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FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。 日々の生活での出来事や、突然ぶっ飛んだ話しを持ち出す事もあるかもしれません。

香港人ってなんだ?

その他

お正月は為替取引をしていないので、どうしてもネタを探して投下するようなエントリーになってしまうのはご容赦下さい。「昨年はどんな事を書いていたのかな?」と思い、昨年アメブロで書いた記事を見ましたら、

1月2日「香港で買うことが難しい物」これは、おせち料理の事ですね。

1月3日「ブラジル人かタイ人か」これは、香港の鶏肉ブランドの話しですね。

1月4日「香港のトイレ」これは、トイレを流す水は海水と言う話しです。

と、香港に帰ってきてるので当たり前かもしれませんが、全部香港の話題でした。現在はアメンバー限定記事になっているのですが、大した内容ではありません。

と言う事で、今年も香港ネタ進行で行きたいと思います。

 

 

私、アメブロでブログを始めた当初から、香港人だと名乗っております。そして、日本人でもありますし英国人でもあります。パスポートは日本と英国、それと英国海外市民(BNO)と言う少し変わったパスポートも持っております。英国本国のパスポートを持っていると言う事は当然に英国国籍も英国市民権も持っておりますので、あえて限定された英国海外市民なんて言う物は必要無いのですが、これにはちょっと理由(わけ)がございます。

 

そうそう先にちょっとだけ、いつもの脱線(笑)。英国は少し面白い国でして、国籍と市民権が一応は分離しております。アメリカも制度上は分離しているのですが、今現在はアメリカ国籍だけを単独で取得する事は非常に難しいです。日本には市民権と言う名称の分離した権利は存在せず、国籍に包括されております。一般的には、市民権には国籍が包括されておりまして「市民権を持つ者=国籍を持つ者」ですが「国籍を持つ者≠市民権を持つ者」となります。

国籍と市民権の何が違うのかと言いますと、国籍の一番の目的は「保護する政府を特定させる事」つまり体外的な意義でして、市民権の一番の目的は「政府の運営に関われる事」つまり国内での立場の問題です。一番わかり易いのは「国籍を持つ国には入国拒否されない」「市民権があると国政選挙に参加できる」と言う事でしょうか。「入国拒否されない権利があっても、国政選挙に参加できるかどうかは分かりません」でも「国政選挙に参加できる権利があるならば、入国拒否はされないだろう」と言うわけです。

昨年行われました「英国のEU離脱是非を問う国民投票」での投票権は、英国国籍を持つ者だけでなく、英連邦加盟国の国籍を持つ者やアイルランド国籍を持つ者にも居住など一定の条件の元に投票権が付与されたのは、そう言った事情もあったりします。あの時は、海外にある英国の在外公館では投票受付は行っておらず、私は投票は出来ませんでしたが。

 

長い脱線から元に戻ります。英国海外市民とはなんぞや、と言う事なんですが、凄く簡単に言えば「1997年6月末までの英国植民地時代に、香港人であった者に発行されたパスポート」です。これ、当時に取得していれば更新が可能なんですが、今から新規に取得する事は基本的にできません。生まれた年毎に申請期限が決められておりまして、当時このパスポートの取得を求めて長蛇の列が出来ておりました。

この時の香港人の定義なんですが、簡単に言いますと「香港永久性居民権」を持っている者です。日本語に訳しますと「香港永住権」となるのですが、他国の永住権と違うのは市民権が付与されておりまして、香港の選挙で投票が可能です。なお、中国に返還される以前は立法局議員、日本で言う国会議員の立場に立候補も可能でした。

 

現在、香港永住権を持つ者には、中国籍を持つ者に対してだけ「香港特別行政区護照=香港パスポート」が発行されます。ですから、私は香港永住権は持っておりますが中国籍は持っておりませんので、香港パスポートは持つことは出来ません。返還後に生まれました長女や長男も香港永住権は持っておりますが、中国籍が無いため香港パスポートは持てず、返還後に生まれたため英国海外市民でもありませんから、英国海外市民パスポートも持つことはありません。まあ、英国パスポート持ってますので、必要無いんですけどね。

と言う事で、英国海外市民パスポートを持つ香港永住権所持者は、1997年7月以前に生まれた者と言う事になりまして、一番若くて今年20歳の者と言う事になります。そのうち、オッサン&オバハンの証明書とか言われる日も遠くありません(笑)。 

 

これ、なんで香港返還前に香港人のためだけにこんなパスポートを作ったのかと言いますと、当時でもこのパスポートを申請できる者が350万人おりまして、これが仮に一気に英国本土にでもやって来たら大変だと言うことです(笑)。いや、真面目な話しそんな感じでして、香港のお隣りであるマカオも、香港が中国に返還された翌年の1998年にポルトガルから中国に返還されておりますが、1998年の返還までに澳門永久性居民だった者は、限定の無いポルトガルパスポートが発行されております。マカオは、何十万人単位でしたので、仮に一気にポルトガルにやって来てもなんとかなったのでしょう(笑)。1998年までにマカオ永住権を持っていた者は現在はEU市民権も持っている事になり、かなりの棚ボタと言えます。

 

マカオに脱線ついでに、返還前のマカオとポルトガル本国の間には飛行機の定期路線がありました。これ約12時間かかったのですが、世界最長の国内線だったそうです。もしフランスが本国と海外県であるニューカレドニア間で飛行機の定期路線を作れば、当然世界最長の国内線になるのでしょうが、需要も無いし、そんなに航続距離のある飛行機が無いそうです(笑)。あるんだけど、燃料積みすぎで荷物も人もあまり乗せられなくなるんだとか。フランス・シャルルドゴール(パリ)-ニューカレドニア・ヌーメア間の移動は、一番効率的なのは日本の関空経由で約23時間です。

 


 

昨晩も、また麻雀やっちゃいまして、時差ボケがなおりません。香港と日本の間には、本来は1時間しか時差が無いって言うのに(汗)。