2018/04/25 戦績
USDJPY +326,100円
EURUSD +151,288円
GBPUSD +93,625円
AUDUSD +22,973円
USDCAD +26,502円
EURJPY +103,500円
GBPJPY +180,700円
AUDJPY +13,900円
CADJPY +25,500円
EURGBP +28,836円
TOTAL +972,924円
週間戦績(当週)
TOTAL +2,766,324円
月間戦績(04月)
TOTAL +20,019,112円
年間戦績(2018年)
TOTAL +119,635,891円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +1,019,964,207円
指標でも貼り付けてブログを埋めようとしても、まともな指標すら無い(笑)。
ドル円、ズキューンと行きました。もうこのまま、1ドル360円まで戻るんじゃないかって気配する感じられます(笑)。そりゃ、現在の国際金融情勢では無いでしょうが、もし現状のまま1ドル360円になったら、日経平均がどれくらいになるのか見てみたい気もします。意外と実体経済が露呈し輸出依存では無いと言う事がバレ、それほど上がらないなんてオチになるかもしれません。
大して書くことも無いんで、昨日ありましたトルコの政策金利発表でも書いておきましょうか。
トルコ共和国中央銀行 (CBRT) |
現状 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|
1ウィークレポ金利 | 8.00% | 8.00% | 8.00% |
オーバーナイト金利 | 8.50% | 9.00% | 9.25% |
後期流動性金利 | 12.75% | 13.25% | 13.50% |
ちょっと見るからにオカシナ数字が並んでる感じなんですが、間違いなく中銀の設定金利・政策金利の皆様です(笑)。一番上の1ウィークレポ金利が一般的に政策金利と言われるのは、他国の中銀の金融政策で銀行間のオーバーナイト金利や後期流動性金利なんてオカシナ金利は政策金利として発表していないため、1ウィークレポ金利を政策金利としてみなしているようです。「ようです」って表現、私もトルコの金融政策なんて政策金利発表の時に見るくらいですから、よく分かりません(笑)。
まあ、それでも一般的な金融関係の言葉の意味合いでしたらご説明出来るので、ちょこっとだけ分かりにくい部分を説明したいかと思います。
まず「後期流動性金利」これなんて分かりにくいと言うより、あえて分からないように書いているような感じでして、恐らく日本語で書いている記者の皆さんでも分かって無い方が多いのでは無いでしょうか。この後期流動性金利、英語ですと「Late Liquidity Window」と書きまして、英語をそのまま日本語に訳すと「遅延流動性窓」になるんですが余計に分かりません(笑)。特に「Window ってなんじゃ?」ってなるかと思うんですが、この時の Window と言うのは「窓」と言うより「窓口」と言った方がいいかもしれません。何の窓口かと言いますと、中央銀行の窓口でして、中央銀行の窓口に行く事が出来ると言えば市中銀行と言う事で、市中銀行が中央銀行からお金を借りる際に適用される一番高い金利と言う事になります。
トルコ中銀の発想ですと、市中金融機関同士でお金を融通し合う事が出来ずに中央銀行にお金を借りに来るんだから金利高くてもいいだろ的な発想なんでしょう(笑)。これ、アメリカとかですと逆に「Discount window」と言われ、FFレートに若干加算したくらいの金利でFRB(正確にはFRS)から借りる事が可能です。銀行間でならFFレートで借りられるのにと思うかもしれませんが、そこは短期市場ですんで、FRBから借りればある程度の長期間借りられるわけです。それが、トルコで言うところの「Late Liquidity = 遅延流動性」と言う事ですね。
アメリカのFFレートに毛が生えたくらいの金利と比べますと、1ウィークレポ金利8.0%を1.5倍してもマダ足りない13.5%にまで今回この金利を上げたわけです。しかも、今回この金利の利上げも予想されてましたが、市場予想の50bp(0.5%)の利上げを上回り75bp(0.75%)の利上げと来たら、そりゃチャートもこんなんなりますわ⇩
発表の瞬間から激しく乱高下しておりまして、上下に50pipsほど動いております。「な~んだ、50pipsかよ~」と思われた方、もしこれがドル円の109円くらいでの値動きの率に換算しますと、上下に 2円くらい乱高下したのと同じ状況ですからね。
それ以外の金利、オーバーナイト金利は分かりやすいですよね。金融系ニュースでも、よく「無担保コール翌日物」とか言われているのと同じ感じのアレです。文字にした通り、金融機関同士の信用で基本的には無担保で貸し借りするものです。
もう一丁「1ウィークレポ金利」ですが、1ウィークはお分かりになるかと思いますが、問題なのは「レポ金利」この「レポ」ですよね。「本来は~」とか書き始めますと長くなるんですが、簡単に言えば「国債などの債券、社債や株などを担保にお金を借りる事」だとお考え下さい。もう少し本来に近い形で説明してみますと、レポと言うは「債券などが必要な方(ほう)がお金を担保にして債券を借り金利を払う行為」でして、「買い戻し特約付取引」と言われます。ただ、どっちがどっちを必要としていると言う見方を変えますと、お金が必要としている方(ほう)が債券を担保に差し出したと言う方が分かりやすいでしょうし、実際の取引としてもかなりの割合でそちらの取引があったりもします。
と言う事で~
昨日は大した事が何も無く、トルコ中銀が政策金利をアップしてくれたので、ブログの隙間を埋める事が出来ましたと言う日でした(笑)。
ゴールデンウィークまで、あと2営業日です。ぶっちゃけ、もう為替相場が動こうが動かなかろうが、どっちでもいい(笑)。それでも、欧州中央銀行の金融政策発表や、日銀の金融政策決定会合があったり、それなりに動くんでしょうが。
もう、この円安傾向、ゴールデンウィークの海外旅行で使うためのドルを日本国民が総力で買ってるとしか思えなくなってきました(笑)。
【おなじみさん限定】つづきは ⇨ こちら