FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/01/20 戦績

 2021/01/20 水曜日 戦績

USDJPY         +40,700円

EURUSD        +146,121円

GBPUSD        +187,652円

AUDUSD         +21,326円

NZDUSD         +18,529円

USDCAD         +57,378円

USDCHF         +35,065円

EURJPY        +123,600円

GBPJPY        +263,200円

AUDJPY         +28,600円

NZDJPY         +24,300円

CADJPY         +36,300円

CHFJPY         +42,500円

EURGBP         +26,837円

EURCHF          +4,008円

TOTAL       +1,056,116円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +2,335,209円

 

月間戦績(1月)

TOTAL      +12,390,691円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL      +12,390,691円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +637,641,097円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,017,641,112円

 

このブログは「日本時間で前日の出来事を書く」と言うのがいつものスタンスですので、本来でしたら深夜に日付が変わってから朝までの出来事は、明日のブログ更新での内容となります。ただし、早朝に大きなイベントや事件があった場合のみスタンスを変更し、深夜に日付が変わってから朝までの出来事を書かせていただく場合もございます。

 

米東部標準時1月20日正午(日本時間で本日早朝2時)、第46代アメリカ合衆国大統領にジョセフ・ロビネット・バイデン・ジュニア氏が就任しました。

edition.cnn.com

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他国の事とは言え、事前に危惧していたような問題も発生せず、無事に就任式を終えた事にホッとしております。 


 

このブログを公開した1月21日午前7時半から30時間程度前になりますが、昨日20日に日付が変わってすぐから始まりました次期財務長官イエレン女史が米議会での指名承認公聴会におきまして「強いドル政策」への言及がありました⇩

www.bloomberg.co.jp

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あくまでも「為替への介入を自らもせず、他国へも容認しない」と言う方針なだけで、強いドル政策を強く支持すると言うものではありません。その意図を市場が汲んだのか、あるいはスルーしたのか分かりませんが、外国為替市場としては特にこの発現を受けて目立った動きはありませんでした。

 

強いドル政策の一番の目的としては、「掴んだ外貨を離さない」と言うごく当たり前な事でして、外貨を得たい現状としてはトランプ前大統領が行っていたような「米ドルへのスタンスは誤魔化しながら安く(弱く)なる事を黙認しつつ、米国に投資が向いている事だけ確認しておく」と言うのが一番です。強いドル政策は、一度始めてしまったらずっと言い続けなければならないラットレースのようなものです。なにしろ、ドルで持っているのが一番だと思わせ続けなければならないのですから。

今のところは下がったドルで輸出産業を後押しする事と、今後のアメリカへの期待感を高めて投資を集めるため、なるべく早いうちに利上げへの道筋を見つけなければなりません。実は、この超低金利時代に高い利率を提示できるものがありまして、それは超長期国債です。期間が長くなりますと複雑な計算式を元に金利が高くなるんですが、そんな事をせずとも、長いスパンで考えたら金利を高く出来ると言うのは感覚で分かります。昨日イエレン女史は50年の超長期国債の発行を検討すると表明しました⇩

jp.reuters.com

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中央銀行が市場コントロールするための手段にも、政策金利だけでなく量的緩和なども含まれるように、直接は為替相場に手出しが出来ない米国政府が強いドル政策をすすめ、外貨を集める手段はまだまだ存在していると言う事を思い出させてくれました。今回のイエレン女史による「弱気なドル政策への言及と超長期国債の発行意欲」と言う組み合わせは、私としては、投資決定権を持つ人たちの関心を引くためには強いメッセージになったと思います。


 

昨日深夜24時、カナダ中銀のカナダ銀行が政策金利と今後の金融政策を発表しました。政策金利は事前の市場予想通り従来の +0.25%を据え置きとなり、

カナダ銀行(中央銀行)
01/20 2400JST
現状 市場予想 結果
翌日物金利誘導目標
(政策金利)
0.25% 0.25% 0.25%

金融政策の方針についても特に目立った変更はありませんでしたが、

jp.reuters.com

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新型コロナウイルスのワクチン効果による国内外の景気回復が早まるとの見通しを示した事や、声明文に「米ドルの弱さに言及した文言」があった事などから対米ドルを中心にしてカナダドル買われ大ブレーク⇩

カナダ銀行の発表が深夜24時と言う事で、ちょうどニューヨークオプションカット時間も重なってる事から動きやすい時間ではあったんですが、なぜか円や豪ドル、NZドルなどが目立って釣られ高となり、他の通貨に対しても総じて米ドル売りとなる展開に発展しました。


 

あと、市場には影響がほとんど無いような指標の話しなんですが、昨日中国の対外直接投資と言う指標が発表になりました。

中国 年初来(1-12月)
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対外直接投資
(前比)
 +6.3%  +6.2%

この指標、先週からずっと「今日こそは発表されるか?」と思いながら、毎日毎日発表が先送りされていた指標でして、ついに昨日発表されたんです。が、なぜか、12月度の単月数値は発表されず、1月から12月までの年初来の数字だけポツっと発表されました。この+6.2%と言うのは人民元建てですので、米ドル建てですと前年比 +4.5%増となってます。

jp.reuters.com

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中国の指標発表は、事前に決めた日時に決めた通りの指標を発表してもらえないですかね?(笑)。⇦ 本当は笑い事じゃない。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

中国人民銀行(中央銀行)
(PBOC)

01/20 1030JST
現状 市場予想 結果
短期(1年)ローンプライムレート
(事実上の政策金利)
3.85% 3.85% 3.85%
長期(5年)ローンプライムレート 4.65% 4.65% 4.65%
カナダ銀行(中央銀行)
01/20 2400JST
現状 市場予想 結果
翌日物金利誘導目標
(政策金利)
0.25% 0.25% 0.25%

 

米国11月
0600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対米証券投資   -111億ドル
  -104億ドル
 +2141億ドル
対米証券投資(短期債除く)  +519億ドル +1492億ドル

───── ニューヨーク時間終了 ─────

オーストラリア1月
0830JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者信頼感指数 +112.0 +107.0
消費者信頼感指数(前比) +4.1%  -4.5%
中国 年初来(1-12月)
1000JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
対外直接投資
(前比)
 +6.3%  +6.2%
日本国12月
1400JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
コンビニエンスストア売上高
全店(前比)
 -2.0%  -3.3%
コンビニエンスストア売上高
既存店(前比)
 -2.2%  -4.0%
日本国2020年
1400JST
前回値
2019年(速報値)
結果
2020年(速報値)
コンビニエンスストア売上高
全店(前比)
+1.7%  -4.5%
コンビニエンスストア売上高
既存店(前比)
+0.4%  -4.7%
英国12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数
(前比)
 -0.1% +0.2% +0.3%
消費者物価指数
(前比)
+0.3% +0.5% +0.6%
消費者物価指数コア
(前比)
 -0.1% +0.2% +0.3%
消費者物価指数コア
(前比)
+1.1% +1.3% +1.4%
英国12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
小売物価指数 293.5 295.3 295.4
小売物価指数
(前比)
 -0.3% +0.5% +0.6%
小売物価指数
(前比)
+0.9% +1.2% +1.2%
小売物価指数コア
(前比)
 -0.3% +0.6% +0.6%
小売物価指数コア
(前比)
+1.1% +1.3% +1.4%
英国12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数
(前比)
+0.3%
+0.2%
+0.2% +0.3%
生産者物価指数
(前比)
 -0.6%
 -0.8%
 -0.6%  -0.4%
英国12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数コア
(前比)
+0.1%
  0.0%
+0.1%
生産者物価指数コア
(前比)
+1.0%
+0.9%
+1.2%
ドイツ12月
1600JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
生産者物価指数(前比) +0.2% +0.3% +0.8%
生産者物価指数(前比)  -0.5%  -0.3% +0.2%
ユーロ圏12月
1900JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.3% +0.3% +0.3%
消費者物価指数(前比)
HICP(EU基準)・確定値
 -0.3%  -0.3%  -0.3%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.3% +0.3% +0.3%
消費者物価指数コア(前比)
HICP(EU基準)・確定値
+0.4% +0.4% +0.4%
カナダ12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
消費者物価指数(前比) +0.1%   0.0%  -0.2%
消費者物価指数(前比) +1.0% +1.0% +0.7%
消費者物価指数コア(前比) +0.2%   0.0%  -0.4%
消費者物価指数コア(前比) +1.5% +1.5% +1.5%

 


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