FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/04/25 戦績

 2018/04/25 水曜日 戦績

USDJPY        +326,100円

EURUSD        +151,288円

GBPUSD         +93,625円

AUDUSD         +22,973円

USDCAD         +26,502円

EURJPY        +103,500円

GBPJPY        +180,700円

AUDJPY         +13,900円

CADJPY         +25,500円

EURGBP         +28,836円

TOTAL         +972,924円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,766,324円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +20,019,112円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +119,635,891円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,019,964,207円

 

指標でも貼り付けてブログを埋めようとしても、まともな指標すら無い(笑)。

ドル円、ズキューンと行きました。もうこのまま、1ドル360円まで戻るんじゃないかって気配する感じられます(笑)。そりゃ、現在の国際金融情勢では無いでしょうが、もし現状のまま1ドル360円になったら、日経平均がどれくらいになるのか見てみたい気もします。意外と実体経済が露呈し輸出依存では無いと言う事がバレ、それほど上がらないなんてオチになるかもしれません。

 

大して書くことも無いんで、昨日ありましたトルコの政策金利発表でも書いておきましょうか。

トルコ共和国中央銀行
(CBRT)
現状 市場予想 結果
1ウィークレポ金利 8.00% 8.00% 8.00%
オーバーナイト金利 8.50% 9.00% 9.25%
後期流動性金利 12.75% 13.25% 13.50%

ちょっと見るからにオカシナ数字が並んでる感じなんですが、間違いなく中銀の設定金利・政策金利の皆様です(笑)。一番上の1ウィークレポ金利が一般的に政策金利と言われるのは、他国の中銀の金融政策で銀行間のオーバーナイト金利や後期流動性金利なんてオカシナ金利は政策金利として発表していないため、1ウィークレポ金利を政策金利としてみなしているようです。「ようです」って表現、私もトルコの金融政策なんて政策金利発表の時に見るくらいですから、よく分かりません(笑)。

まあ、それでも一般的な金融関係の言葉の意味合いでしたらご説明出来るので、ちょこっとだけ分かりにくい部分を説明したいかと思います。

まず「後期流動性金利」これなんて分かりにくいと言うより、あえて分からないように書いているような感じでして、恐らく日本語で書いている記者の皆さんでも分かって無い方が多いのでは無いでしょうか。この後期流動性金利、英語ですと「Late Liquidity Window」と書きまして、英語をそのまま日本語に訳すと「遅延流動性窓」になるんですが余計に分かりません(笑)。特に「Window ってなんじゃ?」ってなるかと思うんですが、この時の Window と言うのは「窓」と言うより「窓口」と言った方がいいかもしれません。何の窓口かと言いますと、中央銀行の窓口でして、中央銀行の窓口に行く事が出来ると言えば市中銀行と言う事で、市中銀行が中央銀行からお金を借りる際に適用される一番高い金利と言う事になります。

トルコ中銀の発想ですと、市中金融機関同士でお金を融通し合う事が出来ずに中央銀行にお金を借りに来るんだから金利高くてもいいだろ的な発想なんでしょう(笑)。これ、アメリカとかですと逆に「Discount window」と言われ、FFレートに若干加算したくらいの金利でFRB(正確にはFRS)から借りる事が可能です。銀行間でならFFレートで借りられるのにと思うかもしれませんが、そこは短期市場ですんで、FRBから借りればある程度の長期間借りられるわけです。それが、トルコで言うところの「Late Liquidity = 遅延流動性」と言う事ですね。

アメリカのFFレートに毛が生えたくらいの金利と比べますと、1ウィークレポ金利8.0%を1.5倍してもマダ足りない13.5%にまで今回この金利を上げたわけです。しかも、今回この金利の利上げも予想されてましたが、市場予想の50bp(0.5%)の利上げを上回り75bp(0.75%)の利上げと来たら、そりゃチャートもこんなんなりますわ⇩

https://stat.ameba.jp/user_images/20180426/03/fx-sengyo/98/4a/p/o0800062014177925762.png

発表の瞬間から激しく乱高下しておりまして、上下に50pipsほど動いております。「な~んだ、50pipsかよ~」と思われた方、もしこれがドル円の109円くらいでの値動きの率に換算しますと、上下に 2円くらい乱高下したのと同じ状況ですからね。

 

それ以外の金利、オーバーナイト金利は分かりやすいですよね。金融系ニュースでも、よく「無担保コール翌日物」とか言われているのと同じ感じのアレです。文字にした通り、金融機関同士の信用で基本的には無担保で貸し借りするものです。

もう一丁「1ウィークレポ金利」ですが、1ウィークはお分かりになるかと思いますが、問題なのは「レポ金利」この「レポ」ですよね。「本来は~」とか書き始めますと長くなるんですが、簡単に言えば「国債などの債券、社債や株などを担保にお金を借りる事」だとお考え下さい。もう少し本来に近い形で説明してみますと、レポと言うは「債券などが必要な方(ほう)がお金を担保にして債券を借り金利を払う行為」でして、「買い戻し特約付取引」と言われます。ただ、どっちがどっちを必要としていると言う見方を変えますと、お金が必要としている方(ほう)が債券を担保に差し出したと言う方が分かりやすいでしょうし、実際の取引としてもかなりの割合でそちらの取引があったりもします。

 

と言う事で~

昨日は大した事が何も無く、トルコ中銀が政策金利をアップしてくれたので、ブログの隙間を埋める事が出来ましたと言う日でした(笑)。


 

ゴールデンウィークまで、あと2営業日です。ぶっちゃけ、もう為替相場が動こうが動かなかろうが、どっちでもいい(笑)。それでも、欧州中央銀行の金融政策発表や、日銀の金融政策決定会合があったり、それなりに動くんでしょうが。

もう、この円安傾向、ゴールデンウィークの海外旅行で使うためのドルを日本国民が総力で買ってるとしか思えなくなってきました(笑)。 


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2018/04/24 戦績

 2018/04/24 火曜日 戦績

USDJPY        +219,600円

EURUSD        +182,596円

GBPUSD        +147,923円

AUDUSD          +8,769円

USDCAD         +39,182円

EURJPY        +153,100円

GBPJPY        +276,900円

AUDJPY         +26,200円

CADJPY         +31,700円

EURGBP         +16,171円

TOTAL       +1,102,141円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,793,400円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +19,046,188円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +118,662,967円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,018,991,283円

 

今週に入り、勢いだけで動いている感じの為替相場です(笑)。

特に大きな判断材料が出たりしたわけでは無く、リスクの1つとして認識されているトランプ発言としては、北の首領さんを「Very Honorable = 非常に高潔」と硝酸称賛したとかなんとか程度、昨年末くらいには「ロケットマン」とか言っていたのとは比較になりません。

www.bloomberg.com

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値動きも大した事無かったのですが、ドル円が久しぶりに109円を付けたり、大きな力は無くても節目は超えるだけの勢いはあったようです。まあ、その109円台もロンドンフィキシングで頑張っただけで、そこで終了してますが(笑)。

 

指標的には大きな指標もあまり無く、🚩旗を付けましたドイツのIfo景況感指数と米国の新築住宅販売件数くらいが注目の指標だったのでしょうかね。ドイツのIfo景況感指数に関しては若干のマイナスくらいで事前予想との差異は小さくスルー。

米国の新築住宅販売件数に関しては、事前の市場予想よりは大きく伸びを示したのですが、いつものこの指標が持つ力と比べたらスルーと言ってもいいくらいの動きでした。これ、実は前回発表になった段階での数字が「61.8万件」でして「66.7万件」と言うのは修正された数値なんです。普段はあまり意識されませんが、この指標の前月比を見ますと、前回発表になった時の数字が「-0.6%」でして「+3.6%」まで修正、これじゃ信用しろと言う方が厳しい感じもあります。まだ、ちゃんと言うだけマシと言う部分もあるんですが。

フランス4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
企業景況感 109 108 108
ドイツ4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
🚩Ifo景況感指数 103.3 102.8 102.1
英国3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
財政収支 +4億ポンド -13億ポンド +3億ポンド
米国3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
🚩新築住宅販売件数 66.7万件 63.0万件 69.4万件
新築住宅販売件数前月比 +3.6% +1.9%

+4.0%

米国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
リッチモンド連銀製造業指数 15 16 -3
米国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
消費者信頼感指数 127.0 126.0 128.7

リッチモンド連銀の製造業指数は凄いですね(笑)。前回15で事前の市場予想が16に対して、マイナス3とか(笑)。もともと、事前の市場予想に先行して落ちる感じの指標ですし、ブレも大きい感じなので大きく注目はされないのですが、それでもマイナスになるのは久しぶりのような気がします。


 

遂に米国10年債利回りが、危険水準と言われる3.00%を超えました。もっとも、現在のFF金利誘導目標に対しての危険水準が3.0%だと言われていたと言うだけの話しですので、利上げの織込みが高まれば高まるほど当たり前ですが利回りが上昇しますので「危険水準とか何?」と言う話しではあります。

そもそも「織込み済み、織込み済み」ってよく言われる織込み済みって「FFレート先物」と「FFレート」の乖離で、FFレート先物の数字とプレミアム(タームプレミアム)を含んだ数字から「米国10年債利回り」が出るわけですから、まさに米国10年債利回りが織込み済みの主犯みたいなものですし(笑)。

 

今日の市場も米国債利回りと株価で支配されるのか、それともトランプ大統領が何か言ってくるのか、注目しております。

本心では、値さえ動いてくれたらそれで構いません(笑)。


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2018/04/23 戦績[追記あり]

 2018/04/23 月曜日 戦績

USDJPY        +186,900円

EURUSD        +130,708円

GBPUSD        +175,172円

AUDUSD         +19,423円

USDCAD         +26,537円

EURJPY         +45,900円

GBPJPY         +59,400円

AUDJPY         +11,900円

CADJPY          +7,200円

EURGBP         +28,119円

TOTAL         +691,259円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +691,259円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +17,944,047円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +117,560,826円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,017,889,142円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。後ほど追記いたします。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

遂に行ったドル高感です。「行くときは行く」当たり前なんですが、もうちょっと早くやる気を見せて欲しかった(笑)。後ほど追記します。


2018/04/24 11:59 追記

 

昨日、やや先週末終値付近よりドル高で始まりました外為市場ですが、東京時間は特に目立った動きも無く、いつもの月曜日と変わらぬ様でした。午後3時を過ぎても特に動き始める様子も無く、いつもと言うより、いつも以上に静かな感じでした。

午後4時フランスのサービス業PMIが予想以上に強くユーロが買われていたため「こりゃ、早朝に上げた分まで倍返し状態でドル売りでも行くのかな~」とか思いながら、次に午後4時半のドイツは製造業もサービス業も事前の市場予想より強かったのに、フランスの指標発表時と違い一瞬反応しただけで終了。 この辺りで変な雰囲気になってきました外為市場でして、もう全然ドル売りが入る感じがしません。

フランス4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
製造業PMI(速報値) 53.7 53.5 53.4
サービス業PMI(速報値) 56.9 56.5 57.4
ドイツ4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
製造業PMI(速報値) 58.2 57.5 58.1
サービス業PMI(速報値) 53.9 53.7 54.1

そして迎えた午後5時ユーロ圏のPMIが発表になりますと、製造業PMIこそ事前の市場予想と拮抗でしたが、サービス業や総合では事前の市場予想を上回り、サービス業は前回値も上回ったのにも関わらずユーロ崩落。 

ユーロ圏4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
総合PMI(速報値) 55.2 54.9 55.2
製造業PMI(速報値) 56.6 56.1 56.0
サービス業PMI(速報値) 54.9 54.6 55.0

対ドルでのユーロの崩落にお付き合いして円も対ユーロで上昇しておりましたが、そのお付き合いも30分程度で、ユーロ売りから始まったドル買い一色への道を歩む事になったわけです。

 

日本時間で午後5時から6時にかけ一気にドルが買われた原因、ユーロどうのこうのと言うよりも こいつ⇩のせい でしょう。

f:id:fxse:20180424111430p:plain

US10Y 米10年債利回りです。チャート上、水平に引いた赤いラインが危険水準と言われる 3.00% のラインでして、もう3%に届こうと言うところがUTCで午前9時 = 日本時間で昨日午後6時です。

その後、債券屋さんは米国債の調整をしておりますが、為替屋さんとしては米ドル上昇する千載一遇の好機とばかりに米ドルの値を落とさせる事無く、ニューヨーク時間開始まで粘って粘って、どうにかこうにか上昇への緒(いとぐち)を掴もうと必至でした(笑)。ニューヨーク時間まで粘れば、アメリカのヤンキー共皆さんが更に上に持っていこうとするであろう事は容易に想像がつきますから。

米国3月 前回値 市場予想(中心値) 結果
中古住宅販売件数 554万件 555万件 560万件

日本時間で午後11時に発表になりましたこちら⇧、アメリカの指標も追い風になりまして、思惑通りに上げたドル。いま怖いのはトランプ大統領による口先介入と言うか、ドル高にケンカふっかけて来ると言うか(笑)。


 

昨日、アメリカのニュース専門チャンネルCNBCのインタビューの録画放送で黒田総裁が大いに騙って語っておりました。

www.sankei.com

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そこで黒田総裁「なぜ日本の円が逃避先の安全通貨とされるのか理解できない、と指摘」ええ~(笑)。「なぜ日本円が」と言う部分は、実は総裁の真意としては「他(の通貨)行けよ!こっち(円に)来んなよ!」と言う意味なんじゃないかと(笑)。

黒田総裁ともあろうお方が、円が逃避先になる理由が理解出来ないわけでは無いでしょう。財務省時代、ミスター円と異名がある榊原英資氏の愛弟子とも言える後輩であった黒田総裁が、まさか国際的な円の評価を出来ない事があるわけ(笑)。

だいたい、榊原英資氏と黒田総裁「大臣官房審議官 ⇨ 国際金融局(現国際局)次長 ⇨ 財政金融研究所所長兼会計センター所長 ⇨ 国際金融局(現国際局)局長 ⇨ 財務官 ⇨ (退官)」と全く同じ出世街道を進んでまして、財務省で財務官になる方の場合、通常は国際金融局(現国際局)次長から局長にならずにそのまま財務官になる事が多いのに、この2人は財政金融研究所所長兼会計センター所長なんてヘンテコリンな兼任をした上で、国際金融局(現国際局)の局長を経てから財務官になると言う珍しいパターンを歩んでまして、どんだけ(笑)。とは言え、榊原英資氏は黒田総裁を大絶賛と言うわけでも無い部分もありまして、複雑な師弟関係のようです。


 

株価も原油も金(Gold)も、そして米ドルも上昇しておりまして、なんもかんも上昇しているチャートは見ていると気持ちいい感じではあります。このまま、とりあえず行けるところまで行って、そしたらまた方向を考えればいいかと思います。

まあ、行けるところまでの上に行ったら、方向って言っても右に水平移動するか、下に落ちるか、のどちらかしか無いんですけど(笑)。 


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2018/04/23 月曜日

昨日の日曜日、東京は30度を超えて真夏日になったそうです。確かに暑かった。暑かったのですが本当の真夏と違い夜間の灼熱地獄が無く、湿度も高く無いので、むしろ心地いい暑さのような感じでした。

ところが、今週は気温が下がり最高気温が20度前後の日が多くなるそうでして、さすが本家「お天気やさん」(笑)。お天気やさんと言えば本家に負けて無いのが金融市場ですが、今週はどうなっちゃうんでしょうか。 


 

この週末に国際通貨基金(IMF)の国際通貨金融委員会(IMFC)が開催されておりまして、いつものナアナアで終わった感じです。また、IMFの腰巾着である世界銀行も会合を行いまして、130億ドルほどの増資をする事になったようです。

www.sankei.com

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どうでもいいんですが、この発言力と言われるものに該当する投票権割合ですが1位のアメリカが15%超えでして2位の日本が6%中盤、3位の中国も日本とほぼ拮抗しております。そんで、IMF85%ルールと言われる最終決定には85%の賛成票が必要なので、アメリカが15%持っている以上はアメリカが賛成しないと何も決まりません。2位や3位の日本や中国がどんだけ頑張っても、アメリカの機嫌でどうにもならないんです。そして、日本が2位を維持しようが仮に2位を中国に奪われようが、どうせ西側諸国の票は全部取りまとめられているようなものですから、日本の2位なんてのは何にも意味無い感じでして。

 

これ、巧みにIMFと世界銀行(グループ)を分けておりますが、実質的に国連の組織として一体運用のようなものです。あまり個人がお世話になる事も無いので違いがハッキリしないかと思いますが、あまりと言うか個人はお世話になれませんが(笑)。超簡単に言えば、IMFは国家が破産状態になったときに救済する機関、世界銀行は国家レベルの事業をする際の高利貸しです。

国家が破産状態になったときにIMFがどんな救済をするかと言えば、強制力を持った倒産整理屋みたいな感じで、国家の主権なんて無視して淡々と債務整理する感じ(笑)。いや笑ってる場合じゃ無く「IMFの世話になるくらいなら、まだ中国のお世話になった方がいい」とか途上国で言われるくらいです(汗)。世界銀行は主に途上国で国家レベルのプロジェクトを行う際に必要な資金を貸出します。例えば電力が不足していると言う国が「火力発電所作りたい」と言うと「いや、火力発電所は環境問題があるから水力発電所を作ろう」と指導し、必要だった資金の10倍くらいお金を貸して何十年掛かっても返済が終わらない状態にさせたりもします(笑)。これも笑い事じゃ無いんですが、いつまでたっても終わらない返済と抜け出せない貧困からすると、まだ萬田銀次郎にトイチで借りた方がマシなんじゃないかと。

マイナス面だけ書きましたが、国家破綻をさせてしまった国には当然ですがその国にペナルティを受けてもらう必要もあるでしょう。また、国家レベルのプロジェクトには需要と供給や今後の予想・環境面などの考慮も重要ですから、世界銀行のやっている事も大切な事には間違いありません。

IMFと世界銀行の件については、私も大学時代から色々とやっておりまして言いたい事も山ほどなんですが、恐らく10万文字でも足り無さそうなんで、書いても読んでもらえなさそうなんで止めておきます(笑)。


 

さて今週のお題予定ですが、大物としては、26日木曜日に発表予定の欧州中央銀行金融政策発表と、26日木曜日から翌日27日金曜日まで2日間の予定で開催されます日銀金融政策決定会合でしょう。欧州中央銀行の金融政策発表では、今回もまた金利は据え置き予定ですが、金融政策発表の後で予定されているドラギマリオちゃん総裁の会見で何をくっちゃべる話すのかが焦点となるかと思います。最近の微妙な指標数字をどのように評価して、また現状の金融緩和政策のテーパリングをどうするのか、この辺りに関して記者からのツッコミにどうボケる答えるのかに注目しております。

日銀の金融政策決定会合に関しては、いつものように開催2日目の何時ころに結果が発表されるのかだけが注目です。あの12時25分の壁を超えるのか超えないのか、最近の傾向として早い時間に発表される事が多いので、また今回も発表してから松花堂弁当を食べるために11時台に発表してしまうのか(笑)。

25日水曜日からシンガポールでASEANの首脳会議が開催されます。ASEANですが、最近じゃ地味さが無くなってきてまして、アジアだけでは無く世界中である程度の注目度を得られるほどになってきております。東南アジアの経済発展により世界に与える影響が強まった事もありますが、経済発展した時に重要な人口が多いと言うのもポイントです。ASEANの域内人口は6億4千万人、EUが域内人口5億人ちょっとと言う事を考えますとEUと言うより欧州の人口すらASEANが超えております。そんなASEANの首脳会議ですから世界中から注目されるのは必至でして、何かサプライズ的な発表でもあれば、ハードカレンシーの為替相場に影響を与える事も十分考えられます。

本日23日の月曜日から、フランスのマクロン大統領がアメリカを訪問する予定です。注目点は、ファーストレディであるブリジット夫人ファッションがどうなるか(笑)。いや、個人的には非常に興味があります。大統領より25歳年上のブリジット夫人、マクロン大統領が中学校の時の担任の先生で、今年65歳になるのに見た感じはあの若さなのは凄いと言うしかありません。ちなみに、中学生の時のマクロン大統領と同級生に、ブリジット夫人の前夫との実娘がおりまして、マクロン大統領の義理の娘には大統領が中学生の時の同級生がいると言うわけです。なんか、こう、さすがフランス人って感じですかね。そして、もう1つの注目点としてはシリア問題と関税問題に関してトランプ大統領と何を話すのかと言う感じでしょうか。えっ?後者の方が重要な注目点だろって?まさか(笑)。

フランスのマクロン大統領と入れ違いでドイツのメルケル首相がアメリカを訪問し、27日の金曜日にトランプ大統領と会談予定です。先週、マクロン大統領とメルケル首相が訪米前の密談を行っておりまして、恐らくメルケル首相からは「あなた(マクロン大統領)の奥さん、私(メルケル首相)より年上なのに、なんで私より若く見えるの?」と言う質問があったかと思われます。いや、恐らく今回無かったとしても過去にはあったハズで、フランス人のマクロン大統領としては「若い夫を持てば若くなりますよ」とお答えになられている事を期待しております(笑)。で、メルケル首相がトランプ大統領と会談しますので「関税、なんとかして~や!うちら困ってんねん!」と、その辺りと言うか、ぶっちゃけメルケル首相のトランプ大統領への用事はそれだけでしょう。つまり、どうせ何も変わりません。シリア問題を共闘しているフランスの方が、今のアメリカさんとしては重要なゲストだと思われます。

同じ日27日金曜日、南北首脳会談があるそうです。南北と言うのは当然北朝鮮と韓国です。いつも思うんですが、韓国の皆さんは南朝鮮と言う表記は好まないと聞いておりますが、この南北と言う表現はいいんでしょうかね?英語で South KOREA と書かれている物も指摘があるくらいなんですが。とにかく、南北首脳会談があるそうでして、今までのような派手な為替相場への影響は無いでしょうが、若干は注意しておいた方が良さそうです。

 

指標に関しては、本日23日月曜日に欧州各国とユーロ圏のPMI、明日24日火曜日にドイツのIfo景況感指数がありますが、26日欧州中央銀行の金融政策発表を控えているため、極端に事前の市場予想と違う数字でも無い限り、影響は限定的かと思われます。26日木曜日に米国の耐久財受注27日金曜日には同じく米国のGDPが発表になります。最近は関税問題にシフトしていて、米国内需拡大と言う部分で耐久財受注やGDPは以前より注目度が若干下がっているような感じではありますが、一応大きな指標ではあるのでパソコンの前でご待機していた方がいいかなみたいな気はしてます。

この27日の金曜日にはドイツの雇用関連指標英国のGDP速報もありまして、欧州中央銀行の金融政策発表後のドイツの雇用関連指標は、場合によっては次回の金融政策発表での利上げ期待につながる可能性もあり注目です。英国のGDPは言わなくてもお分かりかと思いますが、また最近はブリグジット問題で英国が揺れてますんで、ポンドにバリバリ影響大でしょう。

細かい指標なんかは外為どっとコムさんで見ていただければ分かりやすく表になってますんで、そっち見てもらえばいっかな~、的な。最近はいつもこれ(笑)。
リンク ⇨ 経済指標 週間予測・速報カレンダー


 

昨日も書いたんですが、いよいよ今週末からはゴールデンウィークです。ゴールデンウィークを遊ぶにも先立つ物が必要です(笑)。そのために、今週は一週間頑張らなければなりません。システムトレードしか基本的にしない私の場合、実際に頑張るのは私では無くシステムの中の小人さんがメインになるわけですが、私は私でシステムの中の小人さんの応援を頑張りたいと思ってます(笑)。 

 

さあ、楽しいゴールデンウィークを迎えられますように、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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2018/04/21 戦績

 2018/04/21 土曜日 戦績

USDJPY          +6,700円

EURUSD        +123,199円

GBPUSD        +169,562円

AUDUSD         +23,293円

USDCAD         +42,318円

EURJPY         +45,900円

GBPJPY        +157,000円

AUDJPY         +21,700円

CADJPY         +65,500円

EURGBP         +10,835円

TOTAL         +666,007円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,893,990円

 

月間戦績(04月)

TOTAL      +17,252,788円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +116,869,567円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,017,197,883円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

結局ドル円は上に行かれず、日本時間で土曜日になった瞬間深夜0時のロンドンフィキシングを待たずして撃沈させられた模様です。これが、もう1週後の月末週でしたら、オプション勢がどうにかして108円攻防を展開する事になったかと思うのですが、この週末はそんな気合すら入らなかったようです。まっ、オプション攻防もお金吹っ飛びますから、行くかどうかも分からないような祭りで、無駄なお金も使えないと言う事でしょうか(笑)。

 

日本時間で日付が変わり土曜日に入ってからも、米債券屋さん以外はやる気が無いようで、円やユーロでドルが買われる事も無く逆に利益確定や週末に備えたポジション整理が中心の展開、対ポンドでだけは若干値を上げておりましたが、ドルが高くなったと言うよりもアイルランド問題に注目が集まった状況の中でポンドが売られたため、相対したドルや円が上がっただけのように見えます。カナダドルだけは、前日金曜日の弱かった指標でのカナダドル売りが継続していたのでしょう。

ダウも落ち、ナスダックもS&Pも下げ、CME日経先物も金曜日終値から100円ほど下落して終了しました。月曜日の開始はちょっと厳しい展開でしょうか。それとも、北朝鮮の核開発終了宣言と北朝鮮からCIA長官への非核化可能宣言をうけて地政学的リスク低下主導で比較的堅調に行くんでしょうかね。 

そう言えば、この北朝鮮による核開発終了宣言と言うのは、何やら好感を持った報道が多いのが変な気分なんですが、要するに「完璧に作れるようになったから、もう実験する必要無いぴょ~ん」って事でしょ?あれ?これって余計に危険なレベルに到達しましたって事じゃないんでしょうか。つまり、日本と同じ「作ろうと思えばいつでも作れる = 潜在的核兵器保有国」になりました宣言ですよね・・・・・・

本当かどうか分からないので、まあいいや(汗)。


 

トランプ大統領が、またこんな事を言っております⇩

jp.reuters.com

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このオッサントランプ大統領大丈夫かな。

米国って、サウジアラビアやロシアと拮抗する世界三大産油国で、4位のイラクと比べて倍以上の産油国です。確かに、人為的な理由によって強引な値上げは良くないかもしれませんが、今年あたりには世界最大の産油国になろうかと言う米国が自国の利益うんぬんに関して「原油高は容認できず」とか、このオッサントランプ大統領大丈夫かな。⇦ 本日2回目

確かに90年代までは原油高の際に米国も苦しんでいた事は事実ですが、シェールガス革命によって産油量が激増した米国にとっては、もはや原油高は利益にこそなれ不利益にはならないハズなんです。しかも、産油国の多くが国内向けには超低価格で販売しているのにもかかわらず、米国は世界的な原油価格に連動して市場が形成されているので、物価上昇にも寄与しているわけです。その物価上昇、当然産油国の米国にとっては米国内での利益になりますから、税収もアップするわけですが・・・・・・、どうやら誰かさんの頭の中では90年代のシェールガス革命前で歴史が止まっているのかもしれません。このオッサントランプ大統領大丈夫かな。⇦ 本日3回目(笑)。

 

この件に関して、ホワイトハウスも商務省もダンマリのようです。まっ、何か言えるのなら聞いてみたい気もしますが。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(2018年04月17日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 49,433 46,842 +2,591 -170
EUR (099741) 238,829 87,353 +151,476 +4,013
GBP (096742) 113,252 65,550 +47,702 +4,686
RUB (089741) 15,161 1,099 +14,062 -1,321
BTC (1330E1) 3,409 5,292 -1,883 -162
金Gold (088691) 237,288 74,219 +163,069 +7,697
原油 (067651) 849,993 121,862 +728,131 +21,051

 

IMMポジション(2018年04月10日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 49,855 47,094 +2,761 -811
EUR (099741) 236,344 88,881 +147,463 +13,082
GBP (096742) 95,267 52,251 +43,016 +2,678
RUB (089741) 15,849 466 +15,383 -3,283
BTC (1330E1) 3,768 5,489 -1,721 +65
金Gold (088691) 234,457 79,085 +155,372 -11,217
原油 (067651) 836,353 129,273 +707,080 +7,535
(前週分を一見してわかりやすくしておくため、青字にしてあります)

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

 

ポンドのネットロングが増えておりまして、しかも増加量も多くなっております。更にはロングとショートのポジション取組量も増えておりまして、ここに来ていろんな意味で英国に注目が集まっているのかなと。日本の安倍さんや米国のトランプさんほど国内での立場が悪くなかったハズのメイさん、もちろん安倍さんやトランプさんに比べての比較論ですから実際にはあまり良くも無かったのですが、ここに来て色々と噴出しております。とは言え、長期的に見たらやはりポンド価格は随分と低い感じもしますし、それが取組量の増加とネットロングの増加、短期的なショートポジションの増加は政局の混乱具合が現れているのかな~、とか思います。が、この予想は単に今日の文字数を埋めるために適当に今思いついた事を打ってるだけですので、何か参考にはなさらないで下さい(笑)。

まっ、金(Gold)と原油は買いでしょうね。ここに来てもマダこれだけロシアンルーブルの取り組みが崩れてないと言う事は、シリア情勢に楽観視している大口の皆さんが多いのでしょうかね。実際、金融関係の皆さんからはあまりロシアに関して危機的な声は聞こえてきませんし。と言いながら、LTCM崩壊させたのはロシアですからね(笑)。⇦ いや、笑ってる場合じゃねえな。


 

さあ、いよいよゴールデンウィークが近くなってまいりました。

子供たちがおりますので、連続でお休みと言うわけにはまいりませんが、それが逆に「短期間で2度連休がある」的な構図になるわけでして、それはそれで美味しい状況です。早く来いゴールデンウィーク、でも来ちゃうと終わっちゃうゴールデンウィーク、そんな微妙な気分になるのがゴールデンウィーク前の土日、ちょうどこの土日と言うわけです。

いつでも遊ぶ事を最優先で考えておりますので、ゴールデンウィークの準備にも余念がありません(笑)。


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