FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2019/03/11 月曜日

ごく普通に生活している日本人にとっては全く関係無い事なんですが、我々のように一日のうち大半をアメリカさんのご機嫌伺いを仕事にしている者にとっては、非常に重大な変更が今週から実施されます。

the 夏時間の開始

イエス、サマータイムです。たまに「英語じゃサマータイムとは言わない」とか言う謎発信がネット上でもありますが、いいえ英語では「summer time」です。ちなみに、米国で使われている英語、俗にいう米語では「Daylight saving time」よく省略して DST と書かれます。そう、日本で英語と言ったらアメリカ英語を習ってる方が多いため「英語じゃサマータイムって言わないんだよ~」とドヤ顔で言う方が多いのですが、英国や欧州で英語を話される方は、普通にサマータイムと言いますのでご注意下さい。ちなみに、アメリカでサマータイムと言ってもアメリカ人にもDSTの事だとちゃんと理解してもらえます。

アメリカの夏時間開始・終了ですが、開始・終了日の午前2時を起点にして調整しております。夏時間開始の日、今年は昨日3月10日の日曜日午前2時になる時を午前3時にして夏時間が開始しました。ですから、今年は「3月10日午前2時~2時59分59秒」が存在していない事になります。夏時間終了の日、今年は11月3日の日曜日午前2時になる時を1時間戻しまして午前1時にして夏時間が終了します。ですので、今年は「11月3日午前1時~1時59分59秒」を2回繰り返す事になります。

混乱しないかって?いや、混乱しまくりなので、夏時間開始・終了の前1週間くらいはテレビのニュースなんかでもガンガン言いまくってます。それこそ、前日の土曜日には「いい加減にしろ」って言いたくなるほどです。それでも、夏時間が始まった翌日月曜日には「夏時間になったの忘れてました」と言い訳して遅刻する学生が大量におりまして、この子たちは夏時間関係無く遅刻している常習犯でしょう(笑)。

 

アメリカは昨日3月10日から11月3日まで、欧州は3月31日から10月27日まで、そして南半球の国ではこれが逆転しまして現在はサマータイムですが、オーストラリアでは4月7日に終了し10月6日から再度サマータイムに、ニュージーランドでは同じく4月7日に終了し9月29日から再度サマータイムに突入します。この日付、全部が日曜日になっており、サマータイムの開始・終了で混乱しないようになってます。一番の混乱防止策は、サマータイムなんて止めてしまうって事なんですけど(笑)。

アメリカでは本日3月11日月曜日から、欧州では4月1日月曜日から、指標発表時間や株式市場のオープン・クローズが日本時間で1時間早くなります。つまり、今まで午後10時半に発表されていた指標が午後9時半に、ニューヨークオプションカット時間が午後11時になり、欧州がサマータイムに入りましたらロンドンフィキシングタイムが深夜0時となるわけです。また、ニュージーランドのサマータイムが終了後4月8日月曜日からは、外国為替市場の開始時間が日本時間で午前4時前後からのスタートになりまして、まあこれはあまり日本のFX業者をお使いの皆さんには関係無い話しかもしれませんが。

一気に書きますと、何がなんやらサッパリと言う状況になりそうですので、また欧州や南半球の国がサマータイムに入ったり抜けたりしたらその都度お知らせします。


 

今週、月半ばで目立った指標も少なく、ダラっとした週になりそうな予感がします。大きな金融イベントと言ったら、3月14日木曜日から2日間に渡って開催される日銀金融政策決定会合くらいでして、いつものように2日目になる15日金曜日の会合終了後に決定した内容が発表される予定になっておりますが、どうせ今回は今回も「何も足さない、何も引かない。」と言うサントリー山崎のような結果となるのは間違い無いでしょう。ええ、ここもう笑う気力もございません。

注意しないとなりませんのは、日銀金融政策決定会合での結果が公表された後、午後3時半から予定されている日銀黒田総裁の会見でして、欧州中銀ECBがある程度長期的な金融緩和政策の維持をTLTRO(貸出条件付き流動性供給オペ)の第3弾実施と言う形で実質的に決め、アメリカのFOMCも利上げに慎重な姿勢を出している現状で、過去の会見での質問を見ても、必ず「ECB・FOMCの緩和政策へ追従するのか」と言う質問が出るかと思われます。そこで、黒田総裁がどこまで話すのか、この話しの内容と記事に起こされたテキストによっては派手に動く円が動く可能性もあります。

 

金融とは別の政治絡みでは、日本時間で(以下全ての時間は日本時間)明日12日火曜日に英国庶民院(下院)でのブリグジット採決が行われる予定になっております。これ、もしこのまま決まらないと、Hard Brexit = ハードブリグジット(合意なき離脱)ではなく、より難易度が高い Hardy Brexit = ハーディーブリグジット(耐え難きを耐える離脱)になるような気がしてなりません。"Y"が1個付くだけでドエライ違いです。

ちなみに、Hardy Brexit = ハーディーブリグジット(耐え難きを耐える離脱) は、日本語訳まで含めて私のオリジナルですので、転載の際には出典表記をどうぞよろしくおねがいします(笑)。

 

あと、本日11日夜にアメリカ合衆国2020年度予算に関する大統領予算教書が発表になります。内容的には、軍事費を除く予算が5%削減とか、壁代金86億ドルとか、軍事建設に使う資金に36億ドルとか、この他にも公約で掲げた道路や橋のインフラメンテナンスへの予算もモリモリでしょうし、どこかの日出ずる国も真っ青な国家元首主導な内容となるようです。

発表自体もそうですが、この内容に関して3月14日木曜日午後10時から、ムニューシン財務長官が公聴会で証言をする事になっておりまして、予算教書に関する突っ込みが入るこちらの方が市場に与える影響が出る可能性もあります。

 

あとは、某半島の方でなんやら打ち上げる準備に忙しいところがあったりも気がかりです。もし何か東京方面にでも仮に飛んで来たりとかしますと、実はいま東京湾には英国海軍のフリゲート艦もいたりしまして、なにせ英国海軍の艦船は全部 HMS = Her Majesty's Ship 女王陛下の艦船ですから、女王陛下攻撃した事になっちゃいますし。もし仮に東京の方に何か飛ばすと、天皇陛下と女王陛下を両方攻撃したって事になっちゃうわけでして、こりゃ大変ですよ。

それと、先週は大した事なく進みました中国の全国人民代表大会いわゆる全人代ですが、今週の金曜日まで続く事になっております。あとは、法案審議と言う名の強制立法くらいでしょうが、一応は注意しておいた方がいいかとは思います。


 

純粋な数字的な指標ですが、注目されそうな指標は少なそうです。まず本日3月11日月曜日、午後9時半にアメリカの小売売上高が発表されます。どうせ1月分ですし、もともとマイナス予想ですし、大きく数字がブレない限り大した動きは無いとは思ってます。12日火曜日、午後6時半に英国の国内総生産(GDP)午後9時半にアメリカの消費者物価指数(CPI)があります。アメリカのCPIについては、現在アメリカの金融政策が微妙に方針変更に差し掛かっている最中ですので、少しでも数字がブレると株式先物や米国債利回りから主導して上に下にの乱高下になりかねません。特に、生鮮食品や燃油などを除いたコア指数の前年比が、前回値の +2.2%を維持できるかどうかがキーになるだろうと予想してます。

13日水曜日、午後9時半にアメリカの耐久財受注があります。これもまた、航空機などを除く数字がどうなるのかによって、若干の動きはあるかなと。同時に生産者物価指数(PPI)も発表になりますが、もし前日のCPIが大きく動いたとしたらこちらも注目されるかもしれません。14日木曜日午前11時に中国の鉱工業生産と小売売上高がありますが、これは豪ドル向けの指標(笑)。同じく14日木曜日、午後11時にアメリカの新築住宅販売件数があります。なにしろ経済状況の浮き沈みは住宅の売買から測れると言っても過言じゃ無いアメリカですので、この指標も注目です。

そして15日金曜日、午後10時15分にアメリカの鉱工業生産が今週最後の官製指標発表となります。このアメリカの鉱工業生産は、あまり想像つかないところが集計発表してまして、実はFRBなんです。昔は金融政策に必要な指標もFRBが独自に集計していた名残りなんでしょう。

あと、14~15日と欧州各国やユーロ圏の消費者物価指数が発表予定ですが、これは確定値なので多分あまり変化もなく、反応も薄いかもしれません。一応は、そう言うのもあると言う事だけ知っておいたら、何故か週末の夕方以降にユーロが動いた時に「ああ、あれか」と、分かってるだけえ精神衛生上いいです(笑)。


 

航空機の墜落事故が立て続けに発生しております。

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私も飛行機にはよく乗りますので、他人事のようには思えません。この2件、コロンビアで墜落したのはダグラスDC3型と言う非常に古い型式の飛行機でして、エチオピアで墜落したのはボーイング737MAXと言う最新の飛行機です。どちらも空で多く活躍している飛行機ですので、今回の事故の原因究明を行い、必ず今後の空の安全へ活かしていただきたいと思います。残念ながら亡くなられた方々には、安らかに眠りにつけますよう心からお祈り申しあげます。


 

なんか、今週はダラダラとしそうな気もしないでも無い週ですが、そんな事を言ってもチャートは右に進む事だけは確定してますから、追いかけるしか無いのが我々トレーダーです。チャート様のご機嫌を損ねたら大変です(笑)。今週も一週間、チャートのご機嫌を伺いながら頑張ってまいりましょう。


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