FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/12/08 戦績

 2021/12/08 水曜日 戦績

USDJPY         +79,700円

EURUSD        +135,551円

GBPUSD        +121,097円

AUDUSD         +88,255円

NZDUSD         +23,408円

USDCAD        +167,872円

USDCHF         +17,354円

EURJPY        +291,100円

GBPJPY        +103,600円

AUDJPY        +124,400円

NZDJPY         +56,800円

CADJPY        +205,900円

CHFJPY         +31,400円

EURGBP         +59,047円

EURCHF                -

TOTAL       +1,505,484円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,091,221円

 

月間戦績(12月)

TOTAL       +8,153,120円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +246,655,815円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +871,906,221円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,251,906,236円

 

昨日深夜24時、カナダ中銀のカナダ銀行が今後の政策金利と金融政策を発表しました。政策金利は事前の市場予想通り据え置き⇩

カナダ銀行(中央銀行)
12/08 2400JST
現状 市場予想 結果
翌日物金利誘導目標
(政策金利)
0.25% 0.25% 0.25%

金融政策ですが、前回10月の会合で量的緩和(QE)の終了を発表しておりましたので、今回の期待としては「利上げ時期」の言及でしたが、少し前から再度新型コロナウイルスの変異株が急激に広まったり、また先月あったブリティッシュコロンビア州の大雨による大洪水もあり、少し注目ポイントが見えにくくなっておりましたところ、やはり特に目立った言及はなく⇩

Bank of Canada leaves key rate unchanged, sticks to guidance on hike timing カナダ銀行は政策金利を現状維持、利上げ時期の方針も維持

www.reuters.com

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この発表を受け、ここしばらくずっと加ドルを買っていた皆さんからしたら「とりあえず加ドル売っとけ!」となったご様子⇩

ただ、本格的に加ドルが売り込まれる様子もなく、中銀金融政策の発表のイベントクリアと言ったところだったようです。


 

そう言えば、カナダ中銀の金融政策発表があった直後の深夜24時10分ころにポーランド中銀も金融政策を発表しておりました。事前の市場予想の通り50bp(ベーシスポイント)の利上げとなり⇩

ポーランド国立銀行(NBP)
(中央銀行)

12/08 2410JST
現状 市場予想 結果
リファレンスレート
(政策金利)
+1.25% +1.75% +1.75%

この発表を受けポーランドズロチは売られておりました⇩

やはり、利上げに関しては事前の市場予想通りですと「噂で買って事実で売る」を実行されるのと、この現状で政策金利を連続して上げ、しかも今回は1%超えている政策金利を50bpも一気に上げないとならない経済状況自体で通貨が売られやすいと言ったところなんでしょう。


 

昨日の円は非常に緩慢な動きでして、小ギザミな動きからも「なんかネタねえかな~」と探してる雰囲気が伝わってきました(笑)。ドル円は、だらっと動いていただけのところ、ニューヨーク時間でまだ早朝である午後8時45分ころ突然ピピッと反応がありまして⇩

なんだろう?と思い、金融系通信社様の御高説を賜ったところ、どうやらファイザーがCNBCの報道で「新型コロナウイルスワクチンを3回接種したら効くゼ!」と伝えた事を好感しての米国債売り=米国債利回り上昇を受けたもののようです⇩

A booster dose of the Pfizer-BioNTech Covid-19 vaccine appears to provide strong protection against the omicron variant, ファイザー(Pfizer-BioNTech)製の新型コロナウイルスワクチンのブースター投与は、オミクロン変異体に対する強力な防御効果が得られる

www.nbcnews.com

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前日には、やたら「ファイザー製ワクチンが効かない」との下げ報道が盛んにあったため、そろそろ何か出るんじゃないかな?とは思ってたんですが(笑)。

午後8時45分ころから高反応をしていた米国債はその後も売られ続け、利回りは上昇し続けておりましたが、ドル円は一段落して終わり。ユーロドルは当初からあまり反応を示さず午後9時過ぎからはドル売りに入ったりしてまして、最も米国債と連動していたのはユーロ円と言う不思議な展開に⇩

ただ、このファイザーが言う「新型コロナウイルスワクチンを3回接種したら効く」と言うものは、裏を返せば「2回じゃ効かない」と言う事で、実は記事中でも明確にその事実を肯定しております⇩

That may indicate that two doses of the vaccine may not be sufficient to protect against infection with omicron, the companies said.

この事は、オミクロンへの感染を防ぐためには2回のワクチン接種では十分ではない可能性がある、と同社は述べている。

値が動くために何か材料が欲しかったんでしょう。いや、私としたらこんな動きでも全然否定的ではなく、値さえ動けばそれで構わないのでむしろ歓迎です。


 

ドイツの首相が財務相であったショルツ氏が就任しました。

www.nikkei.com

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何日か前にメルケル女史の首相退任式をしておりましたが、やっぱり16年の在任と言うのは非常に長く、一つの時代が終わったんだなと感じずにいられません。 

www.bbc.com

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なにしろ私、メルケル女史がドイツの首相に就任したニュースをニューヨークで見てましたから。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

米国10月
0500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高 +278.23億ドル
+299.13億ドル
+260.00億ドル +168.97億ドル

───── ニューヨーク時間終了 ─────

日本国第3四半期(7-9月)
0850JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
 -0.8%  -0.8%  -0.9%
国内総生産(GDP)確定値
(年率換算・前比)
 -3.0%  -3.1%  -3.6%
GDP個人消費・確定値
(前比)
 -1.1%  -1.1%  -1.3%
GDPデフレーター・確定値
(前比)
 -1.1%  -1.1%  -1.2%
日本国10月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -2299億円  +1354億円  +1667億円 
経常収支・季節調整 +1兆0337億円  +1兆3085億円  +1兆1801億円 
経常収支・季節調整 +7627億円  +9778億円  +1兆0259億円 
日本国11月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気ウォッチャー調査
現状判断DI
55.5 57.4 56.3
景気ウォッチャー調査
先行き判断DI
57.5 57.9 53.4
フランス第3四半期(7-9月)
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数
(前比)
+1.2%
+1.1%
+0.3% +0.4%
フランス第3四半期(7-9月)
1530JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数
(前比)確定値
+0.5% +0.5% +0.5%
米国10月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
求人労働移動調査(JOLTS)
速報値(前比)
1060.2万人
1043.8万人
1036.9万人 1103.3万人
求人倍率(JOLTS)
速報値(前比)
6.7
6.6
6.9

 


=別表= 米国 API週間燃油在庫集計

米国 API週間燃油在庫集計
(12/03分)

12/07 3030JST
(12/08 0630JST)
前回値 結果
原油在庫(前比) -74.7万バレル   -308.9万バレル  
ガソリン在庫(前比) +215.5万バレル   +370.5万バレル  
中間留分在庫(前比) +78.9バレル   +122.8万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +100.4万バレル   +239.5万バレル  

 


=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(12/03分)

2430JST
前回値 結果
原油在庫(前比) -91.0万バレル   -24.1万バレル  
ガソリン在庫(前比) +402.9万バレル   +388.2万バレル  
中間留分在庫(前比) +216.0万バレル   +273.3万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +115.9万バレル   +237.3万バレル  
原油輸入量(前比) +6.9万バレル   +32.9万バレル  

 


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