FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/10/06 戦績

 2021/10/06 水曜日 戦績

USDJPY         +90,500円

EURUSD        +118,074円

GBPUSD         +81,243円

AUDUSD         +31,882円

NZDUSD         +25,189円

USDCAD         +43,681円

USDCHF         +92,609円

EURJPY        +165,300円

GBPJPY        +142,900円

AUDJPY         +41,500円

NZDJPY         +26,900円

CADJPY         +62,000円

CHFJPY         +27,500円

EURGBP         +33,316円

EURCHF                -

TOTAL         +982,594円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,451,490円

 

月間戦績(10月)

TOTAL       +4,024,509円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +197,641,482円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +822,891,888円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,202,891,903円

 

昨日午前10時、ニュージーランド中銀のニュージーランド準備銀行(RBNZ)が政策金利と今後の金融政策を発表しまして、政策金利は事前の市場予想通り 25bp(ベーシスポイント)の引き上げを実施し、従前の +0.25%から +0.50%へ⇩

ニュージーランド準備銀行
(中央銀行)

10/06 1000JST
現状 市場予想 結果
オフィシャルキャッシュレート
(政策金利)
+0.25% +0.50% +0.50%

金融政策については今回の会合では、ほぼ維持となりまして、次回以降での金融引締の実施を示唆するにとどまりました。これも、概ねエコノミストらの予想通りと言えます。およそどこの中銀でも、やるやる&注視から入りますから既定路線です。

jp.reuters.com

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この発表を受け、発表直後には大きく買われたNZドルでした⇩

、最近はあまりお見かけしていなかった随分とご立派な往って来い相場となりまして、どうせどこかが仕掛けていたんでしょう。

その後、他の通貨でも米ドル買いに傾斜していたため、NZドルも同様に対米ドルで値を下げておりました⇩

jp.reuters.com

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書くこと無いからって、材料出尽くし感とか酷い言い草(笑)。

 

ところで、上のロイターさんの記事で、

利上げは既にノルウェー、チェコ、韓国などが実施しているが、先進国の中では先駆けとなる。

ってのあるんですが、大丈夫ですかね?いや「何が大丈夫だって気になってるの?」と疑問に思う方は特に問題ありません。なんとなく、この日本語だと前半の3カ国を先進国に含んでないような雰囲気ありません?

英語記事ですとこうなってまして⇩

The rate hike puts New Zealand ahead of most other developed economy nations as central banks look to wind back emergency-level borrowing costs, although countries including Norway here, the Czech Republic here and South Korea here have already raised rates.

今回の利上げにより、ニュージーランドは他の先進国に先駆けて利上げを実施することになる(日本語に翻訳されていない部分)。なお、ノルウェーやチェコ、韓国などではすでに利上げが行われている。

www.reuters.com

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常識的に考えたら、OECD加盟3カ国なので先進国で無いわけがないですが、パッと見の問題です。まあ、別にいいです(笑)。


 

それと、私は直接取り引きはしてない通貨の国なんですが、昨日午後10時20分に、ポーランド中銀のポーランド国立銀行(NBP)が金融政策を発表しまして、政策金利を事前の市場予想 +0.10%の据え置きから 40bpの引き上げとし、+0.50%へ利上げとすると発表しました⇩

ポーランド国立銀行(NBP)
(中央銀行)

10/06 2220JST
現状 市場予想 結果
リファレンスレート
(政策金利)
+0.10% +0.10% +0.50%

www.reuters.com

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上のロイターの記事中にありますこちら⇩

It is very surprising that the MPC did not wait until November, despite insisting that there was no risk that inflation was temporary,

インフレは一時的なものだと主張していたにも関わらず、MPC(金融政策委員会)が11月の会合まで(利上げを)待たなかったのは非常に驚きです。

ああ、そうなんですね?ポーランドは全く見ていなかったので知らなかったのですが、さすがに⇩これで、その主張を完全に信じてた方が無理ってもんじゃないですかね?(笑)。

f:id:fxse:20211007012149p:plain

出典:bne IntelliNews - Polish CPI surges 5.5% y/y in August リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

この発表を受けて、ポーランドズロチは急上昇しておりましたが、

サプライズ利上げされながらここでストップするところが、今後この利上げが続くのかどうか見極たいと言うところと、トルコリラなどと同じくカントリーリスクを考えたら、0.50%程度の政策金利では買えないと言ったところでしょうか。トルコリラは脅威の政策金利ですけどね(笑)。


 

昨日午後9時15分、アメリカの大手給与計算サービス会社であるオートマチック・データ・プロセシング社(Automatic Data Processing Inc.)、ADP社による全米雇用レポートが発表になりました。たまには社名とか正式に書いてみようとしたら、随分と長くなった(笑)。

米国9月
2115JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ADP全米雇用報告
(前比)
+34.0万人
+37.4万人
+45.0万人 +56.8万人

発表内容ですが、⇧上の表の通りそこそこの数字となりました。前回値の修正も常識の範囲内くらい、事前の市場予想は予想する金融期間などによって40万人から50万人程度となっておりましたので、ちょっと良かったかな?くらいでしょうか。45万人からですと26%アップの発表ですので、20万人台で推移していた頃に25万人台での発表だったような感じです。

何が言いたいのかと言うと、数字はまだ大きいものの、そろそろ雇用関連の指標は落ち着いてきたかな?と言うところでして、明日の雇用統計も事前の市場予想と同程度の数字が出そうな気がします。

ちなみに外国為替市場の反応は、


特に反応も無く、お寂しい感じでした。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

ドイツ8月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業新規受注(前比)  +4.9%
 +3.4%
  -2.0%   -7.7%
製造業新規受注(前比) +26.1%
+24.4%
+16.5% +11.7%
スペイン8月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
  -1.1%
  -1.1%
 +0.9%   -0.3%
鉱工業生産
(前比)
 +3.3%
 +3.4%
 +3.5%  +1.8%
ユーロ圏8月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  -2.6%
 -2.3%
+0.8% +0.3%
小売売上高(前比) +3.1% +0.4%   0.0%
米国9月
2115JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ADP全米雇用報告
(前比)
+34.0万人
+37.4万人
+45.0万人 +56.8万人

 


=別表= 購買担当者景気指数(建設業) 最新10/06

ドイツ9月
10/06 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
44.6 47.1
フランス9月
10/06 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
44.9 48.9
イタリア9月
10/06 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
65.2 56.6
ユーロ圏9月
10/06 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
49.5 50.0
英国9月
10/06 1730JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
55.2 52.6

 


=別表= 購買担当者景気指数(全産業) 追加10/06

香港9月
10/06 0930JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
53.3 51.7
モザンビーク9月
10/06 1500JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
47.9 50.4

 


=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(10/01分)

2330JST
前回値 結果
原油在庫(前比) +457.8万バレル   +234.5万バレル  
ガソリン在庫(前比) +19.3万バレル   +325.6万バレル  
中間留分在庫(前比) +38.4万バレル   -39.6万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +13.1万バレル   +154.8万バレル  
原油輸入量(前比) -12.4万バレル   +138.9万バレル  

 


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