2021/03/12 戦績
USDJPY +134,900円
EURUSD +76,532円
GBPUSD +273,008円
AUDUSD +28,706円
NZDUSD +29,339円
USDCAD +74,688円
USDCHF +59,223円
EURJPY +155,200円
GBPJPY +380,200円
AUDJPY +36,100円
NZDJPY +32,200円
CADJPY +116,400円
CHFJPY +54,400円
EURGBP +19,894円
EURCHF -
TOTAL +1,470,790円
週間戦績(当週)
TOTAL +4,347,393円
月間戦績(3月)
TOTAL +9,181,470円
年間戦績(2021年)
TOTAL +50,353,504円
累計戦績(令和になってから)
TOTAL +675,603,910円
累計戦績(専業になってから)
TOTAL +2,055,603,925円
追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。
昨日、無事に日本のメジャーSQも通過し⇩
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前日のニューヨーク市場でのダウびゅんびゅん上昇を引き継いで、東京市場でも日経平均は大きく上昇したようです。個別株はあまりやらない私としては、この3月のメジャーSQの通過から3月末決算企業の権利確定までの現物と先物の乖離は、うまくすると指数取引しているのに現物の配当分がかすめ取れる機会でして、できれば値下がりして欲しいところなんですけど(笑)。
午後10時半、カナダの失業率など雇用関連指標が発表になりました。
カナダ2月 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
就業者数 | -21.28万人 | +7.50万人 | +25.92万人 |
失業率 | 9.4% | 9.2% | 8.2% |
労働参加率 | 64.7% | 64.9% | 64.7% |
非常に素晴らしい結果となりまして、特に失業率が前回に比べ 1.2%も減少していることと、失業率が 1.2%も減少しているのに労働参加率が前回のまま維持している事の2つ。労働参加率は、失業率が減少すると同じ率だけ低下しますので、それをカバーする方法は失業率が低下した分だけ就労者が増える必要があります。
「なんだ?失業率が減ったらその分働くんだから、驚く事じゃないだろ?」って思うかもしれませんが、失業率が減少する理由としては、就業したこととは別に「失業率の算定基準ではなくなった」と言う理由がりまして、失業率に含まれるために必要な「就労意思」が無くなった場合は失業率の計算に入らなくなります。
つまり、今回のカナダの指標を見ますと、失業率の低下した分と同じくらいの皆さんが職に就けたと言う事になり、非常に素晴らしい、マーベラスな失業率の低下と言う事になるわけです。
先日カナダ中銀の金融政策発表におきまして、「実体経済における余剰が解消されるまで政策金利を有効下限で維持する」と言う声明文での記述があったと、ブログで書きました。
We remain committed to holding the policy interest rate at the effective lower bound until economic slack is absorbed so that the 2 percent inflation target is sustainably achieved. In the Bank’s January projection, this does not happen until into 2023.
我々は2%のインフレ達成目標を維持するため、実体経済における余剰[※1] が解消されるまで政策金利を有効下限で維持することに引き続き取り組んでいる。我々による1月時点での予測では、これが実現するのは2023年の見込みである。
※1 実体経済における余剰 [ economic slack ]
日本語での「正確な訳≒言い回し」が確定していない新しい経済表現で、急激な経済萎縮によって低下した、各種指標に現れて来ない潜在的に存在する経済に与える「力=パワー」。失業率に現れない労働力や、設備稼働率に現れない余剰設備など
この、失業率の計算に入らなくなった人材こそが実体経済における余剰の一つでして、この高い失業率水準の中での失業率低下において、労働参加率に全て吸収できていると言う事は、カナダ中銀が懸念しているよりも実体経済における余剰は小さいのかもしれません。
カナダ中銀は「実体経済における余剰が解消されるまで政策金利を有効下限で維持」と言っているので、もし実体経済における余剰がカナダ中銀の懸念よりも小さかった場合には、「1月時点での予測では、これが実現するのは2023年の見込み」が早まる可能性も出てきます。
カナダ中銀はサプライズ発表によって、政策変更時における市場へのインパクトにレバレッジをかけることを得意としております。ギリギリまで2023年2023年と言い続けて、突然来年2022年あたりに「実体経済における余剰を吸収するペースが予想よりも早かった」とか言い出して、突然の利上げとか来るかもしれませんので、数少ない実体経済における余剰を観測できる失業率と労働参加率のバランスは、今後もよく注意して見ていく必要があるかと思います。
あっ、ちなみに、今回のカナダの雇用関連指標発表を受けた外国為替市場の動きは、ダメでした(笑)。全然ダメってほどでは無かったのは、前日からの動きが非常に良かったため、この雇用関連指標であえて変に動いてくれずに済んだためとも言え、大絶賛だった指標結果の割には微妙な成り行きだったと言えます。
いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。
ニュージーランド2月 0630JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
製造業購買担当者景気指数 (BusinessNZ発表) |
58.0 57.5 |
- | 53.4 |
───── ニューヨーク時間終了 ─────
日本国第1四半期(1-3月) 0850JST |
前回調査 現状判断 |
前回調査 見通し |
結果 | |
---|---|---|---|---|
法人企業景気予測調査 現状判断(大企業・全産業) |
+11.6 | +3.1 | -4.5 | |
法人企業景気予測調査 現状判断(大企業・製造業) |
+21.6 | +5.1 | +1.6 | |
法人企業景気予測調査 現状判断(大企業・非製造業) |
+6.7 | +2.1 | -7.4 |
英国1月 1600JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
国内総生産(GDP) (前月比) |
+1.2% | -4.9% | -2.9% |
国内総生産(GDP) (前年比) |
-6.5% | -10.9% | -9.2% |
国内総生産(GDP) (前3ヶ月対比) |
+1.0% | -2.5% | -1.7% |
英国1月 1600JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
貿易収支 | -62.02億ポンド | -48.00億ポンド | -16.30億ポンド |
貿易収支(サービス除く) | -143.15億ポンド | -125.00億ポンド | -98.26億ポンド |
貿易収支(EU以外) | -52.00億ポンド | -49.50億ポンド | -17.56億ポンド |
英国1月 1600JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
鉱工業生産指数 (前月比) |
+0.2% | -0.6% | -1.5% |
鉱工業生産指数 (前年比) |
-3.3% | -4.0% | -4.9% |
製造業生産指数 (前月比) |
+0.3% | -0.8% | -2.3% |
製造業生産指数 (前年比) |
-2.5% | -3.6% | -5.2% |
建設業生産指数 (前月比) |
-2.9% | -1.0% | +0.9% |
建設業生産指数 (前年比) |
-3.9% | -4.8% | -3.0% |
サービス業指数 (前月比) |
+1.7% | - | -3.5% |
サービス業指数 (前3ヶ月対比) |
+0.6% | - | -2.4% |
ドイツ2月 1600JST |
前回値 (速報値) |
市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・確定値 |
+0.7% | +0.7% | +0.7% |
消費者物価指数(前年比) CPI・確定値 |
+1.3% | +1.3% | +1.3% |
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・確定値 |
+0.6% | +0.6% | +0.6% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・確定値 |
+1.6% | +1.6% | +1.6% |
中国 年初来(1-2月) 1700JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
対外直接投資 | - | - | +1767.6億CNY |
対外直接投資 (前年比) |
+4.6% | - | +31.5% |
スペイン2月 1700JST |
前回値 (速報値) |
市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) CPI・確定値 |
-0.6% | -0.6% | -0.6% |
消費者物価指数(前年比) CPI・確定値 |
0.0% | 0.0% | 0.0% |
消費者物価指数(前月比) HICP(EU基準)・確定値 |
-0.6% | -0.6% | -0.6% |
消費者物価指数(前年比) HICP(EU基準)・確定値 |
-0.1% | -0.1% | -0.1% |
イタリア第4四半期(10-12月) 1800JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
失業率 | 9.6% 9.8% |
- | 9.2% |
ユーロ圏1月 1900JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
鉱工業生産 (前月比) |
-0.1% -1.6% |
+0.3% | +0.8% |
鉱工業生産 (前年比) |
-0.2% -0.8% |
-2.1% | +0.1% |
カナダ2月 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
就業者数 | -21.28万人 | +7.50万人 | +25.92万人 |
失業率 | 9.4% | 9.2% | 8.2% |
労働参加率 | 64.7% | 64.9% | 64.7% |
カナダ2月 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
フルタイム雇用者数 | +1.26万人 | -2.50万人 | +8.82万人 |
パートタイム雇用者数 | -22.54万人 | +10.00万人 | +17.10万人 |
カナダ1月 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
卸売売上高(前月比) | -1.1% -1.3% |
+2.6% | +4.0% |
カナダ第4四半期(10-12月) 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
設備稼働率 | +77.4% +76.5% |
+77.5% | +79.5% |
米国2月 2230JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
生産者物価指数 最終需要(前月比) |
+1.3% | +0.4% | +0.5% |
生産者物価指数 最終需要(前年比) |
+1.7% | +2.7% | +2.8% |
生産者物価指数 コア(前月比) |
+1.2% | +0.2% | +0.2% |
生産者物価指数 コア(前年比) |
+2.0% | +2.6% | +2.5% |
米国3月 2400JST |
前回値 | 市場予想 (中心値) |
結果 |
---|---|---|---|
ミシガン大消費者信頼感指数 速報値 |
76.8 | 78.0 | 83.0 |
=別表= 米国 ベーカーヒューズ社 採掘装置(リグ)稼働数
米国 採掘装置(リグ)稼働数 03/12 2700JST (03/13 0300JST) |
前回値 | 結果 |
---|---|---|
米ベーカーヒューズ社 原油のみ |
310 | 309 |
米ベーカーヒューズ社 原油・天然ガス |
403 | 402 |
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