FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/10/13 戦績

 2021/10/13 水曜日 戦績

USDJPY         +54,700円

EURUSD         +78,257円

GBPUSD        +113,209円

AUDUSD         +29,406円

NZDUSD         +22,868円

USDCAD         +14,273円

USDCHF         +36,788円

EURJPY         +65,500円

GBPJPY        +146,600円

AUDJPY         +34,200円

NZDJPY         +21,900円

CADJPY         +42,600円

CHFJPY         +32,100円

EURGBP         +21,961円

EURCHF                -

TOTAL         +714,362円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,600,604円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +8,813,710円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +202,430,683円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +827,681,089円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,207,681,104円

 

このブログは「日本時間で前日の出来事を書く」と言うのがいつものスタンスですので、本来でしたら深夜に日付が変わってから朝までの出来事は、明日のブログ更新での内容となります。ただし、早朝に大きなイベントや事件があった場合のみスタンスを変更し、深夜に日付が変わってから朝までの出来事を書かせていただく場合もございます。

 

まず色々書く前に、金(Gold)いえ~い!

それだけ(笑)。


 

本日早朝3時、米FRBが前回9月21~22日(現地時間)に開催しました「連邦公開市場委員会(FOMC) 」の議事要旨を公開しました。

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

この回は、金融政策に関して概ね据え置き決定だったんですが、次回以降で早いテーパリング着手へと期待を持たせるような声明文が出されておりまして、その点が注目されておりました。

The path featured monthly reductions in the pace of asset purchases, by $10 billion in the case of Treasury securities and $5 billion in the case of agency mortgage-backed securities (MBS). 


資産購入のペースを、国債(財務省証券)で100億ドル政府系の不動産担保証券(MBS)で50億ドル、それぞれ減額すると言う内容である。


Participants noted that if a decision to begin tapering purchases occurred at the next meeting, the process of tapering could commence with the monthly purchase calendars beginning in either mid-November or mid-December.


(FOMC)参加者は、次の会合でテーパリングの開始決定がなされたとしたら、11月中旬から12月中旬には開始できるであろう、と述べた。


上に貼ったロイターの記事では、利上げ時期の意見が割れたことを大きく取り上げておりますが、そこに関しては従前から分かっている事ですし、そもそも量的緩和の出口=テーパリングの見通しが立たない状況で、利上げをメインにしても落語の前座噺(ぜんざばなし)にもなりません。利上げ見通しについては、年に4回FOMC声明文と同時に公開される長期展望(Projection Materials)のドットチャートにお任せしておけば、現段階としては十分かと思われます。

 

この発表を受けまして、市場の皆さん的にはおよそ予想していた範囲内と言ったところだったのでしょう。ほとんど動く事なく終了⇩

FOMC議事要旨公開直後は若干のドル高に振れたものの、およそ金融系通信社各社による御高説の流布解説記事が出揃った30分後くらいには、もともとFOMC議事要旨公開前からドル売り遷移だった方向性に戻ったのか、あるいはFOMC議事要旨公開前のポジションまで戻って続きはまた考えるのか。朝起きてのお楽しみと言ったところでしょうか。

結果的に、今回のFOMC議事要旨公開は、イベント待たずに寝てれば良かった回になった感じです(笑)。


 

昨日は、午後9時半にアメリカの消費者物価指数(CPI)の発表がありまして⇩

米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.3% +0.3% +0.4%
消費者物価指数(前比) +5.3% +5.3% +5.4%

前月比も前年比も「ほぼ予想通り~から~若干良さげ」だったのを好感したのか、一瞬米ドルが高くなったものの、ほぼNY証券取引所の立ち会い開始午後10時半ころには元に戻った感じです。

ここ最近、強引な展開が目立っていたので、その主導をしていた方たちが「CPIで動くんじゃねえよ!」的なリカバーしてきたんでしょうか?(笑)。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

昨日の午後3時にあった英国の国内総生産(GDP)を含む指標集中発表でも、はやりポンドは一瞬ピピッの反応だけで終わりました。お寂しい限りです。

オーストラリア10月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数 +106.2 +104.6
消費者信頼感指数(前比) +2.0%  -1.5%
日本国9月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーストックM2(速報値)
季節調整前(前比)
 +4.7%  +4.3%  +4.2%
マネーストックM2(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +2.0%
 +2.6%
 +2.6%
マネーストックM3(速報値)
季節調整前(前比)
 +4.1%
 +4.2%
 +3.9%  +3.8%
マネーストックM3(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +2.4%
 +2.6%
 +3.1%
 +2.5%
マネーストックCD(速報値)
季節調整なし(前比)
+31.3%
+31.1%
+24.1%
広義流動性(速報値)
季節調整前(前比)
 +5.2%  +5.0%
広義流動性(速報値)
季節調整済(前比)
 +1.9%
 +2.5%
 +2.7%
広義流動性(速報値)
平均残高・季節調整済
1995兆4千億円
1996兆3千億円
1999兆8千億円
日本国8月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
機械受注(前比)  +0.9%  +1.7%   -2.4%
機械受注(前比) +11.1% +14.7% +17.0%
中国9月
1207JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(人民元) +3763.1億CNY +2867.0億CNY +4331.9億CNY
中国9月
1207JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸出額(人民元建て)
(前比)
+15.7% +13.3% +19.9%
輸入額(人民元建て)
(前比)
+23.1% +14.6% +10.1%
中国9月
1207JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(米ドル)  +583.4億ドル  +450.0億ドル  +667.6億ドル
中国9月
1207JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸出額(米ドル建て)
(前比)
+25.6% +21.5% +28.1%
輸入額(米ドル建て)
(前比)
+33.1% +20.9% +17.6%
英国8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
  -0.1%
 +0.1%
 +0.5%  +0.4%
国内総生産(GDP)
(前比)
 +8.8%
 +7.5%
 +6.7%  +6.9%
国内総生産(GDP)
(前3ヶ月対比)
 +4.2%
 +3.6%
 +3.0%  +2.9%
英国8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -29.48億ポンド
 -31.17億ポンド
 -28.00億ポンド  -37.16億ポンド
貿易収支(サービス除く) -140.95億ポンド
-127.06億ポンド
-119.85億ポンド -149.27億ポンド
貿易収支(EU以外)  -81.06億ポンド
 -69.90億ポンド
 -83.95億ポンド
英国8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産指数
(前比)
 +0.3%
 +1.2%
 +0.2%  +0.8%
鉱工業生産指数
(前比)
 +4.4%
 +3.8%
 +3.3%  +3.7%
製造業生産指数
(前比)
  -0.6%
   0.0%
   0.0%  +0.5%
製造業生産指数
(前比)
 +6.1%
 +6.0%
 +4.1%  +4.1%
建設業生産指数
(前比)
  -1.0%
  -1.6%
 +0.4%   -0.2%
建設業生産指数
(前比)
+13.1%
 +8.6%
 +5.7% +10.1%
サービス業指数
(前比)
  -0.1%
   0.0%
 +0.3%
サービス業指数
(前3ヶ月対比)
 +5.2%
 +4.5%
 +3.7%
ドイツ9月
1500JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
  0.0%   0.0%   0.0%
消費者物価指数(前比)
CPI・確定値
+4.1% +4.1% +4.1%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.3% +0.3% +0.3%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+4.1% +4.1% +4.1%
ユーロ圏8月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
+1.4%
+1.5%
 -1.6%  -1.6%
鉱工業生産
(前比)
+8.0%
+7.7%
+4.7% +5.1%
中国9月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
人民元新規貸出 1兆2200億CNY 1兆8200億CNY 1兆6600億CNY
ファイナンス規模 2兆9600億CNY 3兆1000億CNY 2兆9000億CNY
中国9月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーサプライM0(前比)  +6.3%  +6.0%  +5.5%
マネーサプライM1(前比)  +4.2%  +4.1%  +3.7%
マネーサプライM2(前比)  +8.2%  +8.2%  +8.3%
米国9月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.3% +0.3% +0.4%
消費者物価指数(前比) +5.3% +5.3% +5.4%
消費者物価指数コア(前比) +0.1% +0.2% +0.2%
消費者物価指数コア(前比) +4.0% +4.0% +4.0%

───── 日付変更 ─────

米国
0300JST
連邦準備制度(中央銀行制度)
FOMC議事要旨公開

 


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