FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2018/05/24 戦績

 2018/05/24 木曜日 戦績

USDJPY        +217,100円

EURUSD        +142,002円

GBPUSD        +343,297円

AUDUSD         +13,155円

USDCAD         +46,530円

EURJPY        +493,300円

GBPJPY        +701,500円

AUDJPY         +32,300円

CADJPY         +63,900円

EURGBP         +29,556円

TOTAL       +2,082,640円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +7,413,523円

 

月間戦績(05月)

TOTAL      +23,092,478円

 

年間戦績(2018年)

TOTAL     +146,116,174円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,046,444,490円

 

よく「外国為替なんて、大きなうねりの中で動いているだけで、一瞬一瞬の経済動向や政治の影響なんてたかが知れている」と言われます。言われるというか、そう言う人もおりますと言うのが正解でしょうか。潮の満ち引きの最中にも、必ず寄せては返す波がある様子を比喩する方もおられます。

もちろん、固定相場や防衛ラインを設定して無限に介入している場合、ペッグ制なんかの場合には違いますが、それでも外国為替の変動が無い代わりに、固定相場の場合には不均衡な貿易収支による富の移動、無制限介入の場合はハイパーインフレーションの危険性、ペッグ制の場合には理論上は無限に上昇する金利など、別の数字によってバランスが調整されて行きます。

ドル円が100円の時に、ユーロドルが1.20だった場合、ユーロ円は120円でしかありえないのは、仮にそれが崩れてユーロ円が119円になったとすると、必ず誰かが買ってドル円を経由してユーロドルとして売り差益を得るため、価格が収斂(収束)するわけです。すなわち、アービトラージトレードが実行されるわけです。

 

日本時間で昨日早朝午前3時に、今月1日から開催されました米連邦公開市場委員会 = FOMC の議事録が公開されまして、市場の反応はイマイチでした。私としては、インフレ率がFRBの目標とする2%を超えても構わないと言う部分⇩

It was also noted that a temporary period of inflation modestly above 2 percent would be consistent with the Committee's symmetric inflation objective and could be helpful in anchoring longer-run inflation expectations at a level consistent with that objective.

一時的に2%を少し上回るインフレ率は、FOMCの従来からの一貫した方針と違う事なく、長期的に目標としているインフレ率(2%)を定着させるために効果があるという意見があった。

https://stat.ameba.jp/user_images/20180525/01/fx-sengyo/71/de/p/o0840052014197647226.png

これ、取りようによってはインフレ率を2%に上げると同時に2%に抑える努力をしていた事を一時的とは言え "止める" と示唆するものでして、つまりは今までのように慎重には慎重を期した利上げではなく、オーバーシュートしたら戻せばいい的な運用に変更すると言う "前触り" とも取れます。

普通はこれ聞いたら、利上げが全てのようになっている市場ですと USA!USA!うさ!うさ! になりませんかね?(笑)。パッと見た感じ、USA!USA? くらいになってるのはブルームバーグくらいでしょうか。

www.bloomberg.com

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そして、皆さんもご存知のように、昨晩にはこちら⇩

www.bloomberg.co.jp

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ここ最近、会談自体が不透明感とか言う報道が多くなってきておりましたので、ありえるのかなとも思っておりましたところ、昨晩午後10時半過ぎこの発表です。

事前に市場も予想していたため大きく動く事はありませんでしたが、それでもドル円が「おかえり108円台祭り」スイスフランが「0.98台突入祭り」と言う状況にはなりまして、有事の何とか買いだか知りませんがいつもの事です。

私としては、この状況だけチラ見して、のん気に近所のスーパー&コンビニはしごツアーに出かけるほどの余裕っぷり(笑)。今回の件は全く手も足も出して無かったため、ここからあえて何かする事も無いでしょうし。 

で、結局は暴騰の冒頭の「外国為替なんて、大きなうねりの中で動いているだけで、一瞬一瞬の経済動向や政治の影響なんてたかが知れている」と言ってる方を思い出しまして「やっぱりそうなのかな~」と思ったと言う一日でした。


 

散々ここまで色々と「大きなうねり」とか「影響なんてたかが知れてる」とか書いておいて何なんですけど、昨日の指標(笑)。

昨日一番の注目指標は、なんと言っても英国の小売売上高⇩

英国4月 前回値 市場予想(中心値) 結果
小売売上高・前
(自動車燃料含む)
-1.1% +0.9% +1.6%

前月比指標とは言え、GDPやインフレ率に直結する指標であるため重要度が高く、それが前回値マイナスを超え、事前の市場予想を大きく上回ったわけですから、これはキタ~と普通は思うんですけど、どうもそう言う気分じゃ無かったようです。

指標発表がありました日本時間で午後5時半よりちょっと前、日本時間で午後5時くらいから若干のポンド買い相場になっていたので、ひょっとすると指標数字が良い事を予想した向きが買い上がってるのかなとも思ってたんですけど、指標後にもう少しだけ上昇して終了。どちらかと言えば、指標発表前に動いていた分より、指標発表後に動いた方が小さいんじゃないか、小さいは言い過ぎでも同じくらいなんじゃないかと言う有様で、これもまた「外国為替なんて、大きなうねりの中で動いているだけで、一瞬一瞬の経済動向や政治の影響なんてたかが知れている」の一環なのかな、みたいな(笑)。

他にも、毎週高齢の恒例の米新規失業保険申請件数の発表もありましたが、あまり反応せず終了。23時に発表されました米中古住宅関連指標に関しては、上記の米朝会談破談の関係で、何か影響があったのかどうかすら分かりません。どっちにしろ、のん気に近所のスーパー&コンビニはしごツアーに出かけてましたし。 


 

凄いですよね!ベッカムくらいになりますと、息子とやって来て寿司を食べててもニュースになります(笑)。

www.cinematoday.jp

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ベッカム、昨日は築地に居たのか。くそ~、築地に行けばよかった(笑)。とか思ってますが、せっかく息子さんと日本にやって来たんでしょうから、日本を楽しんでもらえればいいかなと思います。

それにしても、草間彌生美術館に行ったと言うのが凄い。草間彌生さん、どうやって見ても樹木希林さんにしか見えませんし、樹木希林さんはどうやっても草間彌生さんにしか見えません。あれで親類縁者では無いと言うんですから。しかも10歳以上年齢差があるらしく、草間さんが上だとか。草間さんの若さが凄いです。 

https://stat.ameba.jp/user_images/20180525/02/fx-sengyo/2c/8a/j/o0600040014197657223.jpg
よく、巷で話題のお二人を比較した写真
(左が樹木希林さん、右が草間彌生さん)


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