FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2019/12/12 戦績

 2019/12/12 木曜日 戦績

USDJPY        +152,300円

EURUSD         +75,182円

GBPUSD        +366,462円

AUDUSD         +46,525円

USDCAD         +59,179円

USDCHF         +86,734円

EURJPY        +111,700円

GBPJPY        +226,200円

AUDJPY         +63,600円

CADJPY         +66,100円

CHFJPY         +91,900円

EURGBP         +38,792円

EURCHF         +24,366円

TOTAL       +1,409,040円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,038,727円

 

月間戦績(12月)

TOTAL       +9,595,020円

 

年間戦績(2019年)

TOTAL     +288,772,394円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +182,689,951円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +1,562,689,966円

 

速報、ポンド激しく上昇した(笑)。

つい先程、今から30分ほど前の日本時間で午前7時に締め切られた英国総選挙の投票ですが、出口調査の結果も締め切り時間に公表されまして、英国の与党第一党の保守統一党(保守党)が、前回議席より遥かに多い368議席を獲得する見込みと報じられました。

www.bbc.com

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与党が惨敗予想されていた上でのこの結果ですので、ポンドも大きく買われ、初動1分でポンド円が1円50銭を超える上昇を見せてくれました。

f:id:fxse:20191213072616p:plain

なぜポンドドルではなくポンド円を例にしたのかと言えば、私がポンド円頑張ってたから(笑)。まだ、このブログの更新時点では戦いが続いております。

 

昨日、欧州中銀ECBの金融政策発表も終わり、ラガルド総裁の会見も終わり「さて、英国の総選挙の結果次第で明日の朝は荒れるから早めに寝とくか~」と思っておりましたところ、遂にこの男が動きました⇩

https://stat.ameba.jp/user_images/20180702/00/fx-sengyo/f6/de/j/o0800040014221573657.jpg
Donald J. Trump, 45th President of the United States of America
第45代アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ

非常に簡単な英語なので超訳は必要無いかもしれませんが「中国との合意が間近だ!ヤツらはそれを望んでやがるぜ!」と言った感じです。

www.nikkei.com

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この発言を受け、ダウは300ドルを超えるような上昇を見せました。が、為替相場と言えば、人民元のオルタナティブ通貨である日本円が若干上がった程度⇩

この上昇「いや、すげ~上がったじゃん?」って思うでしょ? いや、本当に米中通商協議のクロージングが近づいているなら、むしろ「この程度の上昇で済むのがありえない」と言うところで、市場の皆さん的には疑心暗鬼になっている部分が大きいんだと思います。今まで何度、何度、な~んど、トランプ大統領に騙された事か。

それでも、今週末に控えていた対中関税発動を前に、何らかの方向性が出てくれた事は嬉しく思います。中国の政策当局者でもないし嬉しいって表現はちょっとおかしいですかね?外国為替で丁半打って生活してる我々にとっては「ありがたい」と言ったところでしょう。

むしろ、今日あたりにでも「合意が近づいているとは言ったが、すぐに合意できるとは言っていない。まだまだ詰めるところは多い」くらいの発言で、市場にインパクトを与えて欲しいとすら思ってしまいます(笑)。な~んて妄想していたら、大統領の合意承認が発表されました。

www.bloomberg.co.jp

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昨日ありました欧州中銀ECBによる今後の金融政策発表ですが、政策金利については事前の市場予想の通り全部据え置きでした。知ってた(笑)。

欧州中央銀行(ECB)
12/12 2145JST
現状 市場予想 結果
主要リファイナンスオペ金利
(政策金利)
  0.00%   0.00%   0.00%
限界貸付ファシリティー金利
(貸出金利)
+0.25% +0.25% +0.25%
預金ファシリティー金利
(預入金利)
 -0.50%  -0.50%  -0.50%

当然、いつものように金融政策の発表時点では全く動じず、その45分後から始まるECB総裁会見に期待が膨らみます。今回はラガルド総裁がECB総裁になって始めての理事会でしたし、始めての総裁としての会見ですから余計に期待します。

www.bloomberg.co.jp

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ああ、単なる顔見せでした(笑)。

笑ってるけど、実は内心ではちょっとガッカリと言うか、期待はずれと言うか。まあ、勝手に期待しておいてガッカリも無いものなんですけど。女性の中銀総裁と言う事で、どうしても元FRB議長のジャネット・イエレン女史と比べてしまいます。女性だからと言うと差別だ何だ言われそうですが・・・・・・

市場の皆さんがどう思っていたのか、値動きを見れば分かるかと⇩

会見での「政策への期待、総裁自身への期待」そのどちらか、あるいは両方があれば、大きくユーロが買われた事でしょう。金融政策発表の時点と会見終了時点でのユーロ相場に変化が見られない事が、ご祝儀相場だったのかもしれません。


 

昨日は、みんな大好きスイス中銀とトルコ中銀の金融政策発表もありました。スイスはどうせ現状維持でしょうし、現状維持なら発表を受けても無反応は分かっておりました。

トルコに関しては私は取引も研究もしてないので良くわかりませんが、市場の皆さんの予想では、市場予想程度であればトルコリラ売りが入るような意見が多かったのですが、結果として市場予想を上回る200bp(ベーシスポイント)の利下げ(笑)。トルコ中銀は毎回毎回やってくれます。

スイス国立銀行
(中央銀行)

12/12 1730JST
現状 市場予想 結果
ポリシーレート
(政策金利)
-0.75% -0.75% -0.75%
トルコ共和国中央銀行
12/12 2000JST
現状 市場予想 結果
1ウィークレポ入札金利
(政策金利)
14.00% 12.50% 12.00%

それ以外の指標は、刺し身のツマみたいなもので(笑)。 

日本国10月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
機械受注(前比) -2.9% +0.9% -6.0%
機械受注(前比) +5.1% -1.8% -6.1%
英国11月
0901JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
RICS住宅価格指数
(前比)
 -6
 -5
 -5 -12
ドイツ11月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
 -0.8%  -0.8%  -0.8%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+1.1% +1.1% +1.1%
ドイツ11月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.8%  -0.8%  -0.8%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.2% +1.2% +1.2%
スイス11月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価及び輸入物価指数
(前比)
 -0.2%  -0.1%  -0.4%
生産者物価及び輸入物価指数
(前比)
 -2.4%  -2.2%  -2.5%
フランス11月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+1.0% +1.0% +1.0%
フランス11月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.2% +1.2% +1.2%
南アフリカ10月
1800JST
前回値 結果
金生産
(前比)
 -2.5%
 -2.3%
 -1.2%
ユーロ圏10月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
 -0.1%
+0.1%
 -0.5%  -0.5%
鉱工業生産
(前比)
 -1.8%
 -1.7%
 -2.3%  -2.2%
米国11月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数
最終需要(前比)
+0.4% +0.2%   0.0%
生産者物価指数
最終需要(前比)
+1.1% +1.2% +1.1%
生産者物価指数
コア(前比)
+0.3% +0.2%  -0.2%
生産者物価指数
コア(前比)
+1.6% +1.6% +1.3%
米国 週次
12/12 2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数 20.3万件 21.3万件 25.2万件
失業保険継続受給件数 169.3万件 167.8万件 166.7万件

 

=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(11/29分)

12/12 0030JST
前回値 結果
原油在庫(前比) -485.6万バレル   +82.2万バレル  
ガソリン在庫(前比) +338.5万バレル   +540.5万バレル  
中間留分在庫(前比) +306.3万バレル   +411.8万バレル  
クッシング原油在庫(前比) -30.2万バレル   -339.3万バレル  

 


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