FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2017/07/10 月曜日

7月も、もう実質第2週です。さあ、今週はどんな指標がありましたっけ?

まず、12日の水曜日に英国版雇用統計とも言える、失業者数と失業率が発表になります。最近、微妙に一喜一憂が激しいポンドですので、どんな数字が発表になっても大きく反応してくれる事でしょう(笑)。翌日13日木曜日には米PPI、更にその翌日14日の金曜日に同じく米CPI、小売売上高と鉱工業生産の発表があり、これで今週の重要な指標の大半です。

 

あと、米鉱工業生産の発表があります日本時間で午後10時15分の少し後、午後11時には例のミシガン大学消費者信頼感指数速報値の発表がありまして、いつもいつも私はこの指標を小馬鹿にしておりますが、正直言って「重要指標」のマーク入れてるFX業者、頭おかしいんじゃ無いかと思ってます。

確かにこの数字で値が動く事は多いんですが、もともとブレが激しい指標でして、アンケート調査する家庭数は、なんと速報値は300世帯、確報値でも500世帯分の集計なんです。別にミシガン大学が悪いのでは無く、ミシガン大学はずっと昔からやっている調査を同じ条件のまま行っているだけでして、大学側としては色々と言われる方が不本意でしょう。ブレが多いから突如値が動く事が多い、だからと言って重要な指標だと言う見方はどうでしょうね。

以前この指標は、スポンサーであるロイターが優先して公開する権利を持っていたために、ロイターとの契約がありますと公表の5分前に情報を見る事が出来ました。さらに、ロイター端末を使えるとその2秒前、つまりミシガン大学がありアナーバーの属する東部時間午前10時の発表を待たず、ロイターとの契約があると午前9時55分には見ることができ、さらにロイター端末を操作できると午前9時54分58秒には情報を確認して市場での売買が可能だったんです。

アメリカのニュースチャンネルである CNBCがこの事実を2013年に問題視しまして報道したところ、その後に事前公開はしない事になったのですが、そんな背景もありまして、ミシガン大学消費者信頼感指数に対してあまり良い印象は前から持っておりません。だから繰り返し「ミシガンオレオレ指数」とか言ってたわけですが(笑)。

 

さて指標とは別に、12日水曜日にはカナダ中銀の金融政策報告公表がありまして、政策金利の発表も同時にございます。よく、日本のFX業者の指標一覧には「政策金利発表」としか書かれていないものもあるのですが、政策金利は金融政策の結果の一つであり、重要なのは政策金利よりも金融政策そのものなんです。それを忘れてはいけません。カナダは最近、非常に元気がいいので、今回も発言によっては加ドルが買われる事になるかもしれませんから注意が必要です。

また、日本時間で日付が変わりまして13日木曜日早朝3時には米地区連銀経済報告、いわゆるベージュブックの公開があります。その後、カンザスティ連銀総裁の講演もございまして、何か面白いこと言うかもしれません(笑)。カンザスシティ連銀のジョージ総裁は「利上げした方がいい、早くバランスシートを縮小した方がいい」と言うタカ派ですので「利上げあと1回だけに限定されるものでは無い、場合によっては4回目が年内にあってもかまわない」的な事を言ってくれるのを、期待してます(笑)。

同じく13日木曜日の午後11時からは、FRB議長のイエレン女史が米上院銀行委員会におきまして半期金融政策報告を行います。え~、米上院は非常にジェントルマンが揃っておりますので、どこかの国の国会や衆院委員会と違い、ヤジや罵声で発言が拒まれる事も無く、議長のメガネが吹っ飛ぶ事もありません(汗)。まあ、こっちは特に何か新しい事を言ったりする事も無い、と言うより、基本的には事前に提出してある内容の説明だけで、報告してない事を言うの自体がダメだったりしますんで。そう言えば、イエレン議長の議会証言と聞くと、イエレン女史が議長になった直後くらいに大雪で議会が閉鎖され証言が延期された事があり、なかなか波乱な人だなと思った記憶があります。実際、波乱ばかりの方ですが、もしかしたらトランプ大統領の下でFRB議長をしていた実績その物が、後の世では波乱だったと評価されるのかもしれません(笑)。

 


 

さあ、今日は民間の会社さんでボーナスのところが多いのでしょうか?私はボーナスなんてありませんが、今週の相場自体がボーナスになりますように祈り、今週も頑張ってまいりましょうか。  

 


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