FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/12/01 戦績

 2021/12/01 水曜日 戦績

USDJPY         +64,200円

EURUSD        +170,328円

GBPUSD        +293,084円

AUDUSD          +8,944円

NZDUSD         +14,713円

USDCAD         +42,497円

USDCHF         +77,268円

EURJPY        +139,400円

GBPJPY        +203,500円

AUDJPY         +30,500円

NZDJPY         +41,500円

CADJPY         +37,600円

CHFJPY          +8,800円

EURGBP         +24,061円

EURCHF                -

TOTAL       +1,156,395円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,496,515円

 

月間戦績(12月)

TOTAL       +1,156,395円

 

月間戦績(11月)

TOTAL      +23,761,184円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +239,659,090円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +864,909,496円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,244,909,511円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

まず、本日早朝4時に米FRBが次回FOMCで議題のたたき台になるベージュブックを公開しているハズですが、今回はもう起きるのはナシにしたため、ブログの内容としては明日回しとなりました(笑)。

 

日付が12月1日水曜日に変わった直後の昨日の早朝、と言うか丑三つ時ちょっと前くらいのことです。その前日、11月30日火曜日昼間にあった製薬会社モデルナのCEOの「新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対し、既存のワクチンの効果は弱い可能性」との発言で売られていた米ドルが急激に買い戻される事態が発生しました。

もう、さんざん報道されておりますように、FRBのパウエル議長が米上院銀行・住宅・都市委員会にて議会証言を行いまして、その際に早期の金融正常化を示唆しまして、早めのパブロンテーパリングと聞いた皆さんが「利上げも早まるゼ!」と悪ノリしまして、米株式市場では利上げからの企業業績悪化懸念で売り、外国為替相場では利上げは正義と言う感じでドル買いとなった、んですよね?

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

www.bloomberg.co.jp

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ええ、値動きの方向性としては「米株式市場では利上げからの企業業績悪化懸念で売り、外国為替相場では利上げは正義と言う感じでドル買い」が正しいのですが、ここまでインパクトのある反転があったのは、前段階があるんです。

どこも詳しく語らないのが不自然でならないんですが、議会証言に関しては事前に原稿が公表されてまして、今回もちゃんと事前に公開され⇩

需給バランスの改善に伴い高インフレは来年にかけて後退すると引き続き予想しているが、新型コロナウイルスの新変異株出現などにより先行き不透明感が増し、当初予想よりも長期にわたり物価が上昇を続ける可能性があるとの見方を示した。

(中略)

パウエル氏は、テーパリングの今後のスケジュールには言及しなかったが、FRBが利上げ検討前の条件の1つとする完全雇用に達する前に、労働市場にはカバーすべきことがあるとの認識を示した。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

事前に公開された原稿では「かなりハト派」な感じの内容だったものが、実際の証言の中で原稿とは一線を画すようなタカ派になったため、サプライズ的に市場が反応した結果が、あの急変でした。

なので、もし原稿発表段階である程度示唆されていたら、原稿が発表された段階でドル買いが入った可能性もありますが、もしかしたら議会証言の段階ではスルーあるいは事実で売る状態の逆の動きだった可能性もあります。

FRBや当局者が金融市場全体を見た時に、各金融市場のバランスとして今回のサプライズ効果の方が良かったために敢えてそのようにしたのか、結果論としてそうなったのか分かりませんけど。

 

昨晩は雇用統計の前座としてお役目の米ADP社による全米雇用レポートの発表もありまして、事前の市場予想の各社中心値よりは若干良かったのですが⇩

米国11月
2215JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ADP全米雇用報告
(前比)
+57.0万人
+57.1万人
+52.5万人 +53.4万人

パウエル議長も最近は盛んに雇用に触れておりまして、しかも、上の議会証言原稿の記事の引用でも下線を引いておいたんですが「FRBが利上げ検討前の条件の1つとする完全雇用に達する前に、労働市場にはカバーすべきことがあるとの認識」とか言う、「お前ら?わかってるよな?」みたいな発言をしており、事前の市場予想をクリアしたくらいじゃ足りない的な「じゃ事前の市場予想って何?」って言いたい最近多い状態になっていたようです(笑)。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

ニュージーランド10月
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比)  -2.0%
 -1.9%
 -2.0%

───── ニューヨーク時間終了 ─────

日本国第3四半期(7-9月)
法人企業統計調査
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全産業設備投資額
ソフトウェア含む
季節調整(前同期比)
+5.3% +1.5% +1.2%
製造業設備投資額
ソフトウェア含む
季節調整(前同期比)
+4.0% +0.9%
非製造業設備投資額
ソフトウェア含む
季節調整(前同期比)
+5.9% +1.4%
全産業設備投資額
ソフトウェア含む
季節調整(前比)
+3.3%
+3.2%
 -2.6%
製造業設備投資額
ソフトウェア含む
季節調整(前比)
+3.6%
+3.9%
 -1.7%
非製造業設備投資額
ソフトウェア含む
季節調整(前比)
+3.2%
+2.8%
 -3.0%
英国11月
0901JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売価格指数(前比)  -0.4% +0.3%
豪州第3四半期(7-9月)
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+0.7%  -2.7%  -1.9%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+9.6% +3.0% +3.9%
ドイツ10月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -1.9%
 -2.5%
+1.0%  -0.3%
小売売上高(前比)  -0.9%  -2.0%  -2.9%
英国10月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国住宅価格指数
(前比)
 +0.7%  +0.5%  +0.9%
全国住宅価格指数
(前比)
 +9.9%  +9.3% +10.0%
スイス11月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI
+0.3%  -0.1%   0.0%
消費者物価指数(前比)
CPI
+1.2% +1.4% +1.5%
スイス11月
1630JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
+0.4%  -0.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)
+1.3% +1.5%
アイルランド11月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 5.2% 5.2% 5.2%
IRL第3四半期(7-9月)
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
週当り実質賃金(前比)  +3.9%  +4.4%  +5.4%
米国11月
2215JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ADP全米雇用報告
(前比)
+57.0万人
+57.1万人
+52.5万人 +53.4万人
カナダ10月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可(前比) +4.1%
+4.3%
 -1.0% +1.3%
米国11月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ISM製造業景況指数 60.8 61.2 61.1
ISM製造業雇用指数 52.0 52.4 53.3
米国10月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設支出(前比)  -0.1%
 -0.5%
+0.4% +0.2%

 


=別表= 購買担当者景気指数(製造業) 最新12/01

オーストラリア11月
12/01 0700JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
58.2 59.2
日本国11月
12/01 0930JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
53.2 54.5
中華民国(台湾)11月
12/01 0930JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
55.2 54.9
購買担当者景気指数(製造業) -続きを展開⇩- 合計39ヶ国・地域

グローバル(全世界)11月
12/01 2500JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
54.3 54.2

 


=別表= 米国 API週間燃油在庫集計

米国 API週間燃油在庫集計
(11/26分)

11/30 3030JST
(12/01 0630JST)
前回値 結果
原油在庫(前比) +230.7万バレル   -74.7万バレル  
ガソリン在庫(前比) +57.6万バレル   +215.5万バレル  
中間留分在庫(前比) -151.1万バレル   +78.9バレル  
クッシング原油在庫(前比) +91.5万バレル   +100.4万バレル  

 


=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(11/26分)

2430JST
前回値 結果
原油在庫(前比) +101.7万バレル   -91.0万バレル  
ガソリン在庫(前比) -60.3万バレル   +402.9万バレル  
中間留分在庫(前比) -196.8万バレル   +216.0万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +78.7万バレル   +115.9万バレル  
原油輸入量(前比) +126.6万バレル   +6.9万バレル  

 


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