FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/03/09 戦績

 2021/03/09 火曜日 戦績

USDJPY         +77,500円

EURUSD         +94,883円

GBPUSD        +112,308円

AUDUSD         +15,689円

NZDUSD         +18,379円

USDCAD         +22,151円

USDCHF         +65,990円

EURJPY         +46,700円

GBPJPY        +140,800円

AUDJPY         +30,900円

NZDJPY         +33,500円

CADJPY         +42,300円

CHFJPY         +52,200円

EURGBP         +29,679円

EURCHF                -

TOTAL         +782,979円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,199,145円

 

月間戦績(3月)

TOTAL       +6,033,222円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +47,205,256円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +672,455,662円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,052,455,677円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

特に注目度が高い指標も無かった昨日、もう少し抑圧された狭い値動き、あるいは順調な一方通行な値動きになるかと思っておりましたら、欧州時間に入って間もなくの午後4時10分過ぎ頃から突如堰を切ったようにドル売りに傾斜を始めまして、


なんですかね?コレ(笑)

チャートが比較的キレイだったのでユーロドルのチャート⇧にしましたが、全通貨に対してドル売りだったため、特にユーロが~って事でもありません。

最近は対ドルで全通貨が絡んだ値動きがありますと、真っ先に米長期債利回りか?と疑いが向くんですが、昨日は米10年債利回りが下落を始めたのは為替がドル売りに傾斜を始めた後の午後4時半前後だったご様子。少なくても先陣きって下がってはおりませんでした。

まあ、随分と一気にドル高へと駆け上がっていた感じでしたので、ポジション調整がメインなんだとは思いますが。アメリカの景気回復局面でのドル高騰はこんなもので落ち着くわけがありませんので、中長期で取引なさってる場合には十分にご注意頂きたいと思います。


 

昨日こんなニュースがありました⇩

jp.reuters.com

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

先進国クラブと言われている経済協力開発機構(OECD)が昨年発表した、2021~2022年の世界経済成長の見通しが引き上げられたと言うもので、日本は今年2021年が2.7%成長、来年2022年が1.8%成長と言う予想へ上方修正されました。

よく雑誌やネット上の記事などで、日本の経済成長と物価上昇をごちゃまぜにした記事がありまして、記事を書いておられる自称経済評論家の皆さんに対して「これは名前出して書いて大丈夫なのかね?」と逆に心配してしまう感じなんですが、経済成長と物価上昇は密な関係であってもそれぞれ個別な要素ですので、日本のように物価上昇が非常に小さい(あるいはマイナス)でも経済成長はしますし、逆に経済成長せずとも物価上昇はします。極端な例で言えば、ハイパーインフレなんて経済成長が見込めない状況下で極端に物価上昇するわけです。そのためGDPの統計では物価上昇を加味する実質GDPと、物価上昇を無視する名目GDPに分けて発表するわけです。

昨年2020年の日本のGDPは実質でマイナス4.8%、名目でマイナス4.0%でした。日本の、しかも単年だけの数字を聞くと「やっぱり日本は成長してない!」となりがちですが、実はGDPの成長がマイナスになったのは11年ぶりでして、更に昨年は日本以外でも多くの国でマイナス成長となっていたのはご存知かと思います。

あまり恣意の入った上方だけを鵜呑みにし、予想外あるいは信じられない情報は嘘と決めつけてしまいますと、金融取引、特に外国為替の取引ではその段階で既に負けているようなものです。何が正しいのかよく判断する目を持ちたいものです。


 

フランスのルメール財務相がこんなことを言ってました。あっ、ルメールと言ってもお馬さんに乗ってるJRAの騎手ではありません。

L’économie française a des capacités exceptionnelles de rebond et elle va surprendre la zone euro et l’UE d’ici la fin 2021.

フランスは並外れた回復力を持っており、2021年の年末にはEUやユーロ圏を驚かせる事になるだろう。

www.francetvinfo.fr

リンク切れ時 ⇨ アーカイブ

フランスは、いろいろ言ってないでチャッチャと結果出してください(笑)。ほんと、フランスはどこかの北の将軍様のような感じの発言多くて。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

NZL第4四半期(10-12月)
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
製造業売上高
(前比)
+10.4%
+10.0%
  -0.6%
製造業売上高
(前比)
+17.2%
+17.3%
 +0.5%

───── ニューヨーク時間終了 ─────

日本国1月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
家計調査・消費支出
(前比)
+0.2%
+0.9%
 -3.1%  -7.3%
家計調査・消費支出
(前比)
 -0.6%  -2.1%  -6.1%
日本国1月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
毎月勤労統計調査・速報値
現金給与(前比)
 -3.0%
 -3.2%
 -1.7%  -0.8%
毎月勤労統計調査・速報値
実質賃金指数(前比)
 -1.7%
 -1.9%
 -0.1%
毎月勤労統計調査・速報値
総実労働時間(前比)
 -2.5%
 -2.4%
 -2.2%
日本国第4四半期(10-12月)
0850JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)確定値
(前比)
 +3.0%  +3.0%  +2.8%
国内総生産(GDP)確定値
(年率換算・前比)
+12.7% +12.8% +11.7%
GDP個人消費・確定値
(前比)
 +2.2%  +2.2%  +2.2%
GDPデフレーター・確定値
(前比)
 +0.2%  +0.2%  +0.3%
日本国2月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネーストックM2(速報値)
季節調整前(前比)
 +9.4%  +9.5%  +9.6%
マネーストックM2(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +7.9%
 +5.9%
 +8.4%
マネーストックM3(速報値)
季節調整前(前比)
 +7.8%  +7.9%  +8.0%
マネーストックM3(速報値)
季節調整済(前比年率)
 +5.4%
 +4.9%
 +5.4%
マネーストックCD(速報値)
季節調整なし(前比)
 +8.7%
 +8.2%
 +7.1%
広義流動性(速報値)
季節調整前(前比)
 +5.7%
 +5.6%
 +6.0%
広義流動性(速報値)
季節調整済(前比)
 +7.0%
 +6.5%
 +8.4%
広義流動性(速報値)
平均残高・季節調整済
1939兆4千億円
1939兆3千億円
1952兆5千億円
ニュージーランド3月
0900JST
前回値
(速報値)
確定値 結果
ANZ 景況指数
(速報値)
  0.0 +7.0
ANZ 業況指数
(速報値)
+21.3 +17.4
オーストラリア2月
0930JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NAB企業信頼感(先行判断) +12
+10
+16
NAB企業景況感(現況判断)  +9
 +7
+15
フランス第4四半期(10-12月)
1530JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
非農業部門民間雇用者数
(前比)確定値
 -0.2%  -0.2%  -0.1%
ドイツ1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支・季節調整 +152億ユーロ
+148億ユーロ
+145億ユーロ +143億ユーロ
貿易収支・季節調整 +164億ユーロ
+161億ユーロ
+164億ユーロ +223億ユーロ
ドイツ1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
経常収支 +252億ユーロ
+282億ユーロ
+218億ユーロ +169億ユーロ
イタリア1月
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
鉱工業生産
(前比)
+0.2%
 -0.2%
+0.7% +1.0%
鉱工業生産
(前比)
 -1.6%
 -2.0%
 -4.2%  -2.4%
ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1900JST
前回値
(改定値)
市場予想
(中心値)
結果
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
 -0.6%  -0.6%  -0.7%
圏内総生産(GDP)確定値
(前比)
 -5.0%  -5.0%  -4.9%
ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1900JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
雇用者数
確定値(前比)
+0.3% +0.3% +0.3%
雇用者数
確定値(前比)
 -2.0%  -2.0%  -1.9%
米国2月
2000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
NFIB中小企業景況感  95.0  97.0  95.8

 


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