FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/11/05 戦績

 2021/11/05 金曜日 戦績

USDJPY         +39,000円

EURUSD         +65,788円

GBPUSD        +427,033円

AUDUSD         +43,124円

NZDUSD         +45,219円

USDCAD         +51,733円

USDCHF         +28,932円

EURJPY        +191,500円

GBPJPY        +340,900円

AUDJPY         +37,500円

NZDJPY         +42,500円

CADJPY         +51,200円

CHFJPY         +33,400円

EURGBP         +38,209円

EURCHF                -

TOTAL       +1,436,038円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,465,136円

 

月間戦績(11月)

TOTAL       +4,465,136円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +219,206,647円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +844,457,053円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,224,457,068円

 

昨日午後9時半、米雇用統計が発表になりました。注目の数字はこんな感じで⇩

米国10月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数  +31.2万人
 +19.4万人
+45.0万人 +53.1万人
失業率 4.8% 4.7% 4.6%
労働参加率 61.6% 61.8% 61.6%

非農業部門雇用者数は前回値を10万人ほど上方修正した上で 53.1万人の増加と、数字的には「そこそこ」と言った感じでしょうか。以前ならブッ飛びの極致みたいな数字ですが、最近では余裕で σ = 標準偏差の範囲内です(笑)。

失業率に関しては、落ちたは落ちたんですが労働参加率も一緒に落ちてまして、つい数日前にFOMCも終わり声明文でも労働参加率に触れていたため珍しく注目している人がいたのか、ここセットで見て「失業率落ちたからイイじゃん!」的な発想は金融系じゃない通信社の皆さんだけだったようです。日経なんかでも労働参加率が大きく書かれたりしておりまして⇩

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

やっと私がいつも主張していた労働参加率至上主義が日の目を見るときが来たか!と言った感じ(笑)。

 

それと、もう一つ経済回復で重要なのが平均賃金でして、インフレより上を行っていたら収入差はプラスとなるためインフレに耐えられるわけでして、FRBが他の中銀ほど焦っていないのは⇩コレがあるためです。

米国10月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
平均時間賃金(前比) +0.6% +0.4% +0.4%
平均時間賃金(前比) +4.6% +4.9% +4.9%

 

で、結果としたら外国為替市場では、イベントクリアって扱いでしょうか。

ハードカレンシーではどの通貨も一瞬ドル買いが入りましたが、その後しばらくドル買いが続いていたのは対ユーロくらい⇩

一番早くドル買いモードを脱し、スパッと切り替わったのが対円⇩

雇用統計終わって元の値動きに復帰しただけの対ポンド⇩ 

その後、深夜0時を過ぎてから急にドル売りが入ったりしてまして、今週だけは非常に珍しい欧州と北米の夏時間の扱いが違う週になっているので、日本時間で深夜0時は特にイベントが無いハズなんですが、深夜0時を境にして何か発生するのは面白い結果です。

通常、

夏時間 ⇨ NYオプションカット午後11時、ロンドンフィキシング深夜0時

冬時間 ⇨ NYオプションカット深夜0時、ロンドンフィキシング午前1時

となります。

ところが今週末だけは、

アメリカが夏時間でNYオプションカット午後11時、欧州(英国)が標準時(冬時間)でロンドンフィキシング午前1時だったので、深夜0時には何もないんです。

多分、米系のヘッジファンドとかがロンドンフィキシングの時間を間違えた ⇨ 欧州・英国が夏時間終了したの忘れてNY時間でロンドンフィキシングの仕掛けを入れてしまったんでしょう(笑)。まっ、よくある話しです。


 

昨日、ハリファックス社住宅価格指数と言う指標発表がありました。結果はこちらだったんですが⇩

英国10月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+1.7% +1.0% +0.9%
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+7.4% +7.9% +8.1%

なぜか指標発表サイトによってバラバラと言う珍事が起こりまして、上の表で +0.9%となっている前月比が +0.3%と表示されるサイト、上の表で +8.1%となっている前年比が +7.3%と表示されるサイトが非常に多く、なに?なぜ?どうして?と公式発表を見たら一発で分かりました⇩


入力担当者が、一番上と一番下を間違えたんでしょう(笑)

これ、発表する機関によって違うんで、私も嫌だな~って思う事が非常に多く、一番キライなのが日本の「政府統計ポータルサイト e-Stat」の表示なんですが、年次は下から上に最新、年次の中の月次は上から下に最新になってるんです。

どう言う事かと言うと⇩

www.e-stat.go.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

もっとも、小数点ですら "." ピリオドと "," コンマを使う国があるくらいなので、こんな事を統一する事なんて不可能でしょうから慣れるしか無いんでしょう。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

日本国9月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
家計調査・消費支出
(前比)
 -3.9% +2.8% +5.0%
家計調査・消費支出
(前比)
 -3.0%  -3.5%  -1.9%
家計調査・実収入(実質)
(前比)
+5.4% +2.5%
豪州
0930JST
オーストラリア準備銀行(中央銀行)
金融政策報告公開
英国10月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+1.7% +1.0% +0.9%
ハリファックス社住宅価格指数
(前比)
+7.4% +7.9% +8.1%
ドイツ9月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比)  -3.5%
 -4.0%
+1.0%  -1.1%
鉱工業生産(前比) +2.2%
+1.7%
+1.3%  -1.0%
フランス9月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
+1.0%   0.0%  -1.3%
鉱工業生産
(前比)
+3.9% +2.5% +0.8%
フランス第3四半期(7-9月)
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数
(前比)速報値
+1.4% +0.5% +0.5%
スペイン9月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
 -0.2%
 -0.3%
+0.1% +0.3%
鉱工業生産
(前比)
+1.8% +1.5% +1.2%
スイス10月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
外貨準備高 +9392.94億CHF
+9398.09億CHF
+9229.75億CHF
イタリア9月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高・速報値
(前比)
+0.8%
+0.4%
+0.2% +0.8%
小売売上高・速報値
(前比)
+2.2%
+1.9%
+2.5% +5.3%
ユーロ圏9月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +1.0%
+0.3%
+0.3%  -0.3%
小売売上高(前比) +1.5%
  0.0%
+1.5% +2.5%
フランス9月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -1.2% +0.9%
小売売上高(前比)  -2.1% +0.5% +5.9%
スペイン10月
2030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ICO消費者信頼感指数 98.3 96.5 97.3
米国10月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数  +31.2万人
 +19.4万人
 +45.0万人  +53.1万人
失業率 4.8% 4.7% 4.6%
平均時間賃金(前比) +0.6% +0.4% +0.4%
平均時間賃金(前比) +4.6% +4.9% +4.9%
米国10月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数  +36.5万人
 +31.7万人
 +41.5万人  +60.4万人
製造部門雇用者数   +3.1万人
  +2.6万人
  +3.0万人   +6.0万人
週間平均勤務時間 34.8 34.8 34.7
U6失業率  8.5%  8.3%
労働参加率 61.6% 61.8% 61.6%
カナダ10月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 +15.71万人  +4.16万人  +3.12万人
失業率 6.9% 6.8% 6.7%
労働参加率 65.5% 65.4% 65.3%
カナダ10月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
フルタイム雇用者数 +19.36万人  +3.64万人
パートタイム雇用者数   -3.65万人   -0.52万人
カナダ10月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ivey購買担当者指数 70.4 59.3

───── 日付変更 ─────

米国9月
0400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高 +137.59億ドル
+143.79億ドル
+166.00億ドル +299.13億ドル

 


=別表= 購買担当者景気指数(建設業) 追加11/05

ドイツ10月
11/05 1730JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
47.1 47.7
フランス10月
11/05 1730JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
48.9 50.3
イタリア10月
11/05 1730JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
56.6 58.6
ユーロ圏10月
11/05 1730JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
50.0 51.2

 


=別表= 米国 ベーカーヒューズ社 採掘装置(リグ)稼働数

米国 採掘装置(リグ)稼働数
11/05 2600JST
(11/06 0200JST)
前回値 結果
米ベーカーヒューズ社
原油のみ
444 450
米ベーカーヒューズ社
原油・天然ガス
544 550

 


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