FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/11/03 戦績

 2018/11/03 土曜日 戦績

USDJPY         +33,300円

EURUSD         +98,116円

GBPUSD        +150,618円

AUDUSD          +9,277円

USDCAD         +13,529円

EURJPY         +72,600円

GBPJPY        +268,200円

AUDJPY         +25,300円

CADJPY         +61,600円

EURGBP          +8,827円

TOTAL         +741,367円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +6,353,370円

 

月間戦績(11月)

TOTAL       +3,845,283円

 

月間戦績(10月)

TOTAL      +33,286,175円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +312,026,832円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,212,355,148円

 

【本日のこのエントリーは、予約更新となっております。】

毎週の事ですが、土曜日の戦績は、日本時間で金曜日から土曜日に日付が変わり早朝まで、ニューヨーク時間で金曜日の夕方市場終了までの取引です。


 

このクソ狭いレンジ内での取引は、いつまで続くんでしょうかね。やはり、米中間選挙が終わるまではダラダラ動くと言う先人からの伝承は、本当だったと言う事でしょうか?(笑)。その中間選挙ですが、アメリカ現地時間で11月6日火曜日が投票日となっておりまして、既にNHKでも特集ホームページを作ったりしておりました。

www3.nhk.or.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ 取得 2018/10/29

中間選挙と言うのは日本で言えば衆参同日選挙みたいなものでして、大統領が前面に出ているので、まるで大統領選挙のように思えるのですが、実際には上院下院の議席改選なわけです。

もっとも、ここで頑張っておきませんと、上院と下院で過半数議席を持つ政党が違ってしまう状態、日本で言えばねじれ国会と言われる状態になり、国政の運営が非常に難しくなってしまうので、大統領としても全力で頑張らなければならないのは大統領選挙と同じです。

更にアメリカの場合は、大統領が選挙人を経由する間接選挙とは言いながらほとんど直接選挙みたいなものですので、行政の長たる大統領と、立法府である議会が別の政党となる事もあったりしまして、日本のねじれ国会なんてレベルじゃありません。大統領が民主党、上院も下院も過半数が共和党みたいな状態を、英語では Divided government と言います*1 。これ直訳では「分割政府」となるんですが、若干の意訳で「分裂政府」とされる訳の方が適しているかもしれません。トランプ大統領になる直前のオバマ大統領の最後の時代は、まさにその状態でした。

とにかく、中間選挙が終わってくれましたら、良いにしろ悪いにしろ、株も為替も反応があるかと思います。もうここまで待ったんだ、早くしてくれとは言いませんが、グッチャグチャになって金融市場が大混乱だけは避けてもらいたいと思ってます。いや、思うなんてレヴェルじゃなく、願ってます。 


 

さあ、誰が待っているのか分かりませんが、お待ちかねと言う事になっておりますCFTC の IMMポジションです。毎週火曜日現在の数字を集計して米商品先物取引委員会(CFTC)が週末に公表しております「シカゴIMM」ポジションです。書くことが少ない日曜日の更新に、ブログのスペースを埋めるのに非常に役立ちます(笑)。

 

IMMポジション(2018年10月30日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 28,854 120,474 -91,620 +1,184
EUR (099741) 157,691 190,353 -32,662 -2,358
GBP (096742) 35,778 88,260 -52,482 -5,485
CAD (090741) 29,436 39,091 -9,655 -2,427
CHF (092741) 18,851 33,373 -14,522 +2,583
RUB (089741) 14,601 12,029 +2,572 +9
BTC (1330E1) 1,675 2,752 -1,077 -19
金Gold (088691) 168,754 155,560 +13,194 -16,194
原油 (067651) 565,671 133,033 +432,638 -22,640

 

IMMポジション(2018年10月23日現在)
通貨/商品 Long(買建て) Short(売建て) Net(売買差引) 前週比
JPY (097741) 29,922 122,726 -92,804 +7,817
EUR (099741) 149,585 179,889 -30,304 -960
GBP (096742) 33,299 80,296 -46,997 +3,356
CAD (090741) 32,031 39,259 -7,228 +3,791
RUB (089741) 13,541 10,978 +2,563 -268
BTC (1330E1) 1,715 2,773 -1,058 +273
金Gold (088691) 192,578 163,190 +29,388 +11,721
原油 (067651) 585,412 130,134 +455,278 -37,951
(前週分を一見してわかりやすくしておくため、青字にしてあります)

 

過去のIMMポジション
fxse.hatenablog.jp

 

この、どの先物ポジションも落ちている中で、円だけが前週比でまともに増えております。「いや、もう一つあるぞ」と気がつくかと思いますが、これ、今回から入れましたスイスフランです。そう、円とスイスフランが前週比で上昇しておりまして、なんと言うリスクオフムード(笑)。

先日のこちら⇩ スイス中銀がスイスフラン高を牽制した記事ですが、 

やはり、月末と言うのが効いてしまったのか、あるいは政治がらみが怖くて指標如きじゃ無闇矢鱈に手を出せなくなっているのか。米中貿易戦争も今のこの沈黙が怖い感じもありますし。貿易戦争と言えば、スイスフラン高で困っているスイス中銀が、貿易戦争を使った新しい為替安誘導作戦を開発したようです⇩

・貿易戦争がスイスフランを揺るがす

・本格的に貿易戦争勃発すると、スイスが最も打撃を受ける可能性が大きい

www.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

fxse.hatenablog.jp

まさに、通貨先物でスイスフランが買われている時にタイムリーだったわけです。来週以降、中間選挙が終わってからの推移次第では、ちょっとスイスフランも取引してみようかなと思ってまして、ちょっと先にスイスフランのIMMポジションを集計に掲載してみました。 


 

最近、気温が随分と低下してきました。そして、おそらくは気温低下とは関係無いんですが、私ちょっと風邪をひいたらしく、せっかくの祝日でしたが昨日はよく寝ておりました。まだひき始めだったので少し寝て起きたら随分とよくなっていたのですが、これから更に気温が下がっていくでしょうから、今後は余計に気をつけなければならないと自覚させてもらった感じです。皆さんもどうか、季節の変わり目に風邪などひきませんよう、十分にお気をつけ下さい。


*1:ちなみに、大統領と同じ党が片方の議会しか過半数の議席を持っていない、日本のねじれ国会と同じ状態も Divided government となりますが、区別するために One party controlled (片議会統制)と言われます。

【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら