FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/02/02 戦績

 2021/02/02 火曜日 戦績

USDJPY         +32,400円

EURUSD        +147,198円

GBPUSD        +171,546円

AUDUSD         +16,072円

NZDUSD         +22,449円

USDCAD         +29,604円

USDCHF         +47,753円

EURJPY         +78,900円

GBPJPY        +131,300円

AUDJPY         +12,700円

NZDJPY         +16,600円

CADJPY         +24,000円

CHFJPY         +30,300円

EURGBP         +14,813円

EURCHF                -

TOTAL         +775,635円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +1,179,048円

 

月間戦績(2月)

TOTAL       +1,179,048円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +21,476,034円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +646,726,440円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,026,726,455円

 

※ 本日の更新は昨日の為替取引実績のみとなっております。
  追記した際には、ブログタイトルに「追記あり」の表記にてお知らせいたします。

 

昨日、お昼過ぎの午後0時半に、豪州中銀RBAが政策金利と今後の金融政策について発表しました。政策金利は事前の市場予想通り +0.10%の据え置き、

オーストラリア準備銀行
(中央銀行)

02/02 1230JST
現状 市場予想 結果
キャッシュターゲット
(政策金利)
0.10% 0.10% 0.10%

金融政策についても、大方の市場予想通り債券購入プログラム(量的緩和政策)の期間延長と、購入額1,000億豪ドルの拡大を発表しました。

www.bloomberg.co.jp

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もともと、豪ドル上昇を抑えるために期間延長はなされると言う大半の予想の中で、購入額自体も4月に期限が到来する1000億豪ドルをそのまま継承する形となったため、外国為替市場では豪ドル売りで反応しました⇩

昨日豪ドルが上昇するためには、少なくても量的緩和政策の延長をしない、できればテーパリング(規模縮小)への道筋を示す事が必要でした。もちろん、利上げなら尚良しなんですが、さすがに無理でしょう。

市場としては、豪ドルを買いたい雰囲気はあるものの、豪州中銀としては豪ドル相場はこれ以上の上昇は抑えたい意向のようでして、声明文でもそれが現れてます⇩

ポイント1

The exchange rate has appreciated and is in the upper end of the range of recent years. 為替レートは上昇しており、近年のレンジの上限に位置している。

 

ポイント2

The current monetary policy settings are continuing to help the economy by lowering financing costs for borrowers, contributing to a lower exchange rate than otherwise, 現在の金融政策は、借り手の資金調達コストを引き下げ、為替レートの低下に寄与し、

 

www.rba.gov.au

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jp.reuters.com

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RBAとしますと、「経済成長は持続させて高めの金利を維持し、かつ、豪ドル相場は低く抑えておきたい」と言うところが平常時の金融政策の本音でしょう。それが崩れている今、資金量でも経済規模でも全く歯が立たないアメリカが事実上の通貨安政策になっている現状で、RBAが積極的に為替介入を行わずとも量的緩和政策の微妙な調整だけで豪ドルを制御出来ているこの状況は、むしろ幸運とも言えます。


 

午後7時、ユーロ圏の第4四半期圏内総生産(GDP)の発表がありまして、第4四半期だけで見ますと、市場予想と概ね同じくらいから若干良かったくらいでした。

ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
圏内総生産(GDP)速報値
(前比)
+12.4%
+12.5%
  -0.9%   -0.7%
圏内総生産(GDP)速報値
(前比)
  -4.3%   -5.3%   -5.1%

jp.reuters.com

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一般紙では年計の方が数字的なインパクトがあるのか、2020年でユーロ圏のGDPがマイナス6.8%と盛んに報道されておりました。

www.asahi.com

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為替市場では特に反応も見られず、「このままダラダラかな~」と思っておりましたら、午後7時14分過ぎ、


突如、謎の大暴落開始

なんですかね?コレ(笑)。突然の逆行ならいざしらず、それ以外なら大きく動いてくれて特に困る事もありませんし、別にいいんですけど。

ここしばらく、「新型コロナウイルスによる影響は世界中で共通」と言った雰囲気があったので、新型コロナウイルスによる直接的な為替相場への影響はあまり感じておりませんでした。ところが最近になってから、アメリカや英国でのワクチン投与の状況が徐々に判明してきましたところ、今後ユーロ圏でのワクチン投与に関して後ろ向きな感じで言われ始めてまして、そこには、人口の多さだけではなく、単一国家では無い公衆衛生政策の難しさも含まれてまして、円もこのまま安値進行と簡単にはいかないような気もしております。テクニカル的には~~~、円の行った感じでどうとでも説明できますし(笑)。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

日本国1月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
マネタリーベース
(前比)
18.3 18.9
マネタリーベース
季節調整(前比)
22.1  5.8
マネタリーベース(月末残高) 617兆6083億円 616兆5255億円
英国1月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
全国住宅価格指数
(前比)
+0.9%
+0.8%
+0.3%  -0.3%
全国住宅価格指数
(前比)
+7.3% +6.9% +6.4%
フランス1月
1645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
+0.2%  -0.1% +0.2%
消費者物価指数(前比)
CPI・速報値
  0.0% +0.4% +0.6%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
+0.2%  -0.1% +0.3%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・速報値
  0.0% +0.4% +0.8%
スペイン1月
1700JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
失業者数増減  +3.68万人 +12.0万人  +7.62万人
イタリア第4四半期(10-12月)
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
+16.0%
+15.9%
  -2.2%   -2.0%
国内総生産(GDP)速報値
(前比)
  -5.1%
  -5.0%
  -6.7%   -6.6%
ユーロ圏第4四半期(10-12月)
1900JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
圏内総生産(GDP)速報値
(前比)
+12.4%
+12.5%
  -0.9%   -0.7%
圏内総生産(GDP)速報値
(前比)
  -4.3%   -5.3%   -5.1%

 


=別表= 購買担当者景気指数(製造業) 追加02/02

シンガポール1月
02/02 2200JST
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数 50.5 50.7
メキシコ1月
02/02 2430JST
(02/03 0030JST)
前回値 結果
製造業購買担当者景気指数
(IHS Markit発表)
42.4 43.0

 


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