瞬発力がある相場で頭から取るってのは、難しいですね。 


 

英国では今からほんの少し30分ほど前に日付が変わったところですが、本日5月19日に英国では、ヘンリー チャールズ アルバート デイヴィッド王子殿下とメーガン マークルさんの結婚式が行われます。色々と世間では言われておりますが、ご結婚される以上、世間の風当たりを乗り切り、幸せなご家庭を世に見せて頂きたいと思います。 


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