FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/03/17 戦績

 2021/03/17 水曜日 戦績

USDJPY         +38,100円

EURUSD         +48,096円

GBPUSD         +54,227円

AUDUSD          +2,991円

NZDUSD          +7,128円

USDCAD         +29,740円

USDCHF         +15,644円

EURJPY        +112,900円

GBPJPY         +83,700円

AUDJPY          +9,200円

NZDJPY         +13,400円

CADJPY          +6,500円

CHFJPY         +22,200円

EURGBP         +31,326円

EURCHF                -

TOTAL         +475,152円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,574,091円

 

月間戦績(3月)

TOTAL      +11,039,156円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +52,211,190円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +677,461,596円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,057,461,611円

 

このブログは「日本時間で前日の出来事を書く」と言うのがいつものスタンスですので、本来でしたら深夜に日付が変わってから朝までの出来事は、明日のブログ更新での内容となります。ただ、さすがに明日のブログ更新で「昨日、FOMCが~」とか書いても随分と古いネタになってしまいます(笑)。早朝にFOMCのような金融イベントや事件があった場合のみスタンスを変更し、深夜に日付が変わってから朝までの出来事を書かせていただく場合もございます。

本日早朝3時、米連邦公開市場委員会(FOMC)が2日間の会合を終え、決定した今後の金融政策を発表しました。政策金利に関しては、事前の市場予想通りに据え置き、

連邦準備制度(FRS)
(中央銀行制度)

03/18 0300JST
現状 市場予想 結果
FF金利誘導目標
(政策金利)
0.00~0.25% 0.00~0.25% 0.00~0.25%
超過準備預金金利
(IOER)
0.10% 0.10% 0.10%

金融政策についても、量的緩和政策の国債などの買い入れ水準も含め概ね現状維持と言う結果になりました。

www.nikkei.com 

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

jp.reuters.com

 

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また、今回は年に4回だけFOMC声明文と同時に長期展望(Projection Materials)が公開される回となっておりました。今後の政策金利の行方を掴む手がかりとなる注目のドットチャートですが、前回の公表(2020/12/17記事[2020/12/16戦績分] )と比べ、若干ですが来年2022年以降の金利上昇を予測する者が増えておりました⇩

一般紙を中心に2023年まで現状維持を大きく伝えるところがありましたが、

www3.nhk.or.jp

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この程度では大勢に影響は無いものの、来年2022年に金利上昇を予測する向きが増えてきた事で、今後この流れが加速する可能性は長期的に見て無下にできない結果かと思います。

このドットチャートによる政策金利予想は年に4回ありますからね?今年はまだ6月,9月,12月と3回残ってますから、毎回同じペースで金利上昇を予測する向きが出てきたらどうなるのか。そうなったら、年内にも2023年の現状維持予想者は過半数を下回る事になるわけで、場合によっては2022年もあぶないわけです。

繰り返し発表される各種指標は発表ごとの数字だけでなく、連続した流れの中で見る必要があり、ニュースだけを鵜呑みにしていると見逃す可能性があるので十分に気をつけないとならないかと思います。特に共同と時事が出稿の記事 ⇦ ワラワナイ

 

午前3時半から行われましたFRBのパウエル議長による会見でも特に目新しい内容は無く、なんとか新しい情報を引き出そうと頑張る記者の皆さんからの質問も、いつもの「歩くシソーラス(類語)辞典ジェローム・パウエル」の本領発揮と言った感じで言い換え言い換えの連発でノラリクラリと交わしまくっておりました(笑)。

www.nikkei.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

 

これら一連の流れを受け、株式市場では買い、外国為替市場ではドル売りに動いておりました⇩

ドル売りに関しては、発表直後の瞬間的なドル売りは別として、その後のドル売りについては「量的緩和政策(QE)に関して何らかの変更があるのではないか?」と言う一部の報道に対し、FOMCではQEに関しても現状維持だった事から長期債利回りが低下した事に同調した可能性もあります。


 

で、FOMCはいいんですけど、昨日の外為相場(笑)。

ユーロドルは狭いレンジが特に顕著だったんですが、他の通貨も対ドルでは五十歩百歩でして、ドル円だけ若干円売りだったためクロス円が上昇したのか、逆にクロス円が上昇するためにドル円が若干上昇したのか分かりませんが、とにかくクロス円の動きでも無かったら昨日は数字的に非常に厳しい日になったでしょう。むしろ、この状況でマイナスになった通貨ペアが無かった事を褒めてあげたいくらいです。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

NZL第4四半期(10-12月)
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支
(前比)
 -36.20億NZドル
 -35.21億NZドル
 -28.80億NZドル  -26.95億NZドル
経常収支
(対GDP比)
 -0.8%  -0.8%  -0.8%
オーストラリア2月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者期待インフレ指数  -0.09%
+0.26%
+0.01%
日本国2月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易統計(収支)・速報値
通関ベース・季節調整
-3254億円 
-3239億円 
+4200億円  +2174億円 
貿易統計(収支)・速報値
通関ベース・季節調整
+5511億円 
+3928億円 
-1190億円  -387億円 
スペイン1月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支 -10.73億ユーロ -18.00億ユーロ -17.69億ユーロ
ユーロ圏1月
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設支出(前比)  -1.5%
 -3.7%
+0.8%
建設支出(前比)   0.0%
 -2.3%
 -1.9%
ユーロ圏2月
1900JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.2% +0.2% +0.2%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.9% +0.9% +0.9%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.1% +0.1% +0.1%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+1.2% +1.2% +1.2%
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅着工件数(年換算) 158.4万件
158.0万件
156.0万件 142.1万件
住宅着工(前比)   -5.1%
  -6.0%
  -1.0%  -10.3%
米国2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
建設許可件数(年換算) 188.6万件
188.1万件
175.0万件 168.2万件
建設許可(前比) +10.7%
+10.4%
  -7.2%  -10.8%
カナダ2月
2130JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.6% +0.7% +0.5%
消費者物価指数(前比) +1.0% +1.3% +1.1%
消費者物価指数コア(前比) +0.5% +0.4% +0.3%
消費者物価指数コア(前比) +1.6% +1.4% +1.2%

 


=別表= 米国 EIA週間燃油在庫集計

米国 EIA週間燃油在庫集計
(03/12分)

2330JST
前回値 結果
原油在庫(前比) +1,379.8万バレル   +239.6万バレル  
ガソリン在庫(前比) -1,186.9万バレル   +47.2万バレル  
中間留分在庫(前比) -550.4万バレル   +25.5万バレル  
クッシング原油在庫(前比) +52.6万バレル   -62.4万バレル  
原油輸入量(前比) -91.9万バレル   -21.9万バレル  

 


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