FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/06/04 戦績

 2021/06/04 金曜日 戦績

USDJPY        +115,900円

EURUSD        +179,454円

GBPUSD        +222,830円

AUDUSD         +41,286円

NZDUSD         +37,152円

USDCAD         +31,078円

USDCHF         +56,226円

EURJPY         +71,300円

GBPJPY         +53,000円

AUDJPY         +32,200円

NZDJPY         +42,600円

CADJPY         +64,700円

CHFJPY         +11,600円

EURGBP         +32,991円

EURCHF                -

TOTAL         +992,317円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,657,924円

 

月間戦績(6月)

TOTAL       +3,401,952円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL     +107,961,165円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +733,211,571円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,113,211,586円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日午後9時半、アメリカの雇用統計が発表されました。結果は、まあ予想よりは若干悪かったけど良かったんじゃないの?的な感じでした。

米国5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数 +27.8万人
+26.6万人
+65.0万人 +55.9万人

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

www.bloomberg.co.jp

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そもそも、市場予想する際の基礎数値(市場環境を示す別の指標や労働データ)がブレッブレな中で出てくる事前の市場予想なんて、半分は当てずっぽうみたいなものです。実際、直前の予想ではアメリカの大手投資銀行JPモルガンと英国の銀行HSBCの2行が +55万人予想と今回の結果に一番近く、フランスの投資銀行BNPパリバは +45万人予想、ドイツ銀行なんて +80万人予想でした。

金融系通信社ロイターが取りまとめた事前の市場予想中心値が +65万人、ブルームバーグが取りまとめた事前の市場予想中心値が +67.5万人だったところ、+55.9万人だったと言う事で大きく市場予想を下回ったとかなんとかかんとか、で、

  で、

結局は「ドル売りたきゃ売る」ただそれだけ。
昨日のブログとの2号連続企画(笑)

 

失業率は前回より0.3%も改善しておりまして、失業率が下がると同じだけ下がってもおかしくない労働参加率はむしろ 0.1%しか下落しておらず、この関係からしますと、表面的な失業者だけでなく、失業者に含まれていなかった未就労者の雇用改善もできている事が確認できます。

米国5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業率 6.1% 5.9% 5.8%
労働参加率 61.7% 61.8% 61.6%

今回の雇用統計、明らかに9時半ジャストに一気ドル売り崩壊してますので、発表を受けた数値で判断したシステムが売り浴びせたのか、あるいは、もう最初からドル売りする気マンマンで売りを仕掛けていたのか分かりません。ただ、米国10年債利回りの動きは発表から一瞬のディレイがあり動いていたり、ダウ先物の明確な伸びは発表から30秒ほど掛かっていたのと比較しますと、為替市場の反応の速さが異常にも見えます。

なんか、こう言う動きを見ておりますと、実体経済に与える投機家の影響は、流動性の提供以上に罪深いな~って気もしないでもありません。そこには、当然我々も含まれております。 


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

日本国4月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
家計調査・消費支出
(前比)
 +7.2%   -2.2%  +0.1%
家計調査・消費支出
(前比)
 +6.2%  +9.3% +13.0%
オーストラリア4月
1030JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅ローン残高
(前比)
+5.5% +5.4% +3.7%
住宅ローン残高
居住用物件(前比)
+3.3% +4.3%
住宅ローン残高
投資用物件(前比)
+12.7%  +2.1%
ユーロ圏4月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)  +3.3%
 +2.7%
  -1.2%   -3.1%
小売売上高(前比) +13.1%
+12.0%
+25.5% +23.9%
フランス4月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売売上高(前比)   -0.8%
  -1.0%
 +1.2%   -6.0%
小売売上高(前比) +24.9%
+21.3%
+34.8% +42.1%
IRL第1四半期(1-3月)
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)
(前比)
 -4.4%
 -5.1%
 +7.8%
国内総生産(GDP)
(前比)
+1.5% +11.8%
米国5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門雇用者数 +27.8万人
+26.6万人
+65.0万人 +55.9万人
失業率 6.1% 5.9% 5.8%
平均時間賃金(前比) +0.7% +0.2% +0.5%
平均時間賃金(前比) +0.4%
+0.3%
+1.6% +2.0%
米国5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数 +21.9万人
+21.8万人
+60.0万人 +49.2万人
製造部門雇用者数   -3.2万人
  -1.8万人
 +2.4万人  +2.3万人
週間平均勤務時間 34.9
35.0
35.0 34.9
U6失業率 10.4% 10.2%
労働参加率 61.7% 61.8% 61.6%
カナダ5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
就業者数 -20.71万人  -2.00万人  -6.80万人
失業率 8.1% 8.2% 8.2%
労働参加率 64.9% 65.0% 64.6%
カナダ5月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
フルタイム雇用者数 -12.94万人  -1.38万人
パートタイム雇用者数  -7.78万人  -5.42万人
カナダ第1四半期(1-3月)
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
労働生産性(前期比)  -2.1%
 -2.0%
 -0.9%  -1.7%
カナダ5月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
Ivey購買担当者指数 60.6 65.0 64.7
米国4月
2300JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業受注(前比) +1.4%
+1.1%
 -0.2%  -0.6%
製造業受注・輸送機器除く
(前比)
+2.3%
+1.7%
+0.4% +0.5%

 


=別表= 購買担当者景気指数(建設業) 最新06/04

ドイツ5月
06/04 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
46.2 44.5
フランス5月
06/04 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
49.8 51.1
イタリア5月
06/04 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
57.6 58.3
ユーロ圏5月
06/04 1630JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
50.1 50.3
英国5月
06/04 1730JST
前回値 結果
建設業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
61.6 64.2

 


=別表= 購買担当者景気指数(サービス業・複合) 追加06/04

ブラジル5月
06/04 2200JST
前回値 結果
サービス業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
42.9 48.3
(複合)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
44.5 49.2

 


=別表= 購買担当者景気指数(全産業) 追加06/04

ウガンダ5月
06/04 1500JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
57.8 56.5
ケニア5月
06/04 1630JST
前回値 結果
(全産業)購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
41.5 52.5

 


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