FX専業 システムトレード日々の戦績

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。

I am saddened by news that the HRH Prince Philip, Duke of Edinburgh has died. I send my personal and deepest condolences to Her Majesty The Queen and her family.
英国エディンバラ公フィリップ殿下のご逝去の報に接し、 女王陛下ならびにご家族へと心から哀悼の意を表します。

2021/03/29 月曜日

2021年第13週の月曜日です。

今週から欧州と英国がサマータイムに突入しまして、日本との時差が1時間小さくなり、指標発表時間がいままでの冬時間(標準時)の時に比べ1時間早くなります。欧州中央銀行ECBの金融政策発表は午後9時45分から午後8時45分に、英中銀イングランド銀行の金融政策発表は午後9時から午後8時にそれぞれ変更となりますので、待っていたら1時間前に発表が終わっていたとかなりませんように注意しないとなりません。 

主要金融市場がある国・地域の時間帯切替日はこんな感じになってまして、あと残りはオセアニア地域が来週の日曜日に夏時間から冬時間に変更となり、2021年上期の時間帯切り替えは終了となります⇩

2021年~ 各国・地域時間帯切替日

  冬時間→夏時間 夏時間→冬時間 冬時間→夏時間
アメリカ・カナダ 3月14日(日) 11月7日(日) 2022年
3月13日
ドイツ・フランス・スイス等
欧州サマータイム採用国
3月28日(日) 10月31日(日) 2022年以降
夏時間なし
英国 3月28日(日) 10月31日(日) 2022年
3月27日
オーストラリア   4月4日(日) 10月3日(日)
ニュージーランド   4月4日(日) 9月26日(日)
日本・シンガポール・香港・中国は未実施

 

来週の月曜日が多くのキリスト教国において復活祭=イースターの祝日となっております。また、今週の金曜日はイースター前の金曜日となる「聖金曜日=グッドフライデー」でして、これもまた多くのキリスト教国で祝日となっております。

基本的にはアメリカもお休みなんですが、連邦の祝日になっていないため連邦機関が行う指標発表などは通常通り、ニューヨーク州は州の祝日となっているためニューヨーク証券取引所は休場となってまして、対応がマチマチとなってます。外国為替市場は動いてはおりますが、市場参加者が極端に少なくなるため、全く動かなくなるか、あるいは急変する可能性もあったり非常に注意が必要な日となります。  


 

さて今週の予定です。まずはいつものように純粋な数字の発表以外の金融イベントからです。

今週は、主要国中銀の金融政策発表は予定されておりません。主要国以外でもメジャーな国は無くエキゾチックカントリーばかりになってまして、29日月曜日午後11時アンゴラ村長、30日火曜日午前6時半ジャマイカ,午前8時ホンジュラス,(発表時間未定)レソト王国、31日水曜日午前6時チリ共和国、1日木曜日午前6時ドミニカ共和国,午後6時ブルガリアなどが予定されております。

本日29日月曜日午前8時50分、日本銀行が前回3月18~19日に開催しました金融政策決定会合での「主な意見」を公開します。この主な意見と言うのは日銀特有なものでして、どの中銀でもある会合直後の「声明」と1ヶ月程度経過してから発表される「議事要旨」の間を埋めるような感じの会合で出た意見を羅列したものでして、どちらかと言えば議事要旨より分かりやすいです。この3月18日からの開催分は、例の「政策点検」が行われた回でして、事実上、政策点検の結果公表となった声明文や、声明文公開後に行われた黒田総裁会見で判明していない事も主な意見で出てくる可能性もあります。あまり注目度が高くない感じではありますが、私としてはかなり注目しているイベントとなっております。

 

次に、純粋な数字だけの指標です。本日29日月曜日、本日は月末週の月曜日と言う事で指標自体が少なく、注目の指標が多くありません。

明日30日火曜日午前8時半に日本の失業率など雇用関連指標があります。日本の場合は失業率より有効求人倍率の方が重視される傾向がありまして、前回は事前の市場予想をいい意味で裏切り上昇したため、もしかしたら今回下がるんじゃないかと思ったりしております。一応、前々回が 1.06で事前の市場予想が同率だったものの前回の結果が 1.10となっておりました。午後9時にドイツの消費者物価指数(CPI)速報値があります。欧州の主要国、ドイツやフランスの指標でユーロが動く時もたまにあるんですが、最近は特にEUの個別加盟国の指標では動きにくくなってまして、とりあえずCPI速報値なので極端に悪い数字だけ出ないか注意だけしておけばいいかと思います。仮に、極端に悪い数字が出てユーロが動いたとしても、どうせ一過性、下手すりゃ一瞬の動きですから、注意しておいたとしても何もできないんですけど(笑)。

31日水曜日午前9時半に豪州の住宅建築許可件数の発表がありますが、この指標いつも、あまりにも上下が酷いのでどんな数字が出ても豪ドル相場やシドニー株式市場に影響は無さそうなんですが、たまに何故か反応する事がある不思議ちゃんでして、別にこの指標に反応してるんじゃなく、ちょうど動きがある時間だと言うだけだと思うんですが、一応そんな感じで⇦ そんな感じ、便利な言葉(笑)午後3時に英国の四半期国内総生産(GDP)の発表もありますが、改定値なので極端に数字の変動がなければスルー的な指標です。午後6時に欧州の消費者物価指数(HICP)速報値があります。これ、今週始まってから初めて登場する重要そうな指標で、最近は欧州中銀ECBも物価がどうのこうの言っておりますし、市場参加者の皆さんの関心が、いつ急激に物価へと移ってもおかしくない程度には中銀の金融政策コントロールが安定してきている感じです。凄くいい数字が出ますと、金融緩和を終了していく時期が早まるとの予測もできまして、そろそろ物価関連の指標に注意しておいた方がいい時期になってきたかと思います。午後9時15分に米ADP社の全米雇用レポートがありますが、もうそろそろ赤字にすらしなくていいような感じです(笑)。午後9時半にカナダの月次国内総生産が発表予定でして、これも最近は反応薄な事も多いんですが、カナダ好きな私としては書かずにいられないと言った感じです。できればババ~ンと反応してもらいたいところです。

4月1日エイプリルフールの木曜日、そろそろ企業がやってるエイプリルフールネタに飽きてきた頃です。この日はマークイット社による製造業購買担当者景気指数(PMI)の集中発表が予定されております。主要国のPMIについては確定値となりますが、欧州やアメリカはPMIで振れやすいため、それぞれの国の発表時間にだけ若干の注意をしておいた方が良さそうです。フランスが午後4時50分、ドイツが午後4時55分、ユーロ圏が午後5時、英国が午後5時半、アメリカが午後10時45分となってます。午後11時にアメリカのISM製造業景況指数がありますので、直前のPMIが速報値と比べ大きくブレたりしますと、ISMへの影響を考えてPMI発表の段階で派手に動く可能性もあります。

2日金曜日午後9時半にアメリカの雇用統計があります。と言うか、むしろこの日は雇用統計以外にまともな指標発表がありません(笑)。聖金曜日の祝日になっている国が多く、外国為替市場の参加者も限られているので、下手に動かれると急変する可能性もあり十分な注意が必要かと思われます。以上で今週の指標が終了です。 


 

スエズ運河で座礁して通路交通を遮断してしまっている船の件から、既に原油価格は反応しておりまして、他の製品や原材料への波及も懸念されているようです。

www.bloomberg.co.jp

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「物価上昇していいじゃん」とも言ってられない状況ですが、この辺りは金融で食べていく者としてはリスク許容の範囲で考えておかなればならない、まさに許容すべきリスクの範囲と言えそうです。願わくば、早く離礁し、スエズ運河が通行可能になることを祈るばかりです。スエズ運河ばかり気にしていても生活できませんし、スエズ運河の事や物流はプロの皆さんに任せておき、我々は自分のする事をこなしていくしかありません。

今週は週の途中で月が変わります。特に3月から4月へ変わるのは、年度も跨ぐため重要な時となります。実務でも、金融取引でも、その辺りを注意しながら、今週も一週間頑張ってまいりましょう。 


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