FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/09/03 戦績

 2021/09/03 金曜日 戦績

USDJPY         +69,600円

EURUSD        +188,456円

GBPUSD        +353,209円

AUDUSD        +109,936円

NZDUSD         +68,077円

USDCAD         +74,310円

USDCHF         +35,416円

EURJPY         +48,600円

GBPJPY        +139,300円

AUDJPY        +114,300円

NZDJPY        +106,300円

CADJPY         +70,500円

CHFJPY         +20,200円

EURGBP         +16,668円

EURCHF                -

TOTAL       +1,414,872円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +4,441,473円

 

月間戦績(9月)

TOTAL       +3,245,663円

 

月間戦績(8月)

TOTAL      +17,181,276円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +172,156,611円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +797,407,017円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,177,407,032円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、「よし!雇用統計までは寝てまとう!」とか思っておりました。ところが、お昼ちょっと前に「ドル円が急変したよ?」とアラートがありまして⇩

普段ならスルーされる程度の変化なんですが、ここ最近のドル円の動かなさのため、直近移動量からした値幅変動の閾値(しきいち)を超えたためにアラートが出たようです。「なになに?」と思ったところこちら⇩

www.bloomberg.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

一瞬円高なのは「自民党総裁選不出馬で首相辞任」と言う理屈が、日本の首相となるまでのプロセスを知らない海外の皆さんが、「今菅首相が辞任して日本の首相不在期間が長くなった場合のリスクオフ」を想定して円買いが入ったのかもしれません。⇦ 全く調べてもおりませんし、調べたところで本当の理由が分かるわけがありませんから、単に想像です。

その後円売りが入り、報道発表時点の価格を若干超えて円安まで移動したのは、昨日過ごしやすかった気温=110円前後に戻るためでしょう(笑)。そう言えば最近の東京は、リアルな天気で随分と雨によって気温が下がっておりまして、急激に20度前後の肌寒いくらいになっております。風邪などひかぬように注意したいところです。いま風邪などひきますと、確実に近所の医院で受診拒否されます。


 

さて、昨日の本命は、午後9時半にありましたアメリカの雇用統計だったわけでして、既に皆さんご存知かと思われますが雇用統計結果は「ある意味散々」また「ある意味良し!」と言った感じでした。散々と言えるのはこちら⇩

米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数 +105.3万人
 +94.3万人
 +74.8万人 +23.5万人

いつも話題の、非農業部門雇用者数の前月比でして、事前の市場予想が 75万人程度の増加と見込んでいたところ、結果は大きく下回る 23.5万人増加となりました。

そして、「ある意味よし!」と言えるのは前月比の雇用者数変動以外の全部と言った感じで、失業率は予想通りで前回値より0.2ポイントも下落、失業率が下落して問題となる労働参加率も予想通りで前回値を維持、また平均時給は上昇し、また平均時給の伸びは今後の消費へプラス影響がある事を示します⇩

米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 5.4% 5.2% 5.2%
労働参加率 61.7% 61.7% 61.7%
平均時間賃金(前比) +0.4% +0.3% +0.6%
平均時間賃金(前比) +4.1%
+4.0%
+4.0% +4.3%

で、これを受けました外国為替市場の値動きは⇩

午後9時半の発表の瞬間に、恐らくは非農業部門雇用者数の前月比だけを見てトリガー発動するアルゴリズムトレードが一気売りしたのでしょう、一気にドル売りとなりましたが、その後3分程度で内容を精査した皆さん(ロイターやブルームバーグの御高説を見た皆さんとも言う)がドル買い戻しを行ったのか、ドル円は一番早くおよそ15分程度で元の位置まで完全修復完了。他の通貨の皆さんは、およそニューヨーク証券取引所がご開帳となる午後10時半頃までには全戻し、あるいは半戻し程度までは回復しておりました。
注目されていると言われる雇用統計の非農業部門雇用者数で凄え数字が出てもこの程度、雇用の数字が今後のテーパリング時期や利上げ時期に影響があると言いながらも、実際にそれが見えて来ない限りはこれ以上の反応は無いのかもしれません。また、本当の意味で雇用統計が以前のように戻るには、金融正常化がなされてからになりそうです。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

オーストラリア8月
0730JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ai-Group建設業指数 48.7 38.4
オーストラリア7月
1030JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
小売売上高
(前比)
確定値
 -2.7%  -2.7%  -2.7%
フランス7月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
予算収支 -1312.9億ユーロ -1560.0億ユーロ -1666.4億ユーロ
ユーロ圏7月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +1.8%
+1.5%
  0.0%  -2.3%
小売売上高(前比) +5.4%
+5.0%
+4.5% +3.1%
フランス7月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比) +1.7%
+1.2%
 -0.7%
小売売上高(前比) +5.3%
+3.6%
+7.8%
米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数 +105.3万人
 +94.3万人
 +74.8万人  +23.5万人
失業率 5.4% 5.2% 5.2%
平均時間賃金(前比) +0.4% +0.3% +0.6%
平均時間賃金(前比) +4.1%
+4.0%
+4.0% +4.3%
米国8月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数  +79.8万人
 +70.3万人
 +65.2万人  +23.5万人
製造部門雇用者数   +5.2万人
  +2.7万人
  +2.5万人   +3.7万人
週間平均勤務時間 34.7
34.8
34.8 34.7
U6失業率  9.2%  8.8%
労働参加率 61.7% 61.8% 61.7%
カナダ第2四半期(4-6月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
労働生産性(前期比)  -1.7% +1.6% +0.6%
米国8月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ISM非製造業景況指数 64.1 62.0 61.7
ISM非製造業雇用指数 53.8 53.7

 


=別表= 購買担当者景気指数(サービス業・複合) 最新09/03

オーストラリア8月
09/03 0800JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
44.2 42.9
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
45.2 43.3
アイルランド8月
09/03 0901JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
66.6 63.7
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
65.0 62.6
日本国8月
09/03 0930JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
47.4 42.9
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
48.8 45.5
購買担当者景気指数 -続きを展開⇩- 合計17ヶ国・地域

米国8月
09/03 2245JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
59.9 55.1
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
59.9 55.4
グローバル(全世界)8月
09/03 2400JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
56.3 52.9
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
55.8
55.7
52.6

 


=別表= 購買担当者景気指数(全産業) 最新09/03

シンガポール8月
09/03 0930JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
56.7 52.1
香港8月
09/03 0930JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
51.3 53.3
購買担当者景気指数(全産業) -続きを展開⇩- 合計9ヶ国・地域

ガーナ8月
09/03 1800JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
49.7 48.9

 


=別表= 米国 ベーカーヒューズ社 採掘装置(リグ)稼働数

米国 採掘装置(リグ)稼働数
09/03 2600JST
(09/04 0200JST)
前回値 結果
米ベーカーヒューズ社
原油のみ
410 394
米ベーカーヒューズ社
原油・天然ガス
508 497

 


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