2018/10/31 戦績
USDJPY +99,300円
EURUSD +120,933円
GBPUSD +211,716円
AUDUSD +13,210円
USDCAD +66,379円
EURJPY +71,300円
GBPJPY +245,300円
AUDJPY +15,000円
CADJPY +89,900円
EURGBP +16,768円
TOTAL +949,806円
週間戦績(当週)
TOTAL +2,508,087円
月間戦績(10月)
TOTAL +33,286,175円
年間戦績(2018年)
TOTAL +308,181,549円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,208,509,865円
ハロウィンも終わり、いよいよ11月に入りました。金融市場では、10月最後のビッグイベントであった日銀金融政策決定会合も無風通過と言う、ある意味大変結構な結果となりまして、「市場にインパクトを与えない」と言う部分で言ったら、実は日銀は凄いんじゃないかとすら思ってきました。
その日銀金融政策決定会合の内容ですが、とりあえず政策金利に関しては ⇩
日本銀行 (中央銀行) 1208JST |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
補完当座預金制度適用利率 (政策金利) |
-0.10% | -0.10% | -0.10% |
と、-0.10%の現状維持と言う面白くもなんともない結果です。ここまで市場に対する影響力を落とすと、今度はほんの僅かな金融政策変更で過敏に反応される事態も考えられますから、今のうちに少しづつ今後の金融政策変更に慣らしておいた方がいいと思うんです。例えば、どうせ 25bp単位での金利調整は放棄している現状ですから、いっそ 0.01% の 1bp 単位で金利イジってみるとか(笑)。
中銀金融政策に代表されるようなマクロ経済では、細かい数字あそびはあまり意味がないと言われますがそれはマクロ経済の中に限った話しで、実際にはマクロ経済の数字は実体経済であるミクロ経済に大きな影響を与えているわけですから、マクロ経済の微調整をミクロ経済側から行う意味では、全く無意味な事では無いわけです。
こうやって、一見小難しそうな事を書いておけばそれなりに見えるのが、株や為替のブログのいいところでしょうかね(笑)。
昨日、日銀金融政策決定会合はあるわ、カナダのGDPもあるわ、他にも指標が割と多くあるわで期待していたのですが、全然動きが冴えない日となってました。
いつもの「これは一体どっから探してきた指標んだろう」的な、ブログのスペースを埋めるための水増し指標とは違い、昨日は一見して重要そうな指標がこれだけズラズラとあったんです⇩ でも、全然だめ(笑)。
日本国9月 0850JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
鉱工業生産(前月比) 速報値 |
+0.2% | -0.3% | -1.1% |
鉱工業生産(前年比) 速報値 |
+0.2% | -2.1% | -2.9% |
英国10月 0901JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
GfK消費者信頼感指数 | -9 | -10 | -10 |
豪州第3四半期(7-9月) 0930JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(CPI) 確定値(前期比) |
+0.4% | +0.5% | +0.4% |
消費者物価指数(CPI) 確定値(前年比) |
+2.1% | +1.9% | +1.9% |
日本国9月 1400JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
住宅着工戸数(前年比) | +1.6% | -0.5% | -1.5% |
日本国10月 1400JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者態度指数 季節調整済(二人以上世帯) |
43.4 | 43.5 | 43.0 |
消費者態度指数 (二人以上世帯) |
43.5 | - | 42.9 |
消費者態度指数 (単身世帯) |
42.7 | - | 42.3 |
消費者態度指数 (総世帯) |
43.2 | - | 42.7 |
ドイツ9月 1600JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
小売売上高(前月比) | -0.3% -0.1% |
+0.5% | +0.1% |
小売売上高(前年比) | +1.5% +1.6% |
+0.9% | -2.6% |
フランス10月 1645JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・速報値 |
-0.2% | +0.1% | +0.1% |
消費者物価指数(前年比) CPI・速報値 |
+2.2% | +2.2% | +2.2% |
フランス10月 1645JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
-0.2% | 0.0% | +0.1% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+2.5% | +2.6% | +2.5% |
スペイン第3四半期(7-9月) 1700JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP)速報値 (前期比) |
-0.2% | +0.1% | +0.1% |
国内総生産(GDP)速報値 (前年比) |
+2.5% | +2.5% | +2.5% |
イタリア9月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・速報値 |
-0.5% | +0.2% | 0.0% |
消費者物価指数(前年比) CPI・速報値 |
+1.4% | +1.7% | +1.6% |
イタリア9月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・速報値 |
+1.7% | +0.4% | +0.2% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+1.5% | +1.8% | +1.7% |
ユーロ圏9月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
失業率 | 8.1% | 8.1% | 8.1% |
この、🚩旗付けましたユーロ圏の消費者物価指数(HICP) ⇩なんて、事前の市場予想より0.1%と上昇し、コアも事前の市場予想と同じとは言え前回値より0.2%も上昇しているのですが、全く全然の無反応。
ユーロ圏10月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
🚩消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+2.1% | +2.1% | +2.2% |
🚩消費者物価指数コア(前年比) HICP(EU基準)・速報値 |
+0.9% | +1.1% | +1.1% |
米国9月 2115JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ADP全米雇用報告 (前月比) |
21.8万人 23.0万人 |
18.9万人 | 22.7万人 |
カナダ9月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP) (前月比) |
+0.2% | 0.0% | +0.1% |
国内総生産(GDP) (前年比) |
+2.4% | +2.4% | +2.5% |
カナダ9月 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
鉱工業製品価格(前月比) | -0.5% | +0.1% | +0.1% |
鉱工業製品価格(前年比) | +5.7% | +5.9% | +6.2% |
原材料価格(前月比) | -4.8% | -0.5% | -0.9% |
原材料価格(前年比) | +15.4.% | +16.0% | +14.6% |
米国第3四半期(7-9月) 2130JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
雇用コスト指数 | +0.6% | +0.7% | +0.8% |
米国10月 2245JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
シカゴ購買部協会景気指数 | 60.6 | 60.0 | 58.4 |
やはり、月末と言うのが効いてしまったのか、あるいは政治がらみが怖くて指標如きじゃ無闇矢鱈に手を出せなくなっているのか。米中貿易戦争も今のこの沈黙が怖い感じもありますし。貿易戦争と言えば、スイスフラン高で困っているスイス中銀が、貿易戦争を使った新しい為替安誘導作戦を開発したようです⇩
・貿易戦争がスイスフランを揺るがす
・本格的に貿易戦争勃発すると、スイスが最も打撃を受ける可能性が大きい
リンク切れ時 ⇨ アーカイブ
凄いこの強引感(笑)。確かに大規模な貿易戦争があれば小国ほど影響は大きいでしょうが、EU加盟国でも無く貿易規模の小さいスイスに対して直接的な仕掛けをしてくるとも思えず、貿易戦争で世界的な経済落ち込みがあればスイスに限った事では無く、この「逃避通貨とか言ってスイスフラン買うと危ないぞ洗脳作戦」とも言うような、なりふり構わない口先介入。しかも、いつもの口先介入と違って外的要因を前面に押し出しているので「口先介入じゃないもん!」と言い張れる(笑)。まあ、スイス中銀には頑張ってもらいたいと思ってます。
原油さんは、先週に引き続き在庫積み増しで値を落としてました。今年の冬はアメリカさんも寒そうなので、少々の積み増しは問題無いと思うんですけど。だいたい、一番注目されるWTI原油受け渡し地点、オクラホマ州クッシングの原油貯蔵総量は7,000万バレルを超えてますんで、2~3年前のように貯蔵限界が伝わり始まらないと、原油価格の動きはいつもの年末と同じなのかな~、みたいに思うんですが、原油屋さんや資源屋さん的にはどうなんでしょうかね?
米国 EIA週間燃油在庫集計 2330JST |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
原油在庫 | +634.6万バレル | +321.7万バレル |
ガソリン在庫 | -482.6万バレル | -316.1万バレル |
中間留分在庫(暖房用含む) | -226.2万バレル | -405.4万バレル |
クッシング原油在庫 | +137.1万バレル | +187.8万バレル |
ハロウィンも終わりましてアドベントからクリスマスまで一直線で、アメリカでは更に感謝祭が入り、ここからパニックのような年末に向かいます。日本でもアドベントは最近ちょこちょこ聞くようになってきましたが、もしハロウィンが定着したようにアドベントが定着したとしても、さすがに感謝祭まで持ち込むのは難しいのかなと思います。クリスマスもアドベントもカタカナ名なのでイメージが掴めずに独自の進化を日本で遂げ定着したのでしょう。
もし仮に、日本に感謝祭を持ち込もうとしたら「感謝祭」をカタカナ名に、そして「サンクスギビング」のように長い言葉ではなく、ハロウィンやクリスマスそしてアドベントのようにカタカナ5文字程度で、直感的にはイメージできないカタカナ言葉が理想かなと思います。だから何?って事も無いんですけど。
さすが11月と言った感じでしょうか、東京の朝は「寒い」と言う感想です。天気予報を見ますと、本日の最低気温は10℃と言う事なので、これはもう立派に寒いと言う気温です。徐々に秋らしくなってきて、そして冬が近づいて来た気がします。
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