2016/06/08 戦績
2016/06/08 水曜日 戦績
通貨ペア(06/08)
USDJPY +73,600円
EURUSD +166,163円
GBPUSD +47,526円
AUDUSD +19,331円
USDCAD +132,782円
EURGBP △18,556円
TOTAL +420,846円
週間戦績(当週)
TOTAL +1,524,508円
月間戦績(06月)
TOTAL +6,587,836円
年間戦績(2016年)
TOTAL +118,154,463円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +230,740,738円
bot更新による戦績数字だけだと寂しい感じなので、百人一首でも一歌づつ載せていきます。
小倉百人一首
52番歌
あけぬれば くるるものとは しりながら
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら
なほうらめしき あさぼらけかな
なほ恨めしき 朝ぼらけかな
なほ恨めしき 朝ぼらけかな
ふじわらのみちのぶあそん
藤原道信朝臣
藤原道信朝臣
藤原道信朝臣さん、本名は朝臣は付かずに藤原道信さんです。この "朝臣"、百人一首で "名の下" に付いている方は8人おられます。元々、朝廷=天皇への忠臣に与えられた "氏" であり、"藤原朝臣"と名乗るのが正式です。平安時代には、公卿にのみ"氏に朝臣"を"名に公"を付け敬称としまして、公卿扱いとなる参議を除いた階位が四位以下の者は、"名に朝臣"を付けて敬称としたそうです。名誉的な呼称で、"名乗り朝臣"と呼ぶそようです。欧州、特に英国貴族の「例外、また例外、そして例外、豊富なバリエーション、従属爵位の乱発」から比べたら、何でもありません。名誉的な呼称って言うと儀礼称号、なんとなく親近感湧くなあ(笑)。
それと、百人一首では階位が四位の者(参議は除く)にだけに朝臣と付けていますので、朝臣が付いていたら「ああ、この人四位なんだな」とすぐに分かります。現代では階位はそれぞれ "正と従" の二段階ですが、当時は四位以下は "正と従" の他に、それぞれ "上下" がありましたので、一番上の "正一位" から一番下の "少初位下" まで、なんと30階位もあった事になります。それにしても、欧州、特に英国貴族の「例外、また例外、そして例外、豊富なバリエーション(以下略
ところで、この道信さんは、太政大臣にまで昇り詰めた藤原為光さんの三男でして、母は藤原伊尹の娘ですので太政大臣で正一位謙徳公が祖父、実の兄には後に四納言筆頭格と呼ばれた藤原済信、伯父で養親に藤原兼家さん、などなど「なんと言うサラブレッド」状態なんですが、残念な事に23歳の若さでこの世をさります。原因は、天然痘だったと言われております。ほんとかなあ?(笑)。
この若さで亡くなったにも関わらず多くの歌が残っておりまして、勅撰和歌集には50近い歌が選歌されております。
さて歌の方ですが「夜が明けても、また夜が来るのは分かってるけど、夜明けが来るのが裏飯屋」と言う、女性の元に夜通って、夜明け前に帰ると言う当時の貴族のスタイリッシュなお付き合いを垣間見る歌です。
後朝の歌と呼ばれる、男性が家に帰ってから女性に贈った歌でして、こんな歌を贈られたら10代半前後の女性でしたらイチコロでしょう(笑)。
原典である後拾遺集の詞書には「女のもとより雪降り侍りける日帰りて遣はしける」とありますので、これが詠まれたのは冬の寒い日、恨みつらみは「夜が明ける」と言う事だけでなく「夜が明け女性の元を去る時に、肌のぬくもりも感じされなくなる」そんな恥ずかしい意味の隠されてそうです。百人一首には詞書が無いのが残念なくらいです。
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