FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2019/08/19 月曜日

先週末にファーウェイに関してこんな報道もありましたが⇩

www.nikkei.com

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特に大きく目立った動きもなく、本日早朝のオセアニア時間が始まっておりました。こんなネタだけでいちいちドル円動いても仕方ないんですが、そんなネタで最近は動いていたので気になってはおりました。もっとも、週跨いでポジションを持っているこは基本的にはしないので特に問題無いんですけど。

 

早速ですが、今週の注目点です。今週最大の注目イベントは、22日木曜日から開催されますジャクソンホール会議です。このジャクソンホール会議、毎年毎年飽きもせず説明しておりますが、正式には「カンザスシティ連銀年次経済政策シンポジウム」でして、管轄範囲に含まれるワイオミング州ジャクソンホール(地名)にて開催されるシンポジウムなので、ジャクソンホール会議と呼ばれております。決して、ジャクソンホールと言う「ホール = 講演会場」で開催されるわけではありません。そもそも、このジャクソンホールは「 Jackson Hole = ジャクソン渓谷」でして、Jackson Hall ではありません。

場所はこんなところにあり⇩ この地図2016年から使いまわし(笑)。

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https://stat.ameba.jp/user_images/20180819/13/fx-sengyo/3f/51/j/o0630047214250428551.jpgここに、主要国の金融当局者や金融界の重鎮たちが呼ばれて集まり、年に一度サマーバケーションを楽しむのがジャクソンホール会議です(笑)。笑っておりますが、半分くらい正解です。なにしろジャクソンホールと言えばイエローストーン国立公園の入り口と言う大自然の宝庫で、行くだけでも癒やされます。

2017年には、写真左から黒田日銀総裁・イエレンFRB議長(当時)・ドラギECB総裁の夢のコラボレーションがあったりして大盛況でした。2017年と言えば、2008~2009年にかけての金融危機から脱し経済環境が上向いていた頃、今の厳しい情勢を考えますとこの三者の笑顔も分かります。

政治や金融の世界に「もし」が無いのは言うまでもありませんが、仮に「もし」を考えるのだけは許されるのであれば、もしトランプ大統領が大統領に就任してからの対中・対欧・対NAFTAなどの強硬姿勢が無かったら現状の世界経済はどうなっていたのか。いくら考えても私には想像もつきませんが、もしかしたら、ここに写る3人のような主要中銀総裁にまで上り詰めたら、あるいは理解出来るのかもしれません。

そんな感じのジャクソンホール会議が今週はありますので、いつものようにコレ待ちに入る可能性も高くなっております。

 

さて、このジャクソンホール会議以外の金融関係の予定を、いつも通りに見ていきたいと思います。まずは純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。今週は主要な国での金融政策発表自体はありませんが、議事要旨の公開がいくつかあります。

日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で8月20日火曜日午前10時半に豪中銀RBA22日早朝3時に米連邦公開市場委員会FOMC、同じく22日午後8時半に欧州中銀ECBがそれぞれ前回分の金融政策決定を行った会合での議事要旨を公開します。この中で、若干反応する可能性があるのは豪中銀RBAくらいでしょうか。FOMCとECBに関しては、よほどの事が無い限りスルーすらありえると考えてます。

これ以外の各国中銀の金融政策発表も非常に少なく、日本の皆さんにおなじみな国は無いようです。毎度おなじみエキゾチックカントリーでは、21日水曜日にザンビア共和国,パラグアイ、22日木曜日にインドネシア,エジプト、23日金曜日にスリランカとなっております。個人的にはインドネシアの現状 5.75%がどうなるのか気になるのですが、7月に引き下げたばかりなので今回は変更無いのかなと。

そう言えば、昨日の話題に登場しましたアルゼンチンですが、実質的な政策金利としている7日物の短期中銀債が金曜日には74.9720%に到達しました。アルゼンチンの次に高金利なのはトルコの19.75%、ウクライナの17.0%、シエラレオネの16.5%と続くんですが、アルゼンチンがどれだけ危険なのか、この段階で分かるかと思います。が、しかし、他人様と同じ事をしていたのでは儲からないと言うことで、上場廃止間近の1円株を買い漁る猛者と同じようにアルゼンチンに手を出す漢もいるわけで、人生で一度くらいデッカイ博打するのも面白いのかも。でも、私はいいや(笑)。ちなみに、アルゼンチンで過去最高だった時の政策金利ですが、軍事政権から民政移管された直後1989年のインフレ率4,924%を抑え込むために1990年3月に達した1389.88%と言うウルトラハイパー金利で、1990年のインフレ率を1,344%に抑え込むことに成功しました(笑)。笑ってるけどワラエナイ。 

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントですが、21日水曜日から2日間の予定で米ワシントンDCにて日米通商協議が行われます。茂木敏充経済財政再生大臣とライトハイザー米通商代表の直接交渉で、事前に伝わっているところではお互いに短期間での合意を目指してると言うことで、今回はかなり前進するのではないかと思われます。アメリカが農業分野での開放をここに来て焦っている感じですので、その辺りを上手に手球に取れたら、自動車に関しては現状のアメリカへの日本自動車メーカーによる投資と工場設置だけで終わりに出来る可能性もあり、ハーバード出身の茂木大臣の手腕に期待しております。

23日金曜日からフランスのビアリッツにおきましてG7首脳会議が開催されます。正式な会議自体は24日土曜日から26日月曜日までですが、その前後を含めたレセプションやパーティーなどでの発言も注意しておいた方が良さそうです。今回のメインテーマは「不平等との戦い」と言うことでトランプ大統領が眉間にシワを寄せそうなテーマなのですが、ことトランプ大統領に関しては「現状の政策は不平等を是正してアメリカに正常をもたらすためのもの」と言う信念があるようですので、テーマ自体は問題にならないのでしょう。参加するのはG7国ですので「フランス、アメリカ、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU」と言うことで、アメリカからすると日本とカナダ以外は欧州の国、特に今は欧州との通商協議で暗礁に乗り上げているところですので、G7の席上でトランプ大統領は安倍首相とカナダのトルドー首相を取り込みたいと思われます。どこまで安倍首相が上手に立ち回れるのか注目しております。

あとトランプ大統領のツイートを始め、英国のボリス首相によるブリグジットに関する発言、中国から習近平主席や劉鶴副首相による発言なども注意が必要でしょう。

全然関係無いのですが、最近知った凄いホームページ⇩

Ministry of Foreign Affairs DPRK
朝鮮民主主義人民共和国外務省

https://stat.ameba.jp/user_images/20190818/21/fx-sengyo/8f/ba/p/o0920078014542298574.png

http://www.mfa.gov.kp/en/
すいません、チキンなので⇧リンク切ってあります。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。今週は注目に値する指標が非常に少ないので、かなりレベルを落としながら羅列していきます。

本日8月19日月曜日、午前8時50分に日本の貿易収支は日米通商協議を控えているので大きな貿易黒字にでもなれば円リスクとして扱われるかもしれません。午後6時にユーロ圏の消費者物価指数が発表されますが、これは確定値ですので極端に数字が変わらない限りスルーされるかと思われます。この2つの指標、赤字で強調するほどのものではありません。20日火曜日には、注目の指標が見当たりません。

21日水曜日午後9時半にカナダの消費者物価指数、午後11時にアメリカの中古住宅関連指標があります。ジャクソンホール会議前で動意が薄くなっているかもしれませんが、カナダは独自の動きを見せてくれることが多いため期待しております。ええ、動く可能性がどうのこうのではなく、単に期待しております(笑)。

22日木曜日主要国の購買担当者景気指数(PMI)の速報値が集中発表される日となっております。民間指標とは言え、特にこう言った経済の転換点にはサーベイ(アンケート)調査は正直な数字が現れることが多い事も市場の皆さんはよくご存知ですので、速報値であることも考慮して注意しておいた方が良さそうです。

最後23日金曜日午前8時半に日本の消費者物価指数(CPI)午後9時半にカナダの小売売上高午後11時にアメリカの新築住宅関連指標の発表がありまして、今週の指標は終わりです。数字だけの指標とは関連しないのですが、午後11時からジャクソンホール会議においてFRBのパウエル議長が講演を行うことになっており、こちらの方が注目が高いかとは思われます。


 

世間ではお盆休みが終わりまして、今日から出勤の方も多いかと思います。子供たちは夏休みの真っ最中ですので、あまり関係無いかと思いますが。

今度の連休は来月9月にある2回の祝日、たま~にシルバーウィークとか言う強引なネーミングの大型連休が発生する敬老の日と秋分の日絡みですが、今年は祝日が分散しており大型連休にはならないようです。カレンダーで見てみますと、三連休が2回に分散して2週連続になってまして⇩

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秋分の日
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29 30          

いや、むしろこっちの方がいいかも。

 

来月の2週連続三連休と言うオアシスを拠り所にして、お盆休み明けの今週もがんばってまいりましょう。


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