FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2019/04/15 月曜日

本日は、次の日曜日に復活祭 = イースターが待ち受ける、聖週 = ホーリーウィークの聖月曜日です。ちなみに、この聖週のスタートは日曜日でして、一週間のスタートを月曜日からとする欧州でも聖週は日曜日を起算として考えます。聖週と言うより、キリスト教の宗教行事では日曜日始まりで考えると言った感じです。

為替の事について書いているブログなのに、なぜイースターについての書き出しかと言えば、昨日も少し書いたのですが、今週の金曜日は聖金曜日 = グッドフライデーと言うキリスト教での重要な日となっておりまして、クリスマスに世界中で祝日の国が多くあるように、このグッドフライデーもまた世界中で多くの国がお休みです。

どれくらいの国が4月19日の金曜日をグッドフライデーとしてお休みなのか調べてみますと、この手の話題のときにはいつも便利な wikipedia にその一覧はありませんでした(笑)。そこで、とにかく世界中の祝祭日を網羅する事だけに命を燃やしているサイト、その名も officeholidays.com で確認してみましたところ⇩

The following is a list of the 97 countries covered by www.officeholidays.com who will have a public holiday for Good Friday on 30 March 2018.

2018年3月30日現在、officeholidays.com 調べで 97カ国がリスティングされております。

www.officeholidays.com

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97カ国と言う事で、およそ世界の半数くらいの国は19日金曜日がお休みのようです。アメリカや欧州、英国や英連邦の多くの国ではお休みですし、来週22日の月曜日も欧州や英連邦を中心にイースターマンデーとなりお休みです。

さてここからが重要なんですが、欧米でこれだけお休みとなりますと、週末に向けてポジション整理今週の取引自体が低調になる可能性が大いにあります。こう言った時に、特に最近は大きく仕掛けが働いて思いもよらない値動きをする事もありまして、今年のお正月1月3日にありましたフラッシュクラッシュが原因とも言われている大きな値崩れのような事態が発生する可能性、あるいは発生しようと仕掛けられる可能性もあります。

 

とにかく、このような時には生き残りを賭け、技術的にはポジション持ったら必ずストップロス指値でエントリーを入れる時には必ず一緒にIf Done (IFD)でストップオーダーを入れるように、これだけやっておけば最悪でも致命傷全財産無くして追証なんて可能性は低くなります。これいつもはブログの最後に書くのですが、今週は特に危険なので冒頭でお伝えしました。

そして今回はもうひとつ、If Done (IFD) で少なくてもストップオーダだけは入れる、あるいは、エントリーからリミットとストップを組み合わせた If Done (IFD) OCO 注文を出すと言う言葉の意味が分からない場合、言葉の意味と注文の内容をよく理解してから取引をするように強くオススメします。


 

さて、脅しで始まった今日のブログですが(笑)。いや、脅しもたまには重要です。なにしろ、100万円の証拠金で始めたのに突然1,000万円の借金を背負っていたなんてのも現実にあるのが外国為替証拠金取引の世界ですし、この意味もよく理解してから外国為替証拠金取引いわゆるFXを始めることを、これもまた強く、とっても強く強力にオススメします。

 

それでは、ようやく本文にまいります。

まず、純粋な数字発表の指標以外のイベント関連からですが、今週は主要中銀の金融政策発表はありません。日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)明日4月16日火曜日午前10時半に、豪州中銀RBAが前回分の金融政策会合での議事録を公開します。ここ3回ほどの会合で、毎回アナリストが予想するほどのハト派姿勢を示していないRBAが、議事録の中でどの程度ハト派姿勢感じさせるのかに注目が集まってます。先日の会合直後の声明では雇用の強さについてのアピールが非常に大きかったので、それ以外の部分でのなにかがあれば「ハト派姿勢」と大きく報じられ豪ドル売りにつながる可能性もあります。ただ、完全スルーが当社予想です(笑)。

18日木曜日の早朝3時に、米地区連銀経済報告いわゆるベージュブックが公開されます。ベージュブックを元に次回のFOMCを話し合いますので非常に重要なんですが、FOMCでの利上げは完全停止したと言える内容が示されております現状では、ベージュブックに何が書いてあろうと「単なる地区連銀の報告」と言う、ほんとそのままの意味しか持たなくなってしまいました。何も探る必用が無いので、特に反応する事も無いかと思われます。まあ、無いとは思うんですが、ハト派と言うより利下げに言及する内容、あるいは利下げに期待する程度の内容でもあれば反応があるとは思うんですが、現時点ではベージュブックにそこまで期待出来る事は無いかと思われます。どうせまた「雇用は強く熟練労働者が不足してる」の強行突破です。

 

政治絡みですと、計画されているスケジュール的に目立つのは、本日4月15日月曜日から2日間の予定で開催されます日米貿易交渉(前座)です。内容的には報道されている以上の中身は無いかと思います。しかも、今回どんだけアメリカの要求が厳しかったとしても、その具体的交渉に入るまでが随分と順番待ち(中国・メキシコ・カナダ・欧州の次?)なので、発表直後に仮に大きく円が動く事があっても、ファンダメンタルズに大きな影響を与える事なく元に戻る流れのようにも思います。

報道の内容的にはこんな感じです⇩

www.sankei.com

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あと政治絡みでは、いつまでも果てしなく続く米中永久協議や、変に離脱期日が伸びてしまって余裕かましてる英国のEU離脱しないかもしれない問題、アメリカとメキシコ国境の壁と言う名のフェンスで良かった問題、卵が先かニワトリが先か分からなくなってしまったアメリカと欧州のどちらも報復関税問題など色々ございまして、どの問題も全く解決する気配を感じられません。

もう、どれも解決する事など一切考える事なく、地政学的リスクで扱う領土問題のように、市場に与えるのは常に問題の本質では無い国の力関係の強弱だけと言う事で済ませた方が楽かもしれません。

 

お次は、純粋に数字だけ発表される指標のうちで注目する指標です。今週も注目の指標が非常に少なく、少しランクを下げてた指標も選んでみました。まず本日4月15日月曜日、午後9時半にニューヨーク連銀製造業景況指数があります。

明日16日火曜日午後5時半に英国の失業率など雇用関連指標、午後6時にドイツとユーロ圏のZEW景況感指数が発表になります。英国の失業率は最近低下傾向にあるので、これが維持できるのかどうか、またZEW景況感指数に関しては特にドイツの数字がどうなるのかが注目です。

17日水曜日午前8時50分に日本の通関ベース貿易収支が発表になりますが、この日早朝まで開催されている日米貿易交渉(前座)で為替に関する話しが登場した場合、この貿易収支がトリガーになる可能性もあるので、日本の指標のクセにですが今回だけは注意しておいた方が良さそうです。午前11時くらいに中国の第一四半期国内総生産(GDP)が発表になります。言わずもがなで、豪ドルはご注意です。もっとも、為替の高値が問題の豪州中銀RBAにとっては、ここで中国のGDP失速を受けた豪ドル安は自分の手を汚す事なく豪ドルレートの調整をされたようなものなので、短期的には嬉しいのかもしれません。ただ、輸出だけが頼みの綱である豪州経済的には、中長期的に見るとキツイかもしれませんがRBAがそんな先の事まで考えてるとは思えない(笑)。午後5時半に英国の各種物価指数が一斉に発表、午後6時には欧州の消費者物価指数(HICP)が発表、午後9時半にはカナダの消費者物価指数(CPI)が発表になります。

18日木曜日、この日は朝から夜までパラパラと各国の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表になります。午前10時半に豪州の失業率など雇用関連指標、午後5時半に英国の小売売上高、午後9時半にカナダとアメリカの小売売上高が発表になります。特にアメリカの小売売上高は今週一番の注目指標とも言えますので、動きやすいカナダの指標と同時と言う事で大いに期待しております。最近、期待してると裏切られる事が多いんですけど・・・・・・

最後19日金曜日、午前8時半に日本の消費者物価指数(CPI)、午後9時半にアメリカの住宅関連指標が発表になりまして今週はおしまいです。

ん?あれ?と思いました?そう、19日はグッドフライデーでお休みだとアレだけ冒頭で書いたのに、なぜかアメリカの指標発表があります。実はアメリカの場合、金融関係の取引メインのニューヨーク州は州の祝日でグッドフライデーはお休みなんですが、連邦の祝日では無いので連邦政府は普通にお仕事しております。金融屋さんの場合、そのほとんどがニューヨーク証券取引所NYSEの営業日に従って稼働しているような感じですので、ニューヨーク州が祝日であればアメリカがお休みと言っても特に問題は無いかと思います。


 

世紀の10連休まであと2週間です。世の中では「10連休なんていらない」論争があるようですが、一方でやはり長いお休みですと海外旅行にお出かけになる方も多いようで、海外旅行者数は6.9%増の66万2千人なんだそうです。

www.jiji.com

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単純に考えて昨年より42,700人の方が海外に多く出かけると言う事で、この人数を多く運ぶのにどれくらいの飛行機の数が必要なのか計算してみます。巨大なエアバスA380と退役が進んでいるボーイング747を除き、現在の飛行機の中で最大クラスのボーイング777が国際線で使われる際の座席数が250席から最大で400席くらいですので、300席平均で考えるとボーイング777が142機分のお客さんが増えたと言う事です。これ、凄いと思うんですけどね~

そんな私はこの10連休は海外には行かず、国内でお茶を濁しておく予定です。どうせ為替相場は動いておりますし、運良くフラッシュクラッシュにでも巡り合ったら感動ものです(笑)。

それでも、せっかくの連休前に先立つものは大いに越したことありません。楽しい10連休を迎えられるよう、今週も一週間頑張ってまいりましょう。


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