2018/01/31 戦績
USDJPY +76,600円
EURUSD +162,083円
GBPUSD +329,516円
AUDUSD +20,908円
USDCAD +53,249円
EURJPY +227,600円
GBPJPY +165,300円
AUDJPY +28,100円
CADJPY +95,500円
EURGBP +32,945円
TOTAL +1,191,801円
週間戦績(当週)
TOTAL +3,198,653円
月間戦績(01月)
TOTAL +32,215,520円
年間戦績(2018年)
TOTAL +32,215,520円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +932,543,836円
このブログは「日本時間で前日の出来事を書く」と言うのがいつものスタンスですので、本来でしたら本日早朝の出来事は明日のブログ更新での内容となるのですが、さすがに明日のブログ更新で「昨日、FOMCが~」とか書いても随分と古いネタになってしまいます(笑)。と言う事で、早朝に大型指標やイベントがあった場合だけ、その直後の更新で書いてしまいます。
日本時間で本日早朝4時、米国東部時間で1月30日~31日の2日間に渡って行われておりました「FOMC = 米連邦公開市場委員会」が終了し、FOMCでの議事内容に関する「要旨 = Statement」が予定通りに公表されました。
事前の市場予想では大方が現状維持の据え置きを予想しており、結果としては市場予想通りの現状維持の据え置き決定となりました。
FRS(中央銀行制度) | 現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
FF金利誘導目標 (政策金利) |
1.25~1.50% | 1.25~1.50% | 1.25~1.50% (maintained) |
要旨に記載されている内容的にもサプライズは何もなく、各種指標検討結果から金融政策としては現状維持を全会一致で決定しましたと言う発表です。今回の注目ポイントとしては、何人の委員が利上げを主張したのかと言うのが重要だと思っておりましたが、採決で利上げ主張をした委員が1人もいない状況でした。実際には、議事録の公開を待ちませんと採決以外での各委員の主張が分かりませんが、現段階では「サプライズはありませんでした公開」で終了です。
何の役に立つのか分かりませんが、今回の FOMC ステートメントも、いつものように貼っておきます。デカデカと貼っても仕方ないので小さく貼っておきます。
- FOMC 2018/01/31 アメリカ東部時間 午後2時発表 プレスリリース -
さて、昨日は(市場が)荒れるかもしれないからと言って、その前の晩に早く寝たんです。体調も万全にしてイザ大統領一般教書演説のお時間、日本時間で午前11時を迎えました。
ネット配信で一般教書演説を視聴しますと、どうしても数秒のタイムラグが発生します。そこで、アメリカの家に置いてある、普段はアメリカのテレビ番組を日本で見るために使っている機械を流用して、更に今回だけはデーターセンター経由で日本までの経路を作りました。ケーブルテレビでCNBCを受信し、動画を処理する時間と通信遅延を含めて380msくらいで日本でも同時にCNBCが見られます。いつもからそうしておけばいいのですが、ドラマとか通常のニュース見るのに低ディレイとか必要ありませんし(笑)。
ええ、バッチリな体調にバッチリな体制で望んだ一般教書演説ですが・・・・・・
なんだあれ?
過去の一般教書演説で、あれほどまで事前に用意されていた原稿を修正せず、ただの音読の読書会だった事は無かったんじゃないでしょうか。
トランプ大統領!ここで無難にまとめようとしては、あなたの今までやって来た「強いアメリカを取り戻すために、自らの強い意志を見せる」と言う方針に逆らっている事になりませんか?サプライズが欲しいわけではありませんが、選挙の時のように「自分の言葉で、強い意志」を見せて欲しかったです。
私はアメリカ市民ではありませんが、もしアメリカ市民だったとしたら、恐らく一昨年の大統領選挙でトランプ支持の選挙人への投票はしなかったと思います。ただ、民意で選ばれた大統領ですから、自分が支持しない者が大統領になったとしても、その者が大統領になった段階で自国の大統領として尊重すると思います。激しく抵抗したり、デモを起こしたりはしません。その前提となるのは、やはり大統領になる際の公約であったり、方針であったり、支持してくれた人に対する公言した約束だけでなく方針と言う明確には示さないスタンスのような物まで含めてブレないのが重要だと思うんです。支持している人たちが支持出来ているうちは、民意で選ばれた大統領と言う事ですから。
世界を動かせる力を持っている国家元首は限られます。その中でも、アメリカ合衆国大統領は頂点に君臨する者でしょう。普段から無茶な発言が多かったりもしますが、自分の言葉で信念を語る事を決して止めないで頂きたいと思います。
え~っと。指標、そうそう、指標も昨日はいろいろありましたね。
まず、朝一発目から日本の指標、鉱工業生産がありまして、
日本12月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
鉱工業生産(速報値) 前月比 |
+0.5% | +1.5% | +2.7% |
あまり日本の鉱工業生産は市場で意識されないのですが、それでも前月比とは言えここまで大きく上回ったんだから何かしら動きがあっても良さそうなものですが、もう超完全スルーを決め込んでいるのか、スルーするのがカッコイイと思ってる中二病なのか知りませんが、昨日も怒涛の完全スルー(笑)。
続きまして、珍しく取り上げますオーストラリアの指標ですが、
豪州第4四半期(10-12月) | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前期比) | +0.6% | +0.7% | +0.6% |
消費者物価指数(前年比) | +1.8% | +2.0% | +1.9% |
ずっとイケイケモードでしたオーストラリアに若干の陰りが見え始めておりまして、特にインフレ率≒消費者物価指数(CPI)ですので非常に敏感になっておりました。しかも豪州中銀(RBA)が最近は豪ドル高を懸念する事も繰り返しておりましたのも、発表直後に一瞬大きく値を落とす一因になっているかと思います。それでも、大きく指標数値が下がっているわけではありませんから戻ろうとするのですが、今回の不運はこの指標の30分後にありました中国の指標、
中国1月 | 前回値 | 市場予想(中心値) | 結果 |
---|---|---|---|
製造業PMI | 51.6 | 51.6 | 51.3 |
非製造業PMI | 55.0 | 54.9 | 55.3 |
いまだに、たまに中国の指標で連動反応を起こすオーストラリアでして、正直中国のPMIなんてオーストラリアにほぼ直接の関係は無いのですが、それでも中国の製造業のPMIが悪いと言う事で中国に風が吹いてしまいますと、オーストラリアの桶屋としては儲かっちゃうんでしょうね(笑)。
そうは言っても、結局はCPIも高水準であり、中国も関係無いじゃんと言う事は時間が経てば為替市場の◯゙カでも分かりますので、数時間程度で豪ドル高への流れへ戻ろうと言う事になったようです。
東京時間はこんな感じで、これ以降欧州時間からニューヨーク時間に掛けていろいろ指標もございましたが、都度ピピッと反応する事はあっても大きく値を動かしたり方向感が変わるほどの事は無く、さすがにFOMC待ちと言った感じでした。指標の数字自体は外為どっとコムさんとかで見ればわかりやすく表になってますんでそっち見てもらえばいっかな~
リンクしときますね ⇨ 経済指標 週間予測・速報カレンダー
⇧最近、非常にコレ多い(笑)。
こうなると、いよいよ残るラスボスの雇用統計が、何か動いてくれる要因になるかもしれなくなってきました。労働市場は悪くない、悪くないと言っている中で、もし非農業部門雇用者数の数字が市場予想を下回ったり、更には前回値を下回ったりしますと、最近のドル売りの流れの中で一気にジェットコースターになるでしょうね。
いや、一番ボラが高くなりそうなパターンを書いてみただけです。別にアメリカの指標が悪くなって欲しいとか、アメリカの労働市場に陰りが出て欲しいとかでは決してありません。ただ、今回の雇用統計で悪い数字が出ると、ボラは高くなるかな~とか思っただけです。他意はございません。さあ、2月になった事だし、1月に引き続いてボラ高くならねえかなあ~
アレ?言ったこと、直後に否定したような気が(笑)。
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