2016/10/20 戦績
ここ連日、何があってもほぼ無反応に近かったユーロが、昨日の欧州中銀金融政策発表におきまして、日本時間で午後9時43分ECBドラギ総裁の「来年3月までとなっている量的緩和=QE 必要であれば延長する」との発言が速報で伝わりますと一気にユーロが買われまして、一気と言いましても数分で50~60pips ですので追えない程ではありません。
しかしその僅か数分後には「今回のECBにて、量的緩和=QE の延長は議論せず」とが報で、今度は一気に急降下(笑)。2時間くらいかけまして100~120pipsほど下落しますと、若干の戻りをこなした後は最近お決まりのヨコヨコモードに再突入しております。
いつもでしたら、その少し前午後9時半にありました米失業保険申請件数でいつも反応して右往左往しているのに、しかも昨日は、最近反応が大きな米雇用関係悪化を示す失業保険申請件数が予想より多かったのにも関わらず完全スルーな上で、完璧にドラギ総裁に持って行かれた感じです。
これ、今後はどこを目指していくつもりなのか全く見当がつかず、当然ユーロドルだけにとどまらずユーロ円もドル円も密接に関連してます。
裁量トレードをされている個人の方は「レンジ相場の戻り売り・押し目買い」や「割安感の買い・割高感の売り」は、突然梯子を外されたり、打ち上げられたりした時に備えて、必ず致命傷の前でストップロスを忘れないようにしてもらいたいと思います。
プロで逆張りされてる方の場合、玉が多いでしょうから少し肥やしになって下さった方が流動性が高まるので、ストップロスとか言ってないで、ぜひ顔青ざめながらドテンしていただき、加速器にでもなっていただければと思います(笑)。
さてブログの更新なんですが、明日から本当に数字だけの更新にしばらくはなるかもしれません。百人一首をとも思ったのですが、頂いたコメントに返信出来ないのも失礼なので、当面はそのようになるかもしれませんので、事前にお知らせしておきます。