FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

I am saddened by news that the HRH Prince Philip, Duke of Edinburgh has died. I send my personal and deepest condolences to Her Majesty The Queen and her family.
英国エディンバラ公フィリップ殿下のご逝去の報に接し、 女王陛下ならびにご家族へと心から哀悼の意を表します。

2021/04/05 月曜日

2021年第14週の月曜日です。

今週から豪州とニュージーランドがサマータイムから標準時(冬時間)に戻りまして、指標発表時間がいままでの夏時間の時に比べ1時間遅くなります。豪州中銀RBAの金融政策発表は午後0時半から午後1時半に、NZ中銀RBNZの金融政策発表は午前10時から午前11時にそれぞれ変更となります。1時間遅くなるため、冬時間から夏時間に変わったときのように「待っていたら1時間前に発表が終わっていた」とかにはなりませんが、それでも自動取引の設定なんかを間違えたりしませんように。

主要金融市場がある国・地域の時間帯切替日はこんな感じになってまして、2021年上期の時間帯切り替えは全て終了となりました⇩

2021年~ 各国・地域時間帯切替日

  冬時間→夏時間 夏時間→冬時間 冬時間→夏時間
アメリカ・カナダ 3月14日(日) 11月7日(日) 2022年
3月13日
ドイツ・フランス・スイス等
欧州サマータイム採用国
3月28日(日) 10月31日(日) 2022年以降
夏時間なし
英国 3月28日(日) 10月31日(日) 2022年
3月27日
オーストラリア   4月4日(日) 10月3日(日)
ニュージーランド   4月4日(日) 9月26日(日)
日本・シンガポール・香港・中国は未実施

 

本日、欧米を中心としたキリスト教国の多くではイースターマンデーと言われる、復活祭翌日の祝日となっており、金融市場がお休みとなってます。アメリカは連邦の祝日では無く、ニューヨーク証券取引所(NYSE)のあるニューヨーク州でも州祝日では無いため、ダウなどを取引しているNYSEはオープンとなります。 


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。 

日本時間(以下全ての発表時間は日本時間)で4月6日火曜日午後1時半に豪州中銀RBAが今後の金融政策を発表します。夏時間の間は午後0時半の発表でしたが、標準時(冬時間)に戻りさっそくの1時間繰り下がりの発表となっております。政策金利は現状 0.10%維持との市場予想となってまして、市場予想って言うか、この状況では先にFRBに何かしてもらわない限りRBAが大きな変更はできないでしょう。前回3月の会合前にも、どこから出てきたのか利上げ観測とか言う気球が打ち上げられてましたが明確に否定され、「2024年までは利上げは無い」と宣言がありまして、利上げ期待から変な噂を流していた人たちは涙を流す事になりました。アメリカの場合もそうなんですが、そろそろ中銀の政策金利変更タイミングが「市場が求めているから」ではなく、中銀が政策金利を変更しようとするタイミングでマスコミ(金融系通信社含む)が大騒ぎして、さも「市場が求めている」タイミングかのように見えていると言う事を受け止めた方がいいかと思います。「市場が求めているから」中銀が政策金利を変更すると言う表現自体も、もともとマスコミが使い始めたわけですし。

現時点でFRBの金融政策変更を待たず、独自に金融政策の変更が可能な先進国の中銀は皆無に近く、ただし皆無と言い切れないのは「イレギュラー王の日銀」があるためでして、まあいいや。

これ以外にも中銀の金融政策発表としては、6日火曜日午前8時にホンジュラス、7日水曜日午後1時半にインド,午後8時にポーランド、8日木曜日午前11時にスリランカ、9日金曜日午前8時にペルーなどが予定されておりますが、今週は世界的に非常に少ない週となってます。

8日木曜日早朝3時に、米FRBが前回3月16~17日(現地時間)に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公開します。この回のFOMCでは、決定した内容こそ全て現状維持と言った感じだったんですが、同時に公開された長期展望(Projection Materials)におきまして、若干いや、ほんの僅かですが来年 2022年に金利上昇を予想するFOMC委員が増えまして、その辺りの微妙な意思が議事要旨になにか出ている可能性もあり、細かい文言に注目したいと思います。大きくは変化が無いでしょうから、発表即為替相場に影響と言うよりも、発表から数分後に金融系通信社さんの解説を待って動く方がありえそうです。先に何か目新しい発見をしてポジション持てたら、なぜか逆行するんですよね(笑)。少し気長に、市場が動き始めるのを待ってからでも遅くないかと思います。

同じく8日木曜日午後8時半に欧州中銀ECBが前回3月11日に開催した金融政策理事会の議事要旨を公開します。こちらも特に目立った変更は無かったんですが、この会合を行って頃、ちょうど長期金利の上昇が問題になっていた頃でして、そのため「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)=量的緩和政策の一種」の購入ペースを早める措置を講じると決定してまして、その決定に関して新しい事実でも出てきますと、多少の反応くらいはあるのかな?と思ってます。つまり、大勢に影響はないってことです(笑)。

また、本日5日月曜日から11日日曜日までの7日間、IMF国際通貨基金と世界銀行の春季会合がバーチャル形式で開催されます。この春季会合は専門家の会合ではなく、市民団体や非常に多くのマスコミを招くイベントのようなものでして、正直言えば、中止となっても大きな影響はありません。ただ、市民団体やマスコミなど声が大きな組織を対象にしたイベントですので、中止にしたらしたでゴチャゴチャ言われ、その他デメリットが多すぎるので頑張ってバーチャル開催するのでしょう。昨年は同時開催を断念しました国際通貨金融委員会(IMFC)ですが、今年は8日木曜日に開催する事になっております。それと、今回の期間中に一番注目されているのは、9日金曜日早朝1時から開催のFRBのパウエル議長が参加するパネルディスカッションでして、パウエル議長の他にもドナフー・ユーログループ議長やゲオルギエヴァIMF専務理事、WTOからもオコンジョ=イウェエラ事務局長が参加します。テーマは「国際経済」と言う漠然としたものですので、司会者兼モデレーターである米CNBCの看板アナウンサーであるサラ・エイセン女史の進行が期待されております。サラさん、CNBC見てるとしょっちゅう出てくるので若干お腹いっぱいな感じはあるんですが(笑)。個人的には、WTO事務局長からどのような発言が出るのか注目しておりまして、特に米中や米欧に関する突っ込んだ発言が出るのかどうか。まさかここで米中から目を背けるような日和った態度をする事は無いと信じたいところですが、果たしてどうなる事になりますやら。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。今週は注目に値する指標が少ないので、若干レベルを落としながら羅列していきます。

本日5日月曜日、多くのキリスト教国で祝日となっているため指標も少なく、連邦の祝日になっていないアメリカで午後11時にISM非製造業景況指数の発表があるくらいです。その15分前の午後10時45分にマークイット社によるアメリカのサービス業と複合の購買担当者景況指数(PMI)の発表もありまして、市場が薄い中でこの辺りの指標でもインパクトがあるかもしれないため注意しておいた方が良さそうです。

明日6日火曜日、注目に値するような指標が無い日です。しいて言うなら、欧州の失業率発表が、午後4時スペイン,午後5時イタリア,午後6時ユーロ圏と続く事でしょうか。果たして、スペインの16%を越える失業率もどうなるんでしょうか。失業率が16%ってアルゼンチンより高いですからね?大丈夫なんでしょうか。

7日水曜日、この日はマークイット社によるサービス業と複合の購買担当者計指数(PMI)確定値の集中発表日になっております。日米は既に月曜日に発表になっているので、欧州の国を中心にして発表となります。午後9時半にアメリカの貿易収支、同じく午後9時半にカナダの貿易収支の発表があります。カナダの貿易収支はアメリカの貿易収支が同時発表のため単独での反応を観測するのは難しいでしょうが、私がカナダ好きなため取り上げておきました(笑)。午後11時半に米国エネルギー情報局(EIA)による週間燃油在庫集計いわゆるクッシング在庫の発表があります。原油価格に関して最近はアメリカが茶々を入れてきておりますので、この数字次第では原油価格が大きく動く可能性もあるため注意が必要です。原油は私の趣味でもあるんですが、原油価格の変動からNY株式市場への波及、最終的に為替市場への影響も無視できません。

8日木曜日、午前8時50分に日本の貿易収支があります。おそらく何も反応は無いでしょうが、週に1回くらい日本の指標も取り上げようプロジェクトの一環です(笑)。午後9時半にアメリカの週次新規失業保険申請件数の発表がありまして、先週の雇用統計の数字が思いの外良かったため、この失業保険申請件数も大きく下がる事があったら市場が過剰に反応してくれる可能性もあります。

9日金曜日、午前10時半に中国の消費者物価指数(CPI)、午後3時にドイツの鉱工業生産、午後9時半にアメリカの生産者物価指数(PPI)など細かい指標がありますが、この日一番、そして今週一番の注目指標は午後9時半にあるカナダの失業率など雇用関連指標の発表でしょう。アメリカの雇用統計と一緒に発表されてしまう事も多いんですが、せっかくなので1週ズレて分離して発表となる事を、カナダ好きとしてはいつも希望しております(笑)。って言うか、今週他に注目な指標が少ないので、ぜひカナダの雇用関連指標には頑張ってもらいたいところです。 


 

最近非常に暖かくなってきました。ようやく春と言った感じなんですが、昨晩は雨が降って若干気温が下がり、こう言うのも季節の変わり目に多くあります。気温変化で風邪などひきませんようにご注意ください。いま風邪などをひきますと、もれなく新型コロナウイルスの疑いが同時展開となります。いろいろと面倒ですし、ただの風邪で嫌な思いもしたくありません。十分に注意したいところです。

今週も一週間、がんばってまいりましょう。 


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