FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/06/08 戦績

 2021/06/08 火曜日 戦績

USDJPY         +22,300円

EURUSD         +33,751円

GBPUSD         +86,486円

AUDUSD          +7,739円

NZDUSD         +16,226円

USDCAD         +12,403円

USDCHF         +36,622円

EURJPY         +47,300円

GBPJPY         +43,400円

AUDJPY               0円

NZDJPY         +15,300円

CADJPY         +24,700円

CHFJPY         +40,900円

EURGBP         +26,688円

EURCHF                -

TOTAL         +413,815円

 

週間戦績(当週)

TOTAL         +658,298円

 

月間戦績(6月)

TOTAL       +4,228,057円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +108,787,270円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +734,037,676円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,114,037,691円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、インターネットであちこちのサイトにアクセスしづらい状況が発生しまして、私もちょうど英国政府のページを見ようとしたら「 Error 503 Service Unavailable 」が出たため「まあ、英国政府のホームページだし、またか」と思って簡単にあきらめていたところ、実は世界的な大規模障害だった(笑)。

あちこちのニュースで報じられてはいたんですが、たとえばこの朝日新聞の記事タイトルでは「政府機関などのサイトダウン」となってますが、サイトはダウンしておりませんので書いた人がよく分かってないのでしょう⇩

www.asahi.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

さすがに専門サイトの PC Watch は正確に報じてまして、タイトルでも「正常に表示できず」また本文でも「表示できない障害が発生」と正確に書いておりました⇩

pc.watch.impress.co.jp

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

「伝わればいい」と言う考え方もあるかとは思うんですが、上の2つの記事タイトルを比較してみますと、むしろ正確に書いた PC Watch の記事タイトルの方が一般の人にも分かりやすく、伝える側も専門的な内容の場合には、専門家の判断を仰ぐなど正確性には注意してもらいたいところです。朝日新聞も PC Watch 見て記事書けばよかったのにね?(笑)。

 

ところで、ネットで障害が発生しますと必ずと言っていいほど「確実性のある接続を望む声」が出てくるのですが、そもそも論で「インターネットは不確実な接続方式」でして、今回のような障害が発生しても、「全部が切断されたり」あるいは「全ての通信が不可能になったりしない」ところが最大の特徴です。

インターネットって、実はこの21世紀も4分の1が終わろうとしている世の中なのに、世界の大部分の通信は善意で接続されております。Tier-1ネットワークと言われる、インターネット通信の大部分を支える大規模ネットワークを運用する会社同士がお互いの費用負担無しで相互に接続しておりまして、確実性のある接続を作るとしたら「一体誰が費用負担するの?」と言う事になってきてしまいます。例えるなら、街ナカにあるフリーWiFiに「確実に接続できて、高速で、安定して、安全」そんなネットワークを望むような感じです。

このインターネット全盛の世の中になっても、まだ月額数百万円から数千万円するような国際専用線を使っている企業がありますが、それこそ自前でその費用負担をし、確実なネットワークを作っているからに他なりません。それだけ確実なネットワークを作るのにはお金がかかります。

 

今回の障害を起こしたと言われている CDN サービスなんですが、詳細は省かせてもらいますが(NTTコミュニケーションズによる解説 リンク切れ時 ⇨ アーカイブ P1 P2 P3 )、実は世界中のハッキングされたパソコンやインターネットデバイスから一斉に攻撃される DDoS攻撃と言う非常に厄介な攻撃に確実に対抗できる唯一の手段でして、CDNを提供している大手 Akamai社や Fastly社は、「ある特定の国が異常に敵視」していると思われます。

設定ミスだと既に発表されておりますが、本当に設定ミスだったのか?設定変更を出来る立場の人にまで特定の国の人が入り込んでいるのでは無いのか?陰謀論好きとしては色々と考えてしますところです。


 

で、インターネットの障害について長々と書いていると言う事でお分かりになるかと思いますが、昨日も外国為替市場は全くの閑古鳥でした。残念!

って言うか、私のココをご覧になられている皆さんは、そんな事は既にご自身でお分かりですよね?(笑)。

 

全く全然動かなかったわけではなく、スイスフランが買われていたりもしたんですが、やはり米ドルやユーロそして円が主導で動いてくれませんと、取引全体のボリュームが上がりません。豪ドル円なんて酷い有様でして⇩


なんじゃこりゃ?(笑)


 

昨日午後6時、ドイツの民間調査会社である欧州経済研究センター(ZEW)が、毎月公表しております景況感指数を発表しました⇩

ドイツ6月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW景況感指数 +84.4 +86.0 +79.8

そもそもプラスだったらポジティブな結果とされている指標なんですが、最近は非常に数値が高くなってまして、今回は事前の市場予想が前回値の +84.4なんて言う 21世紀に入ってから過去最高値を上回る +86なんて言う予想を出していたようなんですが、さすがに +79.8と80をちょっと切った数値に落ち着きました。

事前の市場予想を下回ったとは言え、高い数値には違いないので市場ではポジティブに反応したとロイターが伝えております⇩ 

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

これ、もう事前の市場予想って必要なんですかね?(笑)。

もしこれが雇用統計だったとしたら「市場予想 86万人のところ79.8万人」なんて結果だった場合、「うぉぉぉぉ~市場予想下回った~~~!!!」とかなんとかでドル急落からの全部戻しとかになりそうな気がします。ほんと、指標で反応したりしなかったり、市場の皆さんはいつも気分屋です。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

米国4月
0400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信用残高 +185.83億ドル
+258.41億ドル
+220.00億ドル +186.12億ドル

───── ニューヨーク時間終了 ─────

英国5月
0801JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
BRC小売売上高(前比) +39.6% +18.5%
日本国4月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 +9831億円  +3896億円  +2895億円 
経常収支・季節調整 +2兆6501億円  +1兆5006億円  +1兆3218億円 
経常収支・季節調整 +1兆6965億円  +1兆5690億円  +1兆5528億円 
日本国4月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
毎月勤労統計調査・速報値
現金給与(前比)
+0.6%
+0.2%
+0.8% +1.6%
毎月勤労統計調査・速報値
実質賃金指数(前比)
+0.8%
+0.5%
+2.1%
毎月勤労統計調査・速報値
総実労働時間(前比)
+0.8%
+0.4%
+4.3%
日本国第1四半期(1-3月)
0850JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
  -1.3%   -1.2%   -1.0%
国内総生産(GDP)確定値
(年率換算・前比)
  -5.1%   -4.8%   -3.9%
GDP個人消費・確定値
(前比)
  -1.4%   -1.4%   -1.5%
GDPデフレーター・確定値
(前比)
  -0.2%   -0.2%   -0.1%
オーストラリア5月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NAB企業信頼感(先行判断) +17
+26
+20
NAB企業景況感(現況判断) +32 +37
日本国5月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
景気ウォッチャー調査
現状判断DI
39.1 34.0 38.1
景気ウォッチャー調査
先行き判断DI
41.7 38.0 47.6
ドイツ4月
1500JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産(前比)  +2.2%
 +2.5%
 +0.5%   -1.0%
鉱工業生産(前比)  +4.8%
 +5.1%
+29.5% +26.4%
フランス4月
1545JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -61.44億ユーロ
 -60.67億ユーロ
 -54.21億ユーロ  -62.44億ユーロ
経常収支  -26.78億ユーロ
 -28.96億ユーロ
 -34.00億ユーロ  -14.03億ユーロ
イタリア4月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高・速報値
(前比)
  -0.1%  +0.8%   -0.4%
小売売上高・速報値
(前比)
+23.5%
+%
+51.0% +30.4%
ドイツ6月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW景況感指数 +84.4 +86.0 +79.8
ユーロ圏6月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
ZEW景況感指数 +84.0 +84.9 +81.3
ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1800JST
前回値
(改定値)
市場予想
(中心値)
結果
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
 -0.6%  -0.6%  -0.3%
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
 -1.8%  -1.8%  -1.3%
ユーロ圏第1四半期(1-3月)
1800JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
雇用者数
確定値(前比)
 -0.3%  -0.3%  -0.3%
雇用者数
確定値(前比)
 -1.9%
 -2.1%
 -2.1%  -1.8%
米国5月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NFIB中小企業景況感  99.8 101.0  99.6
米国4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -750.25億ドル
-744.48億ドル
-690.00億ドル -688.99億ドル
カナダ4月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支  -13.50億加ドル
 -11.40億加ドル
  -7.00億加ドル  +5.90億加ドル
米国4月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
求人労働移動調査(JOLTS)
速報値(前比)
828.8万人
812.3万人
830.0万人 928.6万人
求人倍率(JOLTS)
速報値(前比)
5.4
5.3
6.0

 


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