FX専業 フォレックスマーケット日々の市況

FXシステムトレードでの戦績(成績)の公表や、為替・金融市場での出来事を紹介したり講評したり。⇦ でしたが、指標や市況をお伝えする感じに変更となりました。

2020/12/31 大晦日

この記事は、本日2回目の更新です。本日1回目の記事⇩

fxse.hatenablog.jp

 

今年も残すところ、あと数時間となりました。

本年はアメリカ合衆国大統領選挙や英国のEU離脱に関する通商交渉など、もともと多くの政治的なイベントがあった年でして、金融市場全般が大きく動くであろうと思われていた年でした。ところが、昨年2019年末から急速に中国から世界中に広がり始めた新型コロナウイルスによる影響で、大番狂わせなんてレベルではない、いまだかつて誰も予想も想像もした事が無い大混乱へと突入させられたわけです。

ダウが2月下旬の2万9千ドル越えから1ヶ月せずに1万9千ドル割れまで1,000ドル近く下落し⇩

www.nikkei.com

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外国為替市場も「3月の乱」と言えるような、ドル円で112円から101円台まで3週間ほどで下落するという事態が発生しました。その後、株式市場は世界的に回復し、外国為替市場は急速に下落前の価格まで戻った後に「基本ドル売り」と言う、「金利の高い通貨が売られる」教科書通りの状況になって行きました。


⇧3月以降、ハードカレンシー全てがドル売りの流れ 

もっとも、今年最大のネタ枠出来事としては、「現実」と「マネーゲーム」両世界の混乱を一手に引き受けてしまった「原油価格マイナス下落」でしょう⇩

www.bloomberg.co.jp

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誰が「原油買ったら、一緒にお金も貰えたでござる」なんて事が発生すると事前に予想できたでしょう。マイナス金利と同じように「先物のマイナス価格も理論的にはありえる」とは言え、マクロ経済の方が重要な金利と違いそのほとんどをミクロ経済に依存する先物取引で、まさかマイナス価格を見る事になるとは、私としては想像を越えた事態でした。

ただ、何があっても「終わらない」「終わる事ができない」のが金融市場でして、仮にダウが1ドルになろうと、仮にドル円がマイナスになろうと、それでも粛々と動き続けるでしょう。もっと細かい個人レベルのミクロな事で見ても、どんなに資金ぶっ飛ばしても、また最初の1万円からやり直しができるのが金融市場です。私もその昔、随分と派手にぶっ飛ばした事がありますし(笑)。

皆さんは、今年1年の取引はどうでしたか?「非常に良かった」と言う方と、「もうチャートなんて見たくない」と言う方、どちらか極端な年だったのでは無いでしょうか?⇦ ワラエナイ

非常に良かった方は、その取引が来年も続きますように。チャートなんて見たくない方は、新年になったら気持ちを新たにできますように。

来年の高ボラを祈りまして、久しぶりに例の画像を貼っておきたいと思います⇩

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また、来年もお付き合いのほど、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 


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