2018/07/23 戦績
USDJPY +43,800円
EURUSD +52,991円
GBPUSD +85,103円
AUDUSD +16,220円
USDCAD +20,720円
EURJPY +102,600円
GBPJPY +45,300円
AUDJPY +7,500円
CADJPY +18,800円
EURGBP 0円
TOTAL +393,034円
週間戦績(当週)
TOTAL +393,034円
月間戦績(07月)
TOTAL +20,251,730円
年間戦績(2018年)
TOTAL +202,984,584円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,103,312,900円
はい、何もかもが機能しない日となりました昨日、週初月曜日なんてこんなものなのかもしれませんが、それでもちょっと寂しい結果です。
昨日は、指標もまともな物が無かったのもあるでしょうが、それ以上に、ある程度期待されていたG20が不調だったと言う方の落胆が大きいのかもしれません。ただ、完全に落胆したのならどこか一方的にガンガンと売って攻めれば(責めれば?)いいのでしょうが、そんな雰囲気でも無いんですよね。
マヌーチン米財務長官がG20で、こんな評価をされておりました。
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って言うか、誰が「a currency war : 通貨戦争」を懸念なんて言った?またコレ、メディア発で誰も思っていない通貨戦争なんて言う煽られ方が開始されるところを目撃したような気がしてなりません。
だいたい、トランプ大統領がドル高懸念を表明したり、強いドルは国益発言をしたり、そんな程度は為替の取引を生業としている人たちの中じゃ、ごくごく一般的に内包されているリスクであって、中銀の突然介入なんかよりは全く扱いやすい代物です。いや、中銀の介入ですら大きな時間の為替相場の中ではあまり意味が無く、ここ数十年の間で全てのハードカレンシー相互で多大な影響があった突然の危機的な状況は、正確な意味ではLTCM破綻時くらいでしょうか。
リーマンブラザーズ破綻に端を発するサブプライムショックに関しては、そこまで急激な変動はありませんでしたし、アジア通貨危機に関しても同様です。もちろん、金融取引で生きているわけでは無い実需の方たちにとっては、急激な変動で無くても、一方的な値動きと言うだけで大打撃になったりする事もあるでしょうから、それらの大きな為替変動自体に意味がなかったと言うのではありません。それにしても、通貨戦争だとは思いませんでしたけどね。
さて、先程は「まともな物が無かった」と酷評された指標ですが、
米国6月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
中古住宅販売件数(年換算) | 541万件 | 544万件 | 538万件 |
中古住宅販売件数(前月比) | -0.7% | +0.5% | -0.6% |
ユーロ圏7月 2300JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者信頼感指数 速報値 |
-0.6 | -0.7 | -0.6 |
ある意味では、この数字で動かなかった方が、むしろ高評価だったと言えなくもありません(笑)。
それにしても最近は、アメリカでも好結果の指標とそうでも無い指標の差が大きくなってきておりまして、今回のような実際の市場での販売数なんかを集計発表するミクロな指標ですと悪い事が、物価指数なんかのマクロな指標ですと良い事が多い感じなのは、一番わかり易い実社会の認識と金融政策当局者との認識のズレを表わしているのかもしれません。そろそろ、アメリカの何か売っとくかな~みたいな(笑)。⇦ 笑ってる場合じゃないんですけど。
全然、普段の為替やその他の金融商品取引とは関係無いんですけど、昨日香港の消費者物価指数が発表になりまして、
香港特別行政区6月 1730JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前年比) | +2.1% | +2.2% | +2.4% |
中国本土の数字と比べると見劣りするんですが、先進国と比べたら肩を並べるくらいの数字です。香港の為替レートは、ご存知のように米ドルとのベッグ制となっておりまして、対米ドルと決められた範囲でしか動きません。アジア通貨危機と言う言葉を上で書いたのですが、そのアジア通貨危機が発生する以前は完全にペッグしており1米ドル=7.8香港ドル固定でしたが、現在は1米ドル=7.75〜7.85香港ドルの中でだけ変動出来る事になっております。ただ、現在は限りなく7.85香港ドルに近い数字で推移してまして、もはや7.85香港ドルで固定と言っても過言では無い感じです。
多少、指標の数値が良かったところで香港ドルが買われるなんて事は無いでしょうし、現在の中国との関係や人民元との関係を考えますと、逆に切り下げたいのが通貨当局の本音でしょう。ただ、ペッグ制を放棄したり、あるいはそこまでせずにも変動幅を拡大するとなると高い危険性を持っているため慎重です。これ、もしこれ以上香港ドルが売られる場合、確実に1米ドル=7.85香港ドルで止めるために通貨当局が介入するわけで、そうなるとまたオーバーナイト金利が一気に上昇すると言う事になりまして、株価大暴落の憂き目でしょうか。
管理通貨である人民元を発行する、中国発の通貨危機は事実上発生しない事になっておりますが、その配下の香港発では十分発生の可能性がありますので、そろそろ香港も危険なのかな~と言う気もしないでも無いです。ブログのスペース埋めるために書いたので、分かりませんけど(笑)。
なんか、昨日は熊谷で日本記録更新したそうで・・・・・・
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いや本当に、外出される際には、十分に暑さ対策をなさってください。
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