FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

2021/04/12 月曜日

2021年第15週の月曜日です。

本日早朝4時前後から始まりましたオセアニア時間ですが、およそ先週末の終値近辺から始まったであろうものの、あまりにも流動性が悪かったのか、砂漠で水売ってるようなボッタクリ価格スプレッド(笑)。

それでも、北欧の方にある某S銀行は、

例えポンド円のスプレッドが75pips超えようが

例えスイス円のスプレッドが67pips超えようが

2weyプライスの提示を維持し続ける事がスバラシイ!このスクリーンショット撮る前に、もっとスプレッド広いときもあったりしまして、この価格提示自体はスバラシイんですが実際に誰か取引する人がいるのかどうかは謎です。

いずれにせよ、ちょっと流動性が低くなると「価格を提示できません」とかスグ言い出すG国の某D銀行に爪の垢を煎じて飲ませてあげたい感じです。⇦ ワラワナイ 


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。

日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で4月14日水曜日午前11時に、ニュージーランド中銀のニュージーランド準備銀行(RBNZ)が今後の政策金利と金融政策を発表予定です。政策金利については、現状 0.25%の維持との事前の市場予想となっております。ただ、先進国中銀の中でRBNZが一番サプライズ的な変更を好む傾向にあり、予断を許さない感じです。RBNZが米FRBに次いで注意している中銀は、隣国豪州のRBAでしょう。歴史的にRBNZの政策金利はRBAより若干高めとしている事が多く、直近ではサブプライムローン危機の後数年ほどは逆転しておりました。RBAの政策金利は現状 0.10%でして、まだRBAの政策金利を上回っている中での利下げには若干の余裕があります。現時点では、下げ幅が何ベーシスポイント(bp)なのか?と言うのはあまり関係なく、利下げを行ったと言う事実があるだけで市場に相当なインパクトを与える事が可能です。もしRBNZが何らかの必要性があり、債券購入以外の方法で金融緩和をするのであれば、わずか 0.05%=5bp の利下げを行うと言う手法もあるわけです。まあ、思った事を書いてるだけなので、可能性としては相当低いんですが、それでも万一利下げとなった時に「ほら?ほら?ほら!言ったでしょ?言った通りでしょ!」と大はしゃぎ出来るように、事前の仕込みみたいなものです(笑)。

これ以外にも中銀の金融政策発表としては、日本の皆さんにおなじみなところでは、15日木曜日午後8時にトルコ中銀の発表があります。毎度おなじみエキゾチックカントリーでは、13日火曜日午前8時ホンジュラス,午後7時セルビア、14日水曜日午後6時15分ナミビア,午後8時ウガンダ、15日木曜日午前10時韓国,午後8時ウクライナなどが予定されております。しっかし、トルコの19%ってのは今後どうなるんでしょうか?(笑)。今回は据え置き予想になってますが、トルコ中銀の感じですと、まだ利上げしたいようなご様子です。

 

15日木曜日早朝1時から、FRBパウエル議長による会見があります。これは、非営利の経済団体であるワシントンDC経済クラブ主催で行われるものでして、会見とあるのは英語での Interview を翻訳してあるからで、実際にはそのまま日本語表記したインタビューの方がイメージ的には合っているかと思われます。インタビューアーは、ワシントンDC経済クラブの会長であるデビッド・ルーベンスタイン氏でして、同氏は投資会社カーライルの共同創設者でも有名で、パウエル議長から何を聞き出してくるのか非常に注目しております。

会見ページはこちら⇩

www.economicclub.org

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15日木曜日早朝3時に米地区連銀経済報告いわゆるベージュブックが公開されます。ベージュブックが何なのかは、過去に何度も何度も何度も何度も書いておりますので詳細は省略しますが、このベージュブックが次回FOMCで議題のたたき台になるため、利上げ利下げの予想が難しい時などにはこのベージュブックでドッカ~ンと動く事もあります。ベージュブックはマスコミが伝えるような恣意が入った情報ではなく、標準化した目線から全米の現状を鳥瞰できる数少ない報告書でして、最近は特にその重要性が増していると私は考えております。為替や株の金融取引では、正しく大きく全体の流れを見た視点と言うのは非常に重要で、多くの人達がマスコミやSNSが伝える情報を鵜呑みにする中で、正しい情報を得ると言うアドバンテージは「ずるい」と言えるほど大きなものです。せっかく無料で全世界に公開してくれるのですから、これを見て利用しない手はありません。前回3月3日ひな祭りに公開されたベージュブックでは、雇用に関しての記述で、その前まで必ず含まれていた「slow」の記述が無くなったと言う重大な変化がありました。また、新型コロナウイルスに関してワクチン接種の進行による楽観視が指摘されてまして、その辺りが今回どうなっているのかが注目点となるかと思われます。

 

直接、金融政策とは関係しない政治絡みのイベントとしては、16日金曜日からアメリカの首都ワシントンにおきまして日米首脳会談が開催予定です。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

経済的な事に限らず、あらゆる困難を乗り越えるために話し合う必要がある事が山積しているかと思われます。世の中では色々と言う人もおりますが、日米の両首脳が直接話し合う事は非常に大切ですので、ぜひ有意義な会談となって欲しいと思います。そして、願わくば、ニューヨークが金曜日の時間帯のうちに若干でも何らかの市場で値が動く情報でも出てきたら嬉しく思うところです(笑)。 

 

次に、純粋な数字だけの指標です。

本日12日月曜日午後6時にユーロ圏の月次小売売上高があります。いつもは全く反応しない指標なんですが、月曜日の欧州時間にこの指標以外で目立つ指標が無いためユーロドルをメインに動き出すスイッチになるかもしれません。

明日13日火曜日、午前11時半ごろ中国の貿易収支の発表がある、んじゃないですかね?(笑)。中国、指標発表が突然変わったりするので非常に困るんですが、貿易収支の発表が過去およそ予定通りに発表されてます。多分この発表を受けても何かあるとは思えないんですが、可能性としては中国の株価から資源国通貨辺りへの波及でしょうか。午後3時に英国の月次国内総生産(GDP)、それと同じく英国で鉱工業生産指数など各種生産指数の集中発表があります。午後6時半に南アフリカの金(Gold)生産と言う、私にとって非常に重要な指標もあります(笑)。そして、午後9時半にアメリカの月次消費者物価指数(CPI)が発表されます。こちら今週の注目ナンバー2くらいの指標で、前月比・前年比ともに前回値を上回る市場予想となっており果たしてどんな結果となりますか。そして、アメリカのCPIで注意しないとならない事があるんですが、今まではCPIの結果がいいと利上げ観測からポジティブな反応ではなく、CPIの結果がいいと利上げ時期が早まる可能性からのネガティブ反応になる可能性が今は非常に高いため、そこんとこ、よ~く注意しておいてください。

14日水曜日、午前8時50分に日本の機械受注があります。正直言って、この「どんな数字が発表されても全く市場に影響を与えない奇跡の指標」である日本の機械受注を注目指標として羅列するのは少々はばかられるんですが、今週、他の日本の指標で機械受注以上の指標が無いんです。もういっそ、どのくらいぶっ飛んだ結果を出したら市場が反応するのか試してもらいたいと思うところです。あと、他にもこの日は注目の指標が無く、午前11時のニュージーランド中銀による金融政策発表が終わりましたら、日付が変わって早朝3時の米ベージュブックを待つために昼寝しよう!って言う日になるかと思われます(笑)。

15日木曜日午前10時半に豪州の失業率など雇用関連指標の発表があります。いま豪州中銀RBAは、雇用関連の指標よりも住宅価格の方に注力しているようなところもあるので、大きく数字がブレない限りは豪ドル相場への影響はあまり無いようにも思えます。そして、午後9時半にアメリカの小売売上高の発表がありまして、こちらが今週の注目ナンバー1指標となってます。また、同時にニューヨーク連銀製造業景況指数フィラデルフィア連銀製造業景況指数週次新規失業保険申請件数が発表になりますので、これだけ豪華に指標が発表されるので、どれか当たるでしょう(笑)。

16日金曜日午前11時に中国の第1四半期国内総生産(GDP)が発表になります。前年比で18%前後の伸びが予想されてまして、昨年が悪すぎたと言うのもあるので、その辺りを市場がどう判断するのかが鍵となりそうなんです、が、多分そんなの市場は関係なく、発表された数字が大きかったらお祭り騒ぎで中国株がうなぎ登りなんでしょう(笑)。ちなみに、昨年の第1四半期GDPは前年比でマイナス6.8%でした。およそ四半期ごとに6%から7%弱の上昇をしておりましたから、昨年の第1四半期には従前の伸びを加味して12~13%の下落だった事になります。午後6時に欧州の消費者物価指数などもありますが、確定値のため極端に大きな変動がなければスルーでしょう。午後9時半にアメリカの住宅着工件数や建築許可件数など新築住宅関連の指標があり、最後午後11時に密歇根大学消费者信心指数・速報値があり今週は終了です。


 

4月も中旬へと入りました。今月末にはゴールデンウィークもスタートするため、まるまる一週間平日として使えるのは、今週と来週の2週間しかありません。世界的にはゴールデンウィークなんて関係ないわけですが、対円でのスワップポイントの付き方が凄いまとめて1日に一気に付いたりと、為替取引をしている方たちの中では割と有名な日本のゴールデンウィークです。

新型コロナウイルスのせいで思い切り遊ぶ事ができないご時世ですが、移動や人との関わりが制限されている中でゴールデンウィークの連休を楽しもうとすると、通常よりも余計にお金がかかりそうな選択も多くなりそうです。やっぱり何を差し置いても先立つものはゼニ(笑)。

ゴールデンウィークを前にして、そろそろお財布も重くしておきたい今日このごろですし、まずは今週も一週間がんばってまいりましょう。


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