FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/10/28 戦績

 2021/10/28 木曜日 戦績

USDJPY         +73,200円

EURUSD        +147,732円

GBPUSD        +171,216円

AUDUSD         +25,661円

NZDUSD         +32,329円

USDCAD        +119,624円

USDCHF         +45,432円

EURJPY         +72,000円

GBPJPY         +89,500円

AUDJPY         +22,900円

NZDJPY         +24,300円

CADJPY         +91,200円

CHFJPY         +33,300円

EURGBP         +45,008円

EURCHF                -

TOTAL         +993,402円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,977,879円

 

月間戦績(10月)

TOTAL      +19,935,533円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +213,552,506円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +838,802,912円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,218,802,927円

 

正午少し前の午前11時45分に日銀が2日間にわたる金融政策決定会合を終え結果を発表しました。11時45分だってさ!早っ(笑)。政策金利については据え置き⇩

日本銀行(BOJ)
(中央銀行)

10/28 1145JST
現状 市場予想 結果
補完当座預金制度適用利率
(政策金利)
-0.10% -0.10% -0.10%
長期金利誘導目標
(10年物国債利回り)
 0.0%  0.0%  0.0%

金融政策に関しても概ね現状維持と言う結果となりました⇩

jp.reuters.com

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また、今回は年に4回公開されます「経済・物価情勢の展望」いわゆる日銀展望レポートが金融政策の発表と同時に公開されました。

jp.reuters.com

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今回、金融系通信社だけでなく一般紙もこぞって報じていたのが経済成長見通しを 3.8%から 3.4%に引き下げたと言う事でして、

www.asahi.com

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実際の発表はこちら⇩ 

今年度の2021年度の通期成長が、前回7月のときの見通し +3.8%から +3.4%になり、来年度の2022年度の通期成長が同じく +2.7%から +2.9%へとなったものです。特に半導体絡みの生産力低下を指摘している一方、来年度以降への回復スライドもあると言う事で、そこまで煽る内容では無いようにも思います。しかも、年度(4月~翌年3月)単位での発表なので、7月の段階での見通しなんてのは、まだ第1四半期の数字も出揃ってない中での見通しですからブレるのも当然といえます。

 

午後3時半からは黒田総裁の記者会見がありまして⇩

jp.reuters.com

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円安に関する言及もあったのですが特に反応もなく、外国為替市場については、全体的に何に関しても反応が薄く終わった感じです⇩


チャート見るだけで興味薄が分かります(笑)。 


 

午後8時45分、欧州中央銀行ECBが金融政策理事会を終え、決定した金融政策を発表しました。政策金利は事前の市場予想通り全て据え置き⇩

欧州中央銀行(ECB)
10/28 2045JST
現状 市場予想 結果
主要リファイナンスオペ金利
(政策金利)
  0.00%   0.00%   0.00%
限界貸付ファシリティー金利
(貸出金利)
+0.25% +0.25% +0.25%
預金ファシリティー金利
(預入金利)
 -0.50%  -0.50%  -0.50%

いつものように、ECBの金融政策発表の本体は金融政策理事会の結果発表ではなく45分後の午後9時半(夏時間、冬時間には午後10時半)からありますECB総裁会見です。

今回は、ラガルド総裁が発言で金利自体に触れておりまして⇩

[フランクフルト 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は28日の理事会で、現行の金融政策を維持することを決定した。市場で物価上昇に対応するためにECBは来年にも利上げを迫られるとの見方が出る中、ラガルド総裁は理事会後の記者会見で、来年には物価圧力は緩和するとの考えを示し、こうした見方を退けた

他の主要中銀が金融引き締めに向けた動きを示唆する中、ラガルド総裁は、今回の理事会ではインフレが主要な議題になったとし、 「とにかくインフレ、インフレ、インフレについて議論した」と述べた。その上で、ECBのスタンスについて検証した結果、正しいとの結論に達したと述べた。

jp.reuters.com

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その結果⇩

非常に分かりやすい展開となってくれました。ひとつありがたいのは、ECBが主として見ている指標として「物価」を上げてくれた事で、今後の反応がしやすくなった感じです。ここしばらく、物価上昇に関しては「若干のオーバーシュートを黙認する」的な感じのニュアンスでの発言を繰り返していたため、どこまで見ているのか判断に迷うところもあったんですが、やはり、2%を少し超えるくらいは許す的な姿勢だったものが、ココ最近は危険水準に到達する圏内の国も出てきて無視できなくなったのでしょう。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

昨日は指標、こんなにモリモリあったのにな~って感じで、🚩旗つけておいたスペインの消費者物価指数(CPI)の前年比+5.5%とか、その下のスペインの失業率14.57%とかセットでヤバいって感じだと思うんですけど。

日本国9月・商業動態統計
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売業販売額
(前比)
  -3.2%   -2.3%   -0.6%
卸売業販売額
(前比)
+11.3%
+11.2%
 +8.7%
百貨店・スーパー(既存店)販売額
(前比)
  -4.7%   -3.3%   -1.3%
  百貨店  -11.3%   -4.2%
  スーパー   -3.0%   -0.3%
百貨店・スーパー(総合)販売額
(前比)
  -4.8%   -0.7%
  百貨店  -13.9%   -4.5%
  スーパー   -2.3%  +0.4%
コンビニエンスストア販売額
(前比)
  -1.2%  +1.1%
大型家電専門店販売額
(前比)
 -18.3%   -3.3%
ドラッグストア販売額
(前比)
 +0.5%  +3.0%
ホームセンター販売額
(前比)
 -14.0%   -3.2%
豪州第3四半期(7-9月)
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸入価格指数
(前期比)
 +1.9%  +3.4%  +5.4%
輸出価格指数
(前期比)
+13.2%  +6.5%  +6.2%
🚩スペイン10月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.8% +1.1% +2.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+4.0% +4.6% +5.5%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+1.1% +1.2% +1.7%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+4.0% +5.0% +5.5%
スペイン第3四半期(7-9月)
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 15.26% 14.20% 14.57%
ドイツ10月
1655JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業者数(増減)  -3.1万人
 -3.0万人
 -2.0万人  -3.9万人
失業率 5.5% 5.4% 5.4%
イタリア10月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Istat企業信頼感指数 113.2
113.0
112.2 114.9
Istat消費者信頼感指数 119.6 118.5 118.4
ユーロ圏10月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ユーロ圏景況感指数 117.8 117.1 118.6
ユーロ圏10月
1800JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数
確定値
 -4.8  -4.8  -4.8
ユーロ圏10月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業信頼感指数 +1.71%
+1.72%
+1.76
イタリア9月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(PPI)
(前比)
 +0.5%  +0.4%  +1.6%
生産者物価指数(PPI)
(前比)
+11.6% +11.9% +13.3%
ドイツ10月
2100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
  0.0% +0.5% +0.5%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+4.1% +4.4% +4.5%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.3% +0.4% +0.5%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+4.1% +4.5% +4.6%
米国第3四半期(7-9月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比・年率換算)
 +6.7%  +2.7%  +2.0%
GDP価格指数・速報値
(前比・年率換算)
 +6.5%  +4.2%  +5.3%
GDP個人消費支出・速報値
(前比・年率換算)
+12.0%  +0.8%  +1.6%
GDPコア個人消費支出・速報値
(前比・年率換算)
 +6.1%  +4.5%  +4.5%
米国 週次
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  29.1万件
 29.0万件
 29.2万件  28.1万件
失業保険継続受給件数 248.0万件
248.1万件
242.0万件 224.3万件
米国9月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
中古住宅販売留保(前比) +8.1% +0.5%  -2.3%
中古住宅販売留保(前比)  -8.4%
 -8.3%
 -7.0%  -8.0%
米国10月
2400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
KC連銀製造業景況指数(総合)
前月対比現況指数
+22 +31
KC連銀製造業景況指数(生産)
前月対比現況指数
+10 +25

 


=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(10/22分)

2330JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比)  +92Bcf  +86Bcf  +87Bcf

 


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