FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2021/01/14 戦績

 2021/01/14 木曜日 戦績

USDJPY         +81,900円

EURUSD         +96,104円

GBPUSD        +120,442円

AUDUSD         +17,653円

NZDUSD         +22,372円

USDCAD         +53,316円

USDCHF         +69,447円

EURJPY        +136,200円

GBPJPY        +161,300円

AUDJPY         +30,600円

NZDJPY         +28,100円

CADJPY         +65,500円

CHFJPY         +36,900円

EURGBP         +21,446円

EURCHF         +28,139円

TOTAL         +969,419円

 

週間戦績(当週)

TOTAL       +3,471,204円

 

月間戦績(1月)

TOTAL       +8,465,053円

 

年間戦績(2021年)

TOTAL       +8,465,053円

 

累計戦績(令和になってから)

TOTAL     +633,715,459円

 

累計戦績(専業になってから)

TOTAL   +2,013,715,474円

 

昨日、東京前場が終わる午前11時半のちょっと前の事です。ドルが突然急騰しまして、一体なんの事やら?と思ったら、こちら⇩

www.bloomberg.co.jp

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CNNがテレビ伝えたらしいんですが、一応CNNの元記事っぽいのもこちら⇩

edition.cnn.com

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このニュースで随分とドルが買われまして⇩

正直言って、うん中々いいタイミングでした。

それにしても、お金バンバン撒く事で「USA!USA!」となるわけでして、これが日本でしたら「バラマキ」やら「赤字国債」やらのタイトルが真っ先に報道で出てくる事でしょう。確かにアメリカの方が日本に比べ、財政赤字が拡大したところで財政収支的にはドルが基軸通貨である分有利ではあります。ドル刷ったら海外から吸収できますから。

ただ、日本も円刷って海外から吸収するのと同じ効果がある、国債発行したら絶対に買うって約束してる外資系金融機関が大量におります。国債発行したら絶対に買うって約束、それを「プライマリー・ディーラー制度」と言いまして、財務省から特別な権利を与えられる代わりに、国債発行時に必ず発行予定額の5%以上を応札しなければなりません。「外国が国債を買ってくれるかどうか分からない」これが基軸通貨では無い通貨発券国の弱い部分ですが、強制力のあるプライマリーディーラー制度は保険として確実に機能します。もしプライマリーディーラーを放棄して逃げる外資が出てきたとしたら、そん時は日本自体が見限られた時で、未曾有のインフレと円安に襲われ、国債償還するのが楽になる事でしょう(笑)。

そんな感じでして、日本も「バラマキ」やら「赤字国債」やら騒いで無いで、出す時に出しておきませんと、守れるモノも守れなくなってしまいます。そこんとこ、菅首相には是非頑張ってもらいたいと思うところです。 


 

昨日午後9時半、欧州中央銀行ECBが前回12月9-10日に開催しました金融政策理事会の議事要旨を公開しました。今回は「為替に言及あるぞ~」と分かっていたため、議事要旨公開前からユーロ売りが見受けられました。

実際に議事要旨が公開されますと⇩

Concerns were voiced over risks related to developments in the exchange rate that might have negative consequences for the inflation outlook.
インフレ見通しに悪影響を及ぼす可能性がある、為替レートの動向に関連するリスクを懸念する声が聞かれた。

当初は「思ったほど強い懸念では無かった」との判断だったのか一旦はユーロ売りが収ましました。

その後少し経ってからのユーロ売り再燃については、議事要旨の内容に「チーフエコノミストであるレーン理事の提案が反対された」箇所があり、それが引き金になったようです。内容的には、当初レーン理事は「TLTROで銀行が借り入れられる総額を適格ローン残高の60%まで引き上げる」ように提案したようなんですが、それが他の理事からの反対で55%までになったようです。

ユーロ売りとなったのは、その5%の問題よりも、ECBの金融政策理事会でチーフエコノミストの提案に反対があった事が非常に珍しく、通常なら事前に調整されて理事会に臨むところ、調整できなかった事実に驚きがあったようです。

ECB's Lane faced rare pushback against latest stimulus package
ECBレーン氏、景気刺激策に対する珍しい反発に驚き

www.reuters.com

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どうも⇧これ説明するのが面倒だったのか、FX関連のニュースではユーロ売りは全部「ECBのユーロ高懸念」だった事なってましたけど(笑)。


 

昨日午後10時半に発表になりました、アメリカの1月9日現在の週次新規失業保険申請件数なんですが、また盛り返してきてしまってまして、新規失業保険申請者=新規の失業者が増えてしまってきているようです。

米国 週次
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  78.4万件
 78.7万件
 78.0万件  96.5万件
失業保険継続受給件数  507.2万件  500.0万件  527.1万件

ちなみに下段の継続受給者は1週前1月2日現在の数字なんですが、こちらもやはり増加しております。外国為替市場では特に反応が無かったのですが、事前の市場予想数値は別にして、「やっぱりな~」と言ったところなんでしょうか。だったら市場予想って・・・・・・(笑)。


 

いつもと同じように、昨日の指標結果を貼っておきます。

ニュージーランド11月
0645JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数(前比) +8.8% +1.2%

───── ニューヨーク時間終了 ─────

日本国11月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
機械受注(前比) +17.1% -6.2% +1.5%
機械受注(前比) +2.8% -15.4% -11.3%
日本国12月
0850JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
企業物価指数(前比)  -0.1%
  0.0%
+0.2% +0.5%
企業物価指数(前比)  -2.3%
 -2.2%
 -2.2%  -2.0%
英国12月
0901JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
RICS住宅価格指数
(前比)
+66 +62 +65
オーストラリア11月
0930JST
前回値
(速報値)
市場予想
(中心値)
結果
住宅建設許可件数
確定値(前比)
 +2.6%  +2.6%
住宅建設許可件数
確定値(前比)
+15.0% +15.0%
中国12月
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(人民元) +5071.0億CNY +4578.0億CNY +5168.1億CNY
中国12月
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
貿易収支(米ドル) +754.0億ドル
+754.2億ドル
+720.0億ドル +781.7億ドル
中国12月
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸出額(人民元建て)
(前比)
+14.9%  +7.1% +10.9%
輸入額(人民元建て)
(前比)
  -0.8%  +0.1%   -0.2%
中国12月
1100JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸出額(米ドル建て)
(前比)
+21.1% +15.0% +18.1%
輸入額(米ドル建て)
(前比)
 +4.5%  +5.7%  +6.5%
ドイツ2020年
1800JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
年間国内総生産(GDP)
(前比)
+0.6%  -5.2%  -5.0%
米国12月
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
輸入物価指数(前比) +0.2%
+0.1%
+0.7% +0.9%
輸入物価指数(前比)  -1.0%  -0.8%  -0.3%
輸出物価指数(前比) +0.7%
+0.6%
+0.6% +1.1%
輸出物価指数(前比)  -1.1%  -1.0% +0.2%
米国 週次
2230JST
前回値 市場予想
(中心値)
結果
新規失業保険申請件数  78.4万件
 78.7万件
 78.0万件  96.5万件
失業保険継続受給件数  507.2万件  500.0万件  527.1万件

 


=別表= 米国 EIA週間天然ガス在庫集計

米国 EIA週間天然ガス在庫集計
(01/08分)

2430JST
前回値 市場予想 結果
天然ガス在庫(前比) -130Bcf -129Bcf -134Bcf

 


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