FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2017/12/18 月曜日

さあ、市場はいよいよ年末モードに突入の12月後半のスタートです。

欧米のヘッジファンドや機関投資家の皆さんの中には、そろそろお休みに入っている方もおられる時期でして、徐々に取引のボリュームも下がり、普段ですと全く意図しない値動きがあったりもしますので、全く値が動かないか、あるいは突然勢いよく動いたりするのか、極端になったりもします。裁量で取引される方も、もちろんシステムトレードにも、いつも以上に神経質なくらいストップロスを忘れないようにしないとならない時期です。

 

先日、またスイス中銀が「このスイスフラン高、ぶっちゃけ納得いってないんだよね」と言う発言をしておりますし、もしこの商いが薄い時期に、またスイスフランショックがあったりしますと、一体どうなるのか・・・・・・

もし、ストップロスさえ入れてあれば、仮に追証にまで口座残高がマイナスになったとしても、一気に値が動いた途中で値を付けていたブローカーを探し出し「他社だと値が付いているんだから、ストップロスで執行されなかったのは、おたく(取引していたFXブローカー)のせいだから追証なんて払わない」と言って、裁判で認められる可能性も残せますが、ロスカットが機能せずに追証になった場合は恐らく、その言い分は難しいでしょうね。有事の際に、マージンコールやロスカットを口座毎に行うのはまず無理だと、FXブローカー側が裁判官を納得させる事が可能でしょうから。契約書にも、多分そう書いてあるでしょうし。

 

とにかく、余裕を持った取引とストップロス、これは十分にお気をつけ下さい。まあ、余裕があればいいってもんじゃ無いんですけどね。レバレッジ低いと、ほんと、ほとんど持って行かれて残らずに、ロスカットの憂き目にあうこともあるでしょうし。レバレッジ高ければ助かったのになんて、どんな皮肉でしょうか。真っ向から、日本のFX規制に対抗するような結果論です(笑)。 

 


 

さて、私の年末年始のお休みは⇩こんな感じになりました。赤い部分が連休になりまして、23日土曜日は早朝6時まで取引があるのですが朝まで起きているワケでも無く、起きた時には取引が終わっておりますから、ほぼ1日お休みみたいなものです。 

2017年12月~2018年1月
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例年と同じように、クリスマス前後から1月の第一週まで約二週間のお休みです。年末年始以外の連休と違い、ここは取引も完全に停止させますので、FX専業としての仕事は完全にお休みです。1月8日月曜日は、成人の日の祝日ですので東京市場はお休みのため、システム再稼働など落ち着いてやるのに最適で、都合がいいかなと。この半分くらいの日数は香港に帰省しますので、ん?しますので、なんだろ?(笑)。まあ、香港に帰省するって事で。

ところで、この「香港に帰省」って言う時に、いつも迷うんですよ。以前は「香港の実家に帰省」と言っていたのですが、香港に実家があると言うと「香港人なの?」って突っ込まれるんです。私、実際に「香港生まれの香港永久性居民」ですので、香港人なんですよ。だから「香港人だけど」と返事しますと、大半の人は「中国人」だと勝手に思うわけで。だからと言って、香港人の定義や他の国籍の事まで説明するのは面倒なので、あまり親しく無い方には「香港に住む両親のところへ行く」と言うことにしております。

毎年毎年で、ずっとお付き合いの方は飽きてきているかもしれませんが、「香港人の定義」とか「年越し麻雀」とかそう言った話しが、また今年の年末年始の更新の時にも出てくるかと思います。以前、意外にも好評だったのが香港の水道管の話しでした。どんなのだったのかと言いますと、香港の水道には、上水(浄水)・中水(海水)・下水の3種類ございまして、トイレの洗浄などの無駄な水は中水を使うように法律があったりします。これ、間違えてウォシュレットに中水を配管しますと「お尻に海水噴射されて滲みるわ、ウォシュレット壊れるわ」で大変な事に(汗)。そうならないように、一応は上水と中水の配管が違ったりするそうですが、ほら、そこは・・・・・・

おっとっと、お休みに入ったら戦績を書けなくなるのでネタが無くなり、ブログ書くの苦労するんだから、ネタは取っとかないと(笑)。 

 


 

今週の指標、あまり重要そうなものはありません。イベントとしては、12月21日木曜日に日銀の金融政策決定会合の2日目になっておりまして、結果発表が12時半より前になるのか後になるのかで、市場の反応が手のひら返しになるアレです(笑)。ハードカレンシー以外では、12月19日火曜日に豪州中銀RBAが12月5日に行いました金融政策決定理事会の議事録公開がありますが、果たして今回はどうかな?

12月21日の木曜日、スペイン・カタルーニャ州議会選挙がありまして、大勢が判明するのは日本時間で翌日早朝になるでしょうが、最近の選挙は結果がどうなるのかその時になってみないと分からない事も多く、これも場合によっては何か値を動かす要因になるかもしれません。独立反対派が過半数を占めるであろう、現時点での予想通りだったとしても、若干のユーロの値動きにはつながるかとは思います。

通常の指標では、19日火曜日にドイツのIfo景況感指数、米住宅着工件数、20日水曜日には米住宅販売件数、21日木曜日には米フィラデルフィア連銀製造業指数、カナダCPI 、最後に22日金曜日はカナダのGDP、米耐久財受注と新築住宅販売件数で今週は終了。私の場合は今年は終了、と言う感じです。

凄い早足でワケワカランでしょうが、どこぞの指標カレンダーでもご覧頂いた方がわかりやすいかと思います(笑)。

 

さあ、いよいよ待ちに待ったクリスマスが、やって来ます。今週も一週間頑張って、日曜日の24日クリスマスイブを目指しましょう(笑)。


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